王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

菜七子騎手の ゼッケン 戻る !!

2016-03-29 09:58:20 | 従軍慰安婦関連
「菜七子ジョッキー」の初勝利のゼッケン手に男が出頭 盗んだ? 埼玉県警が入手経緯捜査

中央競馬に16年ぶりで誕生した藤田菜七子騎手(18)が24日に初優勝の飾った事が報じられましたがその際ゼッケンに本人がサインした後誰かが持ち去ったと報じられていました。
競馬に全く疎い浜爺です。騎手が(胸に)ゼッケンなどつけて騎乗したかなーと思い初優勝を祝う写真をあれこれ見てみますと「馬番号をしめす鞍下に敷いた毛布のようなものに2とありましたね」
多分これを業界?ではゼッケンとよぶのでしょうかね?

さて「せっかくの優勝記念を!」と残念ががる声もあってか浦和署で犯人捜しを始めたようです。
昨日28日「ゼッケンを持ち去った」という男が母親と浦和署に出頭したと一報を聞いたとき18-9歳の若者がやったかと思っていました。
報道によれば横浜在住の住所不詳の男,前仲幸樹51歳とあります。 母親は70歳代でしょうかね?
おつむに問題があれば「関係者以外は立ち入り禁止区域に入りゼッケンにサインをもらいドサクサに紛れて逃げ出す」なんて出来そうもないですよね。
少女連れ去りや安保法制実施など大事件がつづいていますのでどこまで報じられるかわかりません。
藤田菜七子騎手には益々頑張って欲しいと思います。


写真:24日初優勝時の菜七子騎手

産経新聞:
28日正午ごろ、埼玉県警浦和署に、日本中央競馬会(JRA)で16年ぶりに誕生した女性ジョッキー、藤田菜七子騎手(18)が浦和競馬場(さいたま市)で24日に初勝利を挙げた際のゼッケンを持っているという男が出頭した。

 男は同競馬場の立ち入り禁止場所への侵入を供述したため、同署は建造物侵入容疑で逮捕。同競馬場はゼッケンが盗まれた可能性があるとして既に同署に相談しており、同署は窃盗容疑を視野に入手経緯を捜査している。

 男は横浜市戸塚区川上町の職業不詳、前仲孝樹容疑者(51)。逮捕容疑は24日午後0時5分ごろ、同競馬場の業務館に正当な理由なく侵入したとしている。

 関係者によると、浦和競馬場では同日、勝ち馬が着用していたゼッケンを手に地方競馬関係者を装った男が藤田騎手にサインを求めてきたという。藤田騎手のサイン後、ゼッケンは優勝馬の関係者の写真撮影で用いられた後、しばらくしてからなくなっていることが判明した。
(引用終わり)
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日韓 「慰安婦問題」 解決?!

2015-12-29 07:36:38 | 従軍慰安婦関連
【「慰安婦」日韓合意】「最終的で不可逆的に解決」確認 元慰安婦支援で韓国新財団に10億円

昨日28日訪韓した岸田外相と韓国のユン外相が「慰安婦問題」について共同記者会見して合意内容を公表しました。
しかしこの合意に「合意文章」が無いそうです。
したがって少し時間が経つと「そんな事を行った言わない」或いは「どちらかが相手側の理解と違う発言をして問題を起こします」
まあ取りあえず両者の「未解決問題」を先送りするにはよくある外交的解決法です。

しかしこんな状態なのに岸田外相は「歴史的で画期的な成果」と言い張っているそうですから実態はそうでない事をしめしています。
ユン外相は韓国語でなんと発言したのでしょう?? 興味が有ります。
まあこの発表を受けて米国が「日韓両国の関係改善」を歓迎してますから「朴大統領の政権」下では何とか「慰安婦問題」は下火になるかもしれません。

両国間で本当に完全解決するなら「米ソの戦略核兵器削減交渉」の様に3年も4年も掛け合意文章の作製は当然ですがその「一つ一つの条文」には何百ページにもわたる交渉の経過が議定書として付いており、何か問題が起きたら両国は議定書に立ち返り議論する。これが国際交渉の常識です。

大統領統治の国でありながら国として「日本大使館前の慰安婦像撤去」について民間人の行為だからと「撤去を明言しない」所に今後の火種をきちんと残しています。
10億円只で毟り取られ今後も日本国民を貶める発言をさせない様しっかり合意を実行させてください。
安倍内閣と外務官僚の覚悟をしっかり見守ります。


写真:朴大統領を表敬訪問する岸田外相(朝日新聞)

産経新聞:
【ソウル=田北真樹子】岸田文雄外相と韓国の尹(ユン)炳世(ビョンセ)外相は28日、ソウルで会談し、慰安婦問題について「最終的かつ不可逆的に解決される」との認識で合意し、国際社会で非難、批判することを控えると確認した。また、元慰安婦を支援する事業のため韓国政府が財団を設立し、日本政府が予算10億円程度を一括拠出することでも一致した。

 両氏は会談後、共同記者発表で合意内容を公表。岸田氏は「軍の関与の下に多数の女性の名誉と尊厳を傷つけた。日本政府は責任を痛感している」と述べ、「安倍晋三首相は心からおわびと反省の気持ちを表明する」と説明。

 一方、尹氏は在ソウル日本大使館前の慰安婦像の撤去に関して、「韓国政府として可能な対応方向について関連団体との協議を行い、適切に解決されるよう努力する」と述べた。

 岸田氏はこの後、記者団に「この問題に終止符を打った」と強調。「(今回の合意は)歴史的で画期的な成果だ。これらにより日韓関係は未来志向の新時代へと発展する」と指摘し、「日韓、日米韓の安全保障協力も前進する素地ができた。北東アジア地域の平和と安定に貢献し得る」と語った。財団への資金拠出については「日韓で協力して事業を行うものであり、『賠償』ではない」と明言した。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産への慰安婦問題に関する資料登録をめぐっては、「韓国が申請に加わることはないと認識している」と期待を示した。

 安倍首相は同日夕、日韓外相の合意を受け、官邸で記者団に対し、「8月の70年談話で申し上げた通り、歴代内閣は反省とおわびの気持ちを表明してきた。その思いに揺るぎはない。子や孫に謝罪し続ける宿命を背負わせるわけにはいかない。その決意を実行に移すための合意だ」と述べた。
(引用終わり)
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慰安婦問題解決に向け 外相訪韓 !!

2015-12-25 08:27:43 | 従軍慰安婦関連
岸田外相に年内訪韓指示=慰安婦問題で、28日に会談―安倍首相

昨日24日はクリスマスイヴとの事で各地では暖かさもあって夜人出で握っていた様です
さてこ安倍首相は岸田外務大臣を28日に韓国に派遣し韓国外相と日帰りの怪談を行い「慰安婦問題」の年内決着を図る様です。
勿論思いだけではなく先週末には政府高官を派遣しかなり中身を詰めている様です。
しかし日本には「怠け者の節季働き」という言葉が或る位で年末に日帰りの会談で済むような性格の懸案ではありません。
日本では霞が関の官僚群は「御用納め」で不測の事態には対応できません。

韓国の日本大使館前の「少女慰安婦像」の撤去は韓国が日本の要求を受け入れた明らかな証拠になると思います。しかしそれは年内は受け入れても新年には韓国民の怒りを理由に具体化しないでしょうね。

まあかの国との交渉は「眉に唾を付けて腰を据えてやらなければいけない」事を日本国民は学習してしまいました。
安倍首相の「腹の座り具合はどの程度でしょうか?」
しっかり見守っています。


写真:岸田外相

時事通信:
安倍晋三首相は24日午後、首相官邸で岸田文雄外相と会い、年内に訪韓するよう指示した。日韓国交正常化から50年の今年中に、いわゆる従軍慰安婦問題の決着を目指す。日本政府関係者によると、外相は28日に日帰りの日程で、尹炳世外相と会談する方向で、韓国側と調整を進めている。岸田外相の訪韓で、日韓両国が慰安婦問題で何らかの合意に達するかどうかが焦点だ。

 首相は先月2日、朴槿恵大統領とソウルで会談した際、慰安婦問題の早期妥結に向けて、日韓間の協議を加速させることで合意。これを受け、谷内正太郎国家安全保障局長が今月22、23両日に訪韓し、韓国側の当局者と協議した結果、外相会談を行うことが固まった。政府関係者は「前向きに進む環境になければ、外相を出すわけにいかない」と述べ、一定の進展があるとの見通しを示した。

 日本側は、元慰安婦への財政支援など人道措置の拡充を柱に慰安婦問題の打開を探っている。妥結に当たっては、再び蒸し返されることのないよう、日韓両国で最終決着であることを確認したい考えだ。先の日韓首脳会談では、ソウルの日本大使館前に設置されている慰安婦問題を象徴する少女像の撤去のほか、米国にある慰安婦像についても、韓国側の対応を求めている。

 慰安婦問題に関しては、日本側は1965年の日韓請求権協定で法的には解決しているとの立場。菅義偉官房長官は24日の記者会見で、「完全かつ最終的に解決済みであるというのが、わが国の一貫した立場だ」と強調した。 
(引用終わり)
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サッカー澤穂希さん 引退宣言 !!

2015-12-19 08:05:51 | 従軍慰安婦関連
【引退会見】後輩に思いを託す澤「リオに行って金メダルを取ってもらえるように」

今週の16日に女子サッカー界の第一人者澤穂希さんが引退せを発表しました。
これを受けて良く17日東京で引退会見が開かれました。
浜爺はこの週の初め「澤さんがリオ五輪を狙う」なんて報道をちらと読んだ気がしましたがあれは与太記事だったのですね。

この報道で澤さんの年齢を正確に知りましたが37歳なんですね。
勿論澤さんの天才的サッカーセンスは大いに認めるのですが30歳半ばで結婚もされた方に予選も含めてあと1年大活躍を期待するのは「贔屓の引き倒しでないか?」と与太記事の時思いました。

引退会見での澤さんの発言は頭の中が整理されていて判りやすい話でした。
「心とから体の釣り合いがとれなくなった」から引退を考えたようです。
2011年ドイツに勝って世界1位に輝いて本人、チームそして国民も大いに沸きました。
本当に東日本大震災と福島原発で叩かれた日本人を勇気付けてくれましたよ。

夕刊タブロイド紙には早速「自民党から参議院選へ!」と有りえそうな記事がでました。
まあ似たような話が柔道家で民主党から議員になった方が居ますからね。
他にも有名な歌手で大々的な「引退公演」をやった後、しらしらと現役復帰した方も居ますから。

澤さんはご主人と仙台?で同居ができればまだ「妊娠出来ない年齢ではありません」是非玉の様なお子さんを2-3人も生んで新しい人生を歩んでください。
引退宣言はしましたが日本代表選手として皇后杯を三戦出ると言い佐々木監督も出すと言いましたから有終の美を飾って下さい。
新しい人生はサッカー界でよし、そうでなくても結構!! 幸せな家庭を築いて人生後半戦を歩んでください。


写真:会見席上の澤さん

超ワールドサッカー:
16日に今シーズン限りで現役を引退することを発表したINAC神戸レオネッサのMF澤穂希(37)が17日、東京都内で引退会見に出席した。会見のコメント、質疑応答は以下の通り。

◆MF澤穂希(INAC神戸)
◆質疑応答
――今回の決断で一番悩んだことは
「来年どうしようかなということを、悩んだのはゼロではないです。続ける、続けないということを何度も自問自答繰り返して、体と心に聞いて、やりきった悔いはないという結果が出ました。そういう意味では、そこは悩んだ部分です」

――今回の決断にあたって、ご主人は
「現役続けるならサポートしてくれると言われていました。最終的に決めるのは自分です。主人に伝えてからは、皇后杯でお世話になった人たちへの感謝の気持ちを込めて、澤穂希らしいプレーをして欲しいと言ってもらいました」

――人生の半分以上を過ごしてきたなでしこジャパンは自身にとって
「人生の半分以上はなでしこジャパンでプレーしてきましたので、家族のような存在です」

――長いキャリアを歩んできて、自分自身に声をかけるとすると
「長い間お疲れ様でしたという一言です」

――澤選手に憧れる子供たち、様々なアスリートにメッセージを
「自分が経験したように、悔いのないように、納得いくように選手生活を楽しんで欲しいなと思います」

――ファンやサポーターへ
「ここまで続けられたのはたくさんのファン、応援してくださった方々、家族などたくさんの方に支えられて今の自分があると思っています。本当に長い間サポートしていただいてありがとうございましたと言いたいです」

