草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

不甲斐ない党首討論での小沢

2008年11月28日 | Weblog
党首討論での小沢一郎にはガッカリした。あんなので総理になろうとするのは、国民を馬鹿にしているよね。麻生太郎の失言なるものを取り上げて、論戦を挑んでいるあたりは、床屋政談レベルじゃないの。麻生の軽さもいただけないけど、これから政権を目指そうとしているわりには、小沢の内容のなさには呆れたよね。笑ったのは、フフジテレビの小沢への肩入れだよね。フジサンケイグループは、小沢に恩義があるのかな。あまりにも露骨過ぎるよな。テレビ朝日の方がまともで、くだらないことしか言わない小沢のところを揶揄し、マスク姿をアップで映していた。それなりに評価できるよね。民主党はすぐに出直して、菅直人を党首にして、真の意味での政権交代をしないと。このままでは、かつての自民党の派閥抗争の再現で終わってしまうよ。一億円以上も事務所経費を誤魔化したにも関わらず、のうのうと黄門様を名乗っている渡部恒三が、党首討論を民主党としてコメントしていたけど、あんなのしかいない民主党では、改革の党を名乗るのもおこがましいよね。それに、鳩山由紀夫にしても、憲法改正を主張しているわけだから、さっさと自民党に行けばいいんだよね。逆に加藤紘一が菅と一緒になれば、国民も選択しやすいと思うよ。
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小沢ではなく菅で政権交代を

2008年11月10日 | Weblog
悲しいかなこの国では、政権交代は危険なバクチである。民主党が寄り合い所帯であることで、日本を混乱させるからだ。金権政治家の小沢一郎が首相になれば、それこそ日本はおしまいである。政治資金で不動産を買いあさり、金儲けをしてきた男を、日本の指導者にすれば、すぐに新政権は行き詰まるだろう。なぜ菅直人は決起しないのか、小沢と対決しないのか。それほどまでに民主党が、小沢に支配されてしまっているのであれば、政権を狙うのは土台無理である。団塊の世代の我々は、菅に対してはシンパシーがある。小沢ごときの後塵を拝したのでは、市川房枝の精神が泣くというものだ。小沢や鳩山は、保守政治家である。国民は、菅が何を主張するかを注目している。菅は政権交代にこだわるべきではない。正論を吐くべきなのである。日本での政権交代とは、センターレフトが政権を執ることであり、小沢の出番をつくることではない。今こそ菅は勇気を出すべきだ。孤立を恐れてはならない。小沢と訣別し、センターレフトとして政権を目指すべきだ。アメリカはオバマに期待し、舵取りを任せた。日本では首相になるべきは、菅直人しかいない。小沢になって喜ぶのは自民党である。国民が待望しているのは、自民党のリベラル派を含めた中道左派政権である。市場原理主義にノーを言えるのは、その勢力しかないからだ。保守派同士の揚げ足取りに国民は愛想をつかしている。菅が前面に出れば、自民党を倒せる。しかし、小沢では国民の支持は得られない。菅は今こそ勝負に出るべきだ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

捨て石となった田母神幕僚長

2008年11月01日 | Weblog
田母神俊雄という人は、会津藩の流れをくむ人ではなかろうか。田母神という苗字は確か会津の上級武士にいたと思うからだ。航空幕僚長という重責からも、あの発言は軽率であった。しかし、言いたい気持ちは十分にわかる。大東亜戦争の敗戦からこれまで、日本は国家としての体面を絶えず傷つけられてきた。アメリカによる占領政策の延長で、我が国は従属国家としての地位に甘んじるしかなかった。日本の領空を守る次期戦闘機を、国産化することすらできないでいる。アメリカがそれを許さないからだ。民主党代表の小沢一郎ごときは、それこそ、国連優先主義を逆手にとって、アメリカによる武力行使に日本の自衛隊を参加させようとしている。つまり、傭兵になれというのだ。田母神幕僚長は、捨て石になる覚悟だったのだろう。更迭されても甘んじて受けようと思ったのだろう。悲しいかなこの国は、三島由紀夫ではないが、忠誠対象がはっきりせず、栄誉を与える大権がどこに属するかも、明確ではない。先の大戦で散華した者たちの死も、不当に貶められている。それでは自衛隊員を、死に赴かせることなどできわけがない。田母神幕僚長の指揮官としての切実なる叫びに、今こそ耳を傾けるべきではなかろうか。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする