草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

今日は仕事をせずにボンヤリとしていたい

2024年04月30日 | エッセイ
 今日はゆっくり過ごしたい。山場を迎えた仕事もしないで、1日ぼんやりとしていたい。せいぜい行きつけの喫茶店に顔を出すだけ。大怪我をして退院してから、わけもなく走り続けた。それからもう3年以上が経過してしまった。
 自分のための本『土俗と変革』一冊だけを考えていたが、すでに3冊も世に出した。今年中にあと2冊を考えている。人並みの体ではないが、最近は誰の手も借りず、一人で上京して、大学生時代に暮らした池袋界隈を歩き、ジュンク堂では新刊書を買ってきた。
 5月の連休明けからラストスパートで駆け抜けたい。そして原稿を仕上げたら、国道8号線を車で走ってみたい。日本海を臨む市振りの海岸で、終日海を見ていたい。丸岡城も訪ねてみたい。
 山に囲まれた盆地に住むと、なぜか海が恋しくてならない。無性に旅をしたくなったあのとき、訳も分からず、国道8号線を南に向かった。まだ若かったからだろう。
 よくぞここまできたものだと思う。終活とかいって、本を捨てる人たちがいるが、それは私にはできない。学者と比べれば、たいした蔵書の数ではない。貧しい暮らしのなかで、無理をして集めた本に囲まれて、今日だけはゆっくりしたい。
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日本保守党が敗北した今は高市さんしかいない

2024年04月29日 | 祖国日本を救う運動
 敗北したにもかかわらず、ネットで収入を得ている自称保守派文化人が、日本保守党を持ち上げるのは、百田氏や有本氏を絶対視する人たちの数が一定程度いるからだろう。ネットビジネスとしては、大事なお客様なのである。
 今回惨敗したのは、いくつかの理由がある。一つは自民党支持者をこきおろし、敵視敵対していた。自分たちが批判されると、すぐに自民党の手先であるかのような言い方をした。誰が敵であるかを忘れて、結果的に保守の票をまとめることができなかった。
 もう一つは、声なき声の自然発生的なエネルギーを利用できなかったことだ。あくまでも、候補者は飯山氏であるにもかかわらず、百田氏と有本氏が最初から最後まで前面に出ていた。そこまでやるのならば、自分たちが立候補すればよかったのだ。党員が協力しようとすると、それに待ったをかけたのも、なぜなのか理由が分からない。
 致命的であったのは、政策論争に持ち込めなかったことだ。自民党の「裏カネ」などよりも、中国やロシアの戦争勢力が、いつ我が国を攻撃してきても不思議ではないのである。岸田首相ですらも、その点は若干理解している。それを声高に訴えなかったために、他党との差別化ができなかった。それは経済政策でも同じである。
 まともな判断をしていたのは、暇空茜氏くらいであった。日本保守党がその場しのぎであるという批判は、ある意味では的を射ていた。立憲に議席を与えないためには、維新に票を集めるべきというのも、まさしくその通りであった。
 最悪の事態になったことで、自民党の国会議員は戦々恐々としているはずだ。これでもまた岸田首相を担ごうとするのか、上川外務大臣を頼りにしようとするのか、そんなことでは自民党は政権を失うだろう。
 もはやここまでくれば高市さんしかいない。自民党政治に汚染されておらず、靖国神社に参拝し、日本のチカラを復活しようとする政治家を、保守は結束して推さなくてはならない。
 山を動かすには、小手先では駄目である。高市さんのもとに、党派を超えて結集し、特定左翼の立憲と共産党に立ち向かわねばならない。その大きな流れをつくっていくしか、残された選択肢はないのである。
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岸田首相では総選挙は戦えない

2024年04月28日 | 選挙
 衆議院の3補選で保守派が負けたのである。岸田首相の清和研つぶしで、自民党をガタガタにした結果がこのざまだ。岸田首相は退陣し、保守派の高市さんに総理総裁を譲るべきである。
 リベラル色を出したことで、保守層が逃げ出し、それもまたまとまりを欠いたことで、左派政党を利することになった。いずれの選挙区も自民党の牙城が崩れたのであり、それは今後全ての小選挙区にあてはまる。
 悪夢のような民主党政権の再現があってはならず、自民党保守派は、すぐに岸田首相を引きずりおろさなくてはならない。
 保守派ネット民も、夢から覚めなくてはならない。身内で争っていたのでは勝てるわけはないし、政治資金の不記載で自民党を批判したら、左翼政党と大差はないのである。
 安倍さんが健在であれば、特定野党も自民党と同列であることを暴露し、反撃を行っただろう。ブーメランになれば、ここまで追い詰められなかったはずだ。
 岸田首相は、安倍さん亡き後の保守派を自民党から一掃しようとした。自らの権力を維持したかったのだろう。しかし、この結果からも、もはや求心力は失った。ジタバタすべきではないのである。
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東京15区補選の投票率低調は政策が語られなかったからだ

