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王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

17日 公取委がフリーランス法違反で初勧告 小学館と光文社に再発防止求め

2025-06-19 06:41:24 | ビジネス
表題は「出版社に公取がフリーランス法違反で初勧告」の話題です』
フリーランスで働くライターやカメラマンらに仕事を委託する際、取引条件を書面で明示しなかったり、報酬を法定の期日までに支払わなかったりしたとして、公正取引委員会は17日、「小学館」(東京都千代田区)と「光文社」(同文京区)の大手総合出版2社のフリーランス取引適正化法違反を認定し、再発防止を求める勧告をした
 公取委による同法違反の勧告は初めて。同法は企業や団体と雇用関係になく、取引上の立場が弱いとされる個人事業主(フリーランス)を保護するため、2024年11月に施行された】と共同が報じました。
更に同記事は:
【問題の2社は月刊誌や週刊誌、書籍といった自社の出版物の製作を巡り、原稿執筆や写真撮影、イラストデザイン、ヘアメークなどをフリーランスに委託。小学館は24年12月に委託した191人に、光文社は24年11月~25年2月に委託した31人に対し、同法が定める「取引条件の明示義務」と「期日における報酬支払い義務」を怠った】と追記されています。
『公取の目がフリーランサーに届くようになって良かったですね。根絶にはまだまだ時間が掛かりそうです』


写真:公正取引委員会の看板。公正取引委員会などが入る中央合同庁舎第6号館B・C棟で=東京都千代田区霞が関で2019年、本橋和夫撮影 

共同通信:
フリーランスで働くライターやカメラマンらに仕事を委託する際、取引条件を書面で明示しなかったり、報酬を法定の期日までに支払わなかったりしたとして、公正取引委員会は17日、「小学館」(東京都千代田区)と「光文社」(同文京区)の大手総合出版2社のフリーランス取引適正化法違反を認定し、再発防止を求める勧告をした。
 公取委による同法違反の勧告は初めて。同法は企業や団体と雇用関係になく、取引上の立場が弱いとされる個人事業主(フリーランス)を保護するため、2024年11月に施行された。
 公取委によると、小学館と光文社はそれぞれ、月刊誌や週刊誌、書籍といった自社の出版物の製作を巡り、原稿執筆や写真撮影、イラストデザイン、ヘアメークなどをフリーランスに委託。小学館は24年12月に委託した191人に、光文社は24年11月~25年2月に委託した31人に対し、同法が定める「取引条件の明示義務」と「期日における報酬支払い義務」を怠った。
 フリーランスを巡っては、働き方の多様化などを背景に近年増える一方、契約書を交わさずに仕事を請け負い、不当に報酬を減額されるといったトラブルが顕在化。同法は「書面または電磁的方法」による取引条件の明示などを義務付け、報酬の支払いは「成果物」が届いてから「60日以内」などと定めている。
 にもかかわらず2社の編集現場では、フリーランスに詳しい取引条件を示さないまま、口頭で「とりあえず、この仕事をよろしく」などとだけ伝えて業務を委託するケースが横行。報酬については、出版物への掲載後など、出版社に成果物が届いた日から「60日」を過ぎて支払うケースが多かったとされる。
 こうした実態を公取委は「なれ合いの取引」と指摘し、違反行為として認定した。また、2社は同法の制定に伴い、社内マニュアルや社員研修などで法令順守に取り組んでいたとされるものの、公取委は「マニュアル内容を確認したが、そもそものフリーランス法の認識が誤っている。改めるべきだ」としている。
 勧告対象事案と同時期に小学館は2000人超、光文社は4000人超のフリーランスとそれぞれ取引をしていた。公取委は「抽出調査」によって今回の違反行為を特定したが、調査対象としなかった取引についても、2社に自主調査を求めている。
 公取委幹部は「口頭でやり取りをしていると、『言った』『言わない』の世界になってしまい、フリーランスが泣き寝入りしてしまう場合がある。法律が定めるように書面またはメールで契約を結ぶことで対等な関係が生まれ、取引適正化の第一歩になると考えている」と話した。【山田豊】
(引用終わり)

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16日 食品スーパー「ロピア」に公取委が立ち入り、納入業者に従業員を無償派遣させた疑い

2025-06-17 06:56:52 | ビジネス
『表題は「スーパーのロピアに公取委が立ち入り」の話題です』
首都圏を中心に食品スーパーを展開する「ロピア」(川崎市)が、新規開店などに向けた準備を手伝わせるため、納入業者の従業員を無償で派遣させていた独占禁止法違反(不公正な取引方法)の疑いがあるとして、公正取引委員会は16日、ロピアに立ち入り検査を行った。公取委は、全国で店舗数を急拡大しているロピアが、人手不足を補っていたとみて調べる】と読売が報じました」
記事の後段には:
ロピアは遅くとも2022年以降、新規開店や店舗改装を行う際に、納入業者から従業員を無償で派遣させ、商品の陳列といった開店準備や開店後の商品補充などを手伝わせていた疑いが持たれている。手伝いの従業員は自社の商品だけでなく、他社の商品の陳列も行っていたとみられる。 
独禁法は、優位な立場にある企業側が自己の利益にしかならない業務を取引先の従業員に無償でさせる行為などを「優越的地位の乱用」として禁止している。ロピアと取引量が多い納入業者の一部は、ロピアからの従業員派遣の要請を断ることができなかった可能性がある】と追記されています。
『昔は独占的地位にある業者が「出入りの業者に従業員代わりの人材派遣」は良くありました。ロピアは最近までやっていたとは驚きです。立ち入りの結果、何文かの処分は有りそうです

写真:食品スーパー「ロピア」© 読売新聞 

読売新聞オンライン:
首都圏を中心に食品スーパーを展開する「ロピア」(川崎市)が、新規開店などに向けた準備を手伝わせるため、納入業者の従業員を無償で派遣させていた独占禁止法違反(不公正な取引方法)の疑いがあるとして、公正取引委員会は16日、ロピアに立ち入り検査を行った。公取委は、全国で店舗数を急拡大しているロピアが、人手不足を補っていたとみて調べる。 
関係者によると、ロピアは遅くとも2022年以降、新規開店や店舗改装を行う際に、納入業者から従業員を無償で派遣させ、商品の陳列といった開店準備や開店後の商品補充などを手伝わせていた疑いが持たれている。手伝いの従業員は自社の商品だけでなく、他社の商品の陳列も行っていたとみられる。 
独禁法は、優位な立場にある企業側が自己の利益にしかならない業務を取引先の従業員に無償でさせる行為などを「優越的地位の乱用」として禁止している。ロピアと取引量が多い納入業者の一部は、ロピアからの従業員派遣の要請を断ることができなかった可能性がある。
 ロピアは首都圏を中心に低価格帯のスーパーとして急成長を遂げており、現在は19都道府県で118店舗を展開。特に22年9月以降は、約50店舗を新規開店させている。民間調査会社によると、24年2月期の売上高は約3270億円に上る。
 ロピアは「本件を厳粛に受け止め、調査に全面的に協力するとともに、社内のコンプライアンス体制の見直しに着手している」とのコメントを出した。
(引用終わり)
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16日 【独自】ミシュラン店代表ら3人逮捕 食中毒処分従わず営業疑い

2025-06-17 06:32:04 | ビジネス
『表題は「ミシュラン店で食中毒処分中に営業した料亭」の話題です』
食中毒を出して営業停止命令を受けたにもかかわらず、処分期間中に営業を続けたとして、大阪府警は16日、食品衛生法違反容疑で大阪府河内長野市の飲食店「日本料理 喜一」代表取締役北野博一容疑者(69)=河内長野市=ら3人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、店は、レストランなどの格付け本「ミシュランガイド」に掲載されたこともあった】と共同が報じました。
更に記事は後段で:
【府などによると、2月上旬~中旬に店を利用したり、仕出し弁当を食べたりした客33人が下痢や嘔吐の症状を発症。一部からノロウイルスが検出されたため、富田林保健所が食中毒と断定し、同15日に2日間の営業停止を命じていた。
 その後、2月22~24日に利用した23人からも症状が出たため、再び調べたところノロウイルスを検出。3月2日に営業禁止処分を受けた。その後の調べで、営業停止命令中に仕出し弁当を提供していたことが判明した】と追記しています。
家族経営で「ミシュランガイドに記載された事が有っても順法精神に欠けた」のが問題の様です。地元で信用回復はなかなか難しそうです

写真:食品衛生法違反容疑で代表取締役らが逮捕された大阪府河内長野市の飲食店「日本料理 喜一」=16日午前© 共同通信 

共同通信:
食中毒を出して営業停止命令を受けたにもかかわらず、処分期間中に営業を続けたとして、大阪府警は16日、食品衛生法違反容疑で大阪府河内長野市の飲食店「日本料理 喜一」代表取締役北野博一容疑者(69)=河内長野市=ら3人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、店は、レストランなどの格付け本「ミシュランガイド」に掲載されたこともあった。
 ほかに逮捕されたのは、長男で店長博稔容疑者(41)と、博一容疑者の妻で女将経子容疑者(68)=いずれも同市。店は、家族経営だった。
 府などによると、2月上旬~中旬に店を利用したり、仕出し弁当を食べたりした客33人が下痢や嘔吐の症状を発症。一部からノロウイルスが検出されたため、富田林保健所が食中毒と断定し、同15日に2日間の営業停止を命じていた。
 その後、2月22~24日に利用した23人からも症状が出たため、再び調べたところノロウイルスを検出。3月2日に営業禁止処分を受けた。その後の調べで、営業停止命令中に仕出し弁当を提供していたことが判明した。
(引用終わり)
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13日 沖縄でも備蓄米の販売開始=消費者ら列、ようやく全国に

