草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

名声や金儲けと無縁な「浪人の淋しき心」が真の保守だ!

2018年12月12日 | 思想家

保守という言葉が手垢に汚れてしまって、使うのもためらうようになってしまった。立憲民主党の枝野幸男あたりまでが口にするようでは、本来の意味が失われてしまう。保守というのは、生きている者ばかりではなく、死者たちや、これから生まれてくる者たちの声にも耳を傾けるという立場である。エドモンド・バークがその代表的な思想家であり、日本の国柄が重視されるのは当然のことである▼安倍首相は保守派の応援によって、政権に復帰し、国政の舵取りを任せられたのではなかったか。ここにきてグローバリズムに屈したように思えてならない。だからといって安倍首相を退陣に追い込む決断もできず、保守派の多くは迷走しているのではないだろうか▼そうしたなかで、保守派の多くは、虎ノ門ニュースに出演するジャーナリストに期待した。自虐史観が一方的なイデオロギーにもとづくものであり、それを批判するのに拍手喝さいしたのである。しかしながら、あまりにも杜撰な百田尚樹氏の『日本国紀』が世に出たことで、裏切られたという失望感が広がっている▼もともと保守は名声や金儲けとは無縁な名も無き者たちに支えられており、それを保田與重郎は「浪人の淋しき心」と評したのである。時流に媚びることなく、それこそ「護国の鬼」となるべきなのである。一度白紙に戻って、安倍首相や虎ノ門ニュースとも距離を置きながら、保守の立場を再構築するときではないだろうか。

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日本のEEZにロケットを着弾させた韓国の暴挙を許すな!

2018年12月11日 | 安全保障

日本は韓国に及び腰であってはならない。中途半端なことをするから舐められるのである。韓国が先月28日に韓国開発の実験用ロケットの発射に成功したが、日本の排他的経済水域に着弾したという事実を、週刊新潮以外のどこも報道していない。KENJI WADA 脂肪遊戯さんのツィートでそのことを知って、驚きとともに怒りが込み上げてきた▼北朝鮮と同じことを我が国に対して行ったのだから、日本政府は厳しく批判すべきだし、マスコミは大騒ぎすべきではないか。いわゆる元徴用工をめぐる判決に対しても、毅然たる対応ができていない。やりたい放題のことをさせてきた責任は、歴代の自民党政権にもある。とっくの昔に反共国家としての旗を降ろしてしまった韓国に、寄り添ってきたのが間違いであったのだ▼産経新聞とFNNが8、9両日に実施した合同世論調査でも、その判決に関して日本国民は怒り心頭に発しており、「国際司法裁判所に提訴すべきだ」との回答が75・7パーセントに達している。あらゆる手段を用いて対抗処置を講ずるべきなのである。単なる嫌がらせではなく、安全保障上の脅威になりつつあることも、私たち日本国民は認識する必要がある。そこまでされてもなお韓国との友好を優先させようとするのは、我が国の国益とは合致しない。実験用ミサイルであっても、よりによって韓国が日本人の心丹を寒からしめる行為に及んだことは、断じて許されるべきではないのである。

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フランスの若者の多くは左翼でなく国民連合支持だ!

2018年12月10日 | スポーツ

国民連合のマリーヌ・ル・パン党首は、パリで起きているデモへの支持表明している。今回の騒ぎは複雑な様相を呈している。日本と同じように、フランスの若者の左翼離れは進行している▼特権的な地位に甘んじているのは、フランスでもエリートたちであり、彼らは異口同音に民主主義の大切さを説く。しかしながら、彼らはエリートであることで、高給を得ており、一般民衆には考えられない生活をしている。格差社会を云々しながら、自分たちが特権的な地位にあることを、一方では肯定しているのである。これに対する怒りが爆発しているのだ。日本でNHKの職員の給与が批判されるのと一緒である▼司令塔がないというのは、それを指導する左翼政党が見当たらないということだ。国民連合がどのような動きをするかに注目が集まっている。グローバリズムへの反発は、アメリカでトランプを大統領に押し上げ、イギリスではEU離脱という事態を引き起こした。フランスの騒動もそれと連動しているのではないだろうか。左翼が台頭してきているのではない。オランド政権の社会党がグローバリズムに屈し、その後を継いだマクロンの自由化政策が反発されているのである。今の安倍政権が移民政策を推進することは、マクロンと同じ道を歩むことではないだろうか。安倍首相は本当にそれでよいと思っているのだろうか。

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皇室祭祀の重要な行事である大嘗祭は私事にはあらず!

