表題の浜岡原発の状態についてはここをクリック⇒「海岸の堤防の高さを挙げて地震による津波を防ごうとしている2012年頃の状態」と思っていました。
ところが事態はだいぶ違う様です。
【廃炉を進めている中部電力浜岡原発2号機(静岡県御前崎市)で原子炉の解体作業が始まった。17日、運転時に核燃料が入っていた原子炉圧力容器の上ぶたをクレーンで持ち上げて取り外した。国内の商業炉では初めてで、「大廃炉時代」が本格的に始まる】と朝日が報じました。
そして少しも頭に残っていないのですが:
【2006年に原発の耐震指針が改定された後、対応するために必要な耐震補強などにかかる費用が大きいとして、08年に中部電が廃炉を決定。09年から作業が始まっている。 これまでに建屋内の使用済み核燃料を同じ敷地内にある4、5号機の燃料プールへ搬出し、未使用燃料は敷地外に運び出した。設備の除染を行い、15年度からはタービンや発電機、原子炉建屋の一部についても解体を進めてきた。 これから始まる原子炉の解体は、廃炉作業の本丸とされる】と追記されています。
この素人のブログは2003年からつづり始めていますが、浜岡原発の廃炉については言及していません。
ひょっとして「政府に都合の悪い事案は広く情報が伝わらぬ様」配慮された時代もあったのかも知れません? 国も地方自治体も「人口減による税金不足で原子炉廃炉による解体費用などとても捻出できない」様な状態が来るかもしれません。八潮市の「地下水路の更新さえ設置後50年経過ですが、予算不足で出来かねているのが実態」と既に判っています。
恐ろしいでね!
写真:中部電力浜岡原発=2018年1月11日、静岡県御前崎市、本社機から
朝日新聞:
廃炉を進めている中部電力浜岡原発2号機(静岡県御前崎市)で原子炉の解体作業が始まった。17日、運転時に核燃料が入っていた原子炉圧力容器の上ぶたをクレーンで持ち上げて取り外した。国内の商業炉では初めてで、「大廃炉時代」が本格的に始まる。 浜岡原発1、2号機はいずれも核燃料で沸騰させた水の蒸気で直接タービンを回す、沸騰水型炉だ。1号機は1976年に運転を開始し、出力は54万キロワット。2号機は78年に運転開始し、同84万キロワット。2006年に原発の耐震指針が改定された後、対応するために必要な耐震補強などにかかる費用が大きいとして、08年に中部電が廃炉を決定。09年から作業が始まっている。 これまでに建屋内の使用済み核燃料を同じ敷地内にある4、5号機の燃料プールへ搬出し、未使用燃料は敷地外に運び出した。設備の除染を行い、15年度からはタービンや発電機、原子炉建屋の一部についても解体を進めてきた。 これから始まる原子炉の解体は、廃炉作業の本丸とされる。原子炉圧力容器や内部の炉内構造物は人が近づけないほど放射線量が高い。作業は専用のロボットを使った遠隔操作などで行うため、高度な技術が求められる。
(引用終わり)