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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本保守党に国体を語る資格はない

2025年03月29日 | 日本保守党
 日本保守党をやめる人が相次いでいる。ユーチューブで河村たかし共同代表は「政党交付金がまだ自分のところに降りてきていない」と苦言を呈している。党としてのガバナンスが素人以下なのである。
 にもかかわらず、日本保守党は飯山陽さん叩きに血眼になっている。国政政党たるものが、言論で反論できず、法的手段に出るということは、前代未聞のことではないだろうか。
 石破を総理総裁にした自民党を徹底的に批判すれば、保守層を取り込むことができたのに、それもしないで保守系言論人とケンカをしている。これでは党勢拡大などまず無理である。
 優秀なスタッフを集め、それなりの金をかけなければ、政党を維持することなど無理なのである。金儲けで政治をして成功するわけはないのである。原敬も田中角栄もそれなりに金は使った。原敬などが井戸塀政治家の典型であった。
 三島由紀夫は私財を投げ打って楯の会を結成し、「論争ジャーナル」を発行するにあたっての資金提供を惜しまなかった。下手な金を貰うことを潔しとしなかったのだ。国を憂うる者たちは純粋でなければならない。国体を守るには無私の精神がなければならず、百田氏や有本氏からはそれが感じられないのである。
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物書きの最低の礼儀は参考文献を記すことだ

2025年03月23日 | 日本保守党
 パスカルの『パンセ』(由木康訳)に「わたしの本、わたしの注解、私の物語、等々」と公言する人々を揶揄した文章がある。いかなる本であっても「普通それらのうちには、かれら自身の者よりも他人の物がいっそう多くはいっているから」である。
 当たり前のことではあるが、できるだけ先に研究している人がいれば、その名前と文献を記さなければならない。引用させてもらって、その上で自分の考えを付け足せばいいのだ。小説であれば別だが、それが最低限の礼儀であるからだ。
 昨日のデイリーWiLL でノンフィクション作家の河添恵子氏が日本保守党の有本香氏に「WiLL2011月1月号の有本さんの北海道の土地買収記事が週刊文春2010年7月15日号の自分の記事の内容に相当似ているが小野寺氏には有本さんは北海道には来なかったと聞いてる。北海道に行って取材したのか」と公開質問をした。
 河添氏が先に世に知らしめたことは明らかであり、それを参考にしたならば、正直に書けばいいのである。百田尚樹氏の『日本国紀』が出版されたときに、会津に関する間違いと、参考文献が載っていないことへの不満を表明したらば、百田氏からXのフォローを解除された。盗作疑惑は後を絶たないが、最終的には物書きとしての良心の問題ではないだろうか。
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飯山さんと日本保守党の対決は法廷で決着へ

2025年03月08日 | 日本保守党
 やはり予想した通りで、日本保守党支持者の一部は飯山さんを集団で訴えるようです。フェイスブックの友達になっている皆さんは、それには関与しない方がいいと思います。
 そうした動きに対して、飯山さん擁護派の動きも活発で「Law@ちっこいウジ虫」さんのXでは、訴えた人が「共謀共同正犯や訴訟詐欺などの刑事責任が問われるリスクも考えられます」と書いています。飯山さんの裁判のためにカンパした金を返せということが、法律的にどうかという問題です。
「なるほど」さんのユーチューブでは、飯山さんに対して「濫訴」に反撃することを呼び掛けています。「濫訴」とは「むやみに訴訟を起こすこと」です。それが嫌がらせで不法行為と認定されれば、逆に損害賠償の請求が可能となります。今は静観して成り行きを見守るしかないでしょう。
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日本保守党支持者の言論弾圧は看過できない

2025年03月05日 | 日本保守党
 日本保守党は、自分で自分の首を絞めている。それでも信者と呼ばれる人たちが逃げ出さないのは、もはや意地になっているからだろう。それにしても、漫才でもないのに、百田、有本両氏が掛け合いで、人の悪口を言っているだけの動画を見る意味があるのだろうか。
 さらに、信者が寄ってたかって、日本保守党を批判する意見を封じようとするというのは、明らかに言論であり、断じて容認することはできない。飯山さんの反証に対して、何ら反論もできず、罵倒する者たちを、このまま放置して置くことはできない。
 飯山さん維持のユーチューバーの方が、ここまでくると「一網打尽にしたい」と述べていたが、それは大方のネット民の代弁であると思う。元反社の人を登場させたり、抜刀したりのやりたい放題も、これから裁かれることになるのではないか。それが言論か、法かは別にして、天がとんでもない行状を許すわけがないからである。
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ネットでの「暴言」で百田、有本氏が窮地に?

