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王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

21日 自衛隊の制服組元トップが台湾政府顧問に就任 安保連携狙いか

2025-03-23 06:24:50 | 台湾関連
『表題が出る前には「安倍元首相の3回忌に台湾の前総統蔡英文氏の入国を拒否、更にその前には日本は台湾を盾にとの記事が出ていました』
【自衛隊制服組トップの統合幕僚長を務めた岩崎茂氏が台湾行政院(内閣)の政務顧問に就任したことが21日、行政院関係者への取材で明らかになった。自衛隊最高幹部経験者の任命は極めて異例。日本との安全保障分野での関係を強化する狙いとみられる。
 岩崎氏は航空自衛隊の戦闘機パイロット出身。航空幕僚長を経て2012~14年に統合幕僚長を務めた】と毎日の報道です。
台湾有事に備え、日本も賢く深く手段を講じなければなりません。特にトランプ政権のMAGA に沿えば豪、フィリピン、ベトナム、インドなどとの連携は必須です』
『岩崎氏(72)の顧問就任には「中国の毛寧報道官が激しく非難していました
別紙によれば『日本台湾交流協会」に現職ではなく退役した自衛官を派遣してきた。一方、2023年には現役の背広組(文官)を常駐させると報じられるなど、日台間の軍事面での意思疎通や情報収集の強化を進めているようだ』と有りますから、少しづつ連携が進んでいる様です。

写真:岩崎茂元統合幕僚長=皇居・宮殿東庭で2023年5月9日午前11時25分、北山夏帆撮影 

毎日新聞:
自衛隊制服組トップの統合幕僚長を務めた岩崎茂氏が台湾行政院(内閣)の政務顧問に就任したことが21日、行政院関係者への取材で明らかになった。自衛隊最高幹部経験者の任命は極めて異例。日本との安全保障分野での関係を強化する狙いとみられる。
 岩崎氏は航空自衛隊の戦闘機パイロット出身。航空幕僚長を経て2012~14年に統合幕僚長を務めた。
 政務顧問は非常勤・無報酬で、行政院に対して政策提言を行う。行政院関係者によると、岩崎氏は今月、台湾側の招待で訪台し、顧問に就任。卓栄泰・行政院長(首相に相当)とも面会した。
 岩崎氏は公職を退いた後、たびたび台湾を訪問している。24年5月には台湾北部・新北市の淡江大学で講演。中国やロシア、北朝鮮が地域の大きな脅威になっているとした上で、日本は直接台湾を支援できないが、台湾とのさまざまな分野での協力関係をさらに強めていく必要があると述べていた。
 中国外務省の毛寧報道局長は21日の記者会見で「日本は台湾問題で中国人民に対する歴史的な罪を負っていて、特に言動を慎むべきだ」と批判した。【台北・林哲平】
(引用終わり)
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8日 日米首脳会談の共同声明うけ台湾の頼総統「支持に深く感謝」日米との協調を表明

2025-02-09 06:34:17 | 台湾関連
7日(現地時間)ワシントンで行われたここをクリック⇒「日米首脳会談」を台湾の頼総統の様に受け止めた方もいるのですね!
【トランプ大統領と石破総理による7日の日米首脳会談を受けて、台湾の頼清徳総統は自身のSNSに「(両首脳が)台湾海峡の平和と、台湾の国際参加を強く支持してくれたことに深く感謝します」とのコメントを載せました
 日米首脳の共同声明では台湾海峡の平和と安定の重要性が強調され、力による一方的な現状変更への反対を表明しています。
 頼総統はSNSでさらに「地域の平和と繁栄のために、アメリカ、日本、その他の世界のパートナーとの協調に揺るぎない意志で臨む」としています】とテレ朝の報です。
確かに「安全保障問題では”尖閣列島を日米安保の適用地区」と確認しました。その流れの上で「台湾海峡の自由で開かれた航行」は安倍政権以来の方針です。「アメリカファースト」を謳い、「他国との戦争を回避しよう」と見えるトランプ政権に関して、QUADの強化も約束しましたから、「中国の台湾侵攻」に歯止めにはなったと感じたのかも知れません。
「陰徳の家に陽報あり」ですから、頼総統の感謝は「大事に育てなければいけません」!!

写真:日米首脳会談の共同声明うけ台湾の頼総統「支持に深く感謝」日米との協調を表明© テレビ朝日 

テレ朝ニュース:
 トランプ大統領と石破総理による8日の日米首脳会談を受けて、台湾の頼清徳総統は自身のSNSに「(両首脳が)台湾海峡の平和と、台湾の国際参加を強く支持してくれたことに深く感謝します」とのコメントを載せました。
 日米首脳の共同声明では台湾海峡の平和と安定の重要性が強調され、力による一方的な現状変更への反対を表明しています。
 頼総統はSNSでさらに「地域の平和と繁栄のために、アメリカ、日本、その他の世界のパートナーとの協調に揺るぎない意志で臨む」としています。
 中国本土からの政治的圧力が増すなか、中台関係への影響が大きいトランプ大統領の言動には台湾でも大きな注目が集まっています。
(引用終わり)
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31日 台湾当局、汚職捜査で柯文哲氏を逮捕 第3党党首

2024-09-01 07:14:33 | 台湾関連
昨日31日 「台湾検察は台北の大規模不動産開発をめぐる汚職捜査に関連し、第3党である台湾民衆党の柯文哲党首を逮捕した」と報じられました。
【台北の大規模不動産開発をめぐる汚職捜査に関連し、第3党である台湾民衆党の柯文哲党首を逮捕した】と有ります。
台湾メディアは、2028年の次期総統選挙で柯氏が再び立候補すると予想している。しかし世論調査では、スキャンダルを受けて柯氏と民衆党への支持率は低下していると報じ、他紙でも若者の支持が急速に衰えていると報じています。
台湾独立志向派民進党と本土協調派の国民党と2派になると習近平政権はどう出るでしょうかね?

写真:第3党である台湾民衆党の柯文哲党首

Newsweek:
[台北 31日 ロイター] - 台湾検察は31日、台北の大規模不動産開発をめぐる汚職捜査に関連し、第3党である台湾民衆党の柯文哲党首を逮捕した。
柯氏は2014年から22年まで台北市長を務め、1月の総統選で3位となった。民衆党によると、捜査官らが30日に柯氏の自宅と政党事務所を家宅捜索し、柯氏を何時間も聴取した後に逮捕した。
柯氏は、市長時代の不動産プロジェクトの認可を巡る事件での不正行為を否定し、30日に記者団に対し「問題はないと承知している」と述べていた。
民衆党は31日の声明で「裁判所に対し、逮捕手続きの合法性を慎重に審査し、柯氏を公正に扱うことを求める」と述べた。
柯氏と同党は総統選の選挙資金が誤って申告されていたことも認めている。柯氏は今週、この事件の捜査が進む間、一時的に党首を辞任すると述べ、党支持者に謝罪した。
台湾メディアは、2028年の次期総統選挙で柯氏が再び立候補すると予想している。しかし世論調査では、スキャンダルを受けて柯氏と民衆党への支持率は低下している。
台湾議会113議席のうち民衆党は8議席しかないが、与党の民主進歩党も最大野党の国民党も過半数を占めていないため、民衆党は重要な位置を占めている。
民衆党と国民党は今年、協力して議会の監視権限を強化する改革を推進し、抗議行動を引き起こした。頼清徳総統率いる民進党は反対しているが、この改革は台湾の憲法裁判所で審査されている。
(引用終わり)
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20日 台湾の新総統、「戦争の恐怖からの解放」は中国次第-頼政権発足

