王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

海洋へ・大気へ・併用も…原発処理水「放出」で3案議論

2019-12-24 09:38:19 | 福島原発事故
昨日23日政府は「福島第一原発の汚染水処理」について「有識者会議の報告書案」を発表しました。
あーこれで、去る9月小泉進次郎環境大臣が就任する前日、ここをクリック⇒前任の原田環境相が所管外なのに「福島原発の汚染水処理」について発言した意図が明確になりました!!
浜爺の様な素人が原田前大臣の発言は「政府の観測気球か威力偵察射撃か?」と思った事が、今回の「有識者会議の汚水処理案」の発表で、正しく図星だったことがわかりました。
その露払いは2017年7月に時の東電会長が「汚染水海洋放出」を発言し、原子力委員会や県知事から反発を受け、そんな意図は無い事と発言がうやむやになった事ありました。 発言は時々の汚染水タンクの収容余力の限界とリンクしています。  冷や汗 >
「有識者会議の汚染水処理案」は6案から3案に絞られ提示されました。
第1案は「薄めて海洋に放出」
第2案は「温めて空気中に放出」
第3案は「1と2案の併用」 の様です。
まあ第2案は「火力か電力で汚染水をじゃんじゃん高温にするにはコストが掛かりCO2問題」にも関わるので日本ではどうでしょうかね??
行き着くところ?「海洋へ放出」ですかね?
福島原発事故が起きたた直後、フランスはアレバ社の女性CEOがサルコジ大統領と飛んできて、ここをクリック⇒「従業員と思って(使って)てちょーだい!」とぶち上げ、それを信じた我々は何だったのでしょうかね???
海へ流すのは簡単かも知れません?!
でも、当面、福島沖の漁場の魚は売れなくなりそうです。
海水は素人が思うほど拡散しないともいいます。しかし長年の間には東北と東京湾の入り口辺りまでは広がりそうです。
浜爺は汚染水被害が出るころは、この世とでオサラバばですから関係は有りませんが孫たちの事を考えると慎重に対処するよう「有識者会議案」の進行を見守る必要があります。
東京五輪の招致の際、安倍首相は「福島原発は アンダーコントロール」とか言ってました。
お父さんお母さん世代の若者は議論を厳しい目でしっかり監視してください。
お願いします。

写真:3案による利害の比較

読売新聞:
政府は23日、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水を浄化した処理水の取り扱いについて、タンクに保管する処理水の放出を前提に、処分方法や実施時期を決めるよう求める有識者会議(委員長=山本一良・名古屋大名誉教授)の報告書案を公表した。実現可能な放出方法として「希釈して海洋に放出する」「蒸発させて大気に放出する(水蒸気放出)」「併用」の3案を示しており、同日の会合で議論する。
 処理水は、原子炉内の溶融した核燃料を冷却する際に生じた汚染水などから浄化装置でトリチウム以外の放射性物質をほぼ取り除いた水だ。敷地にある1000基近くのタンクに約110万トンを貯蔵する。汚染水は1日約170トン増えている。
 有識者会議は2016年秋以降、風評被害などの影響も踏まえて断続的に検討してきた。この日、事務局側が過去に検討した五つの処分方法のうち、実績のある二つの処分方法とその併用に絞る形で示した。
 2案のうち、海洋放出は国内原発で幅広く行われており、国の基準を下回るまで薄めて海に流す方法だ。水蒸気放出は高温で蒸発させて排気筒から上空に放出し、大気中で国の基準を下回るようにする。米スリーマイル島原発事故の際に行われた。
 5案のうち、セメントで固めて地下に埋設するなど残る3案については前例がなく、技術的、時間的に課題が多いとした。
 放出時期や期間については「政府が責任をもって決定すべきだ」とした。報告書案によると、開始時期や年間の処分量によって処分期間は変わるが、最短でも10年前後はかかる。
 報告書案では「廃炉を終えるまでに処分を着実に終える必要がある」と明記。そのうえで風評被害に配慮し「必要に応じて貯蔵を行うことも含め、処分による影響を抑える」とした。地元を始め、幅広い関係者の意見を丁寧に聞くよう政府に求めた。
◆トリチウム=水素の仲間の放射性同位体で、三重水素とも呼ばれる。宇宙からの放射線でも作られ、自然界にごく微量が存在する。水道水にも含まれている。日常生活で摂取しても水と同様、体外に排出される。放射能が自然に半分に減る「半減期」は約12年。ほかの放射性物質は沈殿させたり吸着させたりして除去できるが、トリチウムは水分子そのものに組み入れられているため除去が難しい。