2025-06-15 06:30:17 | ビジネス
『表題は「13日沖縄県で随契備蓄米の小売販売が実施」の話題です』
沖縄県で地場スーパー「タウンプラザかねひで」を展開する金秀商事(同県西原町)は13日、随意契約で調達した政府備蓄米の販売を開始した。沖縄での備蓄米販売は47都道府県で最後で、ようやく全国に備蓄米が行き渡った
 小泉進次郎農林水産相は同日、47都道府県4552店舗で随意契約による備蓄米の販売が確認されたと発表。自治体や地域によっては依然流通の差があることを踏まえ、「広く行き渡っていくための努力はしたい」と述べた】と時事が報じました。
残念ながら記事の後段にも有るように:
【沖縄県浦添市の「パイプライン内間市場店」には備蓄米を求める人が長蛇の列をつくった。購入した同市の20代女性は「お米が高くて困っていた。安く買えてよかった」と話した。先着順の整理券配布には約150人が詰め掛け、午後3時の発売後、用意された100袋はすぐに売り切れた】と追記されています。
『これまでの「政府の減反政策に問題の根っこが有るのは判ってきました」が、それはそれで確り解決べき問題ですが、用意された100袋とはいかにも少ないですね! 一刻も早い追加の販売をお願いします

写真:沖縄県内で始まった備蓄米の販売=13日午後、同県浦添市 

時事通信:
沖縄県で地場スーパー「タウンプラザかねひで」を展開する金秀商事(同県西原町)は13日、随意契約で調達した政府備蓄米の販売を開始した。沖縄での備蓄米販売は47都道府県で最後で、ようやく全国に備蓄米が行き渡った。
 小泉進次郎農林水産相は同日、47都道府県4552店舗で随意契約による備蓄米の販売が確認されたと発表。自治体や地域によっては依然流通の差があることを踏まえ、「広く行き渡っていくための努力はしたい」と述べた。
 沖縄県浦添市の「パイプライン内間市場店」には備蓄米を求める人が長蛇の列をつくった。購入した同市の20代女性は「お米が高くて困っていた。安く買えてよかった」と話した。先着順の整理券配布には約150人が詰め掛け、午後3時の発売後、用意された100袋はすぐに売り切れた。 
(引用終わり)
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12日 スーパーに突然備蓄米、そのとき客は 事前告知せず従業員にも箝口令

2025-06-14 06:19:09 | ビジネス
『表題は「郡山市で随契備蓄米を予約なしで販売」の話題です』
大手スーパーヨークベニマル(本社・福島県郡山市)が12日、政府備蓄米を市内の横塚店で売り出した。来週からは、福島、宮城、山形、栃木、茨城の全250店で販売するが、混乱を避けるため告知はしないという。
 横塚店の入り口には午前9時半の開店時、2022年産の5キロ入りが1千袋積まれた。価格は2160円(税込み)。店員が「備蓄米が入荷しました」と呼びかけるが、素通りする客も多かった。次第に手に取る客が増え、午後4時12分に完売した】と朝日が報じました。
記事にもありますが:
【随意契約で政府から調達した備蓄米は1500トンで、精米すると5キロ入りで24万袋程度になるという。精米の進み具合が見通せないこともあり、今後も事前告知はせず、チラシにも載せないという】と追記された居ます。
これからも、運よくヨークマルベニの店舗で5キロ入り2160円の袋を見つけた顧客は“ラッキー”と喜ぶことになりそうです

写真:買い物客に備蓄米を手渡すスタッフ=2025年6月12日午前10時41分、福島県郡山市横塚2丁目のヨークベニマル横塚店© 朝日新聞社 

朝日新聞デジタル:
大手スーパーヨークベニマル(本社・福島県郡山市)が12日、政府備蓄米を市内の横塚店で売り出した。来週からは、福島、宮城、山形、栃木、茨城の全250店で販売するが、混乱を避けるため告知はしないという。
 横塚店の入り口には午前9時半の開店時、2022年産の5キロ入りが1千袋積まれた。価格は2160円(税込み)。店員が「備蓄米が入荷しました」と呼びかけるが、素通りする客も多かった。次第に手に取る客が増え、午後4時12分に完売した。
■「あきらめていた、ラッキー」
 首都圏では備蓄米を買おうと開店前から長蛇の列ができたスーパーも珍しくない。ベニマルは「何時間も待たせるのは申し訳ない」と事前告知をしないことにした。従業員に箝口令(かんこうれい)を敷き、報道機関への連絡もこの日の開店後という徹底ぶりだ。
 鈴木淑子さん(77)はサンドイッチ用のパンを買いに来て、備蓄米に気づいた。「前々から買いたいとは思っていたが、ニュースを見て無理だとあきらめていた。ラッキーでした」と喜んだ。
 随意契約で政府から調達した備蓄米は1500トンで、精米すると5キロ入りで24万袋程度になるという。精米の進み具合が見通せないこともあり、今後も事前告知はせず、チラシにも載せないという。
 県内の主要スーパーでは、リオン・ドールが7日、本社のある会津若松市内の2店舗で先行販売した。13日からは、会津と中通りの11店舗、新潟と栃木両県の15店舗で販売を始める。5キロ入りで2139円(税込み)。マルトも本社のあるいわき市の1店舗で6日、先行販売した。来週からは、いわき市内と茨城県の計約30店舗で週に2~3日をめどに販売する。5キロ入りで2139円(税込み)。(森北喜久馬)
(引用終わり)
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