昨日30日の朝のTVニュースは前日「維新の党を除名された丸山穂高衆院議員をN国党が入党した」事を伝え同時に12人ほどの議員に入党を声掛けしていることを報じました。
党首立花氏いわく「政治は数が力」。確かにその一面はあります。
N党の選挙手法は「インターネットを100%利用した斬新なもの」でその主張を「NHKの放送はスクランブル化(見たい者だけが料金を払うべし)する」とのシングルイッシュー(単一政策目標)に特徴があります。
さて斬新なやり方が「先走り」「金棒引き」いやそうでなく「先駆者(或いはパイオニアー)」なのかは分かりません?!!
改革の核となるには世論の5%の賛同を得たグループが周りを巻き込むことで主流となりついに天下を回天させるわけですが既に2%の賛同を得ているわけですからもう一化け必要です。
それに驚いていたら30日昼前には「(議員でいる事さえ忘れていた)み党の渡辺さんと立花氏の記者会見が有り「共同会派を作りみ党と名乗る」と発表しました。どうやら「同床の異夢」の様ですが会派に入らないと「院内の委員会のメンバーになれない」そうで問題の一つの解決法の様ですし丸山氏の入党を踏まえ国会議員5名以上で「NHKの政治討論に呼ばれる内規を満たしその場でNHKのスクランブル化を公言する」策にもつなげる様です。
味噌もくそも取り敢えず一緒に取り纏めその勢いで本物を生み出す奇策なのでしょう?!
令和新撰組の山本太郎党首の活動と併せ考えると既存野党が集約できない庶民の意見の5%を吸い上げる小さな核であることは間違いない様です。
この運動が「興ざめ」や「化けの皮が剝れる」事で雲散霧消するか??
無党派層35%の眠りに喝を入れるのか?!見ものですね!!
その結果既存の与党か野党が「本当に目覚めても良い事」だとも思います。
議員の皆さん! 死に物狂いで頑張って下さい! 国民は見ていますよ!
写真:30日会派結成で会見する立花、渡辺両氏
毎日新聞:
参院選で初めて議席を獲得した「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首と、旧みんなの党代表で無所属の渡辺喜美元行革担当相は30日、国会内で記者会見し、参院で会派「みんなの党」を結成すると発表した。会派代表となる渡辺氏は「これを第一歩として、みんなの党を復活させたい」と述べた。
渡辺氏はN国には入党せず、法案への賛否は、2人がそれぞれ独自に決める。希望する委員会に入る可能性を上げ、国会での質問時間を確保することが狙いという。
渡辺氏はNHK改革について「正直、深く考えたことがない」としつつ、「公共放送として強制的に徴収するなら、今の課金システムや値段は考えた方がいい」と述べた。旧みんなの党の選挙活動を手伝った経験がある立花氏は「国政政党として政策全般を深める必要性を感じている」と強調した。
N国には29日、無所属だった丸山穂高衆院議員が入党。立花氏は、所属国会議員5人を目指し、丸山氏や渡辺氏を含め「12人に声をかけている」としている。他党からは「(北方領土を戦争で奪還する趣旨の発言などで糾弾決議を受けた)丸山氏が入党したぐらいなので何でもあり」(立憲民主党の福山哲郎幹事長)と冷ややかな声も上がる。【野原大輔、野間口陽】