 福島第一原発で生じる処理水の処分は、廃炉作業を円滑に進めるために避けて通れない問題だ。処分の遅れは、廃炉工程全体に影響する。有識者会議で示された処分を柱とする報告書案は、重要な一歩になる。 敷地には処理水をためる巨大タンクが林立し、万が一、漏れると廃炉作業が滞りかねない。政府と東電は風評被害を恐れ、処分を遅らせてきた。地元を中心に、農水産物が売れなくなる懸念などから反対の声が根強い。議論は3年以上に及んでおり、処分の時期を見通せない状態だ。だが、東電によると、処理水の保管はタンクの容量などから、現状で2022年夏に限界を迎える。今後の廃炉作業で生じる廃棄物を保管する場所を確保する必要があり、タンクの大幅増設は難しい。 国連科学委員会のモデルを使って政府が全ての処理水を1年間で処分する場合を試算したところ、海洋放出、水蒸気放出のいずれでも、自然放射線による影響の1000分の1以下であることがわかっている。 政府には今後、処分が科学的に問題ない点を丁寧に説明する姿勢が求められる。今以上に風評被害対策に取り組むことも地元の理解を得るためには欠かせない。(科学部 井上亜希子)(引用終わり)
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大飯原発3号機 再稼働 !!

2018-03-15 09:32:58 | 福島原発事故
大飯3号再稼働、住民「とにかく安全に」 避難に不安も

昨日14日関電の大飯原発3号機が4年半ぶりに再稼働しました。
全国では再稼働6基目になります。


たまたまこの11日東日本大震災を悼む記事の終わりに原発再稼働に対する危惧を書きました。 この記事でも原発事故を危惧する住民はいることはいるのですね!
しかし命より当面の地域活性化が優先して再稼働反対につながらないのでしょうね?!
微妙です!


よほどのへまを大飯原発の係員がしなければ単独の事故は非常に少ないのでしょうけど地震、津波、火山の噴火や活断層等天文学的周期で襲いくる自然災害を誰も予想できません。

現に霧島連山では噴火がありその他の地区でも火山活動が報告されています。
大元は原発による電力源を推進し海外にまでその技術を輸出しようとする政府を変えないとこの日本では原発が無くなることは難しいようです。
まあ事故が起きてから政府に騙されたなんて言わないと「地元で賛成した方はしっかり腹にすえておく必要があります」
現地に災害の起きない事を願っています



写真:大飯3号機(向かって右)

福井新聞:
関西電力大飯原発3号機(福井県おおい町)が4年半ぶりに再稼働した3月14日、地元おおい町民は経済面では歓迎する半面、「とにかく安全に」と事故への不安感を漏らした。避難道路の充実や使用済み燃料の行方など、原発を巡るさまざまな課題に対し声が上がった。




 本郷地区に住む84歳男性は「今回は厳しい新規制基準をクリアしての再稼働だが、11日にニュースで流れた福島の様子などを見ると、やはり不安は払拭しきれない」とし、「とにかく安全に動かしてほしい。これに尽きる」と話した。また、関電が使用済み燃料の県外での中間貯蔵施設の計画地点を年内に示すと明言していることに関しては「いち早く(示してほしい)」と注文した。




 避難について不安もある。原発が立地する大島地区の住民は有事の際、大島半島から町中心部を結ぶ「青戸の大橋」を渡り、国道27号に出て避難することになる。同地区に住む70歳女性は「今年の雪のとき、橋や国道が渋滞した。事故が起きていたら、とてもスムーズに避難できたとは思えない」と指摘した。




 県は2019年度の供用開始を目指して、同地区に新たな原子力災害制圧道路を整備しているが「これも本当に機能するのかどうか」と疑問を呈し、「国道27号とを結ぶ道の複線化が必要では」と話した。
(引用終わり)
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東電会長 トリチウム水 海洋放出発言 !!

