シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

んなわけないわな。タレ→低体温・冬眠

2006-12-20 | 巷のニュース

神戸市の六甲山で10月に遭難し、24日ぶりに救助された打越さんが19日、奇跡的な回復力を見せて病院を退院した。良かったですね。

当初は、持っていた焼き肉のたれと水で飢えをしのいでいたとも伝えられたが、やっぱ、そんなことは無いわな。
意識があった2日間はタレをなめることもあったそうだが、その後は、意識を失ったまま20日以上も飲まず食わず。
意識のあった2日間のことを話したら、話が大きくなったんだろうな。

搬送時の打越さんは、やせこけて骨が浮かび上がり、体温が22度まで下がっていた。低体温で意識がなく、脳が冬眠するような状態で、脳組織が壊されなかったことが回復につながったという…。

この時の体温の計り方が書いてなかったので分からないが、低体温症の場合は直腸温などの中心体温を計るそうなので、多分そうかな。
この温度が31~30度になると錯乱状態。支離滅裂に。
 30~28度では半昏睡状態。瞳孔散大。
 28~25度では昏睡状態。心室細動。
 25度以下では腱反射消失。仮死状態。
 20度以下になると脳波消失。心停止。
体温が低くなるほど、死亡のリスクは増大し、体温が31℃を下回ると死に至るおそれがある。死亡例の大半は体温が28℃を下回った場合という。

なので、今回はまさに「奇跡の生還」ですな。
人間の生命力もたいしたものです。


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