
『表題は「万博テストラン」での問題点の一つを指摘しています。参考記事は長いので問題点を第一引用、その後13日から始まる「大阪万博に問題点」と分けて見てみます』
【万博の“価格設定”を巡って激しい批判の的となっています。最も象徴的なのが、1杯3850円という高額な「究極の駅そば」。兵庫県姫路市で長年親しまれてきた駅そばを、万博限定の豪華仕様で販売するということですが、その価格が物議を醸しています。
この駅そばは、神戸ビーフをすき焼き風に調理してトッピングし、和風出汁にホタテやハマグリのエキスを加え、温泉卵や三つ葉を添えるなど、確かに高級感あふれる一杯。さらに、器には能登の伝統工芸「輪島塗」が使用されており、見た目にもこだわりが感じられます。しかし、「駅そば」という庶民的な料理に3850円という価格が付けられたことに、多くの国民は困惑】とピンズバNewsが報じています。
次いで、ここをクリック⇒万博全般について:
【1970年に開催された前回の大阪万博では、77か国が参加し、6422万人という記録的な来場者数を誇りました。会場の太陽の塔は今もなお大阪の象徴として親しまれています。しかし今回の大阪万博は、開催1か月前の時点で前売りチケットはわずか800万枚しか売れておらず、そのうち一般購入は3%程度にとどまっています】と指摘されています。その割にはここ2日程「TVニュースの映像のテストラン会場では、「異常な混雑を呈している状態」が報じられていました。スマホを十分使いこなせないと要領よく会場を巡るのは困難なようです】
「せっかくの国家的イベントですから、なんとか上手く終えて欲しいものです」
写真:間もなく始まる大阪・関西万博 ※画像は大阪・関西万博公式インスタグラム『@expo2025japan』より© ピンズバNEWS
ピンズバNews:
日々流行の最先端を分析するトレンドウォッチャーの戸田蒼氏。そんな戸田氏が今、熱視線を注ぐのは4月13日と開幕が目前に迫った大阪・関西万博だった。
万博の“価格設定”を巡って激しい批判の的となっています。最も象徴的なのが、1杯3850円という高額な「究極の駅そば」。兵庫県姫路市で長年親しまれてきた駅そばを、万博限定の豪華仕様で販売するということですが、その価格が物議を醸しています。
この駅そばは、神戸ビーフをすき焼き風に調理してトッピングし、和風出汁にホタテやハマグリのエキスを加え、温泉卵や三つ葉を添えるなど、確かに高級感あふれる一杯。さらに、器には能登の伝統工芸「輪島塗」が使用されており、見た目にもこだわりが感じられます。しかし、「駅そば」という庶民的な料理に3850円という価格が付けられたことに、多くの国民は困惑。ネット上では、《3850円の蕎麦って普通に考えて高すぎ。まさにインバウンド蕎麦じゃん》《家族で食べたら軽く1万円超え。気軽に行ける場所じゃない》《この物価高の時代にふざけてるとしか思えない》といった厳しい声が相次いでいます。
万博会場内では他にも、1杯2000円のラーメン、1皿1000円のサンドイッチ、荷物預かり1個1万円といった「万博価格」が次々と明らかになっており、批判に拍車をかけています。ラーメンやサンドイッチについても、特別な食材を使っているとされていますが、具体的な説明が乏しく、「なぜその価格になるのか納得できない」という声も。特に荷物については、高さ40センチを超える物やキャスター付きの荷物が持ち込み禁止とされており、実質的に1万円支払わなければならない仕組みにも怒りの声が上がっています。
さらに驚かされるのが、飲料に関する対応です。万博ではレジ袋が原則禁止となっているのに加え、ペットボトル飲料の販売も行われず、飲み物はすべて持参したマイボトルに給水スポットで補充するという形式がとられます。環境対策として導入されたものですが、炎天下での開催を控える中、安全面での懸念もあるため、こちらも《夏の暑い時期に水分補給が不便すぎる》《体調崩しても自己責任ってこと? ありえない》《マイボトル忘れたら終わりじゃん、非常識にもほどがある》といった不安の声が数多く寄せられています。
■チケットの販売はわずか800万枚のみ
会場内には最大80か所の給水スポットが設置されるとされていますが、来場者数や天候の条件を踏まえると、十分な体制が整っているとは言い難い。さらに、飲食店では来場者のマイボトルに飲み物を入れるよう要請されており、衛生面での課題も懸念されています。
1970年に開催された前回の大阪万博では、77か国が参加し、6422万人という記録的な来場者数を誇りました。会場の太陽の塔は今もなお大阪の象徴として親しまれています。しかし今回の大阪万博は、開催1か月前の時点で前売りチケットはわずか800万枚しか売れておらず、そのうち一般購入は3%程度にとどまっています。
企業による組織購入が大半を占めており、個人の関心は極めて低いのが実情。国民の税金でまかなわれる運営費、物議を醸した「2億円のトイレ」建設、個人情報取得に対する不信感、メタンガスによる爆発事故といった数々の問題も、この不信感に拍車をかけています。
国際博覧会という性質上、ある程度の価格帯や特別仕様は理解できる部分もありますが、インバウンドに目を向けるあまり、日本人感覚とかけ離れすぎていては、興味も参加意欲も削がれてしまいます。物価高や増税に苦しむ家庭も多く、その中で1杯3850円のそばが、果たしてどれほどの共感を得られるのでしょうか。
「ぼったくり万博」との揶揄を払拭するためには、明確な価格設定の根拠や、誰もが安心して楽しめる運営体制が必要不可欠。現状のままでは、せっかくの国際イベントが、不満と失望だけを残すことになりかねません。
(引用終わり)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます