普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

舛添さん叩きの報道について

2016-05-31 12:13:59 | 政策、社会情勢
 週刊文春の公用車を使っての別荘通いなどの報道に関連して舛添さん叩きの報道が盛んです。
 特にワイドショー的なテレビの報道番組。
 他社のスクープ報道をそのまま使い、売り物のキャスターの他はおそらくと低いギャラのコメンテイターで1時間から2時間近く使えるのですから。それだけでは拙いと?それに関連して自社で得た報道を付け加えているだけ。
その中である番組では舛添さんの語録を持ち出し、彼の言行不一致の今までの行動を批判していました。
「私の経験」
これに関連して勤務していたボランティア団体の何十周年記念行事のときで聞いたことを思い出しました。
 その行事に花を添える為、東京在住の某有名な評論家の招待に関して彼の秘書と思われる人からの団体の責任者への申し入れです。
 新幹線のグリーン車やホテルのスイートルームの指定、評論家の到着から帰京まで彼にアテンドする専任者を付けること。講演の前後のコーヒーの出しかたからその温度の指定まで。
 気の強い団体の責任者は電話の後「評論家は自分を何様だと思っているのか」とぼろくそ。
 私も他の担当と同様に彼の指示で、不慣れながらもプラカードを持って成田で外国人技術者を出迎え、福岡まではエコノミークラス、小倉までバス、ホテルも普通の部屋という指示通りの常識的な対応をしましたが、彼からこれと言った不満はありませんでした。
 詰まり某評論家の秘書のやり方が余りにも常識外だったこと。
 会議ではボランティア団体の関係者で評判の悪い評論家の話を聴く人は一人も居ませんでした。
 評論家が悪いのか、秘書が上司に良かれとしてその足を引っ張ったのか判りませんが、どの講演でもそのやり方を通したのでしょう、その後その評論家いつの間にか消えてしまいました。
「庶民派の実力者で知られていた舛添さん
 舛添さんが厚労省の大臣をしていたころ、読売新聞が厚労省分割について概略次のような社説を出していました。
 厚生労働省は大きすぎる。
 厚労省の大きさは予算規模からも明らかだ。政府の今年度当初予算では、一般歳出52兆円のうち厚労省予算が25兆円を占める。
 総務省や内閣府などの分割・再編もにらんでいるようだが、社会福祉行政の信頼回復を図るためにまず厚労省改革に絞って具体案を練るべきだろう。
 暮らしにかかわる施策の大半を受け持つ厚労省は、国民の関心が高い問題を数多く抱えている。インフルエンザ、雇用対策、年金記録問題、医療・介護の人材確保――。挙げればキリがないほどの難題を1人の厚労相で担当しているのが現状だ。
 これでは、重要問題のすべてを十分に検討し、迅速に判断するのは難しい。所管分野が広すぎて大臣の監督権が弱体化していたことが、社会保険庁などで数多くの不祥事を招いた一因でもあろう
。(以下省略)
 結果として時の首相の麻生さんは厚労省分割案は見送りにしましたが、当時の舛添さんは時の人でした。
  厚労省と言わず時の国の大きな問題を取り扱っている舛添さん。
  ゴミ出しに外に出た舛添さんを囲むマスコミの人々。
  庶民感覚に溢れた実力者の舛添さん。都民は皆そう思ったに違いありません。
  その後色々あって東京都知事に立候補した舛添さんを圧倒的な支持を得て当選。
舛添さんの今」
 私が見聞きした評論家のように常識外れの公用車での別荘通い、海外出張でのファーストクラスの飛行機、一流のホテルのスイートルームなどなどと世の批判に曝される舛添さん。
  その理由は下記のように彼が都役所でお山の大将になったこと。
・私がボランティア団体で経験したように都知事を持ち上げて実はその足を引っ張る人の出現、または本人が威張りたがる性格?
・10数万の部下の大部分は舛添さん個人でなく「都知事」の言うことを聞いているのに、自分の意の儘になると勘違い。
・筋金入り親方日の丸の官公労と違いおとなしい都の労組?
・都知事就任時の初心を忘れた彼 (最初に書いた都知事に成る前の発言となってあとの行動の言行不一致)
 待機児童ゼロの公約で都知事選に出たのに美術館視察に何度も訪れても保育園、幼稚園の視察は年に2度ポッキリの報道 
 舛添さんと同じ旧八幡市で生れ育った私は、彼が厚労省時代に彼に着いていた(面向きだけかも知らないが)庶民派の政治家の意識、古いけれど「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の気持ち、都知事就任時の初心を持ち続けていればこんなことにならなかったと思うですが。

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川柳「遊ぶならと弟を背に括られる」貧乏の今昔

2016-05-31 11:57:52 | 川柳
 最近福岡県向けのNHKで二日に渡り貧困問題について放送がありました。
 なんと貧困率で福岡県は全国でワースト・ファイブに入っていること。
 その要因は昔炭坑で栄えた市がそれが無くなり、就職率が県全体として1以上になったのに、その市だけは1以下で就職出来ずに遊んでいる人が多いこと。
 その一例として子供一人を抱えた貧困に喘ぐシングル・マザーの例を挙げ、声のない「自己責任」の世間の批判を恐れて生活保護申請もできないでいること。
 そして関係者たちが如何に彼女の心をやわらげて申請をするよう努めているかと言う話でした。
「昔の貧乏な暮らし
 その話を聞いて私の家のことを思い出しました。
 前にも書きましたが何しろ職夫(職工と日雇い人夫の間)と言う試用の工員の父、子供が五人、文字通り貧乏人の子沢山の家庭でした。
 如何に貧乏だったかは学校での私達の弁当。ご飯の片隅に削り節に醤油をかけただけのおかず。それか味付け海苔だけに変わるだけ。
 大家さんの家を間借りした六畳の居間と4.5畳の茶の間、入り口兼炊事場の土間に親子7人の暮らし。
 一番大変だったのは母親。ガス・水道なし、煮炊きは七輪と竈。洗濯機、レンジ、冷蔵庫なし。朝から晩まで、炊事と洗濯と買い物。
母の通夜のときの句
「もう起きぬ母へ時計が5時のベル」
 姉などは二つ下の赤子の私を連れて小学校に行った由。それを受けいれてくれた学校。 今でも覚えていますが姉から少し大きくなった私を風呂にも連れて言って貰ったとき、私がめそめそ泣いていたのを知らない小母さんから「姉を困らせるな」と叱られたこと。
 私も少し大きくなって二つ下の末っ子を背におぶって遊んだものです。
「遊ぶならと弟を背に括られる」
 男の子四人は優しい家主のお蔭で広い庭で遊び放題、柿、いちじく、梅なども取り放題。小さい子の子守をしてくりた大家の小母さん。
 母も忙しい中そして苦しい家計の中で、正月や旧正月の餅搗き、五月の柏餅、七夕の笹飾り、海水浴、旧八幡市の起業祭の御馳走作り、大晦日の枕元には新しい下駄、稀には着物や制服など普通の家庭のように子供にしてくれました。
「新しき肌着と下駄を枕辺に迎えし正月貧しき時代の」(読売歌壇より)
 父も給料日は必ず駄菓子を買ってくれましたし、物好きな父で鉱石ラジオを作って皆に聞かせたり、会社から借りたテントで海岸でキャンプ、福間から「馬車鉄」で宮地嶽参りなど連れて行って呉れました。
 高等小学校を出た姉は見習い看護婦として、兄は工員として住み込みを始め、その給料の大部分を家の生活費として家に入れました。
 そのお蔭で少し楽になった家計から私は旧制の工業学校に進み、下級管理者を約束されている「職員」として大きな会社に採用されました。
 その私も就職後弟二人のため給料は全て家にいれ小遣い暮らしを始めました。その後大学進学のチャンスもあったのですが、後の二人のことを考えて勤めを続けることにしました。(後で考えると人を指揮しての仕事より裏方てきな仕事を好む私の性格からみて良い選択でした。)
 その二人も私と同じ旧制工業学校に進みました。父も本採用になり退職金で粗末ですが家も建てました。(最初から本採用の人は自宅のほかに借家まで建てるのが普通でした。)
「昔と今の貧乏な暮らし」
 今と昔とは情勢も人の考え方も違うので比較のしようがありませんが、唯一言えるのは
・テレビで取り上げた元炭坑の市でも、昔と変わらず女性の廻りの人もそれなりに心配や心配りもしている
・しかし私達と違って親は仕事と子供一人の世話で精一杯、将来も子供一人に頼りきりになるしかない
・テレビで心配しているのは当面の生活保護申請と言う一次逃れの対策だけ
・私の父は身分がやや不安定だが将来の正社員への道が開けている。女性には?そしてその子の進学などの将来は?
 やはり現状では色々問題があるにしろ、私が何時も言う非正規社員からやや身分が不安定かもしれないが「正規の試用従業員制度」への見直し、貧乏でも能力、意欲のある生徒・学生への教育制度の大幅な見直ししかないような気がします。 
 それと「貧乏人の子沢山有用論」(2007/5/3)でも書きましたが、我が子たちのためにも少子化対策のためにも、余裕のある人(出来れば余り余裕のない人)は出来るだけ多くの子供を持って貰いたいものです。 

