草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

会津バスで上京 5首

2011年06月30日 | 短歌

 七転び八起きなりし東北は車体にどんと起き上がり小法師  

 被爆地にいつしかバスは入りたり険しき顔が車窓にならべり 

 これまでも差別をされし東北の歴史を知れば負けてたまるか

 マスクする人もいないし東京はフクシマのことうわの空なり  

 会津バス車体はいつも青と赤郷土カラーで都心を走る  

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大衆とはメディアによって操作される客体だ!

2011年06月29日 | 思想家

 どうして真実を伝えようとしないのだろう。東京電力福島第一原発は収束に向かうどころか、かえって悪化しているのではなかろうか。マスコミは国と東京電力の情報をたれ流すだけではないか。迷惑なのは日本国民である。とくに福島県民は、お上に従っていたのに、ある日突然、被曝していますといわれ、健康診断の問診表まで回ってくることになった。今日、車を運転しながらラジオ福島を聞いていると、あれだけ「安全ですから」と連発していたアナウンサーが、神妙な声で「色々な情報を集めてご自分で判断していただくしかありません」と語っていた。だったらば、お詫びをすべきではなかろうか。早い段階からブログなどでは、多くの人が放射性物質による危険性を訴えていた。それをあたかもデマであるかのように報道したのは、一体誰かということだ。いかにローカルラジオ局であろうとも、自分たちが口にしたことで、大変な影響があるというのを、肝に銘じるべきだろう。清水幾太郎が「大衆が自分の内部から積極的に行動する主体であるよりは、さまざまのメディアを通じて行われる外部あるいは上部からの操作の客体であること」(『現在の経験』)と書いていたのは、残念ながら現実であるからだ。それだけにジャーナリズムとしての責任を放棄した、マスコミの罪は大きいといえる。

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女性で更迭された官僚と路上キスで抜擢された政治家の違い

2011年06月29日 | 社会風刺

 男女関係で更迭というのは、国民の意識を気にしてのことだろうが。当の本人である原子力保安員の西山英彦審議官は、ホッと胸をなでおろしているのではなかろうか。人間である限り、良心があるわけで、国民に嘘を吐いてきたのも、いい加減身に応えるからである。カツラをかぶっていることの方が話題になったキャラだが、頭が良くても、難局を乗り切る精神力を持ち合わせていなかったのだろう。しかし、そうであるのならば、根っからのプレイボーイのような顔をして、路上キスで名をはせた細野豪志原発担当相も、清潔感がまったく感じられないから、人前に出すべきではなかったろう。政治家が国民を魅了するのは、国難にあたって身を捨てるという、その一点においてである。キャリヤは更迭されて一件落着になったが、モナ男と呼ばれて笑いものになっている政治家は、お咎めがないばかりか、昇格人事で驀進中である。人材難の民主党らしい。頭の回転が異様に速かった西山審議官と違って、女性を口説くのに言葉を選ばないように、軽いことでは定評がある細野大臣は、ぽろっと大事なことを漏らしてしまう性癖がある。つい先日も、「水素爆発」ということを口にした。その可能性がなくなればということで、一部の避難者が戻る可能性に言及したのだが、それは裏返せば、危機がまだ去っていないことを語っている。ここまでくれば、軽薄政治家の一言にだって、神経を尖らせるべきだろう。