2025年03月04日 | 日本保守党
「Colonel SHUN@テキサス親父日本事務局」のXが「百円、墓穴掘ったな。これは完全な自殺行為だな。藤岡さんらが作り、現在も副会長を務める『新しい歴史教科書をつくる会』の会長は弁護士で、理事にも他に2名の弁護士がいるんだがなぁ。刑事、民事、両方でやられる可能性大だな。国政政党の党首逮捕!とかなりかねないな」と書いた。
 藤岡先生のグループが先鞭を切って、日本保守党の百田、有本両氏らに反撃を開始するようだ。これまでは百田氏らが飯山氏らを訴えると脅かしていたが、ここにきて状況は一変しつつある。
 とくに、ここ2、3日の百田、有本両氏の発言は目に余るものがあった。飯山氏や藤岡先生ばかりではなく、あらゆる人たちを攻撃している。文藝春秋、HANADA、WILLまでこき下ろしている。
 自由な言論は認められなければならないが、あくまでも事実に基づく議論でなければならない。飯山氏らが討論を呼びかけているにもかかわらず、そこからは逃げ、さらに、質問にも答えず、レッテル貼りの誹謗中傷に徹する。あまりにも異常な事態である。それを支持する人がいるのが不思議でならない。
 証拠は全て揃っている。何らかの処置を講じるべきだというネット民が多数派になった。事態は大きく動きつつあり、ここまでくれば、法的に決着を付けるしかないのだろう。
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日本保守党は討論から逃げてはならない

2025年03月01日 | 日本保守党
 飯山陽さんが日本保守党のガバナンスや政策を問題視することに対して、百田氏や有本氏が討論に応じないという対応は、国政政党のやるべきことではない。
 いかに新興政党とはいえ、左翼の独善性を批判してきた保守の立場に立脚すれば、飯山さんを擁護するのは当然の成り行きである。お互いに議論をたたかわせることによってのみ、私たちは真理に近づくことができるのである。
 ジョン・スチュワート・ミルは、自由な言論を抑圧する最悪の行為は「反対意見を抱いている人々に不正で不道徳な人物という烙印を押すことである」(『自由論』塩尻公明、木村健康約)と書いている。批判者として、飯山さんに対する人格攻撃はあまりにも異常である。百田氏や有本氏は、保守系雑誌が紙面を提供すると言っているわけだから、堂々と反論をすればよいのである。
 ミルは言論の自由の意義を四つの観点から説いている。①絶対無謬性などありえない②沈黙された意見にも真理の一部分が包含されている③自分たちの教説の合理的根拠を理解することができる④真理とされる教説が単なる信条告発となるーからなのである。
 他者を説得しようとすることで、見えないものが見えてくるのである。そこから逃亡し、反対者を抹殺しようとする政治党派は、右であれ、左であれ、断じて容認することはできないのである。
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西郷や松陰の精神と相容れないのがビジネス保守だ

2025年02月25日 | 日本保守党
 西郷隆盛は「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るもの也。此の始末に困る人ならでは、艱難を取ものして国家の大業は成し得られぬなり」(『南洲遺訓』)と述べています。
 しかし、日本保守党に代表されるビジネス保守と呼ばれる人たちは、金儲けに奔走し、それが正しいことであるかのように勘違いしています。金しか頭になければ、それで言論が左右されてしまいます。さらに、社会的な地位を目の前にぶら下げられると、それに飛び付きたくなってしまうのです。損得勘定で判断するからです。
 もっとも重要なことは、命を捨てる覚悟があるかどうかです。それは極論ではありますが、自分の言葉に責任を持つということです。
 保守が結束して戦後レジームからの脱却を目指すべきときに、ビジネス保守に振り回されてはなりません。犬笛で人々を扇動するような者たちを許してはなりません。
 西郷と同じように、吉田松陰も「僕と所見違ふなり。その分れる所は僕は忠義をする積り、諸友は功業をます積り」との書簡を残しています。ビジネス保守は笑止千万で本来であれば相手にする必要もないのですが、本物の保守でないことを天に示す意味でも、彼らを批判することをためらってはならないと思います。
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日本保守党の経済政策はれいわ新選組と大差なし