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○日本の貧困化の問題と教育

2016-05-20 12:36:08 | 教育改革、ゆとり教育
 今まで市場中心主義経済運営と社会主義的な規制強化の必要性に書いて来ましたが、今回は国の貧困化に伴う金を持つ人たち、能力・意欲がありながら貧乏な人たちの二分化を防ぐ教育の問題を考えてみました。
「シンガポールの教育制度」
 私は一党独裁の社会主義国シンガポールに一年半ばかり居ましたが、一番に気付いたの
はその教育制度でした。
 小学校の四年生になると全国共通の一斉テストで、成績の良いものは所謂進学コース、悪い者は労働者向けのコースに振り分けられる。つまり四年生の成績でその人の一生は決まってしまうという割り切りかた。
 なお企業は採用条件で、最終学歴とその際の共通テストの成績の「優」の数まで指定しています。つまり卒業時の学校の成績までにオープンになっているようで、学校毎の差別化を防ぐためとして全国共通の一斉テストの活用を制限する日本の全国統一試験の取り扱いとまる反対です。
参照:シンガポールの教育制度
 そしてそのシンガポールの一人当たりのGDPは世界の1〜2位になったそうです。
 余所者の私が見た、その割り切った教育制度や計画的な都市開発、国民優先で経費の安い住居の提供が象徴するように全体として社会主義的国家運営と市場中心主義の運営がうまくいった結果が今の繁栄をもたらしているようです。
「大学を出たのにそれと全く関係ない現場作業をする作業員」
 私が居た当時のシンガポールの首相のリー・クァンユーは日本の高校生のレベルの低さを批判していました。何しろ高校全入状態の日本の高校生。選ばれた生徒しか入れない同国の高校生ですから。
 私が出向した建設・保全専門の会社の一番の売りは大卒の作業員でした。そして私は彼らを率いてイランの保全工事に出張しました。どちらかと言うと建設主体の彼らに対して、私はその基本的な作業の仕方まで指導しなければなりませんでした。そして大卒なのに完全なブロークンの片言英語。
 そして今は大学は出てもそのその習ったことを活かせずに非正規社員として、ロボットのように作業する人達、機械のようにマニュアル通りに客に対応する非正規社員が普通になっています。
 その一方、日本はその歳出の約24%は国債費、33%は社会保障費のため残りの43%で全てのことを処理しなければなりません。
 その厳しい財政事情の中で、今までのような高校・大学への一律的な支援を見直す必要があるのではないでしょうか。
 なお鳩山さんの時代の劇作家の山崎正和さんが見た教育界の問題点と提案を付記していますので家ご参照下さい。
「私の提案」
・中学で全国一斉テスト、高校の共通一次試験の試験問題の内容は必要最小限にとどめる。例えば国語(現代文)、数学、英語、理科系にはそれに物理、化学など山崎さんの言う「ナショナルミニマム」の科目と内容とレベルにとどめる。
・国公立の高校・大学では高校では中学・高校の全国一斉テストで一定の到達度に達しない生徒はたとえ定員不足になっても入れない。
・その結果学校側で定員不足になれば定員を削減するか、世の中のニーズに合わないものとして廃校にする。
・逆に一定の学力の生徒が希望の学校に落ちても本人の希望があれば他の学校に入れるようにする。
・特に優れた生徒・学生の希望者にはむ無利子の奨学金支給など支援をする。最近報道されている返済無用の奨学金に就いては反対。理由は優れた生徒・学生なら企業も収入が保証された正規社員として受けいれるてくれるはず。人が行くから高校・大学に行くと言う人に奨学金をだすほどの財政に余裕はない。
 昔の師範学校、陸軍士官学校、海軍兵学校のように(後記の)経営者育成など国策に添った学費無料、必要あれば生活費持ちの大学を造る。
・最近の東芝、シャープ、三菱自動車のような問題を起こさないために、米国のMBAのように経営者養成の国立を含む大学を創る。(現在では私立の一校しかない由)その教科
には企業経営による社会貢献などの日本的な倫理観も含む。。
・学力試験到達度不足で学校に行けない人でも再起を目指す人にはそれを支援する夜学を強化する。 
・上記のような科目には弱いが、一芸に秀でている生徒の進学先として音楽、美術、美容、料理などの国公立の高校・大学を作るかそれと同レベルの私立の専門学校への補助金を支給、特に優れた生徒・学生の希望者にはむ無利子の奨学金支給など支援をする。
・上記の学校の入試にもその技能のレベルの基準を設け、それに達しない生徒・学生、学校への補助金を出さない。
・私立大学には共通一次で一定の成績を取った学生の全体に対する割合を基準にして国の補助金を決める。それで学部の廃止や大学そのものが廃校になっても仕方がないと割り切る。
・前にも触れたが各種の手仕事に優れている生徒、高校で脱落した生徒、社会に出た後一念発起して別の道を歩む人達のために各種の公立、私立の夜学校の開設とそのための補助金を提供する。
・既定のレベル以上への公立・私立の高校・専門学校、大学へ進学する学生・生徒、就職後再起を目指す夜学の学生生徒の希望者には無利子の奨学金を支給する。
「提案の理由」
・付記の山崎さんの指摘された教育界の問題点
・財政健全化のための市場中心主義経済運営と社会主義的な規制強化の必要性
 NHKの番組で共産主義のキューパから米国に亡命した人が、その理由でいくら努力しても全て国家から奪われるからだと言っていました。その論法で言えば勉強嫌いでも高校無償→その金のため頑張った人がそれなりの評価や報酬を受けないと言うことになります。
 財政困難で国債が1兆円を越す日本で、能力も努力もやる気も乏しい「人が行くから自分も行く」と言う人を受けいれいれる高校・大学に予算を割く余裕は無いはずです。
・国の貧困化に伴う金を持つ人と能力・意欲がありながら貧乏なひと達の二分化を防ぐ

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付記:劇作家の山崎正和さんが見た教育界の問題点 (括弧内は私の意見)・習熟度別のクラス編成をする大学が国公私立の全体で80%を越えた。一部の私立大学では、工学部の入学者なのに分数の足し算ができない学生がいる。
・第2次大戦後、意欲によるものでなく、「ただ何となく」進学になってしまった。
・問題は高学歴化が学力向上に結びついていないことだ。
・戦後の義務教育には学力を確認する関所がなくなった。(全国統一テストがあるが活かされていない)
・高学歴化の結果、特に「出来ることもなく」「何をしたいか判らない」生徒がめだつ。
・鳩山政権の高校全入の趨勢は必ずしも若者の願いでなく社会の側の要求でもなかった。
・学問が好きで能力もあるが貧しくして高校に進めない若者には授業料免除だけでなく、生活を助ける奨学金も与えるべきだ。
・しかし勉強が嫌いだが勤勉であり各種の手仕事に優れている若者も国が援助すべきだ。 
・「読み書き算術」の基礎学力の充実を図るべき。
・義務教育段階で「ナショナルミニマム」を習得することを文字通りに生徒に義務づけることだ。
・そのための習熟度クラス編成(丹羽宇一郎さんは教育のレベルを下げのでなく、学校と生徒の努力で一定の学力を保つべだと反対。)、到達度試験を中学でも行うべき、今の世の中で落第など乱暴と言うのなら、仮進級や仮卒業後に生徒が落とした教科を取り戻す制度をつくるべきだ。
・これに要する費用は高校無料化にかかる予算を転用すべき
・何事も抜本的に改革を標榜する民主党新政権へのささやかな提案だ。
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アベノミクスはどうなるのか

2016-05-20 12:26:44 | 政策、社会情勢
 私の数年前のプログの一時休止の時の総括として、自由主義経済では日本は貧乏になる。その場しのぎの政策では日本は少子高齢化でいつか大問題に直面する。権利重視・義務責任軽視、無視の憲法・法律では日本が立ち行かなくなるなどの指摘が当たったこと。その理由は少し考えれば誰にでも判ることを書いてきたに過ぎないこと。それによく判らないことには触れないことから。その一例としてアベノミクスを挙げました。
 そして今考えると偶然にもアベノミクスはどうなるか判らないことが多く有ります。 
「当時マスコミで報道されたアベノミクスの骨子と現状」
・日銀と政策協定を結び2%のインフレ目標を設定し、強力に金融緩和を行うこと。
 大規模な公共事業を行い。総需要を増大させる。方針を見てのを見て投稿した内容です。
 経済の素人は私は、その基本的な考え方の今後の推移は判らないからと基本点な問題への批判や提案を避けてましたが、偶然というかアベノミクスの売りの「日銀と政策協定を結び、2%のインフレ目標を設定」がどうなるか誰にも「判らない」状態になっています。中国・BRICS・EUの経済の低迷、石油価格の変動、復調した米国の金融政策の動き、それをみた投資家の動き、最近の熊本地震などなど変動要因が余りにも多すぎます。
 はっきりしているのは安倍さんの目指す2%のインフレ目標遅れの日銀発表。
 私は当時、これからどうなるか判らないインフレターゲット問題を避けて、「アベノミクスのこれから」で判った範囲で次のようなことを書きました。
「アベノミススのこれからの概略」 (括弧内は私の補記です。)
ローソンの子育て世代の年収を引き上げ、セブンイレブンが従業員の待遇改善に踏み切り、化粧品大手のファンケルも契約社員1100人に対して9.6%のベースアップを決めた。
・サービス業は中国などの低賃金の従業員を持つ企業との競争に曝され無いのだから、国内で競争するサービス業の賃金を先に上げる。 (消費者は従業員の待遇改善に協力する)
・サービス業の給与改善→優秀な人材の集中→輸出形の製造業も人材確保のため、従業員の待遇改善→今まで潤沢過ぎるほど抱えていた内部留保の一部を従業員につぎ込む→従来のような従業員の企業に対する忠誠心、改善活動による収益の増加
・(保育・介護に関連する企業も同じ人材不足の問題があるが人員確保の意味も含めて補助金を増額する。)
「当時の私の提案の前提と問題点」
*優秀な経営者が必要
 ローソンの新浪さんもサラリーマン出身の経営者だが、健康診断を受けない社員とその上司の賞与減額を決めるなど、信念を持った経営者の一人だ。
 私は従業員を大切にする企業のことを書いて来た。リストラなしで伸びる日本電産。ノルマなして発展する未来工業。
 その企業には共通する特徴がある。
・経営者は信念を持った創業者または創業者型のサラリーマン
・従業員を大切にする(だから従業員から改善提案も多く出るし、自社の技術が他社に流れることはない)
・自社固有の技術を持っている。
・得意とする分野ではほぼ独占的なシェアを持っている→だから従業員を大切にできる。 上記のことを要約して言えば、日本経済発展時の古き良き時代の日本型の経営の企業だ。
*小泉改革がもたらしたもの
 小泉さんのとき米国から年次計画要望書に添って米国型の市場中心・自由主義経済が持ち込まれた。
 それと同時に企業は株主のもので、従業員と会社の設備は同列の考え方。金が全て。チームワークで伸びてきた企業への成果主義の導入。
 それと同時期に起こった中国など低賃金の厖大な人口を要する新興国の台頭による世界的な経済環境の変化。
 批判を浴びた不当な日本技術の海外への持ち込み、リストラに伴う技術の流出、非正規社員の増加、日本の貧困化。
 リーマンショックで大量解雇で東京都やボランティアが年末休暇村を開いたときに他人ごとのようにに見ていた経済界。
*甘い安倍さんの考え方
 上記の現実をみずに、日本の経営者は皆従業員のことや日本経済のことを第一に考える優秀な人達ばかりと考えている。安倍さんが期待するように、企業は株主のものと考えている輸出型の製造業のサラリーマン型の経営者が少し景気を良くなったからと言って、従業員の待遇改善にどれだけ金を回せるだろうか。(現在安倍さんの要請に応えて少しだけ昇給が実現。但し正規社員だけ。)
 それともう一つアベノミクスの仕上げは成長分野の指定とその推進だと言わている。
 私は前から書いているし、誰でも考えている農村改革しかないが、安倍さんが農業団体を説得しそれを押し切る決意と実行力がなければ、このままずるずると遅れてしまうかも知れない。
「現在の私の意見」
 以上を振り返って見るとど素人、傍目八目の私の指摘のかなりの部分があたっているようです。
・現実は私の例に挙げた経営者の逆を行くブラック企業の経営者の存在。そして全くと言って良い程進まない同企業の摘発。それを推進すればとかく批判の多い厚生労働省の人気も職員の士気も上がるのに。
・何度も書くシャープ・東芝・三菱自動車の経営者に象徴される凡庸な経営者。その尻を叩いて賃上げを要請する安倍さん。
・非正規従業員の範囲拡大と定着化で非正規社員の貧困化の推進
・貧乏な非正規社員が結婚出来ない状態を作りながら、希望出生率1.8人の目標推進。
・非正規従業員の範囲拡大と定着化による平均賃金の低下で競争力の強化を図っているのに同一労働同一賃金を企業に要請。
 誰でもが呆れるバラバラの政策。 
 これと言った決めてのない第三の矢。
一向に進まない地方創世。理由は地方の首長が皆優れている前提に立っているが事実はその反対の人の方が多いこと。
*安倍さんのやるべきこと
・非正規従業員の範囲縮小、全員を正社員化の定着化、その費用は当面はむ企業が抱えている厖大な内部留保を当てる。つまり今まで疎かにしていた人への投資。正社員化による企業への忠誠心と改善活動の活発化による収益の拡大。
 前にも書きましたが、同一労働同一賃金を企業に要請するのなら皆企業の正規社員にしたほうが彼らの企業への忠誠心を持たせるだけ企業にとつても有利です。
 現在の非正規社員はロボットでは無いのだから、それなりの考え方やアイディアを活かさないのは余りにも勿体ないと思うのですが。
 前にも提案した非正規社員の利点?を活かした従来型の正規社員に比較して身分と収入もやや不利な正規の試用社員制度の導入です。
 その従来の正規社員、正規の試用社員の改善活動の中から素人の政治家では考えつかない「第三の矢」も出て来るかもしれません。
・そして別の投稿でも書いたMBAのような優れた経営者を養成するための大学の設置。
・安倍さんは凡庸の経営者の集まりの経団連、規制緩和一辺倒の経済学者でなく、日航再建で活躍した京セラの稲盛和夫さんや、ローソンからサントリーに移った 、新浪剛史さん、前にも書いた企業の経営者など優れた経営の専門家の人達の意見をもっと取り入れるべきだと思います。

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アベノミクスはどうなるのか

2016-05-20 12:26:44 | 政策、社会情勢
 私の数年前のプログの一時休止の時の総括として、自由主義経済では日本は貧乏になる。その場しのぎの政策では日本は少子高齢化でいつか大問題に直面する。権利重視・義務責任軽視、無視の憲法・法律では日本が立ち行かなくなるなどの指摘が当たったこと。その理由は少し考えれば誰にでも判ることを書いてきたに過ぎないこと。それによく判らないことには触れないことから。その一例としてアベノミクスを挙げました。
 そして今考えると偶然にもアベノミクスはどうなるか判らないことが多く有ります。 
「当時マスコミで報道されたアベノミクスの骨子と現状」
・日銀と政策協定を結び2%のインフレ目標を設定し、強力に金融緩和を行うこと。
 大規模な公共事業を行い。総需要を増大させる。方針を見てのを見て投稿した内容です。
 経済の素人は私は、その基本的な考え方の今後の推移は判らないからと基本点な問題への批判や提案を避けてましたが、偶然というかアベノミクスの売りの「日銀と政策協定を結び、2%のインフレ目標を設定」がどうなるか誰にも「判らない」状態になっています。中国・BRICS・EUの経済の低迷、石油価格の変動、復調した米国の金融政策の動き、それをみた投資家の動き、最近の熊本地震などなど変動要因が余りにも多すぎます。
 はっきりしているのは安倍さんの目指す2%のインフレ目標遅れの日銀発表。
 私は当時、これからどうなるか判らないインフレターゲット問題を避けて、「アベノミクスのこれから」で判った範囲で次のようなことを書きました。
「アベノミススのこれからの概略」 (括弧内は私の補記です。)
ローソンの子育て世代の年収を引き上げ、セブンイレブンが従業員の待遇改善に踏み切り、化粧品大手のファンケルも契約社員1100人に対して9.6%のベースアップを決めた。
・サービス業は中国などの低賃金の従業員を持つ企業との競争に曝され無いのだから、国内で競争するサービス業の賃金を先に上げる。 (消費者は従業員の待遇改善に協力する)
・サービス業の給与改善→優秀な人材の集中→輸出形の製造業も人材確保のため、従業員の待遇改善→今まで潤沢過ぎるほど抱えていた内部留保の一部を従業員につぎ込む→従来のような従業員の企業に対する忠誠心、改善活動による収益の増加
・(保育・介護に関連する企業も同じ人材不足の問題があるが人員確保の意味も含めて補助金を増額する。)
「当時の私の提案の前提と問題点」
*優秀な経営者が必要
 ローソンの新浪さんもサラリーマン出身の経営者だが、健康診断を受けない社員とその上司の賞与減額を決めるなど、信念を持った経営者の一人だ。
 私は従業員を大切にする企業のことを書いて来た。リストラなしで伸びる日本電産。ノルマなして発展する未来工業。
 その企業には共通する特徴がある。
・経営者は信念を持った創業者または創業者型のサラリーマン
・従業員を大切にする(だから従業員から改善提案も多く出るし、自社の技術が他社に流れることはない)
・自社固有の技術を持っている。
・得意とする分野ではほぼ独占的なシェアを持っている→だから従業員を大切にできる。 上記のことを要約して言えば、日本経済発展時の古き良き時代の日本型の経営の企業だ。
*小泉改革がもたらしたもの
 小泉さんのとき米国から年次計画要望書に添って米国型の市場中心・自由主義経済が持ち込まれた。
 それと同時に企業は株主のもので、従業員と会社の設備は同列の考え方。金が全て。チームワークで伸びてきた企業への成果主義の導入。
 それと同時期に起こった中国など低賃金の厖大な人口を要する新興国の台頭による世界的な経済環境の変化。
 批判を浴びた不当な日本技術の海外への持ち込み、リストラに伴う技術の流出、非正規社員の増加、日本の貧困化。
 リーマンショックで大量解雇で東京都やボランティアが年末休暇村を開いたときに他人ごとのようにに見ていた経済界。
*甘い安倍さんの考え方
 上記の現実をみずに、日本の経営者は皆従業員のことや日本経済のことを第一に考える優秀な人達ばかりと考えている。安倍さんが期待するように、企業は株主のものと考えている輸出型の製造業のサラリーマン型の経営者が少し景気を良くなったからと言って、従業員の待遇改善にどれだけ金を回せるだろうか。(現在安倍さんの要請に応えて少しだけ昇給が実現。但し正規社員だけ。)
 それともう一つアベノミクスの仕上げは成長分野の指定とその推進だと言わている。
 私は前から書いているし、誰でも考えている農村改革しかないが、安倍さんが農業団体を説得しそれを押し切る決意と実行力がなければ、このままずるずると遅れてしまうかも知れない。
「現在の私の意見」
 以上を振り返って見るとど素人、傍目八目の私の指摘のかなりの部分があたっているようです。
・現実は私の例に挙げた経営者の逆を行くブラック企業の経営者の存在。そして全くと言って良い程進まない同企業の摘発。それを推進すればとかく批判の多い厚生労働省の人気も職員の士気も上がるのに。
・何度も書くシャープ・東芝・三菱自動車の経営者に象徴される凡庸な経営者。その尻を叩いて賃上げを要請する安倍さん。
・非正規従業員の範囲拡大と定着化で非正規社員の貧困化の推進
・貧乏な非正規社員が結婚出来ない状態を作りながら、希望出生率1.8人の目標推進。
・非正規従業員の範囲拡大と定着化による平均賃金の低下で競争力の強化を図っているのに同一労働同一賃金を企業に要請。
 誰でもが呆れるバラバラの政策。 
 これと言った決めてのない第三の矢。
一向に進まない地方創世。理由は地方の首長が皆優れている前提に立っているが事実はその反対の人の方が多いこと。
*安倍さんのやるべきこと
・非正規従業員の範囲縮小、全員を正社員化の定着化、その費用は当面はむ企業が抱えている厖大な内部留保を当てる。つまり今まで疎かにしていた人への投資。正社員化による企業への忠誠心と改善活動の活発化による収益の拡大。
 前にも書きましたが、同一労働同一賃金を企業に要請するのなら皆企業の正規社員にしたほうが彼らの企業への忠誠心を持たせるだけ企業にとつても有利です。
 現在の非正規社員はロボットでは無いのだから、それなりの考え方やアイディアを活かさないのは余りにも勿体ないと思うのですが。
 前にも提案した非正規社員の利点?を活かした従来型の正規社員に比較して身分と収入もやや不利な正規の試用社員制度の導入です。
 その従来の正規社員、正規の試用社員の改善活動の中から素人の政治家では考えつかない「第三の矢」も出て来るかもしれません。
・そして別の投稿でも書いたMBAのような優れた経営者を養成するための大学の設置。
・安倍さんは凡庸の経営者の集まりの経団連、規制緩和一辺倒の経済学者でなく、日航再建で活躍した京セラの稲盛和夫さんや、ローソンからサントリーに移った 、新浪剛史さん、前にも書いた企業の経営者など優れた経営の専門家の人達の意見をもっと取り入れるべきだと思います。

