[写真]きのうの立憲民主党常任幹事会に出席した野田佳彦代表(立っている人物)と岡田克也常任顧問ら、衆議院第二議員会館で、宮崎信行撮影。

[写真]消費税減税に関する3案をとりまとめた党の財務金融・経済財政・税制調査の3部会合同会議第4回(最終回)に出席した泉健太常任顧問ら、きのう、衆議院第一議員会館で、宮崎信行撮影。
立憲民主党内の実力者の行動は自由で、きのうの常任幹事会は、野田佳彦代表と岡田克也常任顧問、海江田万里さんが出席。枝野幸男最高顧問と泉健太常任顧問は見当たらず。ところが、その30分後に始まった3部会長(階猛・財務金融、馬淵澄夫・経済財政、大西健介税調会長)合同会議第4回の消費税減税3案のとりまとめには泉さんが一般議員席にいて、自由に行動している感じでした。泉さんは以前、超党派衆参の若手同士の勉強会で「水曜8時のナイター国会」として、党首討論の水曜日夜8時固定を提唱していました。きょうは3時でした。
岡田さんは、経済産業委員として2度目の質問。今回も一般質問でしたが、トランプ関税で一気に緊迫感が増しました。
【衆参両院・国家基本政策委員会合同審査会】
衆参をまたぐときは「合同審査会」、委員会をまたぐときは「連合審査会」と言います。
泉健太・委員長が就任あいさつ。「この際、一言、ご挨拶申し上げます。衆議院国家基本政策委員会委員長の泉健太でございます。本日私がこの合同審査会長を務めさせていただきます。本委員会は衆参両院の委員による合同審査会でございます。参議院の浅田均委員長を初め、両院の皆様方のご協力を賜り職責を全うしてまいりたいと存じます。よろしくお願いを申し上げます。この際、ご報告申し上げます。去る10日の両院合同幹事会において、合同審査会は、常会においては、予算成立後、例年4月。5月、6月の各月に1回は開催することになりましたので、よろしくお願いを申し上げます」と語りました。
野田佳彦代表、前原誠司代表、玉木雄一郎代表の3名が討論。野田さんは、関税について「80年間にわたって、アメリカを中心に自由貿易体制を作ってまいりました。私は一番恩恵を受けてきた国はアメリカだと思ってるんです。世界で一番富豪が多いし、今なお経済大国であります。一部の地域の製造業が不振だといっても、一番恩恵を受けてきたのはアメリカです。にもかかわらず、自分たちは損ばっかりしてきたという意識が強くって、関税政策を軸としてアメリカファーストの新しい国際秩序を作ろうとしている」と分析しました。
玉木さんは、首相が1リットルあたり10円の値下げを決断したとされる報道を確認。首相は、自公国3党幹事長合意にもとづく協議が現在も継続していると、空気をはくかのように平気で嘘をつきました。
【衆・経済産業委】
一般質疑の後に、武藤容治経済産業大臣から「GX脱炭素型経済移行法の改正案」(217閣法28号)が趣旨説明されました。
岡田さんは2度目の登場で、前回と同じく一般質疑。岡田さんは関税交渉で、閣僚らの人数が日米とも同じ数になるよう求めました。岡田さんは、TPPのときと同様に、首席交渉官をもうけるよう述べました。具体的な人選にはいっさいふれませんでした。また、関税交渉が長引くとして、17年前にヒット政策となった「エコカー減税」を復活させ、まず国内で自動車の需要が高まるようにする必要があるとしました。交渉は赤澤亮正大臣が担当していますが、一度訪米した武藤さんですが、やや知ったかぶりの姿勢が垣間見られました。政府参考人として答弁した、経産省官房審議官は、緊張していたようでした。
【参・本会議】
「刑事訴訟デジタル化法案」(217閣法36号衆議院修正)が審議入りしました。
採決では「日本とウクライナ、トルクメニスタン、アルメニアとの租税協定」(217条約1乃至3号)が投票総数235、賛成224、反対11の賛成多数で両院で承認されました。「日本とインドネシアのEPA」(217条約4号)は投票総数234、賛成218、反対16の賛成多数で承認されました。
【衆・法務委】
「民事裁判情報の活用の促進に関する法律案」(217閣法42号)が審議入りしました。
【衆・内閣委】
「日本学術会議法案」(217閣法36号)が審議入りしました。
【衆・厚生労働委員会】
「労働安全衛生法改正案」(217閣法57号参議院先議)が審議入りしました。なお、本会議で代表質問され付託された法案のうち「医療法改正案」(217閣法21号)だけが現在委員会で審議されていない法案となります。
【衆・文部科学委】
「給特法改正案」(217閣法9号)。
【衆・農林水産委】
「食品流通促進法などの改正案」(217閣法45号)が審議入り。
【衆・国土交通委員会】
「北朝鮮経済制裁のための特定船舶入港禁止措置の件」が中野洋昌国土交通大臣から趣旨説明され、賛成多数で議決しました。
【衆・外務委】

[写真]消費税減税に関する3案をとりまとめた党の財務金融・経済財政・税制調査の3部会合同会議第4回(最終回)に出席した泉健太常任顧問ら、きのう、衆議院第一議員会館で、宮崎信行撮影。
立憲民主党内の実力者の行動は自由で、きのうの常任幹事会は、野田佳彦代表と岡田克也常任顧問、海江田万里さんが出席。枝野幸男最高顧問と泉健太常任顧問は見当たらず。ところが、その30分後に始まった3部会長(階猛・財務金融、馬淵澄夫・経済財政、大西健介税調会長)合同会議第4回の消費税減税3案のとりまとめには泉さんが一般議員席にいて、自由に行動している感じでした。泉さんは以前、超党派衆参の若手同士の勉強会で「水曜8時のナイター国会」として、党首討論の水曜日夜8時固定を提唱していました。きょうは3時でした。
岡田さんは、経済産業委員として2度目の質問。今回も一般質問でしたが、トランプ関税で一気に緊迫感が増しました。
【衆参両院・国家基本政策委員会合同審査会】
衆参をまたぐときは「合同審査会」、委員会をまたぐときは「連合審査会」と言います。
泉健太・委員長が就任あいさつ。「この際、一言、ご挨拶申し上げます。衆議院国家基本政策委員会委員長の泉健太でございます。本日私がこの合同審査会長を務めさせていただきます。本委員会は衆参両院の委員による合同審査会でございます。参議院の浅田均委員長を初め、両院の皆様方のご協力を賜り職責を全うしてまいりたいと存じます。よろしくお願いを申し上げます。この際、ご報告申し上げます。去る10日の両院合同幹事会において、合同審査会は、常会においては、予算成立後、例年4月。5月、6月の各月に1回は開催することになりましたので、よろしくお願いを申し上げます」と語りました。
野田佳彦代表、前原誠司代表、玉木雄一郎代表の3名が討論。野田さんは、関税について「80年間にわたって、アメリカを中心に自由貿易体制を作ってまいりました。私は一番恩恵を受けてきた国はアメリカだと思ってるんです。世界で一番富豪が多いし、今なお経済大国であります。一部の地域の製造業が不振だといっても、一番恩恵を受けてきたのはアメリカです。にもかかわらず、自分たちは損ばっかりしてきたという意識が強くって、関税政策を軸としてアメリカファーストの新しい国際秩序を作ろうとしている」と分析しました。
玉木さんは、首相が1リットルあたり10円の値下げを決断したとされる報道を確認。首相は、自公国3党幹事長合意にもとづく協議が現在も継続していると、空気をはくかのように平気で嘘をつきました。
【衆・経済産業委】
一般質疑の後に、武藤容治経済産業大臣から「GX脱炭素型経済移行法の改正案」(217閣法28号)が趣旨説明されました。
岡田さんは2度目の登場で、前回と同じく一般質疑。岡田さんは関税交渉で、閣僚らの人数が日米とも同じ数になるよう求めました。岡田さんは、TPPのときと同様に、首席交渉官をもうけるよう述べました。具体的な人選にはいっさいふれませんでした。また、関税交渉が長引くとして、17年前にヒット政策となった「エコカー減税」を復活させ、まず国内で自動車の需要が高まるようにする必要があるとしました。交渉は赤澤亮正大臣が担当していますが、一度訪米した武藤さんですが、やや知ったかぶりの姿勢が垣間見られました。政府参考人として答弁した、経産省官房審議官は、緊張していたようでした。
【参・本会議】
「刑事訴訟デジタル化法案」(217閣法36号衆議院修正)が審議入りしました。
採決では「日本とウクライナ、トルクメニスタン、アルメニアとの租税協定」(217条約1乃至3号)が投票総数235、賛成224、反対11の賛成多数で両院で承認されました。「日本とインドネシアのEPA」(217条約4号)は投票総数234、賛成218、反対16の賛成多数で承認されました。
【衆・法務委】
「民事裁判情報の活用の促進に関する法律案」(217閣法42号)が審議入りしました。
【衆・内閣委】
「日本学術会議法案」(217閣法36号)が審議入りしました。
【衆・厚生労働委員会】
「労働安全衛生法改正案」(217閣法57号参議院先議)が審議入りしました。なお、本会議で代表質問され付託された法案のうち「医療法改正案」(217閣法21号)だけが現在委員会で審議されていない法案となります。
【衆・文部科学委】
「給特法改正案」(217閣法9号)。
【衆・農林水産委】
「食品流通促進法などの改正案」(217閣法45号)が審議入り。
【衆・国土交通委員会】
「北朝鮮経済制裁のための特定船舶入港禁止措置の件」が中野洋昌国土交通大臣から趣旨説明され、賛成多数で議決しました。
【衆・外務委】
「国連海洋法条約」(217条約11号)「ILO155号条約」(217条約12号)「1995年の漁船員訓練、資格証明及び当直基準の条約」(217条約13号)が審議入り。
【衆・消費者特別委】
「公益通報者保護法改正案」(217閣法32号)の対政府質疑。次回も質疑。
【衆・拉致問題特別委】
所信に対する質疑。
【参・議院運営委】
川本裕子・人事院総裁の続投に関する質疑。川本さんは若手の退職について「自分の成長実感が薄いからだ」として成長実感には相対的な評価が高いとしました。「4年前はよく寝ていると答弁したが、それに加えて、よく歩くことを自分に義務づけている」と語りました。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
【衆・消費者特別委】
「公益通報者保護法改正案」(217閣法32号)の対政府質疑。次回も質疑。
【衆・拉致問題特別委】
所信に対する質疑。
【参・議院運営委】
川本裕子・人事院総裁の続投に関する質疑。川本さんは若手の退職について「自分の成長実感が薄いからだ」として成長実感には相対的な評価が高いとしました。「4年前はよく寝ていると答弁したが、それに加えて、よく歩くことを自分に義務づけている」と語りました。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
Ⓒ2025年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。