草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

男の健康寿命という壁

2024年01月22日 | 医学
 一冊の本に取りかかる前には、建康であるかどうかを確認して、それから取り組むことにしています。今回もまた、一通りしましたが、血圧の薬を変えるとか、ちよっとした変化がありました。そのせいもあってか、もう一つ意欲が湧きません。
 精神科医の和田秀樹氏がどこかで書いていたと思いますが、数値を気にし過ぎて、そのために薬を飲むと、活動的でなくなるような気がします。
 健康寿命というものは、人の手を借りずに自立した生活ができるかどうかということですが、令和元年で男は72・68歳、女性75・38歳です。今はそれより弱冠伸びているとはいえ、75歳を過ぎればガタがきて当然です。
 もちろん、個体差といものがあり、あくまでもそれは一つの目安に過ぎません。見方を変えるならば、その年齢を過ぎても自分で動けるようであれば、ラッキーと考えるべきでしょう。
 僕は急がず焦らずをモットーに仕事をしたいと思っています。そして、時には一人でブラリと旅に出るのです。パスカルに言わせるならば、それは気晴らしでしかありませんが、あくまでも人間は人の子であり、最期は「人々が頭の上に土を投げかけ、それで永久におしまい」(『パンセ』前田陽一訳)なのですから。
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上海で東京の976倍の放射線量を測定

2023年08月30日 | 医学
 台湾メディアが昨日伝えたところによると、中国の上海市の自宅で放射線量を測定したところ、東京の976倍の数字が測定されたそうだ。
 しかし、デマではないようだ。中国の建材からは広く基準値を超える放射線量が出ており、それでつくった家に住んでいる中国人は、日々危険にさらされているというのだ。
 福島第一の処理水の海洋放出を批判する前に、自分たちの足元が大変なことになっているのだ。これによって、現在進行中の不動産バブルの崩壊にも拍車がかかるともみられている。
 そいいえば原発事故の当時、ちょっとしたことで中国人と喫茶店で話をしたことがあった。そこで僕が「日本は大変なことになってしまい、この先どうなるか見当がつきません」とこぼしたら、その中国人は「中国は日本以上に放射性物質で汚染されています」と語った。そして僕に向かって「日本ほど安全安心な国はありません」と言い切ったのである。
 意識の高い中国人からすれば、そんなことは常識の範囲内であったのだ。日本からの海産物の輸入禁止措置を取って、嫌がらせをいようとした習近平は、逆に自分たちの吐いてきた嘘がバレることになってしまったのだ。必死になって日本人に対する憎悪を煽ろうとしても、自分で自分の首を絞めかねないのである。
 そんなことも知ってか知らずか、日本のマスコミや左派政党は、日本を貶めるために、平気でフェイクを流している。嘘も100回吐けば本当になると思っているのだろう。
 ようやく日本人の多くの人が目覚めてきた。反日勢力のデマに惑わされることなく、日本人が心を一つにして、今こそ全体主義国家中国の脅威に対峙するときなのである。
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専門性を無視したCoLaboなどの『心のケア』

2023年01月12日 | 医学
 前にも書いたが、公金投入とともに、忘れてならないのは、CoLaboなどにおいて、若年女性を支援するといいながら、とんでもない「心のケア」が行われている疑惑である。専門性のある医師やカウンセラーがどこまで関与していたか疑問である。
 まともな専門家であれば、一方的な思想を押し付けるといったことにはならなかったはずだ。特定の政党を支持するように仕向けていたとすれば、それこそ常軌に逸する。
 心身ともに傷ついた人たちへの対策は必要ではあるが、そこにおいても、支配と被支配という関係は否定されなければならない。彼女たち自身が自らを救済するのであって、いかに専門家であろうとも、あくまでも手助けをするだけなのである。そんなことは、今の時代の常識ではないだろうか。
 うさぼんさんがツイートで「中ではお仲間達のプログラムや勉強会、心のケアを受けさせる。講師はもちろんお仲間。職員に"講師資格"取らせる為にお仲間の所に研修に行かせてひとり数十万×人数。マネロン」と指摘しており、あまりにも酷過ぎる。
 共産党、立憲、社民党、れいわなどの政党やマスコミは、次々と真相が明らかになっているにもかかわらず、これまで通りCoLaboなどを擁護し続けるのだろうか。
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ちょっとした風邪でも診てもえらえない今の医療