2018年12月10日 | 思想家

いくら秋篠宮様の発言であろうとも、異議を唱えなければならない。民主化なるものによって、皇室の根本が失われてしまうのは問題である。秋篠宮様が来年の皇位継承に伴う大嘗祭の公費支出について疑問を呈されたのには驚いた。「皇室の家庭行事」と述べたからである。そこまで謙遜される必要がないのに、周囲の者が大嘗祭についての説明を怠ってきたからだろう▼大原康男は『天皇―その論の変遷と皇室制度』において、大嘗祭の意義について書いている。「大嘗祭は、皇位に即かれた天皇が最初に親祭される新嘗祭のことで、皇祖天照大神ならびに天神地祇を祭って新穀を供し、またみずから共食され、これによって天皇としての<いのち>を得られるところに本質がある」▼さらに、大原は「その起源も、古事記・日本書紀の伝えるところによれば、遠く神話時代までさかのぼることができるといわれ、江戸時代まではシナ風が混じったこともあった即位の礼とは違って、践祚とともに純粋に国風・国式の儀礼といっていい」とも指摘している▼大嘗祭によって、天皇は天皇となり、皇祖皇宗としての天照大神と一体となるのだ。現憲法の象徴天皇においても、それは否定されたわけではない。公費をあてることは当然であり、大嘗祭において、私たち日本人は、皇室を押し戴く日本人であることを自覚するのである。その観点からしても、開かれた皇室への動きは、かえって皇室を貶めるだけなのである。

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本当の保守であればグローバリズムに立ち向かうべきだ!

2018年12月09日 | 思想家

保守の分断を恐れてはならない。今フランスで起きているようなことは、日本にとっても他人事ではない。使い古された言葉ではあるが、グローバリズムに屈するアメリカポチと私たちは一線を画さなくてはならない。共産主義を打倒すると同時に、アメリカニズムとしてのグローバリズムを敵としなくてはならないのである▼二つとも根っこの部分は一緒である。世界を一つのイデオロギーによって統一しようとしているからだ。移民を入れ、経済的な合理性によって全てが決まるようになれば、日本の文化と伝統は否定されることになる。いうまでもなく、日本の文化と伝統を象徴するのは天皇陛下である。日沼倫太郎が『病める時代』において紹介した三島由紀夫の言葉を思い起こすべきだろう▼「僕は大嘗祭というお祭りが、いちばん大事だと思うのですがね。あれはやはり、農本主義文化の一つの精華ですね。あそこでもって、つまり昔の穀物神と同じことで、天皇が生まれ変らるのですね。そうして天皇というのは、いま見る天皇が、また大嘗祭のときに生れ変られて、そうして永久に、最初の天照大神にかえられるのですね、そこから再生する」。今上天皇陛下は、常に皇祖皇宗とともにあられる。だからこそ多くの日本人が「天皇陛下万歳」を叫ぶことができたのである。日本を日本たらしめる原理を取り戻すことが、本当の意味での戦後レジームからの脱却なのである。

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今パリで起きているのは不幸な人びとの叛乱だ!

2018年12月09日 | 思想家

今フランスで起きている騒動を理解するには、あまりにも情報が不足している。西側の先進国で人々が暴力でもって権力に対抗するというのは、想像を絶する出来事である。司令塔がどこにあるかも不明である。それこそハンナ・アレントが『革命について』(志水速雄訳)で、フランス革命について「不幸な人びとがパリの街頭にあらわれた」と書いたような事態が起きているのだ▼もはや法や秩序は意味をなさなくなっている。騒いでいる人々を束ねられるのは、その怒りを社会変革のエネルギーに転化できる党派だけだろう。アレントもそのことに触れている。「生き残って権力の座につくことができたのは、大衆の代弁者となって、まだ構成されていなかった政治体の『人工的』な法律を、大衆の従っていた『自然的』な法律に、つまり大衆が突き動かされていた力、実際、自然そのものの力、根源的な貧窮[必然]の力に委ねた人たちだけであった」。「裸のままの欲求と利害だけが偽善のないものであると確信したとき、不幸な人々は激怒する人びとに変わった」からである▼グローバリズムで勝ち組といわれた者たちを糾弾する声が、フランスにとどまらずに、世界中に吹き荒れることになるのではないだろうか。アレントの言葉を待つまでもなく、そこで解き放たれたエネルギーはとんでもない力を発揮するのである。人類は建設よりも破壊を待望しているように思えてならない。私たちは文明の曲がり角に立っているのではないだろうか。

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安全保障上も中共制情報通信機器の排除は当然の決定だ!

2018年12月08日 | 安全保障

アメリカは本気で中共を叩き潰すつもりなのだろう。日本政府も中共のファーウェイ・ZTE製品を各府省庁が使用する情報通信機器から排除する方針が固まった。アメリカに続いて日本なども、機密漏洩やサイバー攻撃に備える観点から、国家として身構えることになったのである。労働力が安いからというだけで、中共で生産をしている情報通信機器がここにきて問題になってきているのだ▼スマホでは世界第三位のファーウェイの製品を分解したところ余計なものが見つかったというのは、驚きというより、やはりという思いがしてならない。何年も前から一部識者からは、その危険性が指摘されてきた。中共は覇権を目指しており、そのためには手段を選ばないのである。それにアメリカとその同盟国が結束して対抗しようとしているのだ▼今回の日本政府の決定は経済界にも大きな衝撃が走ることになった。市場としての中共を重要視するあまり、日本企業のなかには、中国共産党と急接近しているところもある。世界の趨勢とは逆行するようなことをして、将来があると思っているのだろうか。アメリカと中共の間では、水面下で生き残りをかけた戦いが始まっているのだ。それが日本に影響を及ぼさないわけがない。日本としても、中共の脅威に対しては、正面から向かい合うべきだろう。現実から目を背けてはならないのである。

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日本を敵視する韓国に対して断固たる処置を取るべきだ!

