草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

来年こそ国家としての日本を取り戻す第一歩にしなくては!

2016年12月31日 | 祖国日本を救う運動

今年も激動の連続であったが、日本は今大きな岐路にさしかかっている。多くの日本人はそれに気づかずに、激流に身を任せているのが実情だ。政治的には自民党が多数派を形成してはいるが、それすらも砂上の楼閣に過ぎない。混沌としたなかにあって、私たちは日本を取り戻さなくてはならない▼私のコラムはあくまでも断片的なメモ書きのレベルである。それでも少しは考える材料になれば、と願っている。マルクスを絶対視した時代はとっくの昔に終わった。反証されれば理論は通用しないのである。カール・ポッパーやマックス・ヴェーバーに立脚して政治を語らなければならない▼自分たちに都合よく解釈する政治的ロマン主義は、未だに日本では大きな力を持っているが、それは現実無視のドンキホーテでしかない。かえって悲劇をもたらすだけだ。共産党ですら中共の脅威を認めざるを得なくなっており、平和を声高に訴えるだけでは、世の中は動かないのである▼来年は今年以上に激動の年になる。引き続き私は、いかなる政治運動とも無縁な立場で、孤立を恐れずに発言したいと思っている。日本が国家たり得ないことで、絶望に突き落とされるのであれば、ここは這い上がって祖国を再建しなくてはならない。それを成し遂げなくては、日本の存続すらも危ういのである。日本人は日本人であることを自覚すべきなのである。

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日本が提携すべきは中韓ではなくユーラシア周辺部の国々だ!

2016年12月31日 | 国際問題

平成28年も今日で終わりである。今後の日本が歩むべき進路は、ユーラシア中心部に位置する中共、韓国などよりも、その周辺部である国々との関係強化が急務である。それは大陸国家ではなく、海洋国家としての日本のアイデンティティーを再確認することでもある。梅棹忠夫が『文明の生態史観』において指摘したように、日本人がアジアよりもよヨーロッパに親しみを抱くのは、狂暴な独裁政治に与せず、緩やかな政治体制を維持し続けているからである▼戦後の日本の政治が恵まれていたのは、海洋国家として、アメリカとの間で利害が一致していたからである。大東亜戦争の勃発は、日米ともに支那大陸に深入りしたからである。日本は二度とそのときの過ちを繰り返すべきではないだろう。保守派は明治に玄洋社が誕生して以来、「アジアは一つ」の理想を掲げてきた。しかし、その夢は破れたのである。かえって中共や韓国による反日宣伝の道具にされている▼いかなる事態になろうとも、邦人救出を除けば、日本はユーラシア中心部への介入はすべきではないだろう。自らの領分として関係を強化すべき国々は、台湾や東南アジアである。日本の外交安全保障の基本は、あくまでもそこに置くべきなのである。中共などは日本のマスコミを通じて、ユーラシア周辺部への取り込みを策してくるだろうが、それを私たちは、断固撥ね付けなければならないのである。日本の自由と民主主義を守るためにも。

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奇々怪々な米中露の国際政治に日本は翻弄されてはならない!

2016年12月30日 | 国際問題

勝てるはずの大統領選挙で敗北したことは、アメリカの民主党にとっては、痛恨の出来事であったのだろう。ロシアが介入したというので、オバマ政権はあえて今の時機を選んで制裁措置を実施した。ロシアの情報機関の関係者とともに、アメリカに滞在中のロシア政府の当局者三十五人の国外退去を決定したのである▼次期大統領のトランプはプーチン大統領との間で友好関係を築こうとしており、それに先手を打った形だ。民主党の方だってクリントンを通じて中共とずぶずぶの関係なのである。民主主義にとっては、選挙で勝利することは至上命題である。そこに外国の勢力が介入することは、当然予想される事態である。ここにきてそうした泥試合をするようでは、アメリカも頼りにならない。日本のそのとばっちりを受けないように慎重に行動すべきだろう▼強権的な全体主義の方が民主主義よりも攻撃的である。あらゆる手を使ってくるロシアや中共に対抗するには、それなりの覚悟が求められる。日本も他人事ではない。マスコミの報道などをみていると、どこを向いているのか疑問に思うことが度々ある。かつて西尾幹二は「米中露の谷間におかれているがゆえに、日本が外交的にきりきり舞いさせられるという可能性もあるのです」(『確信の喪失』)と書いたことがある。それがまさしく現実のものとなろうとしているのだ。日本派の政治家しか日本の危機を救うことはできないのである。

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「死者に対する遺された者の情念の象徴」が靖国神社だ!

