草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

敵と味方の識別が難しいマスメディア

2010年04月30日 | マスコミ評

 産経新聞というのは反鳩山、反小沢だと言われながら、重要な局面でヨイショの記事を書くので、首を傾げたくなることが度々ある。米誌タイムで世界で影響力のある政治家に鳩山首相が選ばれたというニュースも、大々的に伝えている。これに比べると朝日新聞の方が冷静である。それよりも、野中広務元官房長官が暴露した官房機密費のことを大きく取り上げている。普天間基地の移設問題でも、産経新聞は結構提灯記事を書いている。以前にも触れたが、朝日新聞の天声人語は、痛烈な鳩山批判を繰り返している。ジャーナリズムの世界においても、何かが起きているのではなかろか。問題の核心は、言論人を自称する者たちが、どれだけ信念を持っているかだ。野中官房長官によると、官房機密費の配った先には、野党の政治家や、評論家も含まれるという。うるさい人間の口封じをしたのだろう。具体的にどこにいくら渡したのかまで、公にすればいいのである。この国を救うためには、言論人に負うところが大きい。朝日だから産経だからというだけで、決め付けるのではなく、誰のために書いた記事かを考慮すべきだろう。日刊ゲンダイは露骨であるが、もっと巧妙に情報操作が行われている可能性がある。自民党の中枢に長くいただけに、小沢一郎民主党幹事長のマスコミ支配は、広範囲に及んでいるような気がしてならないからだ。

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福島社会民主党は第二共産党か?

2010年04月30日 | 思想家

 社会民主党の党首である福島瑞穂は、沖縄県民からすれば、裏切り者だろう。民主党が県外や国内と言っていたのは、あくまでもパフォーマンスであった。それを承知で鳩山由紀夫首相を擁護していたのだから、左派にとっては、許しがたいことなのである。権力を手にしたことのない人間であればあるほど、その魔力に魅せられてしまうのだろうか。社会民主党は、社会主義インターナショナルに加盟しているはずだ。西欧流の社会民主主義でなく、今なお労農派マルクス主義の影響から抜け出せないのが、現在の社会民主党ではなかろうか。北朝鮮や中国におべっかばかり使っているのも、昔のイデオロギーが忘れられないからだろう。左派勢力も、日本に存在すべきである。保守派の一人として、論戦を挑みたい相手であるからだ。保守派同士で変わりばえのしない議論ばかりしていても、生産的ではないからだ。しかし、社会民主党は、スターリン主義国家に対して、あまりにも寛容過ぎる。自由と民主主義の大切さを忘れているかのようだ。福島は、武藤光朗や関嘉彦といったかつての民社研の人たちの本を読んだことがあるのだろうか。共産主義の垢を洗い落とせないのに、社会民主主義を口にするから混乱するのである。福島は英国労働党やドイツ社会民主党の綱領に目を通したことがあるのだろうか。居直ってソ連型共産主義を信奉するのであれば、第二共産党を名乗るべきなのである。社会民主主義とは縁もゆかりもないわけだから。

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米誌タイムスの鳩山首相礼賛を嗤う

2010年04月30日 | マスコミ評

 鳩山由紀夫首相が米誌タイムスの「世界で影響力のあるリーダーの百人」に選ばれたのは理解できるが、鳩山首相を礼賛したのには嗤ってしまった。日本には民主主義が定着していないという、勝手な思い込みがあるからだろう。民主党擁護のマスコミがそのニュースに飛びついて大喜びをしているが、よくよく考えると、深刻なことではなかろうか。何をやらかすかわからないルーピーが権力の座についてしまったからだ。それによって今、東アジアの安全保障は大変な動揺をきたしている。中国や北朝鮮の挑発的な行動は日常化しているのに、政府は手の打ちようがなくて、右往左往してしまっているからだ。鳩山首相に影響力があるのは確かだが、それをプラスの意味で解説したから誤解を招くのである。影響力というのは、良い意味でも悪い意味でも用いられるからだ。「事実上の一党支配体制を、機能する民主主義に変える手助けをした」というのは、あまりにも鳩山首相を買いかぶりすぎだ。共産中国と組んで、米国と一戦交えかねないルーピー首相を、米国が容認してしまってよいのだろうか。影響力があるというのは、それだけ危険な政治家ということなのである。米国の日本通の人たちは、頭を抱えてしまっているわけだから。

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鳩山首相は火に油を注ぐ沖縄訪問を中止せよ!