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空気に流される国日本と原発問題

2016-05-07 12:09:22 | 企業経営・原発
「日本は何故無謀にも米国と宣戦布告したのか」
 満州での関東軍の暴走に対して国連は反日一辺倒、米国主導のABCDライン(米・英・中・オランダ)による日本への石油封鎖の中で、国連はリットン調査団をアジアに派遣した。その結論は「樺太、朝鮮半島、台湾、満州の既得権益は認めるが、(関東軍主導による)満州国建国などそれ以上の権益拡大は認めない」というもの。当時の世界の考え方はこの程度なら国際法違反にならなかったのか。
 今から考えると当時、日本より遥かに大きな国力、工業力、資源を持っていた米国相手に戦争するのは無茶な話。開戦の知らせを聞いた当時旧制工業学校の私達もこれからどうなるのかとささやきあったものだ。日本にとって有利な調査団の報告を考えると、「耐え難きを耐えて」て、調査団の報告を受けいれるべきだったのかも知れない。
 然し当時の日本は日清、日露の戦争で連勝。政府の言うことを聞かない関東軍だけでなく当時言われた壮士、国士たちが満州や蒙古まで飛び出して活躍、国内でも周恩来や孫文を匿うなど行け行けどんどんの空気。それで松岡洋右の国連脱退の大演説に国民・マスコミは拍手大喝采。結果は大戦に突入し大敗。何しろ資源がなくて寺の鐘楼まで回収する日本と、豊富な資源を利用して猛烈な砲撃戦でダメージを与えてそれから突入する米国。その優れた工業力が産んだB29に届かない高射砲で飛行機で体当たりするしかない日本。敗戦の原因は多くあると思うが、当時の私達でさ心配していた日本と米国の国力の大差の無視と、当時の日本がいけいけどんどんの空気に流されたのも原因の一つであることは間違いないと思う。
「空気に流される反原発の動き」
 311の大災害で福島第一の破壊・放射能汚染で日本中で原発廃止の声が大きくなった。
 その国全体の動きの中で首を捻ることが多く出てきた。
・「原発安全神話」や「原子力村」の言葉による洗脳?
 政府は原発建設に関して迷惑料として地域に補助金をだしているのに。私も経験したが原子炉建屋に入るのに、パンツ一枚になって服を着替え出たらそれを全て廃棄しているのに。
 大戦当時に出た「八紘一宇」や「一視同仁」の言葉と似た国民を一方に向けさせるやり方。詰まり言い出しの本人も、国民にも色眼鏡を着けさせ自分たちの都合の良いことばかり見させ、都合の悪いことは見させないやり方。
 そして「原子力村」の言葉でその後の原発問題を考えるのに一番詳しい原発の建設・運転・保全関係者を排除してしまった。
・原発被害は政府の責任だの意見
 同じ状況で無事生き延びた女川。東電は災害の直接原因である緊急電源装置を福島第二を水密性の高い原子炉建屋に入れたのに、第一ではそれのないタービン建屋に残したままにしたこと。(最近になって判ったそれも地下に設置したこと。)どう考えても99%は東電の責任。反原発の人達は全ての原発を止めるためには、99%の東電の責任を追求でなくて原発すべてに論点を拡大するためには出来ればすべて政府の責任を追求したいのだ。
・法的根拠のない全ての原発の停止?
 時の首相の管さんが津波に襲われる危険性の高い静岡県の(東海)原発の停止を要請したのは判るが、いつの間にか全ての原発が止めてしまった。法治国家だから政府からの要請によるのなら何からの法的根拠がある筈だが、何に基づいての要請なのか国民に知らせないないまま?私は念のためにネットで調べて見ると原発全停は法治国家にあるまじきやり方という批判ばかり。
・原発建設・運転・保全の素人の政府・国会の事故調査団派遣(参照:福島第一原発事故原因の究明はされているか)
 国会調査団の派遣に対し、私は「原発の建設・運転・保全の専門家を入れること。そして原因究明のためには、福島第一だけでなく事故を何とか免れた福島第二、遭難者の避難場所になった女川と比較調査すべき」と国会派遣団の自民党の人選担当担当者にメールしたが当然のように無視。結果は既知の報道ばかりの素人の事故原因の報告。裁判所から事故調原因の究明がされてないと言われる結果。最近気付いたのだが調査団に原発設備設計の経験者て解析力、発信力の高い(原子力村)の大前研一さんが居たら福島第一と第二のレイアウト図を取り寄せ、第一の緊急電源の位置の間違いを指摘し以後の原発問題の取り組みに大きな影響を与えたと思うのだが。
・原発保有の電力会社の悪者化
 東電以外の電力各社は全く悪いことはしていないのに何故か悪者化。
 独占企業の批判、急に出た発送電分離の大合唱。
 福島第一の事故について(原子力村の)各社も原発の運転・保全関係者もだんまり。国民が一番訊きたい人たちなのに。最近になってやつと電気事業者連合会が「私達は電力のベストミックスを目指しています」との広告。
 何も悪いことをしていないのに世論の批判を気にして?給料カット。
 事故後出た新規発電会社の安い電気料金の合唱。旧電力会社は送電の確保のために剰余電力設備を確保しそれが電気料金に跳ね返っていることは無視。
・大規模太陽光発電へ大サービス
 電力の自然資源見直しの動きは当然だが、驚いたのは太陽光発電の大規模化への考えられない優遇。何とそれまでの家庭用設備との同じ単価に倍増。水力・地熱などは規模別に料金を定めているのに、太陽光だけはなし。小規模の設備に就いては申し訳程度の補助金の追加だけ。しかもそれが十年間固定だから施設へのメンテナンスがいる水力・地熱と違ってそれが要らない大規模太陽光は丸儲け。大にこにこ孫正義さんとアホ顔の管さんの記念写真。最近太陽光発電単価の見直しが始まったが、10年間の固定単価。孫さんの思惑通り丸儲け。
 しかもマスコミはこの事実を報道しただけの無批判。これをネットで批判したのは私の検索能力の不足かも知れないが、私と某女性政治学者だけ。
・更に漫画的なのは他地域での東北の被災地の瓦礫処理反対運動。理由は核拡散に繋がる?東北の仕事を奪う?高い運送費まで使って処理するのは経費の無駄の合唱。それに対して環境都市を自認する北九州市の議会では共産党含む全会は一致の支援決定。北九州市は現地で瓦礫に放射能の無いことを確認。処理には定期的に放射能のないことを確認。それに対して反対者は輸送のトラックの前に寝込みなどのパーフォーマンス。一番の問題は東北支援の全国的にうねりのなかで反原発と結びつけて反核派の阿呆臭い活動で、瓦礫処理の支援は北九州市の他に東京、大阪ほか僅か数市に止まったこと。こんなことでも空気に流される日本。
「空気に流されずに自分自身の眼でみよう」
 反原発の動きが止まらないのは、毎日毎日報道される福島第一事故処理の遅れ。それに対して、当然ですが女川や福島第二の報道は全くないことです。
 原発賛成・反対の双方ともその主張に取って拙いこと。原発漸減派は核廃棄物の処理や事故発生時の対応とその後処理。原発全停派は原発停止、火力使用の 増加による止まらない温暖化とそれに伴う異常気象。太陽光、風力の停止に対応するための余分な設備を持つための電力料金の高騰とそれに喘ぐ製造業などなどを忘れたり意識的に無視し無いことです。そしてその立場がどうであれ、一方的に反対側の拙い所ばかり主張し我が主張の拙い点に言及しないオピニオン・リーダーの人達の言うことに批判の眼を向けることです。
 最初に戻りますが、日本は空気に流されて敗戦の憂き目を見ました。その時のスローガンは「一視同仁」・「八紘一宇」。今回の原発問題では「原子力村」「原発安全神話」。 私達は原発全停、原発漸減のいずれの立場でも敗戦の貴重な教訓を活かして、どちらの方向になっても二度と空気に流され国の方向を誤らない自分自身の眼で物事を見るべきと思います。

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追記:最近の文春で小泉さんが熊本地震を取り上げて川内原発も停止しろと言う演説に多くの人達が集まったと報じています。その時彼は熊本と同じ深度7近くの地震でも耐え、避難民の避難場所になり、原子力安全機構の人達が調査に来てその耐震性に大喜びした女川に就いて触れたでしょうか。そして川内と女川が状況がどう違うから川内を止めるべきと説明したでしょうか。国は原子力規制委員会が原発存続の方向を示しました。首相を経験した小泉さんなら、原発ゼロの電力供給のシステムをどうするべきかを国民に示すべきです。それを無視して原発反対の空気ばかり煽る人の話など信頼できるでしょうか。
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存亡の危機の三菱自動車?

2016-05-07 11:59:38 | 経済・財政
スロウ・アンド・ステッディーの三菱系会社の特徴を活かせず、遅く、インチキなデータの三菱自動車の未来は?
 リコール隠しの大失敗の後にまた検査データの改竄と言う大チョンボで三菱自動車デマスコミから大きさ批判を浴びています。それも提携先のに日産の指摘で明らかになったという情けないありさま。その結果は売り上げ高の半減、大きな補償金、政府からの型式指定が取り消されれば社長の言う自社存亡の危機に陥るのかも知れません。
 その理由は報道に依れば、他社との厳しい燃費の競争で、他社の燃費の向上の報に接するたびに上司からの更に燃費目標の向上の関係部門への圧力につい偽装をやらかしたそうです。まるで実行部門に気合を入れるばかりで具体的な方策を示さなかったと前にも書いた凡庸な東芝と同じです。しかも前回のリコール隠しで企業倫理委員会が継続中と言うのに。社長は全て自分の責任と言いながらも自分は知らなかったと言っていますが。どの会社でも同じで、ばれたら会社に大打撃を及ぼし自分は馘、左遷などされるようなことを
事前に上司に報告しない訳ありません。
 余りにも判りすぎた大失敗なので批判は省略してここでは私もお世話になった三菱系の会社のことについて考えて見ました。
 最近の某誌の「一人勝ちの三菱財閥系会社」との新聞広告を見ました。確かに三菱UFG始め、商事、建造中の豪華客船の原因不明の火事などで2375億の特別損失を抱えているながらも、ロケットやジェット機の重工などなど日本をリードする会社ばかり。
 そう言えばリーマンショックの時でも大きな痛手を受けなかったのは、三菱系の会社だけ。
 その三菱系の会社の経営の特徴はスロウ・アンド・ステッディ。悪く言えば他社より遅れても確実な分野を開拓して、後はその資本力とスケール・メリットと会社間の団結力で遅れを取り戻すやり方で生き延びてきたのです。
 「スロウ」の拙い例として、私がお世話になっていた三菱系会社の本業以外の事業の失敗の内小さな例を一つだけ。ボーリング場を作ったのは良いが二年もならずな閉鎖。考えている間にボーリングブームが低下したと言う「スロウ」の見本。
 その点トップを走るトヨタを初めとするの群雄割拠の厳しい自動車業界で、売り上げ高い最下位の三菱自動車は三菱系の特徴の、資本力もスケール・メリットも活かせず、三菱のわるいところのスロウだけが目立ち美点の「確実さ」がなければ経営陣が余程思い切った手を打たない限り三菱自動車の生きる道はないような気がします。

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国の安全保証に就いての提案

2016-05-02 11:11:20 | 外交・安全保障
 ガセネタで戦争違反の恐れのある小泉さんのやり方の反省を忘れた安倍さん。私の考える安保政策。
 4月24日読売の京都府選の報道です。
 京都府選で自民党で町村前衆議院議長の松村さんの娘婿の和田由明が僅差で勝利。その原因は自民党議員の不祥事や失言「自民におごりのムード」が醸成され追い上げをゆるした。
 それに対する野党4党は破れはしたものの猛追したことで「共闘は参院選でも通用する」との手応えを掴んだ。4党は選挙戦で政党色を薄めて幅広い支持を得る為に安全保障関連法廃止を掲げる団体を全面に出し「安倍政権対市民」の構図を演出した。
「小泉内閣のイラク派遣活動の問題」
 私は上記のことに関して次のようなことをブロクに投稿しました。
 給水などの活動は良いとして、米国の後方支援として飛行機による米軍の兵士などの輸送は、敵国のイラクから見れば明らかに戦争行為だ。ただイラクに空軍もなく対空兵器もないも同然だったので、日本もそれを行ったし無事に終わった。
 もう一つの大きな問題は米国の完全なガセネタで自衛隊と憲法違反の危険を冒してイラクに派遣したことだ。
 この反省を踏まえて今まで疎かになっていた情報機関の整備をすべきだ。
「安倍二次内閣」
その後の安倍一次内閣は閣僚の事務所経費問題でのマスコミの総攻撃・お友達内閣の批判・小沢さんの苛めによる?体調不良で政権放棄しましたが、私はその以前から安倍さんは一度下野して再出発すべきと書いた通り、二次内閣として復活しました。
 私がそのように考えたのは、
(多分小泉さんのやり方の反省に基づく)
・就任直後の中韓訪問
・国際情勢を考えて靖国参拝の自粛
・主張する外交のための情報機関設置の政策の発表
と教育基本法など重要法律の成立などの成果
・次期はマスコミから批判されたお友達内閣の失敗くりさないだろう。
と言う理由でした。
 その第二次安倍内閣の出発に際しては、第一次内閣でのマスコミなどの批判を反省し、首相としては充分な資格・経歴を持つ慎重な石破さんや谷垣さんをなどの意見を取り入れて慎重な運営をすることと書き、そして安倍さんもそれぞれ重要なポストにつけました。
 しかしその後の現実は素人の私の期待まる外れ。
・靖国参拝で中韓の反日政策の再発と定着化。両国の首脳との会談は先方から拒否され他の国の首脳との会談ばかり。信念を持っての参拝ならそれを続ければ良いのに一度きりで止めてしまう。
・情報機関設置は何処へやら。韓国・中国の慰安婦問題や反日キャンペーンでは完敗。官房長官の反論を他国で聴く人はいない。中国からと言われる政府・重要企業へのサイーバー攻撃にやられっぱなし。最近やっと国連への申し入れや政府のホームページで反論は焼け石に水。
 イスラム国の罪にたいする(戦争とも取られない)償いを求める安倍さんの外国からの過激発言。問題が発生した国の同意を得ての自衛隊による拉致された日本人の救出、任務遂行のための駆けつけ警護、私が言う憲法違反と言われても仕方がない戦争行為に当たる人員・武器・爆弾輸送などの後方支援と、その推進。それを攻撃する野党の質問に対してしばしば戸惑う自民党では防衛問題では一番詳しい担当の中谷防衛大臣に変わっての安倍さんの国会答弁。さては安保問題に就いて安倍さんの独走? 私の心配したように安倍さんは国と自民党政権の大きな影響を与える問題に就いて慎重な石破さんや谷垣さん、担当の中谷さんと相談しているのでしょうか。
 そして同時に行われた京都府選を放棄してでも北海道に集中した選挙選での自民党での僅差の勝利。安全保障関連法廃止を掲げる団体を全面に出した選挙戦術に手応えを感じている民進党を中心とする野党。
 このままでは次期参院選で勝っても僅差で安倍さんの念願の憲法改正(大賛成)など遠くなるばかり。
 適当な政権交代を望んでいる私としては、自民、(旧民主党の旧社民党や日教組などの左翼を除くと言う条件での)民進党連合がどちらが勝っても良いのですが、現在政権を持ち参院選でも勝利するかもしれない自民党政権が国の方向を誤らせないことを願うばかりです。
「私の考える安保政策」
・空爆に絞るなど同盟国の米国国民が血を流さないところで、憲法違反の批判を冒してまで自衛隊が血を流すことはない。
・機雷除去や民政支援など自衛隊が血を流す危険性の殆どないところでは積極的に活動する。
・兵士、武器、弾薬などの輸送などは戦争行為て憲法違反といわれても仕方がないことは避ける。
・自衛隊が駐屯していない地域での「駆けつけ警護」や邦人救出などには安倍さんが言う様色々の前提条件があるが、その条件下なら自衛隊でなくて専門の警察の機動隊を使う。
つまり日本での活動を外国にまで延長するだけ。自衛隊の出動→戦争と言う批判を避ける。
・当面の活動の重点は前の維新の会も賛成していた周辺海域に重点を置く。民進党も多分賛成。
・(安倍さんが前言っていた)主張する外交のための情報機関設置の政策
 読売はこの設置が遅れているのは世論の反対のを考慮しているのではと書いて居たが、世論の反対する中で安保政策を強引に推進している安倍さんがやろうと思えばできること。現状ではいざと言うときのサイバー攻撃とそれにやられっぱなしになるのはは必至。これを護るのも国防の一つ。そのためにウインドウウズに代わって日本発OSの「トロン」によるクロウズド・サーキットを作り政府・重要企業に普及させる。
 完敗の慰安婦・反日キャンペーンに対して、日本の意見の積極的発信。政府発信に問題があるとすれば、表向きは国民からの発信の形も併用。これも国防の一つ。
・憲法問題は前文の前提と九条の矛盾など現実離れした問題を取り上げるなど「そもそも論」から議論し改憲の機運を盛り上げる。