――これまでのサッカー人生で辛かった瞬間、最高だった瞬間は
「辛かったと言えば、個人的には2004年のアテネ五輪のアジア予選で、北朝鮮に勝たないと五輪に行けないという大事な試合の時に、ヒザのケガをしていて、出場も危ぶまれた時です。心も体も、ストレスで蕁麻疹ができて大変でした」

「2011年のワールドカップ優勝で、日本女子サッカーの歴史を変えた日として、私に取っても日本女子サッカーにとっても忘れられない日です」

――ロンドン五輪では銀メダルで、リオ五輪でリベンジしたかったとの思いは
「全くないです」

――サッカー人生を振り返って一言
「最高のサッカー人生でした」

――冒頭のコメントで言葉が詰まった理由は
「昨日もそうでしたが、引退を発表する時に、チームメートの顔を見たり思い出したりすると、今まで苦しい時を過ごしてきた仲間を思うと胸がいっぱいになりました」

――ライバルと言われているワンバック選手も今日、引退試合を終えたが
「ワンバック選手は昔からの戦友です。引退のタイミングも同じで、何かの縁は感じます」

――以前に満足感を得られた時が引退するときかもしれないと言っていたが、満足感は
「満足というより納得です」

――澤選手の経験を子供たちに伝えるとすれば
「良いときばかりではないですが、サッカーの楽しさ、喜び、仲間と同じ目標に戦う苦しさ、楽しさを一緒に触れ合って伝えいければ良いなと思います」

――今の女子サッカーの現状と今後に必要なことは
「自分自身も経験して思うことは、結果が全てです。2月にはリオ五輪の予選がありますし、大事な大会です。なでしこの選手たちには、リオに行って金メダルを取ってもらえるように、それしかないと思います」

「所属チームのINAC神戸はプロ化という形で、昼から練習させていただいています。そういうチームが多くできることが良いですし、今後の課題だと思います」

――サッカーへの感謝の気持ちは
「サッカーがなければ今の自分はないと思っています。たくさん学んで、今の澤穂希はサッカーがなければ澤穂希ではないです。サッカーに出会えて感謝しています」

――満足より納得を具体的に
「正直に言って、ワールドカップ優勝、準優勝、五輪の銀メダル、日本人が誰も取ったことないバロンドールも取ったので、本当に自分のサッカー人生に納得できました」

――ここまでのサッカー人生で一番の支えは
「一つではないですが仲間です。仲間がいなければサッカーもできないですし、自分を活かしてももらえません。辛い時にみんなが支えてくれて、楽しい時にはみんなで笑う。最高の仲間が近くにいてくれたから頑張れたサッカー人生でした」

――後輩に望むことは
「今後も女子サッカーが、輝きある場所であってほしいと思います。変わらずに、みんなのひたむきさ、一生懸命なところ、そしてしっかり結果も出してほしいと思います」

――これまでも夢を叶えてきたが、次に叶えたい夢は
「今はちょっと現役中なので、今すぐこれとは見つからないです。ただ常に、目標や夢を持ってやってきましたので、引退しても明確な夢や目標を持って頑張りたいと思います」

――これまでサッカーと歩んで来たが、離れて寂しくはないか
「寂しくないといえば嘘にまります。ただ、サッカーで得たものもあり、これからは新しいもの見つけるので大丈夫です」

――復帰することは
「それは本当にないです。悔いなくやりきったサッカー人生でしたので戻ることはないです」

――母親について、決断は母親と話したか、母親に対する感謝の気持ちは
「母に伝えたのは12月に入ってでした。小さい頃から自分の好きなことをダメ、やってはいけないということはなかったです。母からは、寂しい気持ちはあるけれど、長い間お疲れ様と言われました。十分に親孝行できたと思っています」
(引用終わり)
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世界遺産登録も韓国と徴用工問題を残す!!