2010年04月30日 | 政局

 鳩山由紀夫首相が沖縄に行くというので、緊迫した情勢になってきている。今ここで警戒しなくてはならないのは、新左翼過激派が実力行動に出れば、日本のナショナリズムは、一挙に反米に向かうということだ。わざわざそれを引き出すために、鳩山首相は出かけるというのであれば、あまりにも軽率だ、そうなれば、日米関係は最悪の事態を迎える。数百人のデモ隊に囲まれただけでも、鳩山首相は身動きが取れなくなってしまうだろう。これまで放置しておきながら、何を今さら焦っているのだろうか。できもしないことをまくし立ててしまって、責任が取れないのならば、さっさと辞めればいいのである。日本人のなかに眠っている攘夷論的なパトスに火をつけるようなことを、どうしてするのだろうか。それよりも、潔く身を引いて、次の政権に任せるべきだ。自分が火をつけていて、消せないというのも愚かだが、もはや国民から見放された身では、何をしても無駄なのである。きれいごとだけですむと思った鳩山首相が甘かったのである。鳩山首相が辞職すれば、局面は変ってくるのであり、それが国益にもかなうわけだから、沖縄訪問は即刻取りやめにすべきだ。

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庶民のプライド傷つける鳩山首相の札束政治

2010年04月29日 | 政局

 困ったことがあっても、イザとなれば金で決着をつけようとするのが、金持ちの悪い習性である。徳之島に一部の海兵隊を持って行きたいという鳩山首相の腹案は、何のことはない、札束で言うことを聞かせようという魂胆が見え見えである。だからこそ、自民党の議員にまで接触して、口を利いてもらいたいのだろう。政治家として最低である。とくに、民主党の修正案では、沖縄などの地元の土建屋は仕事にありつけない。それよりは、徳之島に持っていけば、飛行場や港の建設などで、大きな公共事業が期待できるから、喉から手が出るほど仕事が欲しい業者の目の前に、餌をぶら下げることになる。日本の安全保障などということは、問題外なのである。さらに、由々しき事態だと思うのは、米軍基地を縮小するどころか、増やすことにつながることだ。それまで米軍いなかった場所にまで展開するわけだから、話がちぐはぐになってしまう。それこそ、左派の連中はそれで満足なのだろうか。国民目線といいながら、国民をこれほど愚弄した政治は、未だかつて行われたことはないはずだ。親の金を月1500万ももらっておいて、知らぬ存ぜぬで通してしまうのだから、やっぱりルーピーなのだろう。しかし、金をバラ撒けば喜ばれると思ったらば間違いだ。どんな貧しい国民でも、人間としての誇りは持ち合わせているからだ。

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自民党は草の根保守の声に耳傾けよ!

2010年04月29日 | 政局

 共同通信社の世論調査によると、鳩山内閣の支持率は、20・7パーセントにまで急落した。もはや、民主党政治にノンが突きつけられてしまったのだから、鳩山由紀夫首相も、小沢一郎幹事長も一緒に辞めるしかないだろう。しかし、ここにきて気になるのは、政党支持率でみんなの党が善戦していることだ。渡辺義美代表のパフォーマンスが光っているからだろう。先の総選挙では民主党と一緒に「政権交代」を叫んで、わけの分からないことを言っていた。小さな政府路線が歓迎されているのだろうが、そのスタンスが不明瞭過ぎる。永住外国人の地方参政権付与法案には一応反対しているが、国家の根本をどう考えるかについては、あまり関心がなさそうだ。一度民主党に投票してしまった国民としては、すぐに自民党というのも気恥ずかしいので、あたりさわりのない、みんなの党の名前を挙げただけだと思う。谷垣禎一総裁率いる自民党も、若い人をどんどん抜擢して、イメージを一新すべきだ。そして、真正保守派の核となっている「たちあがれ日本」と共闘を組むべきなのである。コップの中の争いをしている暇はないからだ。谷垣総裁がリベラルを選択すれば、保守派の大部分は自民党に背を向けるはずだ。今後の焦点は、小鳩山政権を倒すだけではなく、党を超えて保守派が結集し、憲法改正を実現することなのである。草の根レベルで起きつつある保守回帰と呼応することなくして、政権の奪還をあり得ないのである。

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自民党は国民の怒りを追い風に政権を奪還せよ!

2010年04月29日 | Weblog

 民主党に国民が怒っているわけだから、自民党がエキサイトすべきなのに、もう一つパッとしない。選挙で勝てばいいと思っているのだろうか、国会で追及すればいいと思っているのだろうか。保守系の市民運動があれだけ戦っているのに、なぜ戦おうとしないのだろう。自分たちが野党だということを、認識していないのではなかろうか。政権が転がり込んでくるのを期待していたのでは、まったく話にならない。鳩山由紀夫首相に罵声を浴びせることだって、ときには必要なのである。道路に座り込んで、機動隊にゴボウ抜きにあっても、ワイシャツを引き裂かれても、鳩山政権と対決すべきなのである。内閣支持率もジリ貧状態で、鳩山政権や民主党は、もはや居直ることしかできないでいる。国民の怒りを代弁して、自民党は街頭に繰り出すべきなのである。そして、その怒りが頂点に達したあたりで、参議院選挙に突入するのである。スタンス的には、真正保守でなくてはならない。民主党の数の力で押し切られそうな場合には、ハンガーストライキをしてでも、抵抗すべきだろう。自民党が戦う野党に脱皮すれば、国民は付いてゆくのである。谷垣禎一総裁にその勇気があるかどうかなのである。国民の怒りを追い風にすれば、政権の奪還も難しくはないわけだから。

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民主党は党を割って出直しすべき!