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市場中心主義の経済と社会主義的国家運営

2016-04-20 11:34:06 | 政策、社会情勢
米国流の自由主義経済では日本は貧乏になり社会福祉費増大で財政破綻。非正規社員を正式の試用社員へ。チームワークの推進、残業時間の規制、関係官庁による規制の強化などで日本株式会社復活。
「市場中心主義の経済の問題点」
*日本と米国の比較

米国:市場中心主義の経済運営、健康保険反対でもめるように個人責任、社会格差は出来て当然の考えが強い。それを薄める金持ちから貧者支援への習慣。
日本:市場中心主義の経済運営だが、米国のように広い国土も資源もない。隣国の中国の影響をもろに受けている。頼りは人材と技術だけ。健康・介護保険などに象徴されるように国で社会保障、社会格差の拡大に対する抵抗感が強い。金持ちから貧者支援の習慣がない。
*日本の抱える問題
・日本の歳出の24,3%は国債費、32,7%は社会保障費のため残りの43%で全てのことを処理しなければならない。
しかもこの数字は殆どが元正規社員の退職者の存在での数字。
今後は2000万近くの非正規社員、パートの退職者に対する社会保障の非常に大きな増大を考えねばならない。
・政府は企業に同一労働同一賃金、非正規の正規への増大を要望しているが、今回の非正規の増大定着化の政策、中国との競争力維持、強化を考えると簡単にすすまないのはき当然。
それに加えて前にも書いた凡庸な経営者。(追記参照)・しかも少子化が問題を更に大き
くする。
・このままで行くとその日暮らしの生活を強いられている2000万人近くの非正規社員がいつかは仕事を離れ、その多くが生活保護費に頼ることになると今でさえ苦しい日本の財政の中で厖大に膨らむ社会保障費。日本の財政はどうなるのでしょう。
・それに従業員の健康など考えず酷使する一部企業による日本の健康・介護保険の財政悪化。これでは前にも書いたように中国と日本の競争力がバランスがするまで進む日本の貧困化どころか日本社会の破綻です。
 それで素人丸出しの市場中心主義経済運営にも社会主義的な規制を加えたらと言う提案です。
「ある程度の規制を加えた市場中心主義経済運営の提案
*非正規社員の全てを期間を限った正規試用社員にする。非正規社員に就いては本人の希望と今回改正前の特殊技能に携わる人に限て存続。
 私の父は入社当時は職夫と呼ばれていました。詰まり当時言われていた職工と人夫の間の試用期間にいたと思いますがその復活です。
・試用期間中の賃金は正規社員と同じ同一労働同一賃金とする。正規社員と同様の厚生年金の起業負担。違いは正規社員と違って正規採用なるまで一定期間は身分が契約社員より良いが不安定なことと、定期昇給や社宅貸与やそれに代わる住居手当ての企業負担などがないだけ。勿論健康・介護保険の取り扱いも正規社員と同じ。
・試用社員は正規社員の労働組合に入る
・採用条件、試用期間の決定、正規採用の有無に就いては労働組合も関与する
*この提案の長所
a.試用社員の身分の安定。
 私の父の例で言えば、正規社員登用後、社宅貸与、役付きに昇格、満期後退職金と貯金で自分の家が持てるまでなりました。5人の子供たちのうち3人は当時は職員の資格が得られる工業学校を卒業と言う人並みの暮らしに戻りました。
b.労働組合のために今の非正規社員のように簡単にリストラや今のブラック企業並みの非人道的な扱いが出来なくなる。
c.企業への忠誠心が生れる。それを元とした自主管理・改善活動に参加などで、本人の潜在能力が発揮できる。
 提案の詳細は長くなりますので次の投稿に譲ります。

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追記:凡庸な経営者の例
  経営陣の失敗、判断ミスで台湾企業へ身売りしたシャープ。白物家電部門を中国に売った東芝。技術で世界企業に立ち向かうしかない日本なのにそれを売り飛ばしサムスンのようにその技術が日本企業の首を締めるのはわかりきっているのに。
 日経関連のテレビで放送した人材派遣会社の転職補助金目当ての派遣会社の相手企業のリストラ推進疑惑。スタッフが言って言う成長産業への転職推進のための補助金だが成長産業が日本にどれだけあるかの発言。これも凡庸な経営者の集まりの経団連の口車に乗った安倍さんの進めようとしている政策。 
 私が現役のころ課内の合理化を進めるために、当時結婚すると退職するのが通例の女性に(定年までいる)スタッフのルーティンの細々する作業を出来るだけ集めることを考えていました。
 安倍さんの非正規社員の定期的な切り換え、その定常化と範囲の拡大はまさに私の考えと似たアイディアです。
 大きな違いは当時の女性スタッフの大多数は結婚すれば本人の希望で退職していたのに、安倍さんの目指すのは仕事に一生を賭けたスタッフが技術が向上し当然にその給料上昇の要求が出る前に定期的に切り換え、安い給料のスタッフを使い続けようとするものです。何ともせこい考え方。
 高度清張時代の自主管理・改善活動では技術を覚えた作業員達から出るアイディアを活かそうとしたものですが。
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いじめられた生徒へ対策よりもいじめ防止策を

2016-04-20 11:24:47 | 教育改革、ゆとり教育
いじめの発生は仕方がないと諦めたように見える学校や地域社会。学校やクラスの閉鎖化防止。弱いものいじめや多人数で一人の子のいじめは人として恥ずかしいものだと言う教育の強化。
「九州男子」
 私は川柳のクラブ誌で次のような事を書いたことがあります。(括弧内は今回の注記)
 北海道から(北九州市の)折尾に来た若奥さんの「九州男児は強いと聞いていたが、近所のどの家庭でも女性の方が威張っているのは何故?」の質問に私は言った。「同じ親から生れるのだから、男が強ければ女も強いのは当然だ。それと口論のとき九州の男は体力の弱い女に腕力を振るうなど男の恥と思っている。だから口数で勝る女が家庭ど主導権を握るのだ」。
 川筋生まれの高倉健さん(注記)もテレビの追悼番組で言っていた。「九州では男が弱くて脆い女を苛めるなど草野球のように「ミットもない」と言われていることを博多生まれの癖に知らぬのか」と武田鉄矢さん演じる男に言っていた。(この台詞は明らかに健さんの考えを入れたもの)今、いじめ、DV、幼児虐待、少年少女殺害など弱いもの相手の事件の報道が絶えない。私は九州ではこんなことは殆どないと思いたいのだが。
注記:筑豊炭坑が盛んだったころの遠賀川周辺には炭坑で働く人独特の気質があり川筋生れと言う言葉が生れました。なお高倉さんは筑豊地方の中間市の生れです。
「いじめがない学校の特徴」
 私も今もそうですが「冴えない」少年、貧乏人の子で継ぎ接ぎだらけの服で苛めの対象になっても可笑しくない子でしたが苛めを受けたこととは全く記憶がありませんでした。川筋の若松で育った家内にも訊くと同じ答え。
  旧制の工業学校時代でも当時硬派と呼ばれた生徒たちが、他校の生徒と毎日喧嘩をしても、友達に手を出すことは絶対にありませんでした。
 つまり弱い生徒に手をだすなど、硬派の生徒の沽券・プライドに関わると思っていたのでしょう。 この貧弱な経験をネットに書いたところ早速藤村の「夜明け前」を見ろ」など、幼い子供の社会では自分が気付かずに気に入らない生徒を除け者にしたこともあったのではないか、など当然なコメント。
 そう言えば団地でも問わず語りに若いころ苛めを受けたことを話す友達が二人。
 それで私なりに考えて見ました。
・九州男子に象徴されるように男の子には男らしく、女の子には女らしくと言う躾けがされていた。
・私の通った旧制工業学校は現在の北九州市の八幡東・西区の境界近くにあった。八幡東・西区、戸畑区には当時の現在の新日鉄を始め多くの工場次々に建設され多くの人が流入。地域の人もそれを受けいれる風土があった。
・高倉さんの生れた川筋も炭坑での職をを求めて多くの人がきていた。
・家内のいた若松区も石炭の積み出しが盛んでやはり川筋と言われていた。
・全国の県民性を纏めた本によると、福岡県でも北九州市の西部、筑豊地方の人達の開放的な性格。
・いじめを受けた団地の友達は閉鎖的な農村出身者。
・戦後「教育独立」の機運で学校がいつの間にか閉鎖社会を作っていた。その象徴が一般社会では考えられない、日教組の校長の吊るし上げ。
・娘が教師になった当時いじめ、荒れた学校が多く四月発表の教員の転勤報道で何時も私の娘が何処に移るか心配していたが、教頭に昇格した転勤したやや小さい小学校ではこう言ったトラブルが全く無かったので安心したこと。その小学校の特徴は開放的で地域の人達との緊密な連携。
 それで得た私のいじめ防止の結論です。
「いじめ防止の対策」
・学校では最初に書いたように男は男の良い所、女は他への思いやりや気配りなど女の良い所を教えてそれを活かすこと。男・女の生徒はともお互いにその良い所を見習うことを教える。
・弱いものいじめは男女の生徒とも人として恥ずかしい行為だと教える。
・いじめの問題が起きたときは生徒全員を一同に集め、(所謂チクリした生徒へのいじめ防止のため)誰とは特定せずに全般的な問題として、弱いものいじめや多人数の人で一人の生徒を苛めるのは、人として恥ずかしい行為だと徹底的に教える。(旧制の高等小学校で生徒が弛みかけてときに行う「講堂修身」と言われていたやりかたです)
・学校を地域の人に開放する。
・休み時間などは低学年と高学年の生徒が一緒に遊ぶ様にするなど、クラスの閉鎖化を防ぐ指導をすること。
・学校内外で暴力事件が起こり学校では手に負えないときは警察を導入する。そして学校も生徒も治外法権でないことを教える。
「私の提案の問題点」
 学校やクラスの閉鎖社会化の防止は問題もあるかもしれませんが誰でも賛成すると思います。
・男女の良い所を活かし、その良い所を認め合い、見習い合うと言う教育は多分今までの男女平等の教育の流れから言えば反対と思います。
 然し男女平等の教育が所謂草食系の男を産み、母親の言うことの聞かぬ子へ父親の一喝、拳固一発の昔では考えられない男親の陰湿な幼児虐待の続発の社会を産んだのも事実です。
・弱いものいじめ、多人数で一人をいじめるなどは人として「卑怯」「恥ずかしいこと」の考え方を学校で受けいれられか。
 然し現在はいじめられ子への対処法ばから言われ、どうすればいじめ防止ができるかの議論がなおざりにされているような気がしてならないのですが。

