吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

五十年ぶりのイトコ会

2009年11月04日 | Weblog
 先日亡くなった沼田の叔母さんの墓参りに行かないという妹からのメールが、ほぼ50年ぶりのイトコたちの集まりになった。母方(横浜)の従兄弟(従姉妹)たちとの思い出は、ずっと昔のことしかなかった。父方の故郷で少年期を過ごしたこともあって、母方のヨコハマの叔父叔母イトコたちとの交流はほとんどなかったからだ。

 母と伯母は二人姉妹なのだが、ふたりが3歳1歳の時すでに実の父母はこの世にいなかった。関東大震災が幼子二人を残し、父母を奪ったのだ。別々の叔父伯母に別々に育てられた母や伯母には、血のつながりではない兄弟姉妹がいたこともあり、ヨコハマ地域にはイトコが多い。

 2009年10月31日(土)、わたしを含め6人のイトコたちが東急線・白楽駅でおち合った。亡くなった叔母の一番下(実際は下から3番目)の息子のコウちゃんの案内で、白幡は山の上のお寺のお墓に参った。神奈川は亀住町の叔母の家で遊んだ自分の少年期と今日のコウちゃんを想い出した。茨城の田舎から遊びに来ては往復の交通費以上のお小遣いをもらったオバちゃんを思い出した。

 そんなオシャベリをしながら六角橋か白楽かハテナのコウちゃん予約の寿司屋さんに着いた。50年ぶりのイトコ会が始まった。コウちゃんの一番上のオネェさんのミッちゃんや母方の二人の従姉妹にわたしの妹の6人のオシャベリ会になった。やたらなつかしい昔話ばかりになったが、楽しい一日に癒された。

 このつぎは、ほぼこの倍ぐらいの人数になるイトコ会にしようよ、などと暗黙の約束をし、日吉の妹宅を経由して帰路に着いた。
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