朝日新聞はよほど土建屋が嫌いらしい。パソコンで記事を書くのはまともな労働だが、真黒になって現場で働くのは、下等な人間だと思っているのだろう。精神労働の方が待遇的に恵まれていることについては、シモーヌ・ヴェイユも嘆いていた。今日の朝日新聞デジタルで槍玉に挙げているのは、自民党の政治資金管理団体の「国民政治協会」に対しての福島県内の企業関連団体からの政治献金である。2012年は前年の約8倍に増えたことを問題視している。建設会社が中心だとしても、208万から1696万になったのが、そんなに大問題なのだろうか。2011年は原発事故で政治献金どころでなかったのであり、それと比較するのは間違っている。そして金額である。朝日新聞の記者の平均の年収程度ではないだろうか。除染があるからそうなったとの見方もあるが、そんなに目くじらを立てるほどのことではない。アベノミクスは金融緩和と公共事業が柱である。消費増税が来年4月に迫っており、原発事故からの復興と国土強靭化に全力で取り組まなくてはならない。以前の民主党の目玉政策であった「コンクリートから人へ」を持ち出して、朝日新聞はちゃちゃを入れたいのだろう。大震災が迫っているにもかかわらず、決まり切ったことしか書けないのは、教科書しか読んだことがないエリートだからだろ。単なる嫌がらせのレベルでしかない。しかも、直接政治家に渡したのではなく「国民政治協会」への献金なのである。金のことを騒ぐ連中が、たいした仕事もせずに特権的な身分に胡坐をかいている。それを恥じることの方が先ではないか。
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