草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

今の日本の危機を救うのは警察、自衛隊、そして米軍だ!

2011年03月31日 | 災害

 日本の政治が機能していないのは、福島第一原発の処理を見れば明らかである。3月11日から、私は超法規的な手段によってでも、この危機を乗り切ることを訴えてきたが、それは今も変わらない。菅直人首相、斑目春樹原子力安全委員会委員長、清水正孝東京電力社長の三人とも指導者として失格で、お手上げ状態になってからは、表に出てくることもほとんどない。もはや現政権は、国民の生命と財産を守るといった、国家としての責務すら果たせないのである。しかし、そんななかで我が国の同盟国である米国は、警察や自衛隊と情報を共有して、事態の打開を図ろうとしているのだという。ようやく福島第一原発の現場で、ここ2、3日新たな展開の可能性が探られているが、米軍との連携を強化して、一日も早く原発の放射能漏れから福島県民を、東北を、そして日本を守って欲しい。日本人が日本人の力で処理できないのは、かえすがえすも残念でならないが、国民の命が第一なのだから、もはやしかたがないのである。自衛隊や米軍が全面に出てくることに対して、サヨク陣営にはかなり抵抗感があるようだが、だったら自分たちがやればいいのである。もう一度言う。今の日本を救うのは警察、自衛隊、そして米軍なのである。

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最悪の事態に備えて福島第一原発の30キロ圏外でも避難勧告を!

2011年03月31日 | 災害

 福島第一原発のトラベルをめぐって、一番責任があるのは政府と東京電力であるが、これまでの楽観論は吹き飛んで、長期化の様相を呈してきた。そして、昨日になっては、国際原子力機関のフローリー事務局長が、高濃度の放射性物質が検出されている飯舘村の住民に避難勧告をするように、と日本政府に促したという。今の政府よりも国際機関の方が、日本国民のことを考えてくれているのである。福島第一原発から北西に40キロ離れていることもあり、これまで一貫して安全だといわれてきた地域である。政府はそれを認めることで、自分たちの失態が明らかになることを避けたいのだろう。菅直人首相の頭のあるのは、権力を維持することなのである。実際に飯舘村は深刻な事態になっており、政府としても、住民の生命を守ることを最優先すべきだろう。今回のトラブルが長引けば、いわき市や福島市、さらに郡山市に関しても、どこまで注意を要するかを発表すべきではないか。その三つの都市が福島県の政治経済の中心であり、いわき市だけでも34万を超える人口があり、そこの住民を移動させる必要があるかどうかは、大問題であるからだ。ただ絶対に忘れてはならないのは、人命の尊重という観点だ。命あっての物種なのである。

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原発事故の影響で東日本全体が重苦しい雰囲気に

2011年03月30日 | 災害

 今日、仕事の打ち合わせで東京に行ってきた。新幹線は使えないし、バスもそれほど本数が走っていないので、いつもの通り、鬼怒川温泉駅まで車で出かけ、そこから東武線に乗った。大震災前とは違っていたのは、駐車場がガラガラであったことだ。しかも福島ナンバーや会津ナンバーの車が見あたらなかった。会津の人はじっと家のなかにこもって、今後の成り行きに神経をとがらせているのだろう。上京してみてビックリしたのは、首都圏もピリピリした緊張感がみなぎっていたことだ。水を通さないアノラックというかヤッケというか、それを着ている人が結構いた。花粉症の時期でもあるからだろうが、マスクをしている人の数も、予想以上に多かった。さらに、山手線や地下鉄でも節電が徹底していて、駅構内も全体的に暗かった。福島県にとどまらずに、東日本全体が重苦しい雰囲気に包まれているのだ。もちろん、福島県と比べると首都圏はまだまだ救いがある。しかし、福島第一原発にともなう放射能汚染の拡大は、関東でも大問題となりつつあるのだ。帰りの車のなかでカーラジオを聞いていると、NHKの関東ローカルで「米作りをしてもよいかどうかについて、早く結論を出して欲しい」と福田富一栃木県知事が国に陳情したことがニュースになっていた。今政府がすべきは、一日も早く原発からの放射能漏れをなくすることだろう。長期間になればなるほど、国民の健康や経済活動に及ぼす影響か大きいわけだから。