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福島第一原発事故原因の究明はされているか

2016-04-12 11:16:03 | 企業経営・原発
 今になっても福島第一の事故原因究明の精密、正確な事故調査とその対策の決定版がないまま。そのためには原子炉の専門家に加えて現場に精通している運転・保全の専門家のチームで事故調査、そのその原因と対策の決定版を作るべき。
 私は前回の「民事事件にこそ裁判員制度を」の投稿で、大津地方裁判所の技術では素人の裁判官の批判をしましたが、唯一賛成できることが有ります。
 判決の理由の一つに福島原発事故の原因が判っていないのに原発の運転再開は考えられないと言うことです。その意見はどの原発訴訟で原発運転反対の裁判官も言っています。
 実際に原発事故の調査はされたのか?一応はされたことになっています。一般、政府、国会から事故調査・検証団が派遣されました。しかし自発的に行われた一般の調査団もそうですが、政府の調査団のメンバーを見て驚きました。所謂「原子村」に属さない原子炉のことは知っていても原発事故の発端のなったポンブ、電気、計装のことは全く知らない原子炉の専門家、原発とは無関係の学者と何故かまったく素人の一般国民。「原子力発電所」の運転・保全の専門家が全くいないのです。
参照:カテゴリー企業経営・原発、11年5月の「学者と素人ばかりの原発事故の調査委員会委員」
 私は驚いて国会も調査団が派遣されると知って私なりの意見を纏めて、その構成を検討していると言われる自民党の国会議員にメールを送りました。
・調査団のメンバーに就いて原発全体の設計の専門家、原発運転・保全の専門家も是非入れること
・原発全体のことを知らない学者を含むそれ以外の調査団の人、そして調査報告を見る素人の国会議員でも判るように、何とか生き延びた福島第二、同じ地域で全く影響がなかったどころか津波の被害者の避難所になった女川と福島第一の比較調査をすること。
・その理由は福島第一の事故の原因は津波で原子炉の冷却水系がやられたこと、地震で外部電源が全滅したこと。緊急電源装置が水没したこと。停電による計装機器の不備で対策に困ったことです。そして原因究明やその対策の立案は現場のことを熟知している高専卒の運転・保全の専門家でも出来るし、仮に知らなくても彼らは誰に訊けばよいかは熟知していること。
・福島第二が何とか助かったのは、第一のように緊急電源装置がタービン建屋でなく水密性の高い原子炉建屋にあったこと。(第一の緊急電源装置は地下に置かれていたと言う信じられない最近の報道も)
・女川が無傷だったのは当時の責任者の判断で津波被害防止のために高いところに建てたこと。それと想像ですが福島第一より新しい設備だったこと。世界原子力機構(IAEA)の調査員が震度7近くの地震にも堪えた装置を見て大喜びで帰ったという報道も。
 しかし当然のように私の提案は無視されて、政府調査団とよく似た国会調査団がおくられました。
 だから三調査団のどの報告も、すでに新聞などで報告されている福島第一に入れなかったが水漏れの音がしたのを聴いたとか、放出弁の自動的な作動が出来なかったと言うたぐいの報告ばかりて、その報告の大半は事故後の処理の不具合の報道ばかり、(マスコミのそ立場から言えば当然ですが)殆ど無傷で生き延びた女川のことは殆ど報道されないまま。

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国民から期待されない民進党

2016-04-12 11:07:21 | 政策、社会情勢
左右混合の数合わせでは自民に勝てない民進党。左派、支持団体の元総評系の議員を切ってスッキリした民進党へ。昔のように政策第一の岡田さんへの復帰。このままでは絶滅危惧種の社民党の道を歩む民進党。
「支持されない民進新党
 民進党が3月28日に発足、29日には安保法反対のデモで共産党と共に演説していま
した。
 国会では安倍さんが民進党の発足で祝意を表明しましたが、心では安堵しているのかも
知れません。
・何故なら国民の新党に全く期待しない29%、あまり期待しないが40%。併せて国民の約70%の人達が政権与党としての新党に期待していないことが判っていること。
・9条をお経のように唱えていれば国を守れると信じているデモ隊へ最大の与党候補の党首の岡田さんがそれを煽るような演説をしていること。テレビに前原さんが言っていたように、政権を目指す党ならなら安保のどこが反対どこが賛成と言う演説をせねばならないのに。
・それも今でも共産主義政権樹立の綱領の共産党と並んでの岡田さんの演説で民進党の支持票が減るのは確実だからです。
「昔の民主党と岡田さん
 この演説を見て所謂小泉選挙のときの当時の民主党党首の岡田さんの演説をテレビで見ました。
 小泉さんの郵政改革一本槍、反対する自民党の幹部を追放など、まして民主党に対してはボロクソの演説。まるで今の米国のトランプさんのような演説を歓迎するような大衆。小泉さんの戦略に載って選挙中というのに毎日それらの模様を放送する反自民のテレ朝を含むテレビ。
 そんな時に岡田さんは大真面目に大衆受けしない消費税増税など民主党の政策を訴えるばかり。
 私はその様子をテレビを見て余りの民主党の選挙戦術の拙さに、地もとの候補者(現在の北九州市長の北橋さん)に岡田さんたちの演説にもっと小泉さんへの攻撃を増やしたら手紙を書いたほどです。
 当時は民主党を応援する組合は、「労使協調、全国民の中産階級化、左右の全体主義に反対」の旧同盟系の民間労組でした。
 だから自民党を支援する地もと企業は労使協調の労組に遠慮して目立つ選挙運動はまったくなし。
 だから心ある国民も当時の自民・民主の間の切磋琢磨による政権交代を期待していたのですが。
「左右ごった混ぜの民主党
 現実は小泉内閣当時からの民主党は構成は
・小沢さんに、鳩山さん、前原さんの象徴される保守、リベラル保守、中道右派。
・会社と協調路線を取る旧同盟系の人かその支援得ている人 
までは良いとして
・私の言う絶滅危惧種の道を歩む社民党から逃げたした人
・輿石さんに象徴される、政権を目指す党にしては相応しくない「階級闘争を基本的理念とし、資本主義体制の変革を目指す」旧総評系の日教組、自治労、旧官公労などの人かその支援を得ている人で全く考え方の全く違うばらばらの寄せ集め。
 だから民主党は野党第一党の癖に政府を攻撃しても対案がないと自民党やマスコミの批判。何しろ右派・左派混合では国民を頷かせる対案がでないのは当然です。
 然し(単なる)事務所経費の書き間違い、麻生さんの漢字の読み違え。果は報道「絆創膏報道」などの反自民のテレビのキャンペーンで民主党大勝して政権を取りましたが、政策立案の貧困さは変わらず、野党の自民から財政の裏付けがないばら蒔き政策とボロクソに言われ殆どが実行出来ず唯一の見せ場は「仕切り」だけ。
 理由は選挙前と同じ体質、しかも日教組出身の輿石さんが党の要職でにらみを効かせているのですから、政権与党としての政策が出来なかったのは当然です。
「もし党内解体されていたら
 合併前に前原さんたちのように、保守系の幹部から話が出ていた様に党内解体。詰まり社会党や日教組、官公労の考えの抜け切らない党員を整理をしていれば、当然にゴタゴタが発生。それを面白可笑く報道するマスコミで国民の関心が集まり、その結果出来た保守系の人と旧同盟系中心の人などすっきりした民進党へ脱皮していれば、その期待度も逆に70%近くまで上がると思うし、今までと違って自民党と渡り合うような対案もできると
思うのですが。
 その一方で安倍さんが今回の春闘で経営陣に賃上げ要請して労組の応援をしていましたが、党の最大の支持基盤である旧同盟系の人たちまで自民党支持に回るかも知れません。
「岡田さんへ」
 私が書くまでもなく、岡田さんは何故民進党が70%の国民から期待されていないか知っている筈です。
 何故民主党政権が大敗した理由を知っていると思います。
 かって政権を取った社民党がそれ故に絶滅危惧種の道を歩いています。何故なら国民は他の一般政党と違って国民の付託に堪え得るかいなかと言う政権担当のない党にない厳しい目で社民党を見ているからです。
 民進党も社民党の道を歩まないためにどうすれば良いか、少し遅いですが良く考えべきだと思います。
 数併せのための左右混合の民進党の将来は知れています。
 4月4日の読売では、政党の支持は自民37に対して民進6、参議院選挙への投票先は自民39に民進党11、議員数の遥かに少ないおおさか維新が5。この結果に落胆の民進党議員の解説が出ていました。
 このような結果になることは誰でも予想できたのに。
 今後予想される(共闘するほど民進党の支持が減る)共産党、支持率コンマ以下の社民党、(名前からして頼り無い)山本太郎とその友達の生活の党など含めた反自民の数併せでは、余程のことの無い限り自民党政権は倒せないと知るべきです。
 誰が考えても適度な政権交代が理想ですが、そのためにも私が書いた様に昔の真面目な岡田さんに戻って貰いたいのですが。
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川柳「勉強の邪魔になるよう子へスマホ