2010年04月28日 | 政局

 民主党の小沢一郎幹事長が起訴されるかどうかで、民主党内は大騒ぎになっているが、それはそれとしても、もっと大変なことを民主党はしでかしたのではなかろうか。鳩山由紀夫首相が、あちこちで腹案なるものをへらへら喋っているからだ。重大な国民に対しての背信行為である。普天間基地の移設先については、まだ決まっていないと言っていたのはずなのに、とんでもない嘘つきである。それこそ、小沢一郎が自分で言っていたように、政権に就く準備が、民主党はできていなかったのだろう。だから、毎日のようにドタバタ劇を繰り広げているのだ。党の綱領すらない政党に、日本を任せるべきではなかったのである。それでも、民主党を擁護しているコメンテーターがいるが、よほど何かがあったのだろう。民主党は、もともとは選挙互助会なのである。自民党で公認されなかった連中の吹き溜まりであった。不甲斐ない自民党のおかげで権力を手にしただけなのである。路線をめぐっての論争を避けてきたのは、分裂を恐れてのことなのである。しかし、ここまでくれば、左派と保守派が一緒にやれるわけがない。憲法問題では激突するのは必至である。あえて小沢幹事長に党を割ることを提案したのは、その方がすっきりするからだ。あまりにも今の民主党は場あたり的過ぎる。

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今小沢がなすべきは民主党を割ること!

2010年04月28日 | 思想家

 民主党の小沢一郎幹事長が追い詰められているが、情けないのは、物心両面で世話になって当選してきた者たちが、ここにきて狼狽していることだ。政治家は、殺すか殺されるかの戦いをしているのである。情勢が変ったからと寝返るのでは、あまりにも甘ちゃん過ぎる。そんな連中が大半なわけだから、小沢幹事長自身も、いつかはこうなるということを知っていたはずだ。政治には悪が付きものである。国家百年の大計のために、悪魔と手を結ぶことだってありうる。小沢幹事長の失敗は、組むべき相手を選ばなかったことだ。保守大連立を行って、元老格でこの国の政治をリードすればよかったのに、煽てられていい気になって突っ走ったために、落とし穴にはまってしまったのである。小沢幹事長は、たとえ罪に問われることになろうとも、何も焦る必要はあるまい。政治と金をめぐる問題は、永遠のテーマであり、そこで裁かれるとしても、恥ではないからだ。それよりも、これをきっかけに民主党を割って、党内の心ある保守派を「たちあがれ日本」に合流させ、真の意味での戦後政治の総決算を行えばいいのである。正義の味方のような顔をしている党内の反小沢派を、一撃のもとに粉砕することになるからだ。小沢幹事長は、保守主義者としての初心に立ち返るべきなのである。そして、韓国に約束したとしても、外国人の地方参政権の付与法案についてだけは、あきらめてもらうしかない。小沢幹事長の思いとして、大アジア主義への渇望があることを理解しないわけではないが、共産中国によって、韓国も日本の呑み込まれてしまったんでは、元も子もないからだ。ここ四半世紀にわたってこの国の政治をリードしてきた小沢幹事長その人に、吉田松陰や三島由紀夫を生みし、この国の政治家として、有終の美を飾ってもらいたいと願うのは、無いものねだりであろうか。

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救国戦線を結成して民主党政治を打倒せよ!

2010年04月28日 | 思想家

 このままでは日本丸は沈没を免れない。保守派が結集して救国戦線を結成し、民主党政治を一日も早く止めさせなくてはならない。そうでなければ、今以上に政治的アノミーがまんえんするなるからだ。意味のある秩序としてのノモスが崩壊するということは、個人的には狂気や自殺に追い込まれることになるが、国レベルにおいても、深刻な事態を引き起こしかねないのである。政治学者の京極純一は『日本の政治』のなかで、「ノモスの整然たる運行は人々に秩序感を与え、それにともなう親和感、安心感、安定感、満足感を保障する。しかし、何らかの事件なり経過によってノモスの運行が混乱し、この混乱が秩序を裏付けている意味を否定する規模に達すると、関係者にとってノモスの崩壊となり、アノミーが登場する」と解説している。そして、アノミーによって孤立感にさいなまれると、とんでもないことをしでかすというのだ。鳩山由紀夫首相や小沢一郎民主党幹事長の悪行の数々が暴かれたことで、政治不信は一挙に高まっている。もはや党利党略でどうにもなるものではない。秩序を回復できるのは、保守派以外には考えられないわけだから、一度ガラガラポンにして、当面の課題を解決すべきだろう。一つは政治と金の問題であり、もう一つは普天間基地の移設の問題である。政治家がバラバラなことを言っていては始まらないのであり、国民に納得してもらうには、それしか方法はないからだ。まずは現在の危機を乗り切るべきなのである。

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