[写真]自公維3党協議について語る岩谷良平・日本維新の会幹事長、この写真は先月・宮崎信行撮影。
きのう、維新の岩谷良平幹事長は7月1日施行で揮発油税の旧暫定税率を廃止するための「自公維税調協議」は決裂したと発表しました。
改選近い参議院では様々な表情がありました。
【衆議院本会議 きょう令和7年2025年6月5日(木)】
「信託業法改正案」(217閣法38号)は公益信託を業法から外して内閣府の所管に移す内容で、立憲と保守党が反対し、自民、公明、維新、国民、共産、有志、参政党が賛成する珍しいパターンで可決し、参議院に送られました。
「自裁対策基本法を改正する法律」(217参法5号参議院先議)は参保が反対し、それ以外の政党が賛成して可決し、成立しました。
【参議院第1種常任委員会】
つるしがおりてない環境委員会は開かれず。法務と国土交通も開かれませんでした。
●文教科学委員会は「給特法改正案」(217閣法9号衆議院修正)を議論。対政府質疑では、立憲の斎藤嘉隆さんらが質疑に立ちました。対総理質疑では、立憲の水岡俊一さんが議員会長としては異例の質疑。無所属の宮口はる子さんは、石破茂首相に「はだしのゲン」を読んだことがあるかと問い、首相は「全巻読んだ」と語りました。宮口さんは私の夫である衆議院議員・福田玄(国民)も被爆三世だ」として「ゲンつながり」を強調しました。採決は次回。
●総務委は「行政書士法改正案」(217衆法36号)を質疑し、採決。全会一致で可決すべきだと決まりました。あす成立のはこび。
●厚生労働委は「年金法改正案」(217閣法59号衆議院修正)の実質審議が始まりました。衆議院修正を巡り、立憲の議員も答弁しました。
●内閣委は「日本学術会議法案」(217閣法36号)で参議院立憲がこの委員会に提出した修正案と並べて審議する今国会では珍しい展開となりました。衆参とも、元菅義偉官房長官秘書官で、平成元年東大法学部卒総務庁入庁の元内閣府賞勲局長の笹川武・内閣府政策推進室長が答弁を担っています。大島九州男さんが法文上「任命と指名」の使い分けを質問。笹川さんは「身分を与えるのが任命で、任命と指名を交互に使っているわけではない」と答弁。大島さんが「交互」の真意を問うと、笹川さんは「交互と言っても、一つずつというわけではない」と答弁したため、大島さんが「私のことを馬鹿にしているのか」と気色ばむシーンがありました。大島さんは実業家・資産家の家庭に生まれ育ったため、数年に1回だけ怒ります。大島さんはあとで取りなし、委員長や政府側からも、気色ばんだことを非難する声は全くありませんでした。
●外交防衛委は「日比円滑化協定」(217条約7号)と「日伊ACSA」(217条約8号)を承認すべきだと決めました。
●経済産業委は「早期事業再生法案」(217閣法33号衆議院修正)を、共産以外の各党の賛成で可決すべきだと決めました。
●財政金融委は「資金決済法改正案」(217閣法39号衆議院修正)は全会一致で可決すべきだと決まりました。
●農林水産委は「食品流通促進法案」(217閣法45号)の参考人質疑を行いました。
【衆・憲法審】
「憲法と現実の乖離」について、各会派の意見表明と自由討議がありました。船田元さんが、枝野幸男会長のもと穏やかに進行してきたと今国会を振り返りました。高市早苗さんも久しぶりに国会で発言し公共の福祉を追加する方式の改憲を主張しました。昨日の参・憲法審はほとんど新聞で取り上げられておらず、少数与党国会で、改憲あおり派も当面は停滞となりそうです。
【衆・消費者問題特別委】
一般質疑の後、決議。
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きのう、維新の岩谷良平幹事長は7月1日施行で揮発油税の旧暫定税率を廃止するための「自公維税調協議」は決裂したと発表しました。
改選近い参議院では様々な表情がありました。
【衆議院本会議 きょう令和7年2025年6月5日(木)】
「信託業法改正案」(217閣法38号)は公益信託を業法から外して内閣府の所管に移す内容で、立憲と保守党が反対し、自民、公明、維新、国民、共産、有志、参政党が賛成する珍しいパターンで可決し、参議院に送られました。
「自裁対策基本法を改正する法律」(217参法5号参議院先議)は参保が反対し、それ以外の政党が賛成して可決し、成立しました。
【参議院第1種常任委員会】
つるしがおりてない環境委員会は開かれず。法務と国土交通も開かれませんでした。
●文教科学委員会は「給特法改正案」(217閣法9号衆議院修正)を議論。対政府質疑では、立憲の斎藤嘉隆さんらが質疑に立ちました。対総理質疑では、立憲の水岡俊一さんが議員会長としては異例の質疑。無所属の宮口はる子さんは、石破茂首相に「はだしのゲン」を読んだことがあるかと問い、首相は「全巻読んだ」と語りました。宮口さんは私の夫である衆議院議員・福田玄(国民)も被爆三世だ」として「ゲンつながり」を強調しました。採決は次回。
●総務委は「行政書士法改正案」(217衆法36号)を質疑し、採決。全会一致で可決すべきだと決まりました。あす成立のはこび。
●厚生労働委は「年金法改正案」(217閣法59号衆議院修正)の実質審議が始まりました。衆議院修正を巡り、立憲の議員も答弁しました。
●内閣委は「日本学術会議法案」(217閣法36号)で参議院立憲がこの委員会に提出した修正案と並べて審議する今国会では珍しい展開となりました。衆参とも、元菅義偉官房長官秘書官で、平成元年東大法学部卒総務庁入庁の元内閣府賞勲局長の笹川武・内閣府政策推進室長が答弁を担っています。大島九州男さんが法文上「任命と指名」の使い分けを質問。笹川さんは「身分を与えるのが任命で、任命と指名を交互に使っているわけではない」と答弁。大島さんが「交互」の真意を問うと、笹川さんは「交互と言っても、一つずつというわけではない」と答弁したため、大島さんが「私のことを馬鹿にしているのか」と気色ばむシーンがありました。大島さんは実業家・資産家の家庭に生まれ育ったため、数年に1回だけ怒ります。大島さんはあとで取りなし、委員長や政府側からも、気色ばんだことを非難する声は全くありませんでした。
●外交防衛委は「日比円滑化協定」(217条約7号)と「日伊ACSA」(217条約8号)を承認すべきだと決めました。
●経済産業委は「早期事業再生法案」(217閣法33号衆議院修正)を、共産以外の各党の賛成で可決すべきだと決めました。
●財政金融委は「資金決済法改正案」(217閣法39号衆議院修正)は全会一致で可決すべきだと決まりました。
●農林水産委は「食品流通促進法案」(217閣法45号)の参考人質疑を行いました。
【衆・憲法審】
「憲法と現実の乖離」について、各会派の意見表明と自由討議がありました。船田元さんが、枝野幸男会長のもと穏やかに進行してきたと今国会を振り返りました。高市早苗さんも久しぶりに国会で発言し公共の福祉を追加する方式の改憲を主張しました。昨日の参・憲法審はほとんど新聞で取り上げられておらず、少数与党国会で、改憲あおり派も当面は停滞となりそうです。
【衆・消費者問題特別委】
一般質疑の後、決議。
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