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被曝者無視でアリバイづくりと自己保身だけの民主党政権

2011年06月29日 | 政局

 使うべきときに用いないで、今頃になって活用されようとしているのが、文部科学省のスピーディである。被曝させられた側として、怒りがこみ上げてならない。何を今さらという気がするからだ。どうせ民主党政権がやることというのは、その大半がアリバイづくりなのである。東日本大震災が発生した3月11日から数日間にわたって、1時間おきに何をしていたかを記述させるという考えが、そもそも普通ではない。そこでスピーディの登場となったのだ。どれだけ被曝した可能性があるかを、客観的に検証しようというのだ。緊急事態における避難には役立てないで、福島県民をモルモット扱いにした健康調査に使うのである。また、民主党政権や東京電力が自信あり気なことを語っていた、循環注水冷却の方も、予想通り立ち往生している。水漏れが次々と確認されており、綱渡り状態であるからだ。しかし、民主党政権の体質というのは、どうして自己保身だけなのだろう。今すぐすべき福島市や郡山市の子供たちの避難は、関係自治体に丸投げである。どうせ菅直人首相や民主党政権のことだから、責任が問われることになれば、福島市や郡山市が嫌がったから、という裏話を披露し、こそこそ逃げ回るのが見え見えではあるが。

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福島県民の被曝は避難呼びかけなかった民主党政権の人災だ!

2011年06月28日 | 災害

 深尾光洋慶大教授が週刊東洋経済の2011年4月30日号に執筆した「風評被害の元凶は誰か、政府の情報開示法は誤り」という論文は、今回の原発事故による被害の拡大が、民主党政権の人災であることを指摘している。今日午前10時50分、東洋経済オンラインにもアップされたこともあって、少しでも多くの人の目に触れれば、と願ってやまない。深尾が批判しているように、水素爆発が相次いだ3月14日から16日にかけて、大量の放射性物質が大気中に放出されたにもかかわらず、十分な対応が取られなかった。また、飯舘村については、IAEAが3月30日の段階で避難の必要性を指摘していたのに、民主党政権は決定を引き延ばし、「一ヶ月以内の計画避難」という中途半端な指示を出したにとどまった。避難勧告の範囲についても、風下を考慮に入れて、広範囲に行うべきであった。さらに、一番の問題点として言及したのは、民主党政権が危険を過小に見せようと画策したのに対して、多くの専門家がそれに加担し、マスコミを通じて「健康に問題はない」と言い続けたことだ。農産物をめぐっても、徹底した情報開示を求められていたのに、それと逆行する動きをした。それだけに、民主党政権の失政を追及もしないで、一部のサヨクが菅直人首相を脱原発の象徴にしようとするのは、まるっきりお笑いでしかない。しかも、そこに輪をかけるかのような細野豪志原発担当相の発言である。「水素爆発がないのなら、戻ってもらう人にはもどってもらう」というのだから、常軌を逸している。そんな連中がのさばる民主党政権だけは、もうご免こうむりたい。

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民主党政権と共犯関係にあるマスコミの怠慢

2011年06月28日 | マスコミ評

 民主党政権が今後どうなるのか。工程表にそった福島第一原発の収束は可能なのか。テレビや新聞で一応は取り上げられているが、サッパリ理解できない。民主党政権の方は、退陣を表明したはずの菅直人首相が、内閣改造に手を付けたり、新たな政策課題をぶちあげたりで、首を傾げたくなることばかりだ。原発事故をめぐっても、浄化した汚染水を使った「循環注水冷却」の現状がどうなのか、皆目検討がつかない。動き出したかと思うと停止したりで、本当に安定的な冷却に結びつくのだろうか。この二つに共通しているのは、マスコミの怠慢である。民主党政権と共犯関係にあるので、是非とも政権を維持させたいという思いがあるからか、不利なことは隠蔽したいのだろう。とくにその代表が朝日新聞だ。原発事故対応で不始末をしでかした張本人である菅首相が、再生可能エネルギー法案を成立させたい意気込みを示したり、脱原発をほのめかすと、それだけで英雄にしてしまう。さらに、マスコミ全体にいえるのは、原発事故についての大本営発表が今も続いていることだ。東電や国の情報をそのまま伝えているために、二転三転しており、朝と夕方で言うことがまったく違っている。こんなときこそ、私たちはマスコミの嘘を監視すべきだろう。  

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高橋和己の『孤立無援の思想』を読みて 5首

2011年06月28日 | 短歌

 いくばくの恥じらいありしメガネ越し押しつぶされて生身の人に  

 平和をば望むにあらず北一輝剣をかざして天国の道  

 操作され客体たりし人民がノンと言うなら山を動かす  

 死の世紀殉教の死もあまたいて死に急ぎたる高橋和己  

 右といい左といいし蔑称が渦巻くなかで熱き血潮が  

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自民党福島県連の「脱原発」の方針を断固支持する

2011年06月27日 | 政局

 自民党福島県蓮が昨日の定期大会において、「脱原発」の方針を決めたことを評価したい。そうでなくても、佐藤栄佐久前知事の時代には、最大与党として県政を支えていたこともあり、原発については慎重であった。佐藤前知事は、あまりにも頻繁にトラブルが続いたことや、使用済み核燃料について国がコロコロと態度を変えたのに不信感を抱いていた。当初は「2010年に専門の施設に移す」と言っていたのに、その半年後には「2010年に再検討」と変更された。そして、決定的となったのが、JOCの東海村の原発事故であった。中性子線が検出されたにもかかわらず、その対応がまずかったからだ。それでいて、原子力保安員はまず運転ありきであった。あまりのいい加減さに佐藤前知事も堪忍袋の緒が切れて、使用済み核燃料を用いたプルサーマルに待ったをかけたのだ。それが一転して、民主党推薦の現在の佐藤雄平知事が誕生すると、ほとんど議論もされないままに、プルサーマル推進を承諾したのである。国策捜査ともいわれる汚職事件で、佐藤前知事が逮捕されたこともあって、県議会の自民党も抵抗する力がなくなっていた。しかし、福島第一原発の事故がここまで深刻になれば、自民党福島県蓮が脱原発に踏み切るのは当然である。県民全てがモルモットになっている状態を改める意味でも、佐藤雄平現知事との対決姿勢を鮮明にすべきだろう。それが佐藤前知事の正論を引き継ぐことでもあるわけだから。

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原発めぐる総選挙は浜通りや中通りの県民を避難させてからだ!

2011年06月26日 | 政局

 「脱原発」を争点にした総選挙を菅直人首相は行いたいようだが、それはあまりにも福島県民を愚弄している。さらに、原発を認めるかどうかで国民投票というのも、問題のすり替えだ。それ以前に、福島第一原発の事故をまずは処理すべきだろう。もはや終わったことにして、菅直人首相や民主党政権がやった「犯罪」を隠蔽することは、許されるわけがないからだ。浜通りのいわき市や、中通りの福島市、郡山市、二本松市には、まだ多くの福島県民が暮らしているのである。子供たちを含めて、本当に年間20ミリシーベルトで大丈夫なのだろうか。学童疎開を実施に移すべきなのに、どうして民主党政権は踏み切れないのだろう。それでいて、脱原発だとかよく言えたものだ。最近になって福島市でも脱原発の運動は盛り上がってきているが、それを仕切っているのは中核派である。民主党の地元選出の代議士は、電力労連に応援してもらっているせいもあって、動きが鈍い。現状でも浜岡原発以外は稼動させたいそうだから、民主党政権は支離滅裂なのである。会津も含めると、現在約220万人の福島県民が死の灰に怯えている。国は今できる最善の措置を講じるべきだ。それもしないで、総選挙や国民投票を話題にするのは、菅首相の延命に利用されるだけであり、断じて認められない。

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会津柳津温泉花ホテル滝のや 5首

2011年06月26日 | 短歌

 今さらに夢二偲べば柳津の川の面はたそがれにけり  

 一献を傾けし夜名も知らぬ避難民の口は重たし  

 坂下る川べりに立つ宿なりし浴衣のままでウグイに餌を  

 梅雨なりき樺美智子の6月は微笑むことなく涙しこぼる  

 かのときは茶屋なりしかなこの宿は耳を澄ませば三味や太鼓が

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