王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

英、EU離脱手続き事実上完了関連法が成立、月末実現へ

2020-01-24 10:26:55 | 英国とEU
22日に英国がEU離脱に必要な関連法の法案が議会を通過し、23日エリザベス女王の裁可を得て成立しました。
いやはや長かったですね!
2015年 半ば 総選挙で第一党となり首相となった保守党キャメロン党首でしたが、やりたくもないEU離脱を「離脱反対派が勝つだろう」との楽観的/愚かな見通しで国民投票にかけてしまいました。
そしたら何と「EU離脱派」が僅差で勝利しました。
キャメロン首相は下野し、総選挙で、ここをクリック⇒「EU離脱を進める」自由党のメイ首相が誕生しました。 単独過半数を取れず、連立政権でこれが苦難の道のりの開始でした。
それ以降、与党内でも「EU離脱の程度に温度差が有りEUに対し離脱案をまとめるのに苦労」し更にEUと「暫定合意案」を合意しても、国会で承認を得るための過半数が取れず、悪戦苦闘、2019年5月はここをクリック⇒「いったいどうしたいの?」と呟き辞任し、総選挙となりました。
そして総選挙を受けて登場したのがバリバリの「EU離脱」のメイ後継の、ここをクリック⇒保守党党首ジョンソン氏でした。
意気込みにも関わらず「EU離脱」に関する法案の取りまとめに苦労が続いていました。 議会制民主主義のお手本と日本が尊敬している議会でどんな剛腕を振るうかと期待していましたが、粘り強く過半数を取れる法案を取りまとめ、女王陛下の裁可を得る運びとなりました。
問題はまだまだ国内に起きそうです。
北アイルランドとアイルランド国境での通関問題、スコットランドの連邦離脱?
日本をはじめ」EU外との国との貿易協定等々。
頑張ってー! お手並み拝見でーす!!

写真:22日英議会で演説するジョンソン首相

共同通信:
【ロンドン共同】英国の欧州連合(EU)離脱実現に必要な離脱関連法の法案が22日までに英議会を通過、エリザベス女王が23日に裁可して成立した。今月末の離脱期日まで、24日で1週間。昨年末の総選挙で圧勝を遂げたジョンソン政権は、これまで何度も離脱案を退けてきた「議会の壁」をついに乗り越え実質的な手続きを完了させた。
 2016年6月の国民投票で離脱を選択した民意が約3年半の混乱の末にようやく実現。英国とEUの関係は、月末に歴史的転換点を迎える。
 関連法はジョンソン首相が昨年10月にEUと合意した離脱協定を国内で実施するための法律で協定を批准するために不可欠。(引用終わり)
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英ヘンリー王子、今春に公務引退公費や敬称辞退

2020-01-19 10:21:22 | 英国とEU
18日英王室は「ヘンリー王子(35)夫妻が今春をめどに、王室の公務から引く」と声明を出しました。
月初からエリザベス女王の了解なしに「公務離脱を表明」し、ついには13日「エリザベス女王、チャールズ皇太子、ウイリアム王子と言い出しっぺのヘンリー王子」の家族会議を開いたと報じられました。
ヘンリー王子妃のメーガン妃は電話で参加?とか!
ヘンリー王子のポートレイトです。(ネットより)

これまでの報道ではメーガン妃が英国のメディアの取材を嫌いヘンリー王子を誘い「王室離脱」を図ったとか?
声明では「公務に伴う公費を受領せず、王族の敬称で呼ばれることを辞退する」と合意したと報じています。
他のメディアの情報と合わせると「ヘンリー王子の収入の5%は公務を行うことに対する“王室助成金”と残り95%は父君のコーンウオール侯爵領からの援助/地代収入」から成っているそうです。 さて95%の援助は有難く頂きとなりましょうか? 今回の合意に際し「ウインザー城にある自宅「フログモア・コテージ」の公費での改修費240万ポンド“3億4400万円”は返納するも、使い続けるとか。
英国王室は自己の領地や資産をたくさん持っていてコーンウォール領の地代もまさにチャールズ皇太子の物ですが、
公務は辞退、英とカナダでビジネスをやりたいヘンリー夫妻に国民はどう反応するでしょう?
EU離脱のBregxitを文字ってMegxitと囃す向きもあるそうです。

細かいことは判りませんが「日本人が聞いても涙が止まらない」様な内容の有る話ではありませんね。
序ながら、ヘンリー王子はエリザベス女王の母上クイーンズマザーの「信託基金」から20歳の時に600万ポンド、その他母親のダイアナ妃からも遺贈があり1000万ポンド程度はお持ちだとか!
親や一族の名声に頼らずしっかり稼いで見せてください。
甘やかしも「お祖母ちゃんが元気な間だけ」かも知れません。
タフな英国王室の対応を見守りましょう!

写真:7日ロンドン ヘンリー王子夫妻

共同通信:
【ロンドン共同】英王室は18日、エリザベス女王(93)の孫であるヘンリー王子(35)夫妻が今春をめどに、王室の公務から退くと声明で発表した。王子は女王らとの協議の末、公務に伴う公費を受領せず、王族の敬称で呼ばれることを辞退すると合意した。王位継承順位6位の王子が主要メンバーから抜ける異例の事態となった。
 王族の敬称は、殿下や妃殿下を表す「ヒズ(ハー)・ロイヤル・ハイネス」で、王子の母である故ダイアナ元妃はチャールズ皇太子(71)との離婚を機に剥奪された。英メディアによると、王子は母と異なり、敬称自体は維持した上で使用を辞退するという。
(引用終わり)
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海上自衛隊の中東派遣を閣議決定護衛艦と哨戒機、260人規模

2019-12-28 17:06:50 | 英国とEU
27日政府は「海上自衛隊の中東派遣」を閣議決定しました。
護衛艦1隻を送り、ソマリア沖での海賊対処活動にあたるP3C を活用(海賊対策に余裕が出たので1機を遠くホルムズ海峡の方まで見張らせる?!)する。 規模は260名程度との事。
派遣予定の護衛艦 たかなみ

同日中に河野防衛相が開示へ準備命令を出し、2月には出航の予定。
トランプ大統領の顔をたて「情報共有」を多国籍軍とするようです。
一方、イランとは友好関係のある日本ですから多国籍軍そのものには加わらない上、ホルムズ海峡やペルシャ湾には入らない様で日本の船舶の護衛はやらない様です。 まあ20日に、ここをクリック⇒イラン首相が来日して握手したばかりですからね!
日本船がペルシャ湾で、ここをクリック⇒誰かに襲われたり、、万一護衛艦が攻撃を受け死者が出たら、安倍内閣は「吹っ飛びますかね?」或いは「現場の裁量で“多国籍軍”並みのROE(交戦規程)を運用し、積極的に相手を撃破して見せるか?」 国会の承認を得るには問題が出るでしょうね!
でも、口で「改憲」をいうより事実で「9条3項 自衛権の行使はこれを認めない」に反し実行することの方が大切ではあるのですよ。 しっかり統制できますかね? >

写真:中東派遣のポイント

共同通信:
政府は27日の閣議で、海上自衛隊の中東派遣を決定した。護衛艦1隻を送り、アフリカ・ソマリア沖での海賊対処活動に当たるP3C哨戒機を活用。規模は260人程度となる。防衛相の命令だけで実施できる防衛省設置法の「調査・研究」が根拠。河野太郎防衛相は同日中に海自へ準備を命令する予定だ。閣議決定時と活動終了時の国会報告を義務付けたが、政府の独断で自衛隊の海外派遣が歯止めなく広がるとの懸念は拭えない。
 中東情勢の悪化を踏まえ、日本関係船舶の安全確保に向けた情報収集を行うのが目的。2020年度予算案に派遣の関連費として約47億円を計上した。
(引用終わり)
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英保守党、過半数超の365議席…開票作業終了

2019-12-14 09:45:51 | 英国とEU
昨日12日(現地時間)投票と開票が行われた英国下院総選挙で、EU離脱派の保守党が単独過半数を獲得しました。
解説によれば、この結果英国が欧州連合(EU)と結んだ離脱協定案や関連法案の下院通過が容易になり、来年1月末のEUからの離脱実現に近づくとの事。
BBCによれば下院定数650のうち過半数326を上回る365議席を獲得しました。

総選挙前には保守党の中にもEU離脱反対派が結構な数いましたよね?! まあ労働党にもEU離脱賛成派が居ましたから、差し引きチャラで「EU離脱」は下院を通過しそうです。
保守党メイ前首相の時から、ここをクリック⇒与党が過半数割れの状態は、英国でも厳しいものでした。 米国下院もオバマ大統領の時代がそうでした。
それを思うと日本の安倍政権は本当に幸せです。日本だって「福田政権の頃は少数与党で首相は“可哀想な位野党に気を使っている”と発言していました」

今後のEUとの法律上の交渉が山積しています。
Great Britain の中にも 独立機運を持ち込んで 続きがありそうですね。 まだまだ目が離せません。

写真:英下院総選挙 議席数

読売新聞:
【ロンドン=笹子美奈子】12日投票の英下院(定数650)総選挙で、全選挙区の開票作業が終了した。英BBCによると、ジョンソン首相率いる与党・保守党が第1党を維持し、単独過半数の議席を獲得した。
 これにより、英国が欧州連合(EU)と結んだ離脱協定案や関連法案の下院通過が容易になり、来年1月末のEUからの離脱実現に近づくことになる。
 BBCによると、保守党が過半数(326)を上回る365議席を獲得した。最大野党・労働党は改選前から大きく議席を減らし、203議席にとどまった。EU残留を求める北部スコットランド地方の地域政党スコットランド民族党(SNP)は48、自由民主党は11だった。(引用終わり)
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英議会、12月12日総選挙を承認EU離脱の行き詰まり解消へ

2019-10-30 08:44:12 | 英国とEU
昨日29日(現地時間)英下院は「解散総選挙の12月12日実施を求めた4ジョンソン首相提出の法案を“賛成438、反対20の賛成多数で可決”しました。」
野垂れ死にしても「EU離脱“ブレグジット”はやる」とここ3か月叫び続けた首相ですがEUはジョンソン首相との間でまとまった離脱案を1月末まで延期することを受け入れていました。
その離脱案を下院で否決されましたから、もはや解散総選挙しか手はないのでしょう!
23日のジョンソン首相です(ニューズウイークより)

ただし今回の解散には最大野党の労働党の賛成を得ていますから議員個人が(有権者の意見を背景に)ブレグジットに賛成か?反対か?を明らかにしての選挙になるのでしょう。
英国下院の定数は650で上記の投票数は458ですからざっと190票は投票をしなかった訳でこの人たちが賛成なのか反対なのかで与野党の勝ち負けとブレグジットの賛否とは重ならないか可能性があります。
ジョンソン首相の前任メイ首相が度重なる下院の否決に「いったい何をやりたいの?」と毒づいたとありました。ジョンソン首相も「如何すりゃいいの?」と言ったと伝えられてますから「必勝の一手なる秘策が有った訳ではなかったですね!」 議会を戦車で包囲して離脱を宣言なんて大胆な行動はしませんでした。 
労働党がブレグジットに賛成・反対どちらに重点を置いて解散総選挙に賛成したのでしょう?? 多分どちらも圧倒的多数をとれなさそうです。
それぞれが賛成・反対の議員を抱えそのまだら模様が「ついにブレグジットについて国民の意見の聞き直しをする」事に他なりません。
そして政権を握った方が連立政権にしろ「ブレグジットに賛成であれ反対であれ過半数の議員を握らないと事が決まりません」
また「離脱否決」の連発では千日手になりますからね。
さぞやジョンソン首相は衆参両院で過半数を握る安倍首相を羨ましく思っているのではないでしょうか!!
What'next ! お次は(どうなる) 英国の事ですがお手並み拝見です。

写真:29日投票結果を発表する投票係

AFPBB:
【AFP=時事】(更新)英下院は29日、解散総選挙の12月12日実施を求めたボリス・ジョンソン首相提出の法案を賛成438、反対20の賛成多数で可決した。首相は総選挙により、英国の欧州連合離脱(ブレグジット)の3度にわたる延期につながった政治的行き詰まりの解消を目指す。
 英国での総選挙実施はここ4年で3回目となる。EUは英議会での法案採決に先立ち、英国の離脱日を1月末まで延期することを正式に受け入れていた。法案は30日に非公選制の上院で審議されるが承認される見通しで、議会は来週頭にも解散することになる。
 ジョンソン首相が率いる保守党は議会の過半数を確保していない少数与党。総選挙は首相にとって賭けとなるが、EUと2週間足らず前に合意した離脱条件が議会に拒絶されたことから、唯一残された選択肢となっていた。
 保守党は現在、世論調査で最大野党・労働党を大きく上回る支持を得ており、ジョンソン首相は選挙で下院の過半数の議席を確保し、自身のブレグジット案を押し通したい考えだ。だが、首相が公約に掲げていた10月31日の離脱実施を実現できなかったことは、EU懐疑派の有権者の反発につながる可能性がある。
 労働党はブレグジットをめぐる新たな国民投票の実施を求めている。一方で、その他の小政党2党はブレグジットの撤回を目指している。
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