見沼自然公園内には、2基の鉄塔があった。
コンクリートの高い柱状の基礎の上に鉄塔が乗っている、(私にとっては)珍しい鉄塔だ。
◆東側の鉄塔
この鉄塔は、「直線鉄塔(隣接する鉄塔が直線状に並んでいるもの)」と呼ばれるタイプ。構造材は山型鋼を使っている。(下から見ると)てっぺんの方まで見える鋼材がキレイな模様を描く。
◆西側の鉄塔
背の高いコンクリートの基礎柱に、さらにコンクリートの梁でがっしりしている。
この鉄塔は、「角度鉄塔(送電線がその場所で折れ曲がって配置されているもの」で、下から見るとよく分かる(右から上へ)。
こちらの構造材は、鋼管が使われているが、山型鋼に比べて鋼管の方が高い強度が得られるとされるので、角度鉄塔にかかる大きなテンションに耐えるためなのだろう。
下から見ると、鋼管の方がスッキリしているように見えるのだが、上部は途中の足場(?)のため見えない。
そのため、真下から横に移動して上部を見たら・・・ゴツイ!細かい!
この鉄塔(の基礎部分)、どこかで見たことがあるな~と考えたら、TVドラマ「Q10」で見たものと同じだ。
何故、このように基礎を高くするのか?通常は、湿地?水害対策?等考えられるけど、ここはそうでもない(ように見える)。でも、見沼代用水が高い位置にあるから…かな。
いずれにしても、通常は鉄柵で囲まれているので近寄れないが、このようなタイプは真下の通行もできるし、目線での眺めも良いので◎だと思う。
>見事な鉄塔写真。
ありがとうございます。天気で良かった!
最近思うのですが、鉄塔はよく見ますけど、実は知らないことばかりです。建築美もあります。ひかれますね~。
癒されるなぁ。
最近、鉄塔フェチになりつつあります。