2016年12月30日 | 政局

靖国神社を悪の権化のように書くのは、日本人の思いを無視したとんでもない主張である。稲田朋美防衛相が昨日午前、靖国神社を参拝したが、これに対する読売新聞系列の日本テレビの報道が酷い。朝日新聞はそれこそ平常運転で、中共は韓国が反発していることを伝えているが、日本テレビの場合は手が込んでいて、与党関係者や防衛大臣経験者が批判している、と鬼の首でも取ったように騒いでいる▼読売新聞やその系列は、こと靖国神社となると目の敵にしたがる。それも与党の分断を画策するのだからとんでもない。靖国神社に祀られているのは「国靖かれ」と死んでいった人たちで、明治2年に創建されて以来、御祭神は二百四十六万柱を超えている▼石原慎太郎が書いているように「戦争における死者に対する遺された者の情念の象徴」(「永遠なる時間の輪の中で」)として靖国神社は存在するのである。かつて祖国のために戦った死者の思いを、我が思いとすることで、それが結果的には子孫にまで及ぶのである▼「今のこの時点で顔も名前もよく知らぬはるか以前の以前にこの世に在った先祖たちへの心遣い、つまり先祖への供養が、感謝を含めた私たちの誠意として伝わっていく」(「同」)ことで、過去現在未来が一つとなるのだ。それを否定することは、日本人としての根本的な国柄を破壊することなのである。

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国の補助で学校図書館に置かれても読む人もいない新聞を嗤う!

2016年12月29日 | マスコミ評

時代は変わったのである。手元に届いた時点で既に読む価値がないのが新聞である。ネットで検索すれば、今何が起きているが一目瞭然である。わざわざ購読する意味などないのである▼必要とされるのはローカルの部分であり、そこをカバーすればすむ問題である。全国紙、ブロック紙、県紙、郷土紙という区分けをすれば、あってもよいのは郷土紙ではないだろうか。身近な話題と死亡欄さえあれば、ちょっと遅れても役に立つ。それ以外は全てネットで十分なのである▼時代に逆行するかのように、政府は来年度から「学校図書館図書整備等5か年計画」で、公立学校の図書館に置く新聞を充実させるため、自治体に配分する地方交付税を5年間で150億円に倍増させることになった。小学校に一紙、中学校に二紙、高校に四紙置くように各自治体に促すのだという。今年7月から選挙権の年齢が18歳に引き下げられたこともあって、新聞を通じての教育効果を狙っているのだろう▼どこの学校でも、決まって朝日新聞なので、まったく別な論調の産経新聞をバックアップしたいのだろうか。そこまでしなくても、朝日新聞や毎日新聞の記事は、多くの国民が信用しなくなっている。嘘が次々と発覚しているからだ。とくに若い人はそれをネットを通じて知っており、新聞などどうでもいい代物なのである。

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安倍内閣の支持率が高いのは野党とマスコミが好い加減だからだ!

2016年12月28日 | マスコミ評

安倍内閣に言いたいことはたくさんある。それでも支持するしかないのは、まともな野党がいないからだ。その責任の大半はマスコミにある。二重国益の疑惑がある蓮舫をかばってみたり、誰が考えても通用しなくなっている憲法に固執したり、下手なプロパガンダにこだわるから、野党がそれに振り回されるのである。野党を駄目にしているのは、朝日新聞を始めとするマスコミなのである▼政策的にも今の自民党の方がリベラルなスタンスをとっており、次々と先取りしている。反対のための反対では、もはや太刀打ちできなくなっているのだ。その辺のことをまったくマスコミは報道していない▼朝日新聞の前田直人世論調査部長は「カジノ解禁法」や「年金改革関連法」などで、もっと自民党への風当たりが強まると考えていたようだが、見方が甘過ぎる。「カジノ解禁法」の審議を通じて話題になったのは、ギャンブル依存症であり、民進党を支持している在日のパチンコ屋が批判されたのである。「年金改革関連法案」にしても、対案が示せない野党では話にならない▼安倍内閣と勝負ができるのは、自民党より右の政党なのである。中共、韓国、北朝鮮といった国々が我が国に牙をむいてきている。さらに、本来の保守の基盤である地方からの反乱は、グローバリズムに待ったをかける政党でなくてはならならず、マスコミの思惑とは別に政治は動いているのである。

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秘書の責任にして逃げ切れると思っているガソリーヌ山尾を嗤う!

2016年12月27日 | 政局

最低の野党しかいないわけだから、安倍首相を叱咤激励するしかない。こんなことでは、日本の政治はお先真っ暗である。民進党の山尾志桜里がガソリン代の不正請求問題で、勝手にやったとされる秘書を訴えないとか。金を返してもらったからといって、それですむことではないだろう。泥棒をしても返せば許されるのだろうか▼暮れも押しつまった今日のタイミングを狙って、山尾は名古屋で記者会見を開いた。一件落着にしたかったようだが、そうは問屋が卸さないのである。山尾はもともと小沢ガールズの一人であった。ろくな秘書しかいなかったのだろうが、それにしてもお粗末である。何もかも秘書の責任にして、逃げ切れると思っているのだろうか▼小沢一郎の指導を受けて政治家になっただけに、クリーンさに欠ける。山尾が国会で「日本死ね」という言葉を使ったのも、同じようにずっこけている。世間から自分がどうみられているか、考えたことがあるのだろうか▼民進党の支持率はジリ貧から脱却できないでいる。誰でも失敗はする。やり過ぎることもある。政治家にとって大事なのは居直らないことだ。そして潔く責任をとればいいのである。チャンスは必ず巡ってくるからだ。しかし、反省の弁がまったくない山尾に、それを期待するのは無理だろう。

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安倍首相の真珠湾での慰霊は日米同盟の絆を強化するためだ!

