王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

5日 ペロシ米下院議長「台湾を孤立させない」 中国の現状変更に警戒感

2022-08-07 10:55:36 | 米国(バイデン)関連
今朝のTBS サンモ二で「来日中のペロシ下院議長が在日米国大使館で昼前彼女の訪台について記者会見」を開いていた事を知りました。その後の記者会見で「訪台の政治的意図は何か?」と厳しい質問が出ていました。彼女の返答は「政治的とは関係なく人権問題だ」とかわしていました。話が逆になりますが、それから記者会見の記事を探してあちこち見ましたが「youtube の動画の記者会見全部」でも彼女の発言のみが取り上げられており、厳しい質問の応酬の場面はありませんでした。
民主党のバイデン政権は今も「米中関係は一つの中国」と言う点では変わりません。72年ニクソン大統領の訪中を切っ掛けに動き出し1979年に国交正常化を果たしました。その結果、現状維持(Status Quo)が基本政策でしたが、民主党は(新疆ウイグル地区や香港の人権問題を捉え)ペロシ下院議長に代表される人権派の議員が習近平政権のやり方を批判し、それが台湾防衛の問題にも拡大し紛争の為になっていました。米政権は民主政権になってからも「台湾海峡の自由航行と飛行は国際的な権利で中国の専権地区では無い」とし、度々軍艦を航行させていました。QUADもその軍事版で日本も一役買っています。
今回はバイデン大統領のホワイトハウス側が反対するのに、下院議長は議会側の人で「個人的心情には大統領の指示命令を受けない」との理由で彼女を団長にする民主党議員団を率いてのアジア歴訪と出発してから訪台が明らかになり、習近平政権のレッドラインに触れました。
浜爺の様な素人でも、ここをクリック⇒2日のブログに書いた様に、ペロシ下院議長の真意が今一つ判りません。大好きな台湾系youtube 開鍵時刻 の呉董事長の発言を参考にすると「民主党政権の中間選挙に際し、82歳の彼女が大統領候補はおろか議員生命も危ういかと言うときに「引退後の自叙伝に書くべき業績に訪台による中国政策の変更」を始めた人物となりたい!! との個人的望みが隠されているのでないか? と思えるのです。バイデン政権は共和党の追い上げと、ウクライナ援助で精一杯で、この上中国と一戦交える状況では無いと思えます。一方習近平政権も10月の第20回全人代で習主席の3期目就任を確実にするため、この8月まもなく北戴河(ほくたいが ー北省秦皇島市 )で幹部連中の役職を決めねばいけません。加えてここ数年隠しに隠してきた不動産バブルがはじけ省級の銀行で巨額の負債が出て、庶民が買ったマンションは引き渡されず、返済が始まった」事に怒り暴動があちこち起きている様です。又王毅外相がスリランカとモンゴルを歴訪の様ですが一帯一路の破綻の手当てに走り回るようでう、外貨不足も深刻な問題になりそうです。従って、ミサイルを台湾上空を通過させても、日本のEEZに落しても、内政を中心とした恫喝で、何時までも続けられそうも有りません。
あとは、偶発的衝突が気になりますが、米軍は沖縄から高性能の電子偵察機を飛ばし電波管制をしていますから、それは無い事を願っておきます。
ペロシ下院議長は大分お疲れの様で「老太太ー老齢の奥様」と書かれていますように映像ではものすごくお疲れの顔が映ります。気を付けてお帰り下さい。

写真: 産経新聞 記者会見するペロシ米下院議長=4日午前、東京・赤坂の在日米国大使館(酒巻俊介撮影) 

産経新聞:
来日中のペロシ米下院議長は5日、都内の在日米国大使館で記者会見し、自身の台湾訪問について、米国の台湾政策を含め「現状を変更するものではない」と強調するしつつ、中国が一方的な現状変更の試みの「口実に利用するかもしれない」と述べ、警戒感を示した。
ペロシ氏は、中国による台湾の国際機関への参加阻止などを批判。自身の訪台は米議会上下両院の超党派の支持があるとして訪台を阻止しようとした中国の対応を非難し、「われわれは彼らが台湾を孤立させることを許さない」として、政府高官や議員による台湾訪問を継続すべきだとの認識を示した。
その一方で、ペロシ氏は人権問題などで中国を批判しても、気候変動問題などでは協力すべきだとも述べた。
(引用終わり)
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ペロシ議長 2日夜にも台湾訪問か 蔡総統と面会情報も メディア

2022-08-02 09:29:18 | 米国(バイデン)関連
先週米国のバイデン大統領と中国の習近平国家主席とが電話会談しました。
その中の一つにペロシ下院議長の台湾訪問が有った様ですが、中国側は強く反対し了解を得られなかった様です。その後外務省の趙立堅副報道局長は1日の記者会見で、アジア歴訪中の米国のペロシ下院議長が訪台すれば「中国人民解放軍は決して座視しない。中国側は必ず断固とした有力な対抗措置を取る」と米側に警告していました。それでも訪台ですから「民主党政権にもいろいろ事情がある様です」目下の国内の高い率のインフレ、中間選挙での共和党の追い上げに対抗するため、「中国に対し融和的な政策では国内の人気を挽回できない」と判断し、ペロシ下院議長に「汚れ役を受け持ってもらった」のでないか? と素人の浜爺は見ています。ペロシ下院議長他議員団の乗った飛行機を撃墜する様な事を中国側がすれば「米中は準戦時状態」になってしまいますが、台湾海峡の中間線を越えての中国機の台湾接近くらいはやらないと国内外に舐められますよね!! まあホワイトハウスのカービー戦略広報調整官も、予定は発表されていないが「過去にも下院議長が問題なく台湾を訪問しているようにペロシ議長にも訪問する権利がある」と曖昧に述べました。
カービー戦略調整報道官です。この方ウクライナ問題でも顔をみます。

いよいよ両国の本気度が試されます。

写真:ペロシ米下院議長

NHK:
アジアを訪れているアメリカのペロシ下院議長が2日夜にも台湾を訪問する見通しだと、複数のメディアが伝えました。蔡英文総統と会うとも伝えられていて、中国当局は「軍は決して黙って見ていない」と強くけん制しています。
アメリカのペロシ下院議長は議員団を率いて、アジアを訪れていて、1日、最初の訪問国、シンガポールでリー・シェンロン首相と会談しました。

ペロシ議長は7月31日に発表した声明で、シンガポールのほか、マレーシア、韓国、日本を訪問すると明らかにしています。

台湾への言及はありませんでしたが、1日夜になって台湾の複数のメディアが、ペロシ議長が今夜にも現地を訪問する見通しだと伝えました。

このうち中国時報の電子版は、ペロシ議長が1日夜、台湾で1泊して、3日の午前に蔡英文総統らと会うという情報を外交筋から得たとしています。

ただ、外交筋は、中国が強く反対しているため、予定した時間に台湾に到着できるかは不確定だとも話しているということです。

また、自由時報の電子版は消息筋の話として、ペロシ議長が2日夜、台湾で宿泊し、3日、議会にあたる立法院を訪問する計画があると伝えました。

一方、アメリカのCNNも、アメリカと台湾、双方の当局者の話として、日程については触れていないものの、ペロシ議長が台湾を訪問する見通しだと報じました。

中国外務省は1日の記者会見で「もし台湾を訪問すれば中国は必ずや強力な対抗措置をとる。軍も決して黙って見ていない」と、強くけん制しました。
ホワイトハウス高官「過去にも訪問 議長にも訪問する権利」
アメリカ ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は1日の記者会見でペロシ下院議長の台湾訪問については発表されていないとしたうえで「過去にも下院議長が問題なく台湾を訪問しているようにペロシ議長にも訪問する権利がある」と述べました。

その上で「1つの中国」政策に変わりはないと強調しました。

さらにバイデン大統領が先週、中国の習近平国家主席と行った電話会談の中で議会は独立した機関であり、訪問するかどうかは議長自身が決めることだということを明確に伝えたと明らかにしました。

またカービー氏は訪問を巡って中国が今後、台湾周辺へのミサイルの発射や、上空や海での大規模な軍事活動など、さらなる行動をとる可能性があると指摘したうえで「われわれは脅しには屈しない。こうした行為は誤解や混乱を生じさせる可能性を高める」と述べて中国側をけん制しました。

一方で「アメリカと中国の間の緊張を高める理由は何もない」と述べて中国との対話を継続する考えを強調しました。 
(引用終わり)
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米最高裁、49年ぶりに中絶の権利認める判例覆す 州による制限を容認

2022-06-26 10:08:39 | 米国(バイデン)関連
24日(現地時間)米連邦最高裁は、1973年に女性が人工妊娠中絶を選ぶ憲法上の権利を認めた歴史的判例の「ロー対ウェイド判決」を49年ぶりに覆し、州による中絶の禁止や制限を容認する判断を下したと報じられました。
日本では早速、「妊娠中絶に関し賛成派と反対派」によるデモが行われた映像がTVニュースで流れました。マスコミの一部は「バイデン大統領が”悲劇的過ちだ”」と最高裁の判断を非難する声明をヘッドラインに持ってきている所が有りますから、民主党は「中絶反対派」なんでしょうね! ミシシッピー州の「中絶を容認」する連邦控訴裁(高裁)の判決を破棄し、審理を差し戻した結果だそうです。中絶を希望する女性は「容認する州へ移動して処置をするようになるだろう」との見通しを述べている報道も有りました。前トランプ政権によるリベラル派の判事を保守派の判事に置き換えた効果?がここに現れたとこの記事は見ています。
話は戻って先月23日には、米連邦最高裁は、外から見えない形で拳銃を携帯するのに「適切な理由」を示して州当局から許可を受けることを義務づけた東部ニューヨーク州の州法が違憲だとの判断を示したとの報道が有りました。同月ニューヨーク州では5月にスーパーで10人が死亡する銃乱射事件が起きたばかりでした。銃規制に対する考え方がゆるいのも共和党寄りなのでしょうね!
又話が飛んで「新型コロナウイルスに対する予防ワクチン」の強制接種する事に、どこかの州の警察官や消防官たちが「自分の体は自分で守る」との考えで抗議のデモをしているのをだいぶ前に見た気がします。
アメリカ合衆国の国民の「精神的根っこ」の部分は80歳になった浜爺が小学生の授業で「討論会を開き議論をする」「多数決める」のがアメリカのやり方と思い込んで育ってきました。そこが本家本元では些か倣った事と違う部分があるなー!!と思う今日この頃です。

写真:米連邦最高裁前で中絶を巡る憲法判断が覆ったことを歓迎する中絶反対派の女性ら=米首都ワシントンで2022年6月24日、西田進一郎撮影 


米連邦最高裁は23日、外から見えない形で拳銃を携帯するのに「適切な理由」を示して州当局から許可を受けることを義務づけた東部ニューヨーク州の州法が違憲だとの判断を示した。同州では5月にスーパーで10人が死亡する銃乱射事件が起きたばかりで、銃規制強化を求める世論が強まっている

毎日新聞:
米連邦最高裁は24日、1973年に女性が人工妊娠中絶を選ぶ憲法上の権利を認めた歴史的判例の「ロー対ウェイド判決」を49年ぶりに覆し、州による中絶の禁止や制限を容認する判断を下した。中絶容認派やバイデン政権が判決に強く反発するのは必至で、今年11月の上下両院選や州知事選などの中間選挙でも大きな論点になる。
 訴訟では、妊娠15週より後の中絶を原則禁止する南部ミシシッピ州法の合憲性が争点となっていた。最高裁は24日の判決で「中絶は深い道徳上の問題だ。中絶の権利は憲法に明記されておらず、歴史や伝統に根ざしているわけでもない。憲法は州が中絶を規制したり、禁止したりすることを禁じていない」と結論づけた。
 ミシシッピ州法については「胎児の生命を保護することなど州側の正当な利益があり、州法には合理的な根拠がある」と判断。州法を「違憲だ」とした連邦控訴裁(高裁)の判決を破棄し、審理を差し戻した。
 米メディアによると、ミシシッピ州で唯一開業していた中絶専門の診療所は、憲法判断が覆った場合に他州へ移転することを検討しており、同州では中絶が事実上行われなくなる見通しだ。
 中絶反対派が優勢な他の州でも、判例が覆ることを条件に中絶を禁止する州法が準備されている。中絶容認派のNGO「ガットマチャー研究所」によると、南部ケンタッキー、ルイジアナ、中西部サウスダコタの3州では、母体にリスクがある場合を除いて中絶を禁止し、中絶を施した医師らに刑事罰を科す州法が発効する。同研究所は、4州を含む計26州で近く中絶が大幅に制限されると分析している。
 一方、中絶容認派が優勢な州では、中絶を選ぶ権利を保護する州法を定め、今後も中絶の権利は認められるとみられる。宗教観や生命観が絡んで国論を二分するテーマで、州ごとに対応が全く異なる状況に陥り、米国の「一体性」が損なわれることを懸念する声がある。リベラル派は、性的少数者などの「個人の選択」に関する権利を巡っても、最高裁が制限する方向に転じる可能性があると警戒している。
 最高裁判事(定員9人)は、トランプ前大統領がリベラル派の判事の死去に伴って保守派の判事を後任に指名したことで「保守化」が進み、保守派6人、リベラル派3人の構成となっている。保守派の多数が中絶を憲法上の権利とみることに懐疑的で、中絶容認派は判例が覆るとの懸念を強めていた。今年5月には中絶規制の是非を州に委ねるとする内容の判決原案が米メディアで報道されていた。【ワシントン秋山信一】
(引用終わり)
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24日 日米豪印「クアッド」首脳、協力合意の内容は?

2022-05-25 11:31:35 | 米国(バイデン)関連
今週に入り「何だかスッキリしないなー?」と思う事の第3はバイデン大統領訪日を機に岸田首相の下で次々と決まる対米政策そして昨日はクアッドと称する日米豪印4国による対中包囲網の強化です。
もう一度この日経の記事は判りやすく出来ています。
クアッドの合意事項

そして具体的にはどうするのかは以下の如くです
要するに西はウクライナのロシアの侵攻問題をウクライナ側に立って支援する。そして足元の東ではインド・太平洋の安全と平和維持の為、中国包囲網の中核として活躍すると岸田首相は米国および同盟国に約束しました。
当面「憲法9条が有りますから兵力の派遣は元より、武器の輸出も出来ません」そしてせめて出来る事は金の援助ですが「安倍前政権の金融垂れ流し策を変える事が出来ず、米国と真逆の経済政策を行い政策上の円安で為替差損が出ています。一部の輸入業者が儲ければ良いと言う時代ではなくなっているのですよね」。加えて新型コロナウイルス感染拡大で世界の物流・商流に乱れが出て輸入製品の値上げが続き、ロシアのウクライナ侵攻でその値上げが拡大しています。そんな中で、どうやって国内の経済力を挙げ、「国として金を稼ぐか」しっかりした方針を出す事! 「力による国境の変更を認めない」なら核武装はともかく「通常兵器でヨーロッパのフィンランドやデンマーク並みのROE(交戦規程)にするのかしないのか? するとすれば何が問題なのか?等を広く国民に聞かなければいけません。北はミサイルを発射し、ロシアと中国は大型爆撃機の連合編隊で日本周辺を威力偵察飛行をしています。「遺憾である」と言っているだけでは済まない事態になっています。
国論をなるべく過半数が占めるようなバランスの取れた、行き届いた政策を立案して欲しい物です。お願いします。

日経新聞:
2022年5月25日の日本経済新聞朝刊1面に「日米豪印で海洋監視」という記事がありました。4カ国の首脳は中国を念頭に海上警備の体制を強化する方針を共同声明で示しました。どのような内容について協力を決めたのでしょうか。 
2022年5月25日の日本経済新聞朝刊1面に「日米豪印で海洋監視」という記事がありました。4カ国の首脳は中国を念頭に海上警備の体制を強化する方針を共同声明で示しました。どのような内容について協力を決めたのでしょうか。
ここが気になる
「クアッド」は日米豪印の首脳や外相らが経済や安全保障を協議する枠組みです。4カ国はインド洋と太平洋を囲むように位置し、民主主義や法の支配など共通の価値観をもちます。各国は経済だけでなく軍事面でも力を増し脅威となっている中国へ対峙します。
クアッドは中国の進出が活発な東・南シナ海の監視で協力します。違法漁船など沿岸警備に関する情報をインド太平洋地域の国で共有する構想です。ウクライナ侵攻や中国の海洋進出を踏まえ、「現状変更への反対」という言葉をクアッド首脳の共同文書として初めて盛り込みました。一方でロシアと中国への名指し批判は見送りました。
また、日米豪は中長期的にインドの協力を引き出すために経済分野の成果を重視しました。サイバーセキュリティーや宇宙分野に関する協議体を立ち上げます。電力や通信など重要インフラの防護や気候変動対策に役立てると合意しました。インド太平洋地域のインフラ構築に5年間で500億ドル以上を支援する約束です。
(引用終わり)
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23日 きょう日米首脳会談、中国への対応協議 日本の防衛力増強も

2022-05-23 09:46:51 | 米国(バイデン)関連
バイデン大統領は、昨日22日午後韓国を立ち5時過ぎに横田基地に到着しました。
横田基地に到着したバイデン大統領(NHK)

その後米国大使公館でトヨタ自動車の豊田章男社長ら日本の財界人と会った。早速財界首脳と面談し高度科学技術の物流と商流安定のための養成が有ったのでしょうね! 今日23日は午前中に皇陛下と面会後、岸田首相と日米首脳会談の予定だそうです。
24日は東京で、クアッドの会議に豪のアルバニージー労働党党首が訪日して出席する他、インドのモディ首相もリモート参加でインド大平洋の安定につき話し合いとスケジュールタイトです。
何が話されるか、しっかり見守りたいと思います。

写真:横田基地に到着したバイデン大統領

ロイター:
[東京 23日 ロイター] - 訪日中のバイデン米大統領と岸田文雄首相は23日に首脳会談を行い、軍事・経済面ともに力を増す中国への対応や、日本の防衛力増強などを協議する見通しだ。バイデン氏は滞在中に新たな経済連携の立ち上げを表明、24日には日豪印の首脳と4人で会談する。
バイデン大統領の訪日は昨年1月の就任後初めて。22日午後に韓国から東京の米軍横田基地に到着した。関係者によると、その後に米大使公邸でトヨタ自動車の豊田章男社長ら日本の財界人と会った。
23日は午前に天皇陛下と面会後、岸田首相と会談し、ロシアによるウクライナ侵攻や、中国を中心にアジアの地域情勢などについて協議し、力による一方的な現状変更の試みを非難することで一致する見込み。日本は年末までに国家安全保障戦略、防衛大綱、中期防衛力整備計画を揃って見直す予定で、会談では自衛隊の増強も話し合う。
核軍縮、宇宙分野や脱炭素分野の協力、半導体の供給網(サプライチェーン)強化も議題になる。
岸田首相は21日午前、記者団に対し、ウクライナ問題や地域情勢、経済、気候変動、核軍縮などで意見を交わすとした上で、「日米同盟のさらなる強化もしっかり確認したい。自由で開かれたインド太平洋の実現といった取り組みも緊密な連携を確認したい」と述べた。
バイデン大統領は会談後、目玉政策と位置付ける新たな地域経済連携「インド太平洋地域枠組み(IPEF)」の立ち上げを表明する。米国は関税引き下げを伴う環太平連携協定(TPP)を離脱しており、経済面でも力を増す中国をけん制するため、別の枠組みで網をかけようとしている。
しかし、巨大な米国市場にアクセスできる機会が増えるかどうか分からない枠組みに参加するメリットを感じる国は多くなく、23日は正式な交渉の開始ではなく、協議開始で合意したと表明するにとどまる見通し。
24日には日米豪印が4カ国の協力枠組み「クアッド」の首脳会合を東京で開く。バイデン大統領と岸田首相のほか、インドのモディ首相も対面形式で参加する。21日の総選挙で9年ぶりに政権交代したオーストラリアは、首相に就任する見込みのアルバニージー労働党党首が訪日して出席することに意欲を示している。
4カ国は中国への懸念を共有しているものの、主にインドの立場を考慮し、これまで名指しして批判することは避けてきた。ウクライナに侵攻したロシアに対しても、安全保障面で同国とつながりのあるインドが参加していることから、共同声明に強い文言が盛り込まれることはないと専門家はみている。
バイデン大統領は21日に韓国ソウルで尹錫悦大統領と初の首脳会談を行い、軍事演習拡大のほか必要なら新たな兵器配備を行うことで合意した。
(引用終わり)
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