草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本浪漫派の精神でサヨクとアメリカニズムを打倒しよう!

2013年05月29日 | 思想家

 

本の装丁は棟方志功

 死守すべき日本を考えるにあたって、学ぶべきは日本浪漫派である。戦後断罪された彼らの功績を、もう一度再評価すべきだろう。それはある時代の若者を魅了したからではない。私たちに訴える思想があるからだ。日本の敗戦によって、我が国の文化はすべて否定されたわけではない。簡単に根絶やしにされるほどやわではない。大東亜戦争に突入する直前に保田輿重郎が書いた『近代の終焉』は、現在も色褪せていない。「近代という名目で現代を害している思想の諸傾向を清掃排除せんとするものである」との冒頭の弁は、平成の世にあっても通用する。とくに保田は危機の時代にあって「肇国の精神とその傳統を明らかにするとことにあると我らは考へて来た」と書いている。そこでの論理は簡単明瞭だ。明治維新を成し遂げた者たちは、「黒船来襲の危機の中で、異常の決意をもってまず国内維新を断行したのである。国の大義を正しくすることが、国難打開の根底と考へついたのである」。そのことに思いを致すことが、今求められているのではないか。それは保田が述べているように、賢しらなインテりとは一線を画することだ。日本浪漫派が風靡した時代は、マルクス主義が敗退した後、日本人の情念が爆発して国を動かした。日本浪漫派の民族の叫びを、私たちは取り戻すべきなのである。いうまでもなくそれは、サヨクとアメリカニズムを打倒することだ。

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共産党幹部が特権階級化している独裁国家中共!

2013年05月29日 | 思想家

 中共が深刻な事態を迎えているようだ。産経新聞によると、中国共産党の中央規律検査委員会が近く、党幹部が海外に子弟を留学させている場合、留学終了後一年以内に帰国させることを義務付けると報道した。28日付の香港紙の記事として伝えたもので、特権階級化している党幹部への批判が強まっていることを、かわす狙いがあるとみられる。帰国させなかった場合には、人事で処分されることになる。しかし、そんな小手先のことをしても、自分たちだけがいい思いをしている事実をはぐらかすことは、もはやできないだろう。いくら幻想でしかなかったにせよ、中共は一時期は日本の新左翼にも、一定程度の影響力を持っていた。崩壊前のソ連を修正主義と攻撃していたのである。労働をする者を尊び、インテリを吊るし挙げたこともあった。結果的には権力闘争に利用されたとしても、ある種それは新鮮であった。ところが今はどうだろう。党幹部が海外に不正蓄財をして、大金持ちになっている。それでいて、現在もなお労働者の国家を名乗っているのである。体制が崩壊するのは時間の問題ではないだろうか。その危機を乗り切るために、あえて日本などへ軍事的挑発を仕掛けてきているのだ。毛沢東は貧農を組織化し、革命を成就したが、それは共産主義と呼ぶにはあまりにも貧しかった。それで無理をして近代化を進めた結果、道徳も倫理も手放してしまったのだが、孔子や孟子を生んだ国が、このままでいるわけはないだろう。

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