2015-07-08 21:46:54 | 従軍慰安婦関連
土壇場韓国案、事前合意とずれ…遺産登録舞台裏

5日日曜日日延べされた世界文化遺産に登録が決まった「明治日本の産業遺産」ですが現地の喜びはともかく韓国との外交面では先の戦争中に遺産の一部施設で働いた朝鮮半島の徴用工についての表現で将来的に禍根を残した気がします。

戦前日朝が一国であった時、戦時中の徴用は国民の義務で日本人も大勢従事していました。
韓国はこれを国家権力による強制労働(forced labor)と呼び「従軍慰安婦」問題についで日本を貶める種に使おうとしているのは見え見えでした。

登録を急いで「意思に反して連れてこられ働かされた(brought against their will and forced to work」と言葉の言い換えで玉虫色の解決した様に見えました。
韓国は早速、日本が「強制労働を認めた」と国内と海外紙に発表した様です。
早速中国が日本の表現を「言葉の言い換え」と茶々を入れました。
恐らく韓国はこの表現を起点に事あるごとに日本を貶める発言を繰り返すのは間違いないでしょう。
日本は1965年日韓国交回復時、日韓請求権協定で解決済みですからしっかり反論しないと「たかり、ゆすり、脅し」の種に使われそうです。
問題は必ず起きます。軍艦島での「徴用工」の表現を巡りまず第1ラウンドが始まります。
安倍政権は確りケツもちしないといけません。


写真:軍艦島(ネットより)

読売新聞:
世界文化遺産への登録が5日決まった「明治日本の産業革命遺産」では、戦時中に一部施設で働いた朝鮮半島出身の徴用工の説明を巡り、日本と韓国が外交戦を繰り広げた。
 日韓関係改善の糸口になるはずだった遺産登録は、双方に後味の悪さを残す結果となった。関係者の証言を基に舞台裏を検証した。

 6月28日、ドイツ・ボンで開かれた国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会の開幕日。日本政府代表団に衝撃が走った。

 韓国側がこの日示してきた委員会審議での声明案で、徴用工について「強制労働(forced labor)だったと日本が認めた」と表現していたからだ。施設を奴隷の輸出港になぞらえる文言もあり、政府高官は「とんでもない内容だ」と憤りをぶちまけた。

 「強制労働」は、国際労働機関(ILO)の強制労働条約で禁じられているが、戦時中の徴用は例外だ。そのため、政府は「戦時中の徴用は強制労働に当たらない」(菅官房長官)との立場を一貫して取ってきた。韓国が徴用工を「強制労働」と表明すれば、世界的に注目度の高い世界遺産委員会で、日本の立場を完全に否定することになる。

 そもそも、韓国が土壇場で示してきた声明案は、日韓間の調整で合意していた内容からかけ離れていた。

 日韓両国は6月21日の外相会談で、「明治日本の産業革命遺産」の登録に向けて協力することで一致した。委員会開幕日の28日までの事務レベル協議で「brought against their will and forced to work」(外務省仮訳=その意思に反して連れて来られ、働かされた)との表現で折り合っていた。「強制性」にこだわる韓国に配慮した内容だった。

 日本側が声明案に反発したにもかかわらず、韓国はその後も委員国に「強制労働」があったとして働きかけを続けた。このため、安倍首相は今月1日、外務省の杉山晋輔外務審議官をソウルに送り、韓国政府高官に声明案修正を求めた。2日には岸田外相が韓国の 尹炳世 ユンビョンセ 外相に電話し、「会談で合意した基本認識に立ち戻ろう」と呼び掛けた。

 しかし、現地のボンでは韓国側による働きかけが続いたため、日本側は韓国が登録に反対する事態に備え、投票に持ち込むことも覚悟し、委員国への根回しを進めた。審議予定日の4日になっても日韓間の調整はつかず、議長国ドイツは「コンセンサス(全会一致)で決めたい」と日韓双方に話し合いによる解決を促し、審議は翌日に持ち越された。

 最終的に、韓国は声明案で日本側が問題視した部分を取り下げることで決着した。登録決定直後の5日夜、岸田氏は外務省で記者団に「forced to workとの表現は強制労働を意味するものではない」と強調した。

 一方、同じ5日夜、尹外相は韓国外交省で記者団に「日本政府は、韓国人などが自らの意思に反して過酷な条件下で強制労役した事実があったと発表した」と述べた。翌6日付の韓国主要紙も「強制労役動員、日本が国際舞台で初の認定」(最大手・朝鮮日報)などと1面で報じた。
(引用終わり)
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