草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

前例を踏襲せずアカデミズムのタブーに今こそ斬り込むべきだ!

2020年10月08日 | 大学

アカデミズムのタブーに断固斬り込むべきである。日本学術会議の会員の任命を菅首相が拒否したことで、マスコミや特定野党が「学問の自由が侵害されている」と騒いでいるが、お門違いも甚だしい。年間10億円の予算があてられているばかりか、国が支出する4兆円の科研費の使い方にも影響力を持つのである。我が国が科学立国を目指すのであれば、どこに何を使うかは重要な問題である。その組織が敵対国家の軍事研究に協力するというのも、もはや座視するわけにはいかない▼朝日新聞は「学者の国会」と書いているは、それは全国の学者による投票で行われてきた過去があったからで、立候補者が減少したために、現在では同会議が候補者を推薦し、それを任命するという方式が採用されるようになった▼どれだけ建設的な提言をしてきたかも問題で、東日本大震災に復興にあたって、大増税を主張して多くの国民の顰蹙を買った。また、平和安全法制に6人が反対したことが理由ではないかといわれているが、新会員に任命された99人のうち10人が同じく反対していたことが分かっている。6人が研究実績の点で見劣りがするとの見方も出ている。声なき声の国民は、菅首相の「悪しき前例主義の打破」を支持している。恐れることなく抜本改革に取り組むべきなのである。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本学術会議が左翼の巣窟なのはGHQの占領政策の後遺症だ!

2020年10月04日 | 大学

象牙の塔とはよくいったものだ。現実生活とは無縁な大学の研究室で、世の中を見下している閉鎖社会を指す言葉である。その典型が今回話題なっている日本学術会議なのである。左翼活動家の巣窟で、まともな研究家には声もかからないのである。それでいて国からの金が出るわけで、反権力を主張しながら既得権益に胡坐をかいているのである▼我が国が大東亜戦争で敗北したことで、日本のアカデミズムは大打撃を受けた。多くの有能な学者がパージされた。東京大学では国史の平泉喜澄が辞表を出さざるを得なくなった。京都大学では哲学科の高山岩男が追放の憂き目に遭った。学生の間からは高山の功績からみて惜しむ声が強かったが、GHQによって京都大学を追われることになったのだ。後に日本大学や玉川大学などで教鞭を執ったが、学会の主流からはずされたのである▼ポツダム宣言に書かれた「日本政府は日本国国民における民主主義的傾向の復活を強化し」という目的を達成するために、GHQが左翼の学者を重用し、長年培ってきた日本のアカデミズムを破壊してしまったのである。令和の世になったにもかかわらず、未だに左翼がアカデミズムを抑えているのは、GHQによる占領政策の後遺症であり、そこから脱却できないからなのである。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする