王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

元徴用工訴訟、三菱重工の債権差し押さえ命令 韓国地裁

2021-08-19 09:25:46 | 外交
日本のマスコミ各紙は19日に日が改まって直ぐの発表ですが、”水原地裁安養支部は18日までに同社が韓国企業「LSエムトロン」に対して持つ物品代金の債権約8億5千万ウォン(約7900万円)の差し押さえと取り立ての命令を出した”。言うまでもなく 韓国大法院(最高裁)が2018年三菱重工業に元徴用工らへの賠償を命じた判決と2021年7月に三菱重工の「即時抗告」の一部を退け て今日に至った、実力で「差し押さえ」を認める地裁の判決となります。もしこれに基づき韓国政府が動けば「日韓関係は宣戦布告無しの経済戦での戦争状態ななります」。
日韓が経済戦の先に戦火を交える事は米国にとって好ましくない事ですので、そこまでは行かない事を強く願いますが、両国の保守派が興奮すれば、双方ともに民間人に危害が加えられるような事が無きにしもあらずです。
大韓民国は昭和20年(1945年)8月15日抗日戦争に勝利して誕生したとの作り話(フィクションーー今はやりで言うならフェイク・ニュース)で背負立した国ですから一度その認識を改めてもらうには、厳しい対応が必要になりそうです。

写真:三菱重工業をめぐる元徴用工訴訟で2018年11月、韓国大法院判決を前に集まった原告団ら=東亜日報提供 

朝日新聞:
 韓国大法院(最高裁)が三菱重工業に元徴用工らへの賠償を命じた判決をめぐり、水原地裁安養支部は18日までに同社が韓国企業「LSエムトロン」に対して持つ物品代金の債権約8億5千万ウォン(約7900万円)の差し押さえと取り立ての命令を出した。元徴用工訴訟で第三者企業への債権の差し押さえが認められるのは初めてとみられる。
 三菱重工業側は即時抗告でき、直ちに現金化されるわけではない。賠償に充てる資産が第三者に対する債権にまで広がったことで、今後、差し押さえの対象が広がったり、元徴用工訴訟の被告となった日本企業の韓国での事業に影響が及んだりするおそれがある。
 裁判所は原告側から今月初めに申請を受け、12日に命令を決定。18日にLS社に伝達して効力が発生した。LS社は三菱重工業に代金を払えなくなる。原告側の弁護士は「事実の認定と謝罪を求めて協議をするつもりだが、三菱重工業が拒むなら命令に基づいてLS社に直接取り立てる」としている。(ソウル=神谷毅)
(引用終わり)
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コロナ起源、再調査を=感染症危機再発防止も宣言―G7首脳

2021-06-13 10:02:30 | 外交
G7 コーンウォールサミットが11-12日の2日間(現地時間)行われました。予定がタイトで議題ごとの速報は有りますが、共同声明の形はとらなかったのかこれからなのか見ていません。
G7首脳 お揃い 〈ネットより)

以下の参考記事は最後の議題”保健”の討議で「新型コロナウイルスの発生期限を巡り、WHOに対し追加調査を求める声が相次いだ」と書かれています。
先月末頃から「新型コロナウイルスの武漢研究所流出説」が表に出るようになりました。28日英国とノルウエーの学者が「武漢研究所で自然界ではありえない人工的な手が加えられた」と発表。その後米国が「中国の高官の亡命を受け入れ国防省のDIAが武漢研究所によるウイルスの改造と流出を把握」して、バイデン政権に報告したためトランプ前大統領が語っていた「武漢流出説」を否定できなくなり、ブリンケン国務長官を通じて楊 潔篪(よう けつち)政治局員に説明を求める事態がG7前に起きていました。従って、バイデン政権のにわかな対中強化策は信じがたい点が有りますが、放置しておくとトランプ前政権の得点になり、バイデン政権の失点になるのを避けるための方針変更と見られ、インフラ整備のための多額の援助もその様な文脈の上で考えておく必要が有りそうです。独、仏はもともと「対中宥和政策」ですからなお一層注意が必要でしょう。菅首相は「東京五輪の開催」を発言するのに頭が一杯でしたでしょうから、外野席の日本国民は確り両目で事態の推移を見て行く必要が有ります。トランプ前大統領は5日のノースカロライナ州の共和党集会で演説し「武漢流出の被害に対し10兆ドル(ざっと1100兆円)の損害賠償請求をしよう」と対決姿勢は明白です。
新疆ウイグル自治区での綿花の使用も「ジェノサイドの一環で、使うな!」との米国の立場に一部日本の企業はあいまいな態度を取っていますが、知らぬ顔では通らなくなりそうです。

写真:英国女王も開会式にご臨席〈ネットより)

時事通信:
英南西部コーンウォールで開催中の先進7カ国首脳会議(G7サミット)は12日夕(日本時間13日未明)、保健を議題に討議を行った。G7首脳からは、新型コロナウイルスの発生起源をめぐり、世界保健機関(WHO)による追加調査を求める声が相次いだ。最初の感染者が出た中国は起源に関する調査に非協力的で、G7と中国の対立が一段と激化しそうだ。
 G7首脳はまた、感染症危機を二度と繰り返さないために「あらゆる手段を講じる」と明記した「カービスベイ宣言」に署名。宣言にはワクチンの開発期間を100日以内に短縮することなどが盛り込まれた。議長を務めるジョンソン英首相はツイッターで「われわれ全員にとっての誇りであり、歴史的な瞬間だ」と述べた。
 新型コロナの起源をめぐっては、バイデン米大統領が中国・武漢の研究所からウイルスが流出した可能性も含めて追加調査を情報機関に指示。欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長も徹底調査を訴えている。日本政府によると、菅義偉首相も歩調を合わせ、さらなる調査を求めた。
 討議には韓国、インドなど招待国の首脳やWHOのテドロス事務局長も参加。WHOは今年3月の報告書で研究所流出説について「極めて可能性が低い」としていたが、テドロス氏は12日の記者会見で「本当の起源を知るために、第2段階の調査を進める必要がある」と語った。 
(引用終わり)
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菅首相、訪問先のインドネシアで500億円の円借款供与 ジョコ大統領と安保、医療でも協力を決めたが──

2020-10-21 10:41:34 | 外交
昨日20日は菅首相はベトナムを立ちインドネシアに向かいました。
午後から夕刻にかけて日インドネシアの首脳会議が行われたようです。
例によって日本のマスコミはあまり写真や動画でインドネシアの様子を報道しませんが、あちこちググってNewsweekの記事を見つけました。
3ページ目に(多分)インドネシアの国営放送だと思いますが Headline news で菅首相の車列が警護車付きで大統領府に着くと大統領夫妻の出迎えの中、両国国家が流され鄭重に扱われた様子を見て安心しました。
そして、会談の内容の肝は報道されないので勝手に想像すると、以下のnewsweek誌の記者のコメントの様にインドネシア大統領の最大の関心はコロナ禍からの立ち直りと経済再生にあり、自由で開けたインド大平洋の実現のための(軍事或いは海事)行動はその後ではないか? それと中国の影響を戦火を交えても排除する環境には無い(のだろう)と思いました。
菅首相が複雑な事情がある(のだろう)と感じるだけでも外遊の成果ですよ。
日本の船舶や航空機ががインド洋に向かったり、インド洋から入ってくるためには地域の安定が絶対必要ですから、互恵平等とは何か”身をもって示す”良い機会になりそうです。
首脳会談の成果に期待します。

写真:初の外遊先のひとつとしてインドネシアを訪問した菅義偉首相をジョコ・ウィドド大統領が出迎えた。 

Newsweek:
<初の外遊先のひとつ、インドネシアで菅首相が得た成果の内実は>
首相就任後初の外遊としてベトナムに続いてインドネシアを訪問中の菅義偉首相は10月20日午後、首都ジャカルタ南郊のボゴールにある大統領宮殿でジョコ・ウィドド大統領との首脳会談、関係閣僚も加わった会談に相次いで臨んだ。
会談では、日本政府としてインドネシア側に500億円の円借款を供与することやコロナ対策、インフラ整備計画推進への協力、さらに安全保障問題や地域問題を協議するために新たに両国間で外務・防衛相レベルの「2+2(ツープラスツー)」会談を設けることなどで合意した。
会談後の共同記者会見で、ジョコ・ウィドド大統領は菅首相が就任後初の外遊先の一つにインドネシアを選んだことへ感謝を表明。「これはインドネシアだけでなく東南アジアにとって意味のあることだ」と歓迎した。そのうえで「不確実性の時代にあってインドネシアと日本との協力が一層重要となる」との認識を示した。
そしてインドネシアと日本は「戦略的パートナー」であることを強調して、日本企業の投資拡大を歓迎するとともに、輸入制限が残るインドネシアからの農産物、水産物、林業産品などの分野の日本への輸入制限の緩和を求めたことを明らかにした。
(一部省略)
また北朝鮮問題や南シナ海などに関連した安全保障、防衛の分野では今後両国の外務・防衛大臣クラスによる「2+2」会議を設けて緊密な意見交換を図ることでも合意したという。
南シナ海に関してはジョコ・ウィドド大統領も「安全で安定した海域としたい」と述べて期待を示した。

首脳会談、そしてインドネシア側の閣僚が参加した会談と、約2時間の会談で日本、インドネシア側は共に「戦略的パートナー」としての関係を再確認するとともに、さらに関係強化を図ることとなった。
ここからはNewsweek誌の日本人記者のコメント:
菅首相はインドネシア訪問前に訪れたベトナムで、日本が提唱する「自由で開かれたインド太平洋」構想へのベトナムの協力を取り付けた。これは今年のASEAN一連会議の議長国がベトナムであり、南シナ海で中国との間で領有権問題を抱えるというベトナムの立場を重視したものといえる。
ただ議長国ベトナム、ASEANの大国インドネシアを南シナ海問題で日本の思惑に引きこんだとしても、全会一致を原則とするASEANでは共同声明などで、中国を名指しして批判したり問題提起することが、親中のカンボジアやラオスの反対で過去に何度も拒否されてきた経緯がある。
こうしたことからベトナム、インドネシアを説得しても実際にASEANの一連の会議でどこまで対中国で結束できるかははなはだ疑問との指摘も強い。
そしてインドネシア国内にある米中あるいは日米豪印などという大国の安保の枠組みに組み込まれることへの警戒感もあり、ASEANとの安保問題は今後に向けて課題は大きいといわざるを得ない。
菅政権がそうした安保面での協力などをあてこんだうえでの今回のインドネシアへの多額の円借款供与だとすれば、大きな誤算となる可能性もある。インドネシア側のしたたかで計算高い戦略を読み誤った可能性もあるといえるだろう。
(引用終わり)
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菅首相、南シナ海の緊張に懸念中国名指し批判は避ける

2020-10-20 09:54:32 | 外交
昨日19日初の海外訪問でベトナムを訪れた菅首相が「自由で開かれたインド大平洋」をどのように実現するのかマスコミがどの様に捉え発表するか楽しみにしていました。以下の参照記事は朝日新聞ですがベトナムとの間で具体的に何をするのかはっきりしていません。
そこであちこちググりますとAFP/時事の記事が要点をズバリ指摘し、写真をふんだんに添えて菅首相が歓迎されている様子がわかりましたので、それを載せたいと思います。
ズバリ「両国は、安全保障と防衛面での連携強化で一致し、日本からベトナムに向けて防衛装備と技術を輸出することで大筋合意した」とあります。拍手!
そして日本の首相の訪問に ベトナムが歓迎のお薄を伝えています。
両国首相夫妻

鯉にえさをやる両首脳

歓迎の子供さん達

歓迎の女性群

1975年まで米軍の後方基地としてベトナム戦争に米軍側に加担していた日本と関係を修復したと見えます。
今日のインドネシアの訪問も成功を祈っています。
 
写真:首脳会談の前に握手を交わすベトナムのフック首相(右)と菅義偉首相=2020年10月19日午前8時41分、ハノイの首相府、 

朝日新聞:
初外遊でベトナム訪問中の菅義偉首相は19日、ハノイで東南アジア諸国連合(ASEAN)に向けた演説を行い、地域の平和と繁栄に日本が貢献していく考えを示した。海洋進出など影響力を強める中国を念頭に、南シナ海の緊張を高める行為に反対する立場を改めて示し、ASEANとの連携強化を強調した。
 演説は日越大学でベトナム人学生らを前に日本語で約30分間行った。首相は、ASEANと日本は法の支配や自由などの基本的な原則を共有していると指摘。開放性や透明性などを盛り込み、ASEANが2019年に出したインド太平洋に関する展望は、日本の外交方針「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想と本質的な共通点があるとして支持した。
 一方で、名指しは避けたものの、中国を念頭に「法の支配や開放性とは逆行する動き」が南シナ海であるとして、地域の緊張が高まることに懸念を示した。「力や威圧によらず、国際法に基づく紛争の平和的な解決」を求める日本の立場を説明し、海洋での法の支配の確立のため、日本がASEANの各国と協力するとした。
(引用終わり)

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菅首相、初外遊スタート 19日に日越首脳会談

2020-10-19 10:53:08 | 外交
18日午後羽田をたつ菅首相

空港でも自ら話されましたが「自由で開かれたインド太平洋を実現するため、ASEANは重要なカギ」との文脈から考えれば、同様の趣旨でここをクリック⇒6日午後ポンぺオ米国国務大臣の呼びかけで東京で開かれた日本、米国、オーストラリアそしてインドの外相による会合を、より細かく詰める内容に違いありません。日本では4か国外相会議の内容が明らかに成りませんが、「自由で開かれた太平洋の実現を阻害する中国を対象とした4か国包囲網の構成」だろうと思われます。そしてその作戦のpivot(中心点、要点)として台湾の独立と中国による侵攻を防ぐ事が問題となったと思われます。インドは太平洋の安全のため、基地の提供とここをクリック⇒北部ラダック方面からの紛争地区で中国に対する警戒を強めています。豪州も太平洋の安全のためポートダーウインはじめ各地の軍事基地の提供をしています。日本は第7艦隊の基地であり米軍の後方兵站部です。海自はあまり報道しませんが第7艦隊には日本の加賀をはじめ護衛艦が訓練名目で随伴しているようです。その様な枠組みの中でASEANでのインド大平洋に重要な関係を持つヴェトナムとインドネシアに協力を要請する事になるわけですから大任です。戦後憲法で「専守防衛」を建前としている日本がどんなアプローチを見せるのか興味があります。
それは両国との共同声明なり報道を見てから、コメントしたいと思います。

写真:菅首相の外遊日程:

時事通信:
【ハノイ時事】菅義偉首相は18日、就任後初の外国訪問先となるベトナムとインドネシアに向けて政府専用機で羽田空港を出発し、ベトナム・ハノイ入りした。今回の訪問では、南シナ海への進出で周辺国との摩擦を強める中国をにらみ、「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現を訴える考え。安倍政権の外交姿勢の継承もアピールする。
菅首相、外遊前に散歩
 出発に先立ち、首相は同空港で記者団に「東南アジア諸国連合(ASEAN)は『自由で開かれたインド太平洋』を実現するために極めて重要な鍵だ。この地域の平和と繁栄に貢献する決意をしっかり示したい」と述べた。
 首相は19日午前にベトナムのグエン・スアン・フック首相との会談に臨む。同国が中国の動きに懸念を深める中、安全保障面の連携を確認。新型コロナウイルス対策に関し意見交換する。
 20日午後にインドネシアのジャカルタに入り、同国のジョコ大統領と会談。新型コロナ対応や北朝鮮の拉致問題をめぐり協議する。21日に内外記者会見を行った後、帰国する。
(引用終わり)
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