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原発の事故処理にあたって福島県民をモルモットにするな

2011年03月30日 | 災害

 あれほど楽観論を撒き散らしていた政府やマスコミはどこにいったのだろうか。福島第一原発をめぐっては、お手上げ状態になっている。現在出てきている対処案というのも、布をかぶせるとか、どことなくおぼつかない。そんななかで、放射能物質による汚染は恐れるにたらない、という議論がある。臨床的な実験があまり行われていないこともあり、神経質になることを戒めているのである。しかし、それはあくまでも気休めでしかない。だからといって安全なわけではないのであり、警戒を要することはいうまでもないからだ。一番深刻なのは、今なお放射能物質が漏れ続けていることだ。そして、気がかりなのは、政府が福島第一原発から30キロ圏内の外については、大丈夫なようなことを言っている点だ。環境放射能測定結果が高い飯舘村などは、その圏外の北西約40キロに位置する。福島県は、人類の歴史のなかで、かつて経験したことがない事態に直面している。福島県民の一人として、モルモットにされるのは真っ平御免である。もはやここまでくれば、今後の生活がどうなるかということよりも、まずは生命の問題なのである。最悪のことを考慮して、どこまで避難すればよいのか、政府は福島県民に正直に語るべきなのである。  

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福島第一原発の放射能漏れ続く 5首

2011年03月29日 | 短歌

 他人事の言説なりし首括る民の嘆きを嘲る政府  

 死の灰の影におびえし県民に寄り添いたるは大和田新  

 被曝なる言葉の意味も知らずして故郷追われし人多かりき  

 役人が与えし言葉口にせし政治家の目は泳いでばかり  

 ネットにてラジオ福島聞きながら眠れぬ夜の一合の酒  

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東電をスケープゴートにする菅政権を嗤う

2011年03月29日 | 災害

 誰でも分かる嘘を吐くのが民主党政権なのである。それをマスコミが批判しないことが問題なのである。3月12日朝の福島第一原発への菅直人首相の視察については、近いうちに真実が明らかになるだろうが、あの後すぐに予定されていた菅首相の記者会見がすっぽかされたのを見ても、慌てふためいたのは明らかだ。そこで責任を追及されるのを恐れたのだろう。時系列的に考えても、まずこの日の午前2時の記者会見で枝野幸男官房長官は、「東電がベントが必要だ」と言ってきたことを認めている。それでいて、今になって菅首相をかばうために、自分たちがベントを指示したかのように取り繕っている。だったらば聞きたい。枝野官房長官が「首相が決断を下す場合もある」と事前に口にしていたのは、東電がいつやるかは、政府の決定に委ねられていたということではないか。しかも、菅首相が近くにいたのでは、放射能が漏れるような作業をしないというのは、あたりまえのことだ。菅首相のパフォーマンスに付き合わされたことで、国民はとんでもない目に遭うことになったのである。にもかかわらず、東電に責任を押し付けるあたりは、卑怯そのものである。そして、東電のせいにして逃げようとすればするほど、かえって菅首相の責任が問われることになるのだ。政治主導というのが掛け声だけだったのが判明するわけだから。

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菅直人首相が視察すべきは飯舘やいわきではないか!

2011年03月29日 | 災害

 ここまでくれば福島第一原発のトラブルは人災である。民主党政権のいい加減さが国民を不安にさせている。許せないのは、菅直人首相の視察地として、岩手県の陸前高田を選ぼうとしていることだ。今原発で困っている福島県の浜通り地方は、現在進行形なのであり、南相馬や飯舘、いわきにこそ足を運ぶべきではなかろうか。最前線に立つ勇気がなくて、どうして最高指導者たりうるだろう。それがもしできないのならば、さらなる風評被害がもたらすことになるだろうし、福島県を見捨てることと同じである。しかも、先の総選挙で福島県内の小選挙区は全て民主党が獲得した。それこそ民主党の金城湯池ではないか。にもかかわらず、足を向けないというのは、放射能の汚染を恐れているからだろう。これまで政府は、御用マスコミを動員して、安全だと言い続けてきたが、ここにきて風向きが変わってきている。深刻な事実が次々と判明しており、もはや隠し通すことができないからだ。そして、ようやく菅首相も予断も許さない事態であることを認め始めた。福島県民の動揺をおさえるためにも、菅首相は福島県民の話に耳を傾けるべきだろう。嘘を吐いてばかりいたので、合わせる顔がないとしても。