2016-03-29 12:04:45 | 川柳
 何時もの老いの繰り言で申し訳ありませんがまた昔の昭和初期の子供たちの有り余る時間の使い方。
 宿題も夏休み以外はなにもなく、男の子は下校から夕食まで外での遊び、夜の楽しみははラジオさえなかった貧乏家庭では読書しかありませんでした。
 少年クラブの佐藤愛子さんの父親の紅緑さんの「一直線」や野良犬の出世物語の「のらくろ」の漫画。講談本から母の目を盗んでの「主婦の友」など。当時は全てにフリガナが就いていたので小学校一年生でも理解の有無は別として大人の本も皆読めたのです。
 だから今の国語に当たる「読み方」はもちろん学校で習う学科はどれも何らかの予備知識があること、他の学科でも読書で養われた集中力、想像力で家で復習しなくとも何とか授業について行けました。家でも親から勉強しろと言われたことなし。
 世の中は変わりました。少しでも良い就職をするため良い大学へ、それに入る為の良い高校に入る為の塾通い。子供に勉強しろと責めたてる親も。習い事の勉強など子供達も大変。しかも読書よりもはるかに刺激のある面白いゲーム。小学校では授業前に読書をさせているがその場限り。授業に就いて行かせるための宿題数多。小学生が夕食まで外遊びなどもう夢の話です。
 その様なときに他の子も持っているからと子からせがまれ携帯やゲーム満載のスマホを買って上げる親。スマホ上の付き合いでな悩む子供たち。
 一億総貧困化が言われているときに、聞く所ではスマホの使用には月一万以上かかるそうです。
 そんな時に「勉強の邪魔になるよう子へスマホ」を買ってあげる親。
 普通の年寄りからみれぱ、何かが少し変なような気がするのですがどうでしょうか。

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現実無視の憲法学者へ

2016-03-29 11:59:28 | 政策、社会情勢
現実離れの憲法前文の考えに基づく9条に就いての議論なし。真理追求の学者として避け
ねばならない政治的判断をしている憲法改正反対の学者?
・最近プロ野球では選手の怪我防止のためにキャッチャーが捕球する前のホームベースを
ブロックするのを違反とするルール改正を決めたそうです。
・審判と言えば、安倍さんが憲法学者を呼んで自民党の考える安保体制合憲か違憲を聴いたところ自民党推薦した人を含む3人の学者がすべてが憲法違反だとの意見で評判になりました。
 そして三人の内二人は憲法改正も反対と言うことも報道されました。
・私ごとですが川柳の大会で「たられば」と言う宿題が出て「前文のたらればを無視9条固守」と言う句を思いつきました。
 説明をする必要は無いと思いますが「我が国は平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して我等の安全と生存を保持しようと決意した。」(にでなくてをと言う石原慎太郎さんの指摘)と言う前文の「たられば」の前提があって9条が出来たのは当然です。
 私が何度も前文の理想と現実の離反を書いてきたので簡単に書きますが、日本を囲む中国、北朝鮮、韓国、ロシヤのどれをとっても、余程のお人好しでもそれらの諸国の「公正と信義」を信頼できるでしょううか。唯一できるのは日本が中国に遠慮して独立国と認め
ない台湾だけ。参照:「池上彰の朝日新聞の拙いところを避ける解説を信頼できるか」 
 同じ敗戦国のドイツなら周辺諸国の「公正と信義」を信頼出来ると思いますが。
・私が夜学の哲学の講義で講師がソクラテス曰く、孔子曰くとばかり言って、講師自身の意見が何もないのに呆れて、その時間は居眠りか他の本を読むことにしたことがあります。
 先に書いた憲法改正反対の憲法学者は、学生にどのような講義をしているのでしょうか。現実に目をつぶって学生に周辺諸国の「公正と信義」を信頼しようと講義しているのでないでしょうか。憲法にはこの他にも現実とかけ離れ出したことも多いと言われていますが。私がみた夜学の講師のように自分の意見はないのでしょうか。
 プロ野球では選手の怪我防止に野球の規則を改正しました。9条の前提条件が崩れた今、日本の大怪我防止の為に規則のおおもとの憲法に何も手をつけないで良いのでしょうか。
 憲法改正反対の学者の中には真理追求の学者として避けねばならない政治的判断があるのではないのでしょうか。
 私のような「普通のおっさん」でも思う前文の精神と9条の背離の疑念に目をつぶって「9条曰く」ばかり言わずに、学者のプライドに賭けて自分自身の考え方を発表して貰いたいものですがどうでしょうか。

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民事事件にこそ裁判員制度を

2016-03-29 11:48:59 | 政策、社会情勢
常識では考えられない最高裁まで行った認知症の人の轢死事件、大津地裁の素人の裁判官による原子力規制委員会の規制基準批判。裁判員制度を考えた人の目的とする死刑判決の事実上の廃止の失敗。
・認知症の人が列車で轢かれたことで、JR東海からその介護をしていた妻の監督責任放棄だとして賠償を求めていた裁判で、最高裁のそれを却下した判決でどのテレビ良かった良かったとそれに賛成する報道が出ました。会社側も一言の批判も言い訳もなくそれを受けいれたそうです。私の考えでは法的には当然の請求を何故しなかったかと言う一部かも知れない株主の追求に対する言い訳のための訴訟だったような気がします。問題は常識的にはわかりきった事件を何故最高裁まで持ってのかと言うことです。JR側の態度から見れば地方裁判所で敗訴したらそのまま引き下がったかも知れないのに。
・同じように大津地方裁判所の技術ではずぶの素人の裁判官の原子力委員会の規制基準では安全を確保出来るとは思えないなどの判決。それに読売新聞などメディアの状況の間違いだらけ認識、規制基準では日本で考えられる最も厳しい基準などの批判。ネット上は池田信夫さんが大阪の高裁まで関電が頑張れば勝訴疑いなし。関電がその積りなら国に数百億円の賠償の請求も出来ると書いていました。(私は今でも悪者扱いにされてい既存の電力会社が世論の批判を冒してそうするとは思えませんが。)
・古くは諫早湾拓事業としての排水門を開門をしてもしなくても国が国民の税金から制裁金を支払わねばならないと言う常識では考えられない最高裁の首を捻る判決。メディアの解説では同決定は最高裁は自ら司法の限界を示したものだとしていました。
 私は2007年の裁判員制度発足の動きの時から書いて来たし、最近の相次ぐ原発訴訟から考えても、国民の常識が求められる民事事件にこそ裁判員制度の適用が必要だと思うのですが。
 最初のJR東海の訴訟、大津の原発訴訟で国の厳しい財政事情のなかから、地方裁判所で決まることを多額の国庫負担までして高裁や最高裁まで持ち上げらせ、干拓の開門の有無のどちらでも国が罰金まで払わのばならぬか判りません。
 刑事事件それも米国の陪審員制度のよう犯罪性の有無の決定でなく、専門知識を要する量刑の決定を伴う素人の裁判員の参加には初めから問題がありました。法律一辺倒の裁判所の民事事件に世の中の常識に富んだ民間人の裁判員の参加があれば、認知症の人の監督責任問題など彼らだけて常識的な裁決が出たし、原発訴訟のように規制基準の不安があれば、何らかの形で専門家の考えも訊くべきと意見が出たと思うし、干拓開門訴訟のように他の地裁間の判決の食い違いに就いて他の地裁の判決のことも考慮すべきという常識的な判断も出たと思うのですが。
 私はいまこそ民事事件に裁判員制度を適用すべきと思うのですが。
 なお刑事事件裁判の裁判員制度の成り立ちについては付記をご参照下さい。

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付記:刑事事件裁判の裁判員制度の成り立ち
常識で考えても裁判に同じ裁判員の参加させるのは刑事裁判より民事裁判が良いのは分かりきっているのに、敢えて刑事裁判にそれも量刑までさせることになったのは、死刑制度廃止を強く主張する一部の弁護士グループと公明党の強い後押しがあったと言われていました。特に政権党の自民は政権を維持するため公明党に配慮せざるを得なかったのでしょう。その一番の目的は素人の裁判員が死刑と言う極刑を決めるのに俗な言葉で言えばビビルことを期待したものと思います。そのため米国の陪審員制度のように有罪無罪の判決でなくて専門知識を要する量刑の裁決まで参加させることにしたことです。現実は(本人の人生にも影響がある)裁判員の死刑の裁決がいくつもあり、報道でも約80パーセントの人が死刑制度に賛成。裁判員参加でも死刑判決が減らないのをみれば死刑制度反対の立場から見れば完敗です。私が取り上げた問題で最高裁の言のように政治に責任があるとすれば、そして政府自身も困っているのだから政府の責任で裁判員制度の刑事から民事への適用も考えるべきだと思います。
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