草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安倍首相への嫌がらせで委員長解任案を提出した野党7党!

2013年05月07日 | 政局

 日本の政治はこれだから駄目なのである。まるで子供の喧嘩のレベルではないだろうか。手続き上に問題があったわけでもないのに、嫌がらせの域を出ていない。残念でならないのは、民主党は問題外として、日本維新の会までもが含まれていることだ。これだから、自民党以外に選択肢がなくなるのである。川口順子参議院環境委員長の解任決議案を今日午後、民主党など野党7党が共同で提出した。参議院で多数を占めていることから、可決される可能性が強い。川口委員長が国会を無視したかといえば、まったくそうではない。中共の前外務大臣との会談が設定されたために、出張を延長したのだった。自民党の国対委員長と電話で連絡をとり、自民党の参議院議運委員が野党理事らに渡航延期を打診していたのに、そこで断られたのだった。尖閣諸島をめぐっては、中共による侵略の危機が現実化している。あらゆる外交的努力をするのは、国として当然のことだ。とくに、中共指導部のまとまりのなさが指摘されており、安倍政権としても、真意を探る必要があったのだろう。しかし、今回のことで日本国民は勉強になったはずだ。頼りになる政党は一つしかないというのを、再確認させられたからだ。それにしても、日本維新の会を除けば、安倍政権をタカ派と決めつけている野党が、こともあろうに外交的努力に水を差したのだから、何をかいわんやである。

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中韓が付け上がるのは敗戦国日本を犯罪者扱いするからだ!

2013年05月07日 | 思想家

 オバマ大統領やケーリー国務長官が中共や韓国よりに見えるのは、大東亜戦争が尾を引いているからだろう。永井陽之助は、カール・シュミットが『パルチザンの理論』において、敵の概念を三つに分けているのに注目した。一つは在来型であり、「限定戦争な敵概念」である。騎士道の決闘のような戦争で、敵憎悪の感情は介在しなかった。第二がフランス革命によって、民衆の愛国心が組織化された。生々しい「憎悪を伴った敵のイメージ」であった。しかし、そこの段階では、まだ正義は主張されなかった。第三の範疇が「絶対の敵概念」であった。そこで登場してきたのが、正義の戦争と不正の侵略戦争という区別であった。公的な敵概念に正邪善悪の観念が侵入し始めたのである。そこでは敵を抹殺することも厭わなくなった。大東亜戦争で敗北した日本は、「絶対の敵概念」で裁かれた。だからこそ、敗者は犯罪者として、レッテルをはられ、国際社会のなかで、不利な立場に置かれてしまう。戦後の日本の民主主義がその異常さに気付かないばかりか、かえって日本人の罪を認めたことで、自分たちを不利な立場にしたのである。第三の戦争概念は、アメリカが持ち込んだために、それを口実にして中共や韓国が日本批判を強めると、当然のごとく押されがちになるのである。アメリカは東京裁判を否定することで、全てを日本の犯罪にする見方を変えなければ、日本との同盟関係はぎくしゃくしたものになるだろう。なぜならば、日本はいつまで経っても、犯罪者扱いされるわけだから。

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