草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

「婦人ハ家庭ノ光」と評した北一輝に比べて品がない橋下徹!

2013年05月25日 | 思想家

 一時は保守派にも人気のあった橋下徹大阪市長は、軽はずみな発言が重なって、いくら正論を吐いても、信用されなくなってしまった。橋下ほど既成の権威に楯突くことを主張した政治家はいない。左右両方に支持者がいたのではないだろうか。それが原発の再稼働でサヨクから絶縁状を渡され、今度は「従軍慰安婦問題」では、落としどころを探しあぐねている。前言を撤回すれば、保守派が黙っていないだろう。口から出たものは、取り返しがつかないのである。テレビのコメンテーターとして出演していたときから、下半身のこととなると、大声でエキサイトしていたのが印象に残っている。風俗利用者として、自己弁解の意味も込められていたのだろう。橋下の発言は大部分はあたっている。しかし、女性への気遣いがない。それでは、女性からソッポを向かれて、あたりまえだ。その点では北一輝は違っていた。『国家改造案原理大綱』において、「母トシテ又妻トシテノ婦人ノ生活を保證シ、婦人ガ男子ト平等ノ国民教育ヲ受クルナラバ其ノ妻トシテノ労働母トシテノ労働ガ人格的尊敬ヲ以テ認識セラルルノハ論ナシ」と述べるとともに、「婦人ハ家庭ノ光ニシテ人生ノ花ナリ」と言ってはばからなかったのである。風俗云々という言葉は、間違っても出てくることはなかった。浪漫的革命家にとっては、女性を道具として扱うことなど、露ほども考えられなかったのである。

政治 ブログランキングへ

 

                 ←品がない人間は嫌われると思う方はクリックを

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

にほんブログ村   blogramで人気ブログを分析

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

参議院選挙で勝つまでは何が何でも安倍自民党だ!

2013年05月25日 | 政局

 大方の見方は自民党が参議院選挙で大勝すると思っているようだが、本当にそうだろうか。そんな生易しいものではないような気がしてならない。トクアノミクスがあまりも酷く、中共や韓国は、日本のマスコミを通じて、徹底的に揺さぶりをかけてきている。そこに輪をかけているのは、朝日新聞などの動きだ。アメリカのマスコミに「従軍慰安婦」問題で働きかけている節がある。いかに安倍内閣が高い支持率で支えられていても、安倍晋三首相に失言でもあろうものなら、集中砲火にさらされるだろう。ここ何日間か株が乱高下しているが、下がってと言えば、大騒ぎをして報道するのが日本のマスコミなのである。ネット言論に対しても、トクアノミクスの影響は及んできており、安閑としてはいられない。橋下徹大阪市長のようなことになれば、大勝以前に、勝つことが難しくなってしまう。風がどっちに向くかは予断を許さないのである。当面は安全運転を心がけるべきだろう。政権を自民党が奪還してからわずか5カ月ばかりで、日本の空気は一変した。経済が復活し、明るさが戻りつつある。それを維持できるかどうかは、政治が安定するかどうかにかかっている。TPP交渉参加などでは、安倍首相に裏切られた思いがするのは確かだが、ここで自民党を見放すわけにはいかない。支持しながら、軌道修正を求めていくしかない。安倍信者になる必要はないが、参議院選挙で勝つまでは、何が何でも自民党なのである。

政治 ブログランキングへ

 

                 ←安倍自民党を断固支持する方はクリックを

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

にほんブログ村   blogramで人気ブログを分析

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする