草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

河村名古屋市長が静岡知事選で立憲推薦の候補を応援

2024年05月11日 | 選挙
 日本保守党には信念はないのだろうか。誰と連携すべきかも真剣に論じていないようだ。共同代表で、減税日本を率いる河村たかし名古屋市長が、こともあろうに、静岡県知事選挙で、立憲などが推薦している鈴木やすとも候補の応援演説を行った。
 これに対する有本香氏の弁解が酷過ぎだ。個人的な関係で応援しているだけだから、まったく問題がないというのだ。これで日本保守党支持者は納得するだろうか。川勝知事の後継とも目されている鈴木候補に塩を送ることは、これまでの主張と真逆ではないだろうか。再エネを推進しているともいわれている。
 日本保守党は何のために結党されたか。LGBT法を岸田首相が強引に成立させ、岩盤保守層が怒ったからではないか。しかし、河村氏はLGBT法に反対していたわけではなく、その意味からも、当初から減税日本との野合との批判があった。
 やっていいことと悪いことがある。日本保守党支持者への裏切りは、断じて許されないのである。静岡知事選挙には、自民党推薦で元副知事であった木村慎一候補も出ている。保守派にとってどちらを応援すべきかは明々白々である。
 政党は政策で勝負すべきである。また一人も国会議員がいない政党であればあるほど、そこは潔癖でなければならないはずだ。あまりにも身勝手な言い訳でしかないのに、日本保守党支持者は疑問を感じないのだろうか。
 
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飯山陽さんの支部長辞任で混迷する日本保守党

2024年05月03日 | 選挙
 マスコミがそうであるように、ネットにも同調圧力が働くようだ。日本保守党の百田氏や有本氏を絶対視するというのは、あまりにも異常であった。少しでも気に障るようなコメントをすれば、百田氏は即座にブロックする。時代遅れの代々木の共産党以外は、何を言っても許されると思ったらば、そうではなかったのである。
 今回の衆議院補選の敗戦処理はどこまで終わったかは分からないが、東京15区の江東区の事務所は閉めてしまい、飯山陽さんも支部長を辞めた。6月にも総選挙が行われるかもしれないのに、何を考えているのだろう。6万人ともいわれる党員は、それで納得しているのだろうか。
 これではビジネス保守と言われても仕方がない。党活動は当面は中止して、ユーチューバーとして、今後も言いたいことを口にするのだろう。「岡目八目」ともいわれるから、床屋政談のレベルでも悪いことはないが、政党を結成して、これから天下を取ろうといううのだから、当面何を目標にするかは明確にすべきだろう。
 保守派の人間にとっては、ある意味では注目の的であった。多くの人が『日本国紀』と『日本保守党』を購入したはずである。しかし、読んでみて正直ガッカリした。とくに『日本保守党』は、百田氏と有本氏の対談本であり、あまりにも内容が乏しかった。朝8そのままを活字にしただけであった。
 それでも党員が集まったのは、今の岸田自民党が駄目だからである。このままでは岩盤保守は行き場を失ってしまう。何としてでも自民党を立て直すか、それができなければ、まともな国政政党を立ち上げなければならない。日本保守党に期待しただけにガッカリである。
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立民の議席を早急に奪還しなくてはならない!

2024年05月01日 | 選挙
 選挙に負けたことを反省せずして、日本保守党の有本香事務総長が「選挙ありき」ではなく「理念ありき」と嘯くのは、いくら何でも酷過ぎる。下手な詭弁を弄することなく、まずは飯山陽氏が東京15区に再度立候補して、党勢拡大を目指すのが筋だろう。さっさと事務所を閉じれば、足場を失うことになってしまう。
 勝ち負けは時の運としても、継続が力ではないだろうか。来るべき総選挙はそれほど遠くないといわれている。再チャレンジを多くの日本保守党の支持者は望んでいるのではないだろうか。比例とセットであれば、当選の可能性も十分にある。さっさと事務所をたたむ神経が理解できない。一点突破全面展開という言葉を知らないのだろうか。
 日本保守党が断念するのならば、自民党の江東区支部は、早急に候補者を擁立し、保守の受け皿をつくらなくてはならない。そして高市さんにマイクを握ってもらわなくてはならない。「立憲共産党」と称されるような政党に、議席を渡したままにしてはならないからだ。腐っても鯛であることを、ここで自民党は示さなくてはならない。
 もはや岸田首相では、日本丸の舵取りはできない。日本保守党支持者と自民党の保守派はダブっている。今こそ力を結集しなくてはならない。「日本のチカラ」を発揮するためにも、断じて引き下がってはならず、反転攻勢しか、日本を救うことはできないからである。
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岸田首相では総選挙は戦えない

2024年04月28日 | 選挙
 衆議院の3補選で保守派が負けたのである。岸田首相の清和研つぶしで、自民党をガタガタにした結果がこのざまだ。岸田首相は退陣し、保守派の高市さんに総理総裁を譲るべきである。
 リベラル色を出したことで、保守層が逃げ出し、それもまたまとまりを欠いたことで、左派政党を利することになった。いずれの選挙区も自民党の牙城が崩れたのであり、それは今後全ての小選挙区にあてはまる。
 悪夢のような民主党政権の再現があってはならず、自民党保守派は、すぐに岸田首相を引きずりおろさなくてはならない。
 保守派ネット民も、夢から覚めなくてはならない。身内で争っていたのでは勝てるわけはないし、政治資金の不記載で自民党を批判したら、左翼政党と大差はないのである。
 安倍さんが健在であれば、特定野党も自民党と同列であることを暴露し、反撃を行っただろう。ブーメランになれば、ここまで追い詰められなかったはずだ。
 岸田首相は、安倍さん亡き後の保守派を自民党から一掃しようとした。自らの権力を維持したかったのだろう。しかし、この結果からも、もはや求心力は失った。ジタバタすべきではないのである。
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東京15区補選の投票率低調は政策が語られなかったからだ

2024年04月28日 | 選挙
 あれだけ大騒ぎしたのはネット民だけで、東京15区の有権者の関心は低く、大型連休に入ったこともあって、前回よりも投票率も、期日前投票もかなり低くなっているようです。
 あくまでも衆議院補選ということもありますが、政策的な争点がはっきりしなかったからでしょう。いずれの党も自民党の「裏カネ」を批判するだけで、何をしたいかは伝わってきませんでした。
 無所属であっても、自民党などが推す候補が出ていれば、事態は変わってきたはずです。岸田首相は支持しないが、自民党を見捨てたわけではないという人たちの票を、どこが取り込むかだったと思います。
 今の自民党が生き残るには、日本保守党を応援した人たちを引き戻す手立てとして、高市さんを総理総裁にすることです。それができなければ、保守派は大同団結をして、日本を取り戻さなくてはなりません。
 第一弾としての日本保守党がどうなるかは、今夜の開票を待たなければなりませんが、それが不発に終わっても、第二、第三弾が準備されているからです。岸田首相は潔く身を引いて、後継に高市さんを指名すべきです。
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保守が一本化しなければ東京15区も立民が有力

2024年04月27日 | 選挙
 残すところ選挙戦も後わずかになった。衆議院東京15区がどうなるかが注目だが、保守系が乱立しており、いくら地盤沈下が著しい立憲でも、ほぼ当選するのは確実視されている。それを覆すには、保守の一本化しかないが、それが最終盤にできるかどうかである。
 何度でも言うが、日本保守党の選挙戦略はあまりにも素人過ぎる。勝つためには自民党支持者に頼むしかない。頭を下げればいいのである。特定野党と一緒になって、自民党をこき下ろすようでは、いくら何でも投票するわけにはいかないだろう。
 それと比べると、維新は利口である。自民党票をもらおうと必死である。金澤候補が靖国を参拝した写真をアップしたり、憲法改正に前向きな発言をすれば、どうせ自民党候補がいないから、ということになる。しかも、立民の酒井候補を追い上げているのは金澤候補だともいわれる。だとすれば、最終局面では逆転の可能性も残されている。
 自民党にも維新の会にも、グローバリズムに与する国会議員は多い、だからこそ、日本派保守の国会議員の存在が重要になってくる。まずは東京15区は結果待ちだが、それこそ今の政界は一寸先が闇であり、今後どう展開するか、まったく見当が付かない。
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立憲が三議席独占すれば悪夢の民主党政権の再現も

2024年04月26日 | 選挙
 ネットでは東京15区の選挙の行方に関心が集まっていますが、組織力となると、やはり共産と公明ということになります。候補者を見送った自民の票がどうなるかですが、一候補にどっと流れることはないでしょう。
 選挙のやり方として、うまいと思ったのは、維新の金澤候補の陣営が、自民党支持者に投票をお願いしていることです。ここにきて保守色を出すことで、どうしていいか分からない保守層を切り崩そうとしています。
 残念なのは、日本保守党が素人集団で、百田氏がメールを使うことを動画で呼びかけ、党員からの指摘を受けて、それを引っ込めたことです。あまりにも危なっかしくてハラハラしてしまいます。
 酒井候補が当選するようなことになれば最悪ですから、金澤候補か飯山候補に勝ってもらいたいのですが、どちらが二番手に付けているのか見当が付きません。
 どうせ近いうちに総選挙があるはずですから、それまでの任期に過ぎませんから、どれだけ票を集められるかを見ることで、今後を占った方が良いかもしれません。
 岸田首相の保守派排除によって、こんなことになってしまいました。立憲と共産が三議席独占しかねない事態を招いた責任を頬被りするできません。即刻退陣して、自民党は後継に高市さんを選ぶべきです。そうでなければ、再び悪夢の民主党政権を再現することになるからです。
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酒井候補のやや先行より金澤候補と飯山候補の差が気になる

2024年04月23日 | 選挙
 衆議院補選東京15区の朝日新聞と共同通信の世論調査の結果が出た。どちらも立民の酒井菜摘候補がやや先行し、それを維新の金澤結衣、日本保守党の飯山陽の両候補が追う展開になっているという。当初予想された通りで、酒井候補は立民と共産党だけで当選は揺るがないとみられていたが、ここにきて金澤と飯山の両候補が激しく追い上げているのだろう。
 金澤候補と飯山候補の現時点での差がどれだけあるかだ。すでにその数字を各陣営は掴んでいると思う。それが分からないので何とも言えないが、立憲の議席を与えたくない保守層は、金澤か飯山のうちの二位に付けている候補に票を入れるのではないだろうか。
 しかし、ここにきて岩田温氏などが飯山候補支持を明確に打ち出したのは、金澤候補と飯山候補との差がそれほどないからなのだろうか。維新の目玉政策である万博政策への批判はかなり強く、それが選戦に影響しているからだろう。
 選挙戦は実質的には終盤戦に入ってきている。日本保守党が特定野党と同じように、自民党批判を激しく繰り広げているが、それが結果的にどうなるのか。組織的な選挙戦というよりも、ユーチューバーの有名人に依存して、どぶ板とは無縁なやり方でどこまで通用するのか。勝敗だけでなくその点もまた注目される選挙区である。
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国は選挙妨害を断固取り締まるべきだ

2024年04月22日 | 選挙
 衆議院15区の東京補選の結果がどうなるかよりも、それよりも何よりも、他陣営を罵倒誹謗する言論がまかり通り、つばさの党のような選挙運動を妨害する者たちが暴れ回るのを目の当たりにして、唖然とする国民が多かったのではないだろうか。
 国家は法を立て法を執行する機関であって、それを無視する者に対しては、強制力をもって対処すべきである。国家権力というものは、合法的な暴力にほかならず、葦津珍彦は「国家の裁判所も警察も、その本質は合法的暴力機関としての性格を有する。暴力なしには、国家は存立しえないし政治もまたありえない」(『土民のことば』)と書いているではないか。
 にもかかわらず、国はその混乱した状況を放置している。モッブ化した者たちの感情の爆発を、自分たちに有利に利用しているのではないか。あまりにも無能に思えてならない。
 近代民主主義国家においては、反対者の自由が認められる限度は拡大されなくてはならないが、そこにも限度というものがあるのだ。
 葦津の「自由の先駆をもって任じた者が、かれらの信条にもとどく国家を守るために、かれらの認め得る限界外の『反対者』を圧迫したとしても、やむを得ないといわなければならない」(『同』)という言葉は、政治の本質を語っている。警察は投票前であろうとも、法を犯した者については逮捕するのが筋なのである。
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日本保守党は他党批判よりも独自の政策を語るべきだ

2024年04月19日 | 選挙
 自民党の国会議員を売国奴扱いにするのは、あまりにも行過ぎである。自民党の票などいらないと大見得を切っているようなものだ。我が国が中国の属国化の道を歩み始めているのは間違いないが、さりとて、丸ごと自民党を否定すべきではない。
 日本保守党が力を付ける以前に、それこそ丸ごと日本は中国に呑み込まれてしまうからだ。自民党を変えなければならず、保守野党としての建設的な提言こそが、今もっとも大事なのである。
 こんなことでは、自分たちのユーチューブでの再生回数を増やすためのビジネス右翼といわれても、それは仕方がないだろう。自民党の中にもまともな政治家がいる。その人たちとの協力なしには、日本を守り抜くことはできないからだ。
 激しい言葉で相手陣営を攻撃するのも、保守派としてはふさわしくない。立憲民主党の候補を「トンズラ女」とこき下ろすのは理解できない。「どうしてお出にならなかったのでしょう」とやんわり批判するだけでいい。
 前回、自民党に投票した人たちは迷っている。飯山あかり氏が、冷静に政策を語ることができれば、圧倒的に支持するだろう。しかし、現時点ではそうした盛り上がりにはなっていない。かえって距離を置かれているのではないか。選挙戦術をすぐに改めなければならないのに、それができないのが大問題なのである。
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