2018年12月07日 | 国際問題

ようやく韓国の国民も、日本を怒らせたことに気付き始めているようだ。5日付の朝鮮日報のコラムでは、条約に司法が口を出したことを揶揄した。産経新聞が伝えたもので、すでに日韓基本条約で解決したことを蒸し返し、反日を過熱させた責任は、全て文在寅政権にある。韓国最高裁の決定を受けて、日本企業の資産差し押さえを実行してみればいいのである▼これまでの条約や法をまったく無視して、日本を敵視しているわけだから、こちらとしても日本国内の韓国の資産の差し押さえをはじめ、日韓請求権協定にもとづく仲裁委員会設置要求、大使召還、ノービザの停止を粛々と行えばいいのだ。韓国に輸出している部品をストップさせることも検討すべきだろう▼困るのは韓国であって日本ではない。国際的にも韓国は孤立している。北朝鮮への融和政策に対しては、どこの国も冷淡である。日本を批判することで、自分たちが利益を得られると思ったらば大間違いなのである。日本としては断固たる姿勢を貫かなくてはならない。韓国への妥協は日本を売ることに等しい。自民党の和田政宗参議院議員は「速やかに打つべき処置を実行すべき」と述べているが、これまでのような生温い対応では韓国を付け上がらせるだけだ。相手が敵視しているのに、握手する馬鹿はどこの世界にもいないからである。

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今こそ保守はまともな日本通史を世に出すべきだ!

2018年12月06日 | 歴史

保守派のネット民すらも、百田尚樹氏の『日本国紀』には批判的なコメントをしている。次々とウィキペディアの引用が暴かれ、何を参考文献にしていたかも明らかになりつつある。鳴り物入りで宣伝していたくせに、百田氏も有本香氏もここにきて虎ノ門ニュースでもまったく触れようとしない。ネットでの反応は芳しくなく、かえってテレビが報道しないことで救われているのだから、あまりにも皮肉である▼保守こそが歴史に学ぶのであり、だからこそ高名な学者を世に送り出してきたのだ。期待していただけに、あまりの酷さに怒りを抑え切れない。今の保守はやった者勝ちというところがあり、自虐史観を批判すれば、それだけで名前が知られることとなった▼坂本多加雄レベルの学者がいなければ、左翼陣営から突っ込まれるのは目に見えていた。百田氏が一端の作家である限り、自分の文章に落とし込むことができると信じたのは、あまりにもうかつであった。もう根拠なく持ち上げるのは止めよう。『日本国紀』についての多くの批判は的を射ている。保守派は陣営を整えなくてはならない。まともな日本の通史を世に出さなくてはならない。それに時間がかかってもいい。日本を築き上げた先人の記録を、様々な資料に基づいて書き上げるのである。『日本国紀』を無理に擁護し持ち上げる必要はないのである。

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権威の崩壊と受け皿の組織がなければ革命は起きない!

2018年12月06日 | 思想家

今の世の中で革命が起こりうるのだろうか。それは誰にもわからない。今回のフランスでの騒動がどうなるのか、中共の民衆が中国共産党を倒せるかどうか、予測することはできないのである。ハンナ・アレントは『革命について』(志水速雄訳)のなかで、革命に関して自然発生的な流れを重視し、職業革命家が指導したという見方に関しては否定的である▼アレントは「ほとんどのばあい、革命の勃発は、他のすべての人びとと同じように革命のグループや政党をおどろかせた」と述べるとともに、「レーニンの職業的革命家の党でさえ革命を『つくる』ことはできなかった」と指摘した。今回のフランスの騒ぎでも、デモを組織したグループが予想しなかった事態が生まれているのである▼それでいて、アレントは「革命は、政府が命令する権威とそれに伴う敬意を維持できないばあいに必ず起こるものだという結論を引きだすことはできない」とも分析をしている。前提として「すなわちその権威の崩壊にそなえており、同時に進んで権力を握るつもりがあり、熱心に組織活動をおこない、共通の目的のために団結して行動する人びとが十分に存在するばあいがそれである」と書いたのである▼自然発生的であっても、受け皿がなければ駄目なのである。フランスや中共で暴動レベルにとどまっているのは、そうした組織がないからだろう。法を破る力としての革命を行うには、それなりの条件が必要なのである。

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