2017-07-20 06:20:29 | 福島原発事故
知事「慎重に対応を」 東電会長トリチウム水海洋放出発言

話は13日共同通信が東電川村会長が処理水の海洋放出について「判断はもうしている」と報じたことで始まった様です。その際原子力規制委員長の田中氏の「国の基準値以下での海洋放出は安全上問題ない」との考えを引き合いに海洋放出に言及したと伝えられこの件について田中氏が激しく怒っています。また19日には全漁連が川村会長に「文書で激しく抗議」福島県知事内堀氏が19日の記者会見で「福島原発の廃炉と賠償の取り組み」に言及するなど関係者の間に緊張が生じました。

川村会長は「個人としても会社としても海洋放出を判断した事実はない」と否定したそうです。
世間ではこの手の発言を「マッチポンプ」と冷やかしますが東電会長ほどの人物がそんな軽い発言をしますかね??

おそらく軍事用語の「威力偵察」ですな! 放射能汚染水を海洋放出する事についてあえて発言をし、全漁連、田中委員長更には福島県知事からも強い非難のある事が分かったので「発言はない事に!」
/buta/}
別紙では汚染水は72万トンになっているそうでこの処理を本当に考えないと物理的限界を強調されると困ります。さらに別紙では福島第1原発3号炉にロボットを入れ内部撮影したそうですが炉の底は抜けデブリス(燃料カス)は行方も分からないとか?!
福島原発は安倍首相に元で under control のはずですが とてもとてもの様です。
何だかいやですね。


写真:川村会長(ネットより)

福島民報社:
内堀雅雄知事は18日の定例記者会見で、放射性物質トリチウムを含んだ東京電力福島第一原発の処理水を巡り、同社の川村隆会長が「(海洋放出の)判断はもうしている」と発言したことについて「誤解を与えないように慎重に対応すべき」と述べた。 内堀知事は川村氏の発言の意図が分からないとした上で、「さらなる風評を引き起こすことのないよう、十分に考慮しながら慎重に検討を進めてほしい」とした。 県産の農産物や水産物は放射性物質検査で安全性が証明されているにもかかわらず、受け止め方は消費者によって異なる現状を挙げ、「問題の難しさや複雑さを頭の真ん中に置き、議論を進めるべき」と注文した。 原子力規制委員会から「福島への責任」について問われた際の川村氏の「新しいタイプの原子力が動かせることを見せる責任がある」との発言に関しては、「(東電の経営陣には)福島第一原発の安全で着実な廃炉、福島第二原発の廃炉、適切で迅速な賠償に責任を持って取り組んでもらうのに尽きる」と語った。

(引用終わり)
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福島原発事故 三市町村で避難指示解除 !!

2017-04-01 07:32:56 | 福島原発事故
【福島・避難解除】浪江、川俣、飯舘の3町村で避難指示解除 「いつか晴れると信じて」再建の一歩

昨日から今日に掛けて福島原発事故に伴う廃案指示が福島の三市町村に解除命令が出ました。

3地区の行政にかかわる皆さんはこれからも困難な状況に向かい合って活動されるのだと思います。

難しい事は抜きにして「地域で病院や大きなスーパーなどが移転しただけで地域の人の流れに大きな影響が出ます」
放射能が科学的に安全なレベルに抑えられたとしても「築地移転の問題と同様で安全だけど安心だとどれだけの元住民の方が信じるかでしょうね」

大津波が起きて福島第1原発が崩壊して6年になります。
いまだに「福島第1原子炉の中では何が起きているのか? はっきりわかっていません」
帰るも地獄!!帰らないのも地獄!! そこで生活の基盤があった住民の方は決死の決断が必要でしょうね。

こんな状態を起こしながら各地の原発を再起動させる安倍政権の思考と現地の知事、市町村長の考えが良くわかりません。
万一の時は迷惑を蒙るのは原発所在地の住民だとはっきりわかったのですから。
いつか起こるかも知れない事故より目の前の迷惑料などのお金が大切なのでしょうかね??

想定外の事故の無い様にお祈りします。


写真:避難解除の市町村(朝日新聞)

産経新聞:
東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が福島県内3町村で解除された31日、対象となった浪江町、川俣町山木屋地区、飯舘村で記念式典や追悼式が行われた。富岡町に出ていた避難指示も1日午前0時に一部を除いて解除。喜びと不安が交錯する中、各自治体は再建への一歩を踏み出した。

 町民ら約180人が東日本大震災の津波で亡くなった浪江町では日の出時刻に合わせ、馬場有(たもつ)町長と町民約20人が海を望む町内の慰霊碑に集まり、犠牲者に避難解除を報告した。

