『表題は「相撲夏場所13日目大の里が13連勝し横綱昇進をきめた」話題です』
【大の里は強かった。琴桜との大関対決に快勝し、無傷の13連勝。後続との3差を維持し、4度目の賜杯(しはい)獲得を決めた。学生相撲出身としては、日大出の輪島以来2人目となる場所後の綱とりも確実になった。横綱豊昇龍、関脇霧島、小結若隆景が、それぞれ10勝目を挙げた】と朝日が報じました。
『大の里は強かった。琴桜との大関対決に快勝し、無傷の13連勝。後続との3差を維持し、4度目の賜杯(しはい)獲得を決めた。学生相撲出身としては、日大出の輪島以来2人目となる場所後の綱とりも確実になった』
そして記事の最後は:
【横綱豊昇龍との対戦も控える残り2日。世間の関心を一身に集める24歳は自信たっぷりに言い切った。
「(全勝優勝を)やってみたいです」】としています。
全勝優勝を見たいですね!!
写真:大の里(左)は寄り切りで琴桜を破り優勝を決める=吉田耕一郎撮影
朝日新聞デジタル:
大の里は強かった。琴桜との大関対決に快勝し、無傷の13連勝。後続との3差を維持し、4度目の賜杯(しはい)獲得を決めた。学生相撲出身としては、日大出の輪島以来2人目となる場所後の綱とりも確実になった。横綱豊昇龍、関脇霧島、小結若隆景が、それぞれ10勝目を挙げた。
制限時間いっぱい。大の里は目をつむった。静かに息を吐き、大きく鼻で空気を吸いこんだ。
勝てば優勝。横綱昇進もほぼ決まる大一番。国技館の熱気を自らに取り込むかのようだった。
「特別なことは考えず、いつも通り向かった」
琴桜に勢いよく当たった。のどわを受けてからの逆襲が速かった。体勢を立て直して右を差し、左も使いながら寄り切った。取組直後も高揚感は見て取れない。余裕ある涼しげな姿が、その存在感をかえって強調しているようだった。
「うれしい気持ち。落ち着いて、のびのびと思い切っていけた」
本場所の連覇は2021年九州場所の横綱照ノ富士(現照ノ富士親方)以来。13日目の優勝決定も、15年初場所の横綱白鵬(現宮城野親方)までさかのぼらなければ見当たらない。高田川審判部長(元関脇安芸乃島)は「強い。言うことないですね。圧倒的な相撲」と絶賛。八角理事長(元横綱北勝海)も「隙がなかった。強い相撲で13日間勝っている」。
横綱審議委員会の横綱推薦の内規は、「大関で2場所連続優勝か、それに準ずる成績」。これで綱とりは確実な状況になった。あとは満点の回答で応えられるかどうか。
横綱豊昇龍との対戦も控える残り2日。世間の関心を一身に集める24歳は自信たっぷりに言い切った。
「(全勝優勝を)やってみたいです」
〝主役〟を最後までまっとうする。
豊昇龍「互いに頑張りたい」
横綱豊昇龍は大栄翔の突きをよく見極め、相手を抱え上げるようにして寄り切った。大の里が優勝を決めるところを土俵下から見届けた直後の結びの一番だった。「まあ、しょうがない。強かったし」と、淡々と語った。来場所は東西に横綱が並ぶことが予想される。「お互い頑張っていきたい。大の里もそう思っていると思います」
(以下省略)