日本の政治はこれだから駄目なのである。まるで子供の喧嘩のレベルではないだろうか。手続き上に問題があったわけでもないのに、嫌がらせの域を出ていない。残念でならないのは、民主党は問題外として、日本維新の会までもが含まれていることだ。これだから、自民党以外に選択肢がなくなるのである。川口順子参議院環境委員長の解任決議案を今日午後、民主党など野党7党が共同で提出した。参議院で多数を占めていることから、可決される可能性が強い。川口委員長が国会を無視したかといえば、まったくそうではない。中共の前外務大臣との会談が設定されたために、出張を延長したのだった。自民党の国対委員長と電話で連絡をとり、自民党の参議院議運委員が野党理事らに渡航延期を打診していたのに、そこで断られたのだった。尖閣諸島をめぐっては、中共による侵略の危機が現実化している。あらゆる外交的努力をするのは、国として当然のことだ。とくに、中共指導部のまとまりのなさが指摘されており、安倍政権としても、真意を探る必要があったのだろう。しかし、今回のことで日本国民は勉強になったはずだ。頼りになる政党は一つしかないというのを、再確認させられたからだ。それにしても、日本維新の会を除けば、安倍政権をタカ派と決めつけている野党が、こともあろうに外交的努力に水を差したのだから、何をかいわんやである。
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