 この日は曇りで朝日は見えにくく、馬場町長は「町の現状と同じような天気。いつか晴れると信じて町を再生しよう」と呼びかけた。参加者は碑に黙祷をささげ、犠牲者を悼んだ。

 飯舘村は昨夏に開館した村交流センターで「おかえりなさい式典」を開催。避難先や村内の自宅から村民ら約300人が訪れ、再会と解除を喜んだ。菅野典雄村長は「6年の避難生活から待ちに待った解除だが、ゴールではなく復興のスタートだ」とあいさつした。

 3町村では31日午前0時、放射線量が高い「帰還困難区域」を除き避難指示が解除された。川俣町は避難区域がなくなり、飯舘村も大半で解消された一方、浪江町は面積の約8割で避難指示が続く。
(引用終わり)
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福島2号機 燃料デブリ 初確認か?

2017-01-31 10:27:36 | 福島原発事故
燃料デブリ 初確認か 福島2号機 格納容器内に黒い塊

昨日30日に東電は「福島2号機の格納容器の真下に黒い塊を確認した」と報じました。
どうやら核燃料の燃えかす(debris)と金属類の塊のようです。

事故が起きた直後から原子炉圧力容器は冷却水不足でメルトダウン(炉心溶解)し容器の底を突き破りコンクリート床の上に堆積しているのでないかと言われてきました。
この報道でも東電は100%認めていませんが
認めざるを得ない様ですね。

追って放射のを測定し廃炉の行程の参考にしょうと考えているようですが「もはや炉心周辺の撤去」なんてとても無理で鉛の棺桶にしないと当面の処置がすまないのでないかと素人には思えます。
コンクリート床がどのくらいの期間保つかもはっきりしないのですよね???
「福島原発はアンダーコントロールだ」と言い切った首相は目下首相を続けています。
しっかり見守りを続けましょうね!!


写真:こびりついたデブリ(東電提供)

産経新聞:
東京電力は30日、福島第1原発2号機の格納容器内にカメラ付きの伸縮式パイプを挿入して調査したところ、圧力容器の真下の空間に、黒い塊を確認したと発表した。溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の可能性があるという。燃料デブリであれば、福島第1原発事故以降、実際に溶け落ちた燃料が撮影されるのは初めて。2月にはこの場所にロボットを入れ、より詳細な調査を行う予定。

 燃料デブリはこれまでの解析でも圧力容器の外に溶け落ちている可能性が指摘されてきたが、実際に確認されれば、デブリの取り出し方針の決定に向け重要な判断材料となる。

 東電によると、黒い塊は格子状の足場に絡まるような形で固まっていた。足場は一部がゆがみ、設置場所からなくなっているものもあった。

 原子炉を冷却するために入れた水が、雨のように降り注いでいる状況も確認できたという。

 調査は同日午前6時すぎ、格納容器の側面に開けた穴に長さ約10・5メートルの伸縮式パイプを挿入して実施。圧力容器の下にある空間の入り口までパイプを差し込み、先端に取り付けたカメラで撮影を行った。

 今回の調査では、2月に投入予定のロボットが通るレールの上に堆積物があることも確認しており、今後、堆積物を除去することなども検討する。

 見つかった塊が燃料デブリだったとしても、燃料の一部とみられ、今後は、他の燃料が原子炉のどこに分布しているのかなどが焦点となる。

 2号機のデブリをめぐっては昨年、物質を透過する宇宙線による調査を実施。その結果、デブリの大部分は圧力容器に残っていると推定されている。

 2月に投入予定のロボットは今回撮影した空間に投入予定で、サソリの尾っぽのような動きをするカメラが搭載されており、進行方向のほか、後方や真上、真下の撮影も可能。圧力容器の底部を確認したり、格納容器の底の撮影なども行う予定。

 廃炉に向けた中長期ロードマップでは、今年夏にも燃料デブリの取り出し方針を決定することになっている。



燃料デブリ 原発の燃料が溶けて固まったもの。ウラン燃料だけでなく、燃料の周りにあった金属なども混ざっていると考えられている。福島第1原発では、1〜3号機の原子炉内にあり、廃炉作業では燃料デブリの取り出しが最大の難関となる。事故から6年近くたつが、デブリの位置や状況はほとんど分かっておらず、取り出し方法も決まっていない。高い放射線を出す上、中に含まれるジルコニウムという金属は非常に固く、周囲に固着している場合は、レーザーなどで削り取る必要がある。
(引用終わり)
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