2025年02月19日 | 日本保守党
 日本保守党の主張はれいわ新選組とほぼ同じである。LGBT法案の廃止や憲法改正などについて触れていない。メインは「食料品の消費税ゼロ」である。あくまでもスローガンでしかなく、どのようにすれば実現するかが示されていない。違いは再エネ賦課金の廃止だけである。
 数理経済学者の高橋洋一氏のアドバイスを受けたのだろうか。具体性がないのには驚くばかりである。減税日本と組むためには、この程度の政策で満足するしかないのだろうか。
 政治は合意の形成であり、まずできることは増税を阻止し、国民の負担率を少しでも減らすことだ。そのためにも、日本銀行が行った政策金利の利上げは、アベノミクスの否定であり、インフレを口実にした誤った政策である。それが雇用に悪影響を及ぼすことが危惧されているからだ。
 インフレが悪だという短絡的思考は、とんでもない間違いである。2%から3%の値上がりであれば、経済の成長にはプラスに働くのである。日本保守党のスローガン政治は、あまりにも大衆に媚びている。こんなビラで参議院選挙で勝てるわけはないのである。
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日本保守党は地道な組織づくりをすべきだった

2025年02月16日 | 日本保守党
 日本保守党はもはや四面楚歌状態であるが、何のことはない、やるべきことをしてこなかったから、それで立つ瀬がなくなったのである。結党したのはいいだろう。党員集めもいいだろう。党としての組織づくりに専念し、金がかかってもスタッフを揃えるべきだった。せいぜい20人もいれば、それなりに対応できたはずだ。
 飯山陽さんが口火を切った領収書の問題も、そんな難しいことではなかったと思う。大口のカンパに応じてくれた人たちは、人数が限られており、親身に対応すればよかったのである。党員に対するケアも、ネットを通じてではなく、年何回の機関紙の発行で、ある程度メリットを与えられたはずである。
 百田氏や有本氏は、朝8に専念するのではなく、地方回りをして、全国各地に拠点をつくるのに努力すべきであった。集まった党費は有効に活用すれば、どんどん党員の輪が広がったのである。
 ネットを中心に政治活動をすれば、再生回数などにこだわってしまう。さらに、公私のけじめがつかなくなる。うまくやっていれば、党の支持率は国民民主党と並ぶくらいになっただろう。そうならなかったのは組織作りに失敗したからである。このままでは党の存続は難しいだろう。地道に活動をする気がないわけだから、将来の展望などあるわけがないのである。
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ネットリンチをやめない日本保守党は孤立していくだけだ

2025年02月14日 | 日本保守党
 飯山陽さんを病人扱いにする日本保守党関係者のXは、名誉棄損の疑いが強い。飯山さんは事実に基づいて批判しているのに、何一つ答えられず、勝手に病名までつけて罵倒しているのである。それを受けて連日騒ぎ立てている人たちも、まさしく同罪ではないだろうか。
 自分を守るためにも、飯山さんには法的対抗処置を取ってもらいたい。何をしても許されると思っているのは、甚だしい勘違いである。とくに心が病んでいるかのような言い方をして、この社会から特定の個人をスポイルするというやり方は、スターリニズムやナチスの手口と一緒である。
 それにしても、有本氏のXを読むとあまりにも嘘が多い。苦言を呈する人は日本保守党にはいないのだろうか。このままでは日々信用を失うだけだろう。
 日本保守党のそうした体質は、ネット民からも違和感を持たれているが、飯山さんはもはや一人ではない。圧倒的なネット民が付いている。恐れる必要はないのである。
 後は、飯山さんの判断一つなのである。やるやる詐欺の日本保守党とは違って、ガツンとやるしかないからである。
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