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「神のみぞ知る」で責任を放棄する民主党政権

2011年03月29日 | 災害

 国民の生命と安全を守ることは国の責任なのに、まったく他人事なのが今の民主党政権である。池田元久経済産業副大臣が、昨日の参議院予算委員会で福島第一原発の今後について聞かれ、「神のみぞ知る」と答弁したという。どれだけ無責任かというのを物語ってはいないか。現在進行中で、放射能がどんどん漏れているのである。それでも周辺地域に多くの住民がとどまっている。政府が福島第一原発から30キロ圏外であれば、健康上問題がないというのを信じて、不安を抱えながら生活をしているのだ。そうした現実が一方にあるにもかかわらず、国の力には限界があるというのならば、そこから逃げ出したくなって当然ではなかろうか。池田という政治家は、早稲田大学政経卒で、NHKの放送記者だったこともあり、頭は切れるのだろうが、人間的な温かみには欠けるようだ。ラジオ福島の大和田新アナウンサーも言っていたが、政府の関係者は現場に足を運べばいいのである。そうすれば、無責任な発言もできなくなるはずだ。民主党というのは、他人に責任を転嫁するのが常套手段である。今は東京電力を槍玉に挙げている。しかし、東京電力を指導するのが、国の責任であり、それこそ政治主導ではないだろうか。「神のみぞ知る」で政治をやられたのでは、一番迷惑するのは国民なのである。  

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ラジオ番組で大本営発表をたれ流そうとする民主党政権を嗤う

2011年03月28日 | 災害

 被災地に情報提供を行うという大義名分で、民主党政権は「被災情報官邸発」というラジオ番組をつくり、東京FM系列で流すのだという。そして、役人答弁そのもので、わけのわからないことを喋り散らしている枝野幸男官房長官を出演させるのだそうだ。真実を国民に伝えることなく、この場に及んでも、大本営発表をしたいらしい。福島県では、あの3月11日の大震災発生時から、休むことなくラジオ福島が放送を続けており、それが多くの福島県民の支えになっている。そこに情報を流せばいいのだ。何か不満でもあるのだろうか。千谷由人官房副長官あたりが言いだしっぺのようだが、田舎者の東北人には、調子の良いことを言っておけば、それでお茶を濁せると思っているのだろうか。表向きは「国民にわかりやすい広報」ということらしいが、実際は自分たちが批判されるのを封じたいのだろう。わざわざラジオ番組を製作しなくても、国民に向かって誠実に語ればいいだけだ。国民が知りたいことを頬かむりしておきながら、媒体を利用することで、国民を手なずけたいのだろう。スターリニストらしい手口だ。しかし、いくら金をかけて大本営発表をやらかしても、国民は一人として聞く耳を持たないはずだ。国民と真摯に向かい合わないことが問題なのだから。  

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原発事故の対応が遅れたのは菅首相の視察のせいだ!

2011年03月28日 | 災害

 ネット上では菅直人首相が福島第一原発を視察したから、対策が後手に回ったといわれてきたが、そのことが今日の福島民友新聞にもデカデカと出ていた。共同通信が配信したよ記事で、ようやく一般の国民にも真相が伝わることになった。大震災当日の3月11日の夜には、経済産業省の原子力安全・保安院が炉心溶融を予測していたのだという。しかし、それへの対策を講じるのに、半日も遅れてしまったために、取り返しが付かなくなったのだそうだ。12日に菅首相が現場を訪れたせいで、そこまで混乱してしまったのだった。しかも、原子力安全・保安院は炉心溶融3時間以内という見通しを持っていた。炉心損傷を示すヨウ素が検出されていたこともあり、切羽詰った情勢になっていたからだ。マスコミのなかにも、反骨精神の旺盛な記者はいくらかはいるはずだから、今後、菅政権への責任追及は厳しくなるに違いない。痛快であったのは、ネットの情報が間違っていなかったのが、今日の段階で証明されたことだ。菅首相が足を引っ張ったというのは、まさしく噂通りであった。いくら隠そうとしても、それは土台無理なのである。それが暴露されてよほど慌てたのだろうか。枝野幸男官房長官が今日午前中の記者会見で、東電に責任を転嫁しようとしている。まったく懲りない面々である。

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