日本保守党をやめる人が相次いでいる。ユーチューブで河村たかし共同代表は「政党交付金がまだ自分のところに降りてきていない」と苦言を呈している。党としてのガバナンスが素人以下なのである。
にもかかわらず、日本保守党は飯山陽さん叩きに血眼になっている。国政政党たるものが、言論で反論できず、法的手段に出るということは、前代未聞のことではないだろうか。
石破を総理総裁にした自民党を徹底的に批判すれば、保守層を取り込むことができたのに、それもしないで保守系言論人とケンカをしている。これでは党勢拡大などまず無理である。
優秀なスタッフを集め、それなりの金をかけなければ、政党を維持することなど無理なのである。金儲けで政治をして成功するわけはないのである。原敬も田中角栄もそれなりに金は使った。原敬などが井戸塀政治家の典型であった。
三島由紀夫は私財を投げ打って楯の会を結成し、「論争ジャーナル」を発行するにあたっての資金提供を惜しまなかった。下手な金を貰うことを潔しとしなかったのだ。国を憂うる者たちは純粋でなければならない。国体を守るには無私の精神がなければならず、百田氏や有本氏からはそれが感じられないのである。