2022年11月12日 | 医学

 オミクロンにかかったのだろうか。久しぶりに熱が出て、午前中は安静にしている。もともと扁桃腺があるから、高熱には驚かないが、今回は少しばかり気になる。大体3日くらいで峠を越すと言われるが、年齢的なハンディもあるので。あまり甘く見ることはできない。人とはできるだけ会わないようにして、一足早く冬ごもりである。
 普通の風邪で騒ぐほどではない、と言っていた手前、慌てず騒がず対応するしかない。国が早く5類にしてくれれば、どこでも診療してくれるのに、未だに2類であるために、手間がかかって仕方がない。
 政治が優柔不断であるために、色々な面でしわ寄せが出てくるのだ。この問題一つをとってみても、岸田首相はさっさと総理の座からおりるべきなのである。    どこの医院の受付にも「咳や熱がある人は申し出てください」という貼り紙がしてある。つまり病人を拒否しているのだ。風邪にかかっても、診察以前にPCR検査なのである。オミクロンだと、普通は1週間程度で治ってしまう。大騒ぎするのが間違っているのだ。インフルエンザと同じように、各医院でもPCR検査が出来るようにすればいいのだ。
 そんななかで萩の山本貞寿医師は立派である。新型コロナの患者を率先して診察しているからだ。大病院でもないのに、すでに300人以上を治療している。患者を門前払いしないのである。戦後の一時期、結核の患者をたくさん診たこともあり、苦にしていないのである。それが本来の医師の姿ではないだろうか。 若い人などは、医院にかかるのは、せいぜい風邪をひいたときと相場が決まっている。にもかかわらず現状では、発熱外来がある医療機関でPCR検査をしなければ、風邪薬ももらえないのである。どうかしている。
 政府が対策強化宣言を新設、若者への外出自粛要請を可能にするのだという。何を考えているのか理解できない。ようやく「全国旅行支援」などで日本の経済が回ってくると思ったらば、ここにきて急ブレーキを踏むというのは、一貫性がなく支離滅裂ではないか。注意すべきは高齢者であり、若者まで含める必要はないだろう。冬になれば新型コロナが流行するというのは予想されることだ。どこの医院でも検査ができ、治療ができるようにすればいいわけで、インフルエンザと同じ扱いにすべきだろう。重症者のベットを地域ごとに確保して置けばいいのであって、先に先に進まなくてはならないのである。

 
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麻疹の大流行を阻止するために万全の策を講じるべきだ!

2019年02月15日 | 医学

麻疹が大流行する危険性が出てきた。交通網が整備され、人の移動が自由に行われることになったおかげで、あっという間に広がってしまうのである▼いくら医療が充実している先進国であっても、発病すれば、1000人に  1人は死亡するといわれる。麻疹とは知らずに、東海道新幹線に乗った 女性のことがニュースで大きく報道され、乗り合わせた人たちに対して、症状が出た場合には、医療機関に連絡するように呼びかけている▼感染症の拡大を防ぐにあたっても、今の我が国の法律は不備である。戦争や災害においてもそうであるが、非常事態を宣言し、人の移動を制限するといった最低線のことができず、危機に対処できないのである▼警戒すべきは、外部からウイルスが持ち込まれことだ。同時多発的に行われれば、手のほどこしようがない。憲法上の制約もあって、国民の安全を考慮してこなかった私たちは、重大な危機にさらされているのだ。核ミサイルに備えるだけてなく、多方面のことに対応しなくてはならない。そうした深刻な課題について、安倍首相は正直に国民に語るべきた。その場しのぎであってはならないのである。

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丸山ワクチンが効くのは「樹状細胞」を活性化するから!