2024年04月28日 | 選挙
 あれだけ大騒ぎしたのはネット民だけで、東京15区の有権者の関心は低く、大型連休に入ったこともあって、前回よりも投票率も、期日前投票もかなり低くなっているようです。
 あくまでも衆議院補選ということもありますが、政策的な争点がはっきりしなかったからでしょう。いずれの党も自民党の「裏カネ」を批判するだけで、何をしたいかは伝わってきませんでした。
 無所属であっても、自民党などが推す候補が出ていれば、事態は変わってきたはずです。岸田首相は支持しないが、自民党を見捨てたわけではないという人たちの票を、どこが取り込むかだったと思います。
 今の自民党が生き残るには、日本保守党を応援した人たちを引き戻す手立てとして、高市さんを総理総裁にすることです。それができなければ、保守派は大同団結をして、日本を取り戻さなくてはなりません。
 第一弾としての日本保守党がどうなるかは、今夜の開票を待たなければなりませんが、それが不発に終わっても、第二、第三弾が準備されているからです。岸田首相は潔く身を引いて、後継に高市さんを指名すべきです。
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老いてなお汗かく仕事喫茶かな 5句

2024年04月28日 | 俳句
老いてなお汗かく仕事喫茶かな

ざわめきが新緑の街駆け抜ける

のんびりと時間よ止まれ四月尽

菜の花の明るさ街を明るくす

人混みに紛れてひとり春憂い

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保守が一本化しなければ東京15区も立民が有力

2024年04月27日 | 選挙
 残すところ選挙戦も後わずかになった。衆議院東京15区がどうなるかが注目だが、保守系が乱立しており、いくら地盤沈下が著しい立憲でも、ほぼ当選するのは確実視されている。それを覆すには、保守の一本化しかないが、それが最終盤にできるかどうかである。
 何度でも言うが、日本保守党の選挙戦略はあまりにも素人過ぎる。勝つためには自民党支持者に頼むしかない。頭を下げればいいのである。特定野党と一緒になって、自民党をこき下ろすようでは、いくら何でも投票するわけにはいかないだろう。
 それと比べると、維新は利口である。自民党票をもらおうと必死である。金澤候補が靖国を参拝した写真をアップしたり、憲法改正に前向きな発言をすれば、どうせ自民党候補がいないから、ということになる。しかも、立民の酒井候補を追い上げているのは金澤候補だともいわれる。だとすれば、最終局面では逆転の可能性も残されている。
 自民党にも維新の会にも、グローバリズムに与する国会議員は多い、だからこそ、日本派保守の国会議員の存在が重要になってくる。まずは東京15区は結果待ちだが、それこそ今の政界は一寸先が闇であり、今後どう展開するか、まったく見当が付かない。
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立憲が三議席独占すれば悪夢の民主党政権の再現も

2024年04月26日 | 選挙
 ネットでは東京15区の選挙の行方に関心が集まっていますが、組織力となると、やはり共産と公明ということになります。候補者を見送った自民の票がどうなるかですが、一候補にどっと流れることはないでしょう。
 選挙のやり方として、うまいと思ったのは、維新の金澤候補の陣営が、自民党支持者に投票をお願いしていることです。ここにきて保守色を出すことで、どうしていいか分からない保守層を切り崩そうとしています。
 残念なのは、日本保守党が素人集団で、百田氏がメールを使うことを動画で呼びかけ、党員からの指摘を受けて、それを引っ込めたことです。あまりにも危なっかしくてハラハラしてしまいます。
 酒井候補が当選するようなことになれば最悪ですから、金澤候補か飯山候補に勝ってもらいたいのですが、どちらが二番手に付けているのか見当が付きません。
 どうせ近いうちに総選挙があるはずですから、それまでの任期に過ぎませんから、どれだけ票を集められるかを見ることで、今後を占った方が良いかもしれません。
 岸田首相の保守派排除によって、こんなことになってしまいました。立憲と共産が三議席独占しかねない事態を招いた責任を頬被りするできません。即刻退陣して、自民党は後継に高市さんを選ぶべきです。そうでなければ、再び悪夢の民主党政権を再現することになるからです。
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今待望されているのは日本派保守の政治家だ

