見上げれば桜咲きたる城跡に往時の面影偲ぶ朝かな
キーボード文字打つ音も忙しなく朝の仕事を終えて珈琲
かのときの革命の書を片隅に積みて読まずに過ぎる淋しさ
事故からの歳月三年刻みけり励ます友が三人旅立つ
老いてなお学ぶことを生きがいに先を目指すは無知なる我は
キーボード文字打つ音も忙しなく朝の仕事を終えて珈琲
かのときの革命の書を片隅に積みて読まずに過ぎる淋しさ
事故からの歳月三年刻みけり励ます友が三人旅立つ
老いてなお学ぶことを生きがいに先を目指すは無知なる我は
この我の訥々語る講演を聴き入る人の眼差し優し
梅雨明けし会津柳津花ホテル赤き橋と只見川かな
加波山で極刑なりし会津人皇国のためと辞世の歌は
無期徒刑河野広躰その後の面倒見たるは頭山満ぞ
束の間の休息なりてこの我もやるべき仕事数多なりせば