2018年05月28日 | 医学

丸山ワクチンをめぐっては、ガン治療薬としての効果について意見が分かれてきたが、多くの患者が使用してきた経過がある。日本医科大学の高橋秀美教授が去る19日、東京で開かれた講演会で「丸山ワクチンは、がんに対する免疫の鍵を握る、白血球の一種である『樹状細胞』を活性化することが分かった」と述べた▼この細胞を発見したアメリカの学者は、2011年度のノーベル医学生理学賞を受けており、ようやくここにきて丸山ワクチンがなぜ効果があるかが示されたことになり、がん患者にとっては朗報ではないだろうか。そういえば吉本隆明も、がんになったわけでもないのに、丸山ワクチンを注射していた、と聞いたことがある▼ゼリア新薬工業が「抗悪性腫瘍剤」としての認可を求めたのに対して、1981年に厚生省は不認可とした。しかし、その一方で異例の有償治験薬として供給することを認めたのだった。薬代も月3千円程度だし、副作用もほとんどないわけだから、厚労省も重い腰を上げるべきだ▼丸山千里博士によって発見されたがん免疫療法剤が丸山ワクチンである。副作用にさいなまれる多くのがん治療薬とは違うわけだから、早急に認可すべきではないだろうか。ここまで丸山ワクチンが無視されてきたのは、既得権益を守ろうとする勢力の壁が高かったからである。今回の高橋教授の画期的な研究成果によって、その壁を突き破ることになればよいのだが。

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パンデミックの危機が去っていない韓国への渡航制限を!

2015年06月26日 | 医学

韓国での中東呼吸器症候群(MERS)がなお拡大を続けている。初期対応のまずさだけではなく、コロナウイルスの感染力を侮ったからではないか。感染力が非常に強い患者一人が約2100人と接触していたことが判明した。韓国の保健福祉省が25日に発表したもので、産経新聞が大きく報道している。誰が考えても楽観視できる状況ではない。我が国としても早急に渡航制限をして水際で食い止めるべきだろう。ようやく日韓首脳会談が日程にのぼってきたことで、韓国に配慮すべきとの意見もあるようだが、最優先すべきは日本人の命ではないか。パンデミックはある日突然猛威を振るうのではない。平和な生活を徐々に蝕んでいくのである。韓国では感染者や死者が増え続けているのに、片一方では何もなかったかのような生活が行われている。日々深刻になっているにもかかわらず、人々は目をそむけてしまうのである。今の日本は多くの危機に直面している。その一つがMERSなのである。緊急事態になれば、国民の活動を制限して、感染者を最小限に封じ込めることも想定しなくてはならない。まさしくそれはテロとの戦いと同じなのである。さらに、韓国に居住する日本人に対しても、退避勧告をする必要があるのではないか。そのうち収束するだろうとの見方はあまりにも甘過ぎる。グローバル化はリスクを伴うのであり、断固たる処置を取る以外には、日本国民の命は守れないのだから。

 

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韓国への気兼ねからパンデミックの危機を報道しない日本のマスコミ!

2015年06月19日 | 医学

民主党政権下であったために、マスコミは福島第一原発事故について真実を報道しなかった。国民が政権批判をすることを恐れたのである。今も拡大中の韓国での中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスに関しても、できるだけ扱いを小さくしようとしている。本当のことを伝えると韓国の印象が悪くなるのを恐れるからだろう。国民の命をどう考えているのだろう。日本と韓国との間は往来が頻繁である。仮に韓国でパンデミックということになれば、水際で阻止することは困難になる。外務省はすぐにでも、渡航の自粛を呼び掛けるべきだ。早期に国境を封鎖することも検討されなければならない。すでに隔離対象の日本人が、韓国側の不手際で日本に帰国しており、日本で感染者が出ても何ら不思議ではない。にもかかわらず、マスコミがまともに取り上げないのは、韓国への配慮があるのは明らかである。佐藤優がラジオで述べていたように、感染者が1000人を突破するかどうかが一つの目安とされる。そこから爆発的に感染者が増えるのであり、その前に万全の策を講じなければならない。まさしくパンデミックの一歩手前だ。日本は国家としても最善をつくさなくてはならない。いくらマスコミが流す情報が楽観論に傾いているとしても、国も国民も振り回されるべきではないだろう。コロナウイルスは未知の感染症を引き起こしている。油断は禁物である。韓国に旅行しなければよかった、とか後悔しないように、私たちも警戒を怠ってはならないのである。日本のマスコミは信じるに値しないのだから。

 

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安易に尊厳死を選択すべきではない!

2014年11月04日 | 医学

尊厳死を認めてしまえば、それは際限なく適用されるのではないか。死は誰もが迎えるものであるとしても、意識がある限りは、生をまっとうすべきではないだろうか。アメリカのオレゴン州で、29歳の女性が尊厳死を選択した。もはや自分であり続けられないのに悲観して、自ら選択をしたのである。しかし、それは日本では容認すべきではない。そうでなくても、高齢化が進行して、年寄りの肩身が狭くなってきている。生きること自体が難しくなってきているのだ。健康で元気な者でなくても、生きる権利があり、誤った方向に誘導されるのを恐れてしまう。つい最近、親を亡くして痛感したが、子供にとっては、生きていてくれるだけでいいのである。病と闘っている姿が尊いのである。余命何カ月という言葉は、死刑宣告を受けたのと同じだ。奇跡や希望を持つことが、どうして許されないのだろう。日本人は共同体のなかで暮らし、それは過去から未来へと受け継がれていく命の流れである。そこで生き、そこで死んでいくのである。分断された個として、終焉を迎えるのではない。今の日本では152万人がガン患者だといわれている。百人未満に一人の割合なのである。医学の進歩による救済が待たれると同時に、その人たちの希望の灯を絶やしてはならない。安易な安楽死の選択は、その希望を奪うことになりかねない。子供や孫のために、必死に踏ん張っている人たちを、見放してはならない。奇跡がありうることも忘れてはならない。あくまでも命はミステリアスなわけだから。

 

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エボラ出血熱のパンデミックの危機を前に!

2014年10月28日 | 医学

今回はエボラ出血熱の患者は日本では出なかったが、今後はどうなるか予測が付かない。ここまでくればいつパンデミックになっても不思議ではなく、人類は重大な危機に直面しているのだ。皮肉なことには、いくら致死率が高いとしても、そこで生き残る人たちもいる。そうした人たちは免疫を与えられ、恐れを知らない身体になるのである。人類がこの世に誕生してから今日まで、病原菌やウイルスとの戦いであった。それを死滅させたとしても、新たな変異が起こる可能性があり、結局は感染して免疫を手にした者が生き残り、人類が続いてきたのではなかろうか。我が国は水際で撃退するのに、最善を尽くすべきだろう。しかし、突破されることだって想定しなくてはならない。中世と呼ばれた時代にあっては、ペストが蔓延し、身近に死の影があった。それでも何もないかのように人々は暮らしていた。ハルマゲドンや最後の審判とかいう言葉は好まないが、未来に対しての漠然とした不安が、パンデミックとして立ち現れると、ある種のあきらめを持ってしまう。政治も経済も混沌としているなかで、破局もまたありだからだろう。未来がバラ色であるかのように思い描いた進歩史観の何と危ういことか。傲慢な人類は身のほどを知るべきなのだろう。それを今後も反省しなければ、待っているのは人類の滅亡なのだから。

 

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