2024年04月25日 | 安全保障
 現在の保守は親米派、親中ロシア派、さらには日本派の三つに大きく部類されます。それぞれに言い分があるのは分かります、米国を始めとする欧米との関係を重視しなければ、日本は困難に直面するというのは、まさしくその通りです。隣国に中国があることは無視できないし、ロシアとの連携を強化すれば、我が国のメリットが大きいことは確かです。
 しかし、親米派は米国が国家として没落しつつあることを認識していません。それでも最後の砦がイスラエル擁護であり、その一点は今後も変わらないでしょうが、東アジアからは手を引こうとしています。もはや米国依存ではいられなくなっているのです。
 親中ロシア派の人たちは相手を信用し過ぎます。力に対して力で対抗しなければ、もはや日本は飲み込まれてしまいます。昨日の香港は、今日の台湾であり、明日の日本の姿なのです。
 残された選択肢は日本派保守しかありません。国土が戦場にならないためには、4カ月で可能ともいわれる核保有は、もはや避けては通れなくなっています。
 日本が自立した国家となり、混乱した世界の中で、自由と民主主義を守る国際的な役割を果たす時代が到来したのです。それは戦前への回帰ではありません。1億2千万人の日本国民の命を守ることなのです。
 エマニュエル・トッド、ジャック・アタリ、サミュエル・ハンチントン、ヘンリー・キッシンジャーなどの欧米の識者が指摘している通りなのです。
 今回の衆議院補選ではどこの政党もそうしたことを語ってはいません。せいぜい「裏カネ」といって自民党を批判しているだけです。
 日本派は高度な政治的判断をしなくてはなりません。日本保守党は素人集団であっては困ります。自民党、維新の会、国民民主党のなかの日本派の政治家を応援しなければなりません。世界を支配している者たちが誰であるかよりも、日本国民の命を守ってくれる力こそが求められているのです。お互いに罵倒しているときではないのです。
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岸田政治を終わらせるために保守派が結束すべきだ

2024年04月25日 | 政局
 このままでは立憲が衆議院補選で三勝してしまう。いつものように多くのマスコミはそれを望んでいるようだ。もはや自民党はガタガタである。
 その一方で、自民党に取って代わる政党はどこにもない。日本保守党や参政党も一大勢力になることは難しい。三小選挙区の選挙民は、誰に投票してよいのか、最後の最後まで迷うのではないだろうか。
 このようなことになった最大の責任は、自民党総裁の岸田文雄首相にある。安倍さん亡き後の自民党から、保守派を追い出そうとして、手段を選ばなかったからである。
 その一は核についての議論の封印である。安倍さんの危機意識を共有することなく、それを口にすることすら拒否した。ウクライナがロシアに攻められ。今まさに台湾有事が叫ばれているのは、いずれも核なき国家の悲劇である。それを認識せずして、いくら通常兵器を増やしても、それは戦争を阻止する抑止力にはならないのである。
 その二は旧統一協会への弾圧である。自分たちも含めて選挙で世話になっていたにもかかわらず、清和研(安倍派)を排除する口実に利用した。信仰の自由に干渉するようようなことを、あえて岸田首相は行った。マスコミの言いなりになって超えてはならない一線を超えてしまったのである。
 その三は政治資金規正法の不記載をめぐってである。清和研ばかりでなく、岸田首相が属する宏池会や、志帥会(二階派)でも行われていたのに、国民の批判を清和研に集中するように仕向けた。自民党以外の政党が同じようなことをしていても、それで反撃に転じることはなかった。それこそ自民党をぶち壊してしまったのだ。
 その四は財務省に物申せないことだ。消費税は上げなくても、保険料などを上げることで、岸田首相は国民に負担を強いてきており、景気に水を差すことばかり行っている。保守派が望むような積極財政ではなく、緊縮に舵を切って、国民生活を破壊しようとしている。
 これに対して、清和研は何一つ反撃をすることができなかった。大臣になりたくて唯々諾々と従ったのである。結束するエネルギーすら失ってしまった。
 今我々がすべきは、党派を超えた保守派の結集である。問題はどこがその受け皿になるかだ。日本保守党や参政党に期待したが、時間的にもはや間に合わない。今回の補選を受けて、自民党保守派は覚悟を決めるべきだろう。
 立ち上がれ日本や次世代の党のときとは状況が違っている。自民党内にとどまるべきか、飛び出して保守派の受け皿をつくるか、ここで決断すべきだろう。日本が日本であり続けるためには、国家として身構えなくてはならないのである。
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讀賣に続いて日経も飯山候補を取り上げず

2024年04月24日 | 日本保守党
 日経新聞の本日付の記事では、讀賣新聞と同じように、日本保守党の飯山陽候補のことについては触れていない。そればかりか「独自候補を見送った自民の支持層は秋元氏に2割弱、金沢、酒井、須藤元気各氏にそれぞれ1割程度と分散している」と書いている。
 ネットでは異常な盛り上がりを見せているのに、実際どうなるかは全く分からない。主に取り上げているのは立憲の酒井菜摘、維新の金沢結衣、無所属の乙武洋匡の三候補である。
 マスコミが飯山候補を無視しているのか、それとも浮上しないで下位に付けているのだろうか。飯山候補が自民支持層の1割も集められないとすれば、保守層からもそっぽを向かれているのだろうか。
 ここまでくれば、安全保障や経済政策で、他の候補との違いを鮮明にすべきだ。核政策の転換や大規模な財政出動などを訴えて欲しい。
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