2016年12月27日 | 国際問題

今日は歴史的な日である。かつて戦ったアメリカとの間で過去が清算され、同盟国としての絆が強化されるからだ。軍事的な力によって東アジアを支配しようとする中共に対抗して、戦後の歩みを踏まえて、日本はアメリカを選択したのである▼安倍首相はオバマ大統領とともにハワイの真珠湾を訪れ、アリゾナ記念館を慰霊する。昭和20年12月8日、日本の連合艦隊の真珠湾攻撃によるアメリカ側の被害は、沈没か大破が戦艦5隻、軽巡洋艦1隻、駆逐艦3隻、機雷敷設艦1隻、水上機母艦1隻、工作艦1隻、標的艦1隻。撃破された航空機は164機であった。死者は2400人といわれ、そのうちの1102人は戦艦アリゾナの犠牲者である、これをきっかけにアメリカは日本に対する敵愾心を煽ったのである。その地で安倍首相がオバマ大統領と握手する意義は大きい▼これに先駆けて安倍首相はプーチン大統領とも首脳会談を行っており、ロシアとの関係強化に乗り出した。いうまでもなくそれは、中共とロシアとの間に楔を打ち込むことである。私たちの先人は「東洋平和」のために欧米列強と戦争をしたが、それをはまったく評価されず、中共や韓国、北朝鮮は日本への敵視政策は日々エスカレートしている。もはや後戻りすることはできない。自由と民主主義を守り抜くためにも、軍事独裁国家中共や、その影響下にある韓国、北朝鮮に身構えるべきなのである。

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目立ちたがり屋のテレビ芸人の政治家に国民は期待していない!

2016年12月26日 | 政局

テレビ芸人でしかない蓮舫は、誰と飯を食ったかというのに、ことさらこだわるようだ。政治家としての限界が見えたから、さっさと足を洗った橋下徹。もはや過去の人である橋下と安倍首相が飯を食ったことに、いちゃもんを付けたからだ。民進党代表の自分を抜きにして、世の中が進んでいくことに、我慢ができないのだろう▼蓮舫にはその一言がブーメランになったようだ。橋下と代表就任後に自分が会食をしていたことが暴露されたからだ。ダブルスタンダードだという批判は当然だとして、二重国籍が発覚して立場がなくなりそうだった蓮舫を、テレビ番組で橋下がかばった理由もわかった。橋下の歯切れが悪かったのは、蓮舫が助けを求めたからだろう。そうした個人的な付き合いで、物事が決まっていくのがテレビの世界なのだろう。個人的な感情で語るような政治家は必要ない。なれ合いは何物をも生まないからである▼テレビから出てきた政治家は、蓮舫にしても、橋下にしても目立ちたがり屋である。激動の時代にあっては、そんないいかげんな政治家は誰にも相手にされないだろう。腰が据わっていなくては、対処できないことが次々と起きるからだ。何かすると捨てセリフを吐く蓮舫と、行動する保守運動の代表とまともに議論ができなかった橋下は、あくまでもテレビの人間でしかない。テレビに出ていたからというだけでは、政治家は務まらないのである。

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危機の時代だからこそ国恩に殉じた「白虎隊」の熱き思いを!

2016年12月26日 | 歴史

高橋淡水の『壮絶非絶白虎隊』の現代語訳をアマゾンの電子書籍として、年内に出版しようと思っている。平成14年に会津若松市のジェイピーシーから出したが、その時の誤字誤植を訂正し、漢字にはルビをできるだけ付け、子供が気軽に手に取れるように配慮した▼『壮絶非絶白虎隊』が世に出たのは、明治42年のことであった。それまで断片的には白虎隊のことが取り上げられたが、一冊の本としては初めてであった。平石弁蔵の『会津戊辰戦争』が出たのは大正6年であるから、それよりもかなり前なのである▼戊辰戦争の関係者もまだ生きており、真実に迫るために取材したあとがうかがわれる。注目されるのは、飯盛山上の自刃者は19人としながらも、最初に自刃した15人と、後を追った4人の名前を別々に記していることだ。一ヶ所でまとまって自害したわけではないのである。さらに、隊長の日向内記を批判するような文章はどこにも書かれておらず、白虎隊の謎に迫る意味でも貴重な本である▼とくに平成の世の日本人に読んでもらいたいのは、高橋淡水が「自序」で「嗚呼!当時のこの烈士節婦、少年少女をして、今日立憲の世にあらしめ、その藩国に献げたる熱血を、我が帝国のために献げしめば、日清の役、日露の役、我が軍隊の精鋭は、なお一層の精鋭を加えたであろう」と述べているように、今のような危機の時代にあっては、国恩に殉じた少年たちの熱き思いを、我が思いとして欲しいからである。

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