2024-05-21 07:03:10 | 台湾関連
昨日20日台湾総統の就任式が行われました。
この事実は報道各紙が伝えていますが、就任式、中国の態度、コピペ可能新旧総統の写真の三拍子が揃った記事がこの外紙のブルームバーグでした。
写真には前総統で2期8年を務めた蔡英文氏、新総統頼清徳氏、そして副総統の蕭美琴氏が並んで手を振る映像が「台湾が中国の一部であるという中国の主張を拒否し、、そのほうしんを今後も続ける」との意思表示に違いありません。
北京では「中国外務省の汪文斌報道官は北京で同日開いた定例記者会見で、台湾は不可分の中国領土だと主張」し、東京では在日中国大使呉江浩 は「
中国の分裂企てれば、日本の民衆は火の中に」と下品な恫喝をしました。
頼氏は就任式で「中国に対し、言葉や軍事による台湾への威嚇をやめ、台湾と共に台湾海峡と地域の平和と安定を維持する最大限の取り組みを行い、世界に対する責任を果たすよう求める」と演説。「世界が戦争の恐怖から解放」されるかどうかは、中国政府次第だと指摘した」。
台湾国内にも「対中独立姿勢の政権に反対し民生改善を要求するグループも居る」様ですが、今後の内政の仕上がり次第で落ち着くか中国に利用されるかせめぎ合いでしょうかね!
米国を柱に対中包囲網の一員を構成する日本として「頼政権に頑張って欲しい」と願います。

写真:台湾総統就任の式典に臨む(左から)、頼清徳氏、副総統の蕭美琴氏(20日、台北で)

ブルームバーグ:
(ブルームバーグ): 台湾総統に20日就任した頼清徳氏は、民主主義の台湾に対する威嚇をやめるよう中国に求めた。頼氏は台北の総統府での就任宣誓式に臨み、就任演説を行った。3期連続の民主進歩党(民進党)政権が発足した。
  頼氏は「中国に対し、言葉や軍事による台湾への威嚇をやめ、台湾と共に台湾海峡と地域の平和と安定を維持する最大限の取り組みを行い、世界に対する責任を果たすよう求める」と演説。「世界が戦争の恐怖から解放」されるかどうかは、中国政府次第だと指摘した。
頼政権が中国に対しどのような政策で臨むのかを、中国と米国は注視している。2016年に政権に就いた蔡前総統は、台湾が中国の一部であるという中国の主張を拒否し、中国政府は台湾との直接的な意思疎通を取りやめた。
  中台関係は今後も冷え込む可能性が高い。中国はかつて頼氏を「戦争の扇動者」と呼び、必要なら台湾との統一に向け武力行使も辞さないと表明した。
  頼氏は演説で、半導体や人工知能(AI)、軍事、監視技術、通信産業の発展を目指すと述べ、経済政策の概要の説明。また、賃金を引き上げ、歓迎される投資環境を維持するとも約束した。
     中国外務省の汪文斌報道官は北京で同日開いた定例記者会見で、台湾は不可分の中国領土だと主張した。台湾は必ず中国と「統一」されると述べ、台湾の政治がどう変わろうとも、台湾と本土は「一つの中国」であるという事実と歴史を変えることはできないとの認識を示した。
(引用終わり)
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13日 台湾総統選、民進党の頼清徳副総統が初当選…勝利宣言で「中台関係の現状を維持する」

2024-01-14 07:33:59 | 台湾関連
昨日13日台湾総統選挙が行われ即日投開票で夜9時前にはスマホに与党・民進党の頼清徳(ライチンドォー)氏(64)の当選が載りました。
中国の昨年来からの野党候補の一本化が失敗に終わった事、「カナダ留学中の香港の民主派周庭さんに対する12月29日の香港警察による逮捕表明」により習近平国家主席の唱える一国二制度がこの程度なのが明らかになりました。加えて選挙直前9日午後には対話案の南部をかすめてロケットを発射。台湾のスマホに緊急事態警報が出る騒ぎをわざわざ起こしています。
それでも与党の圧勝とは言い難かった様で、与党の得票率は野党2候補の得票率より低く、同日に行われた立法委員(国会議員、定数113)選は、国民党52議席、民進党51議席、民衆党8議席、無所属2議席となった。立法院では民進党は過半数を割り込みねじれ国会になっています。
戦争は嫌だけど、中国との摩擦も困るとの民心の表れでしょうか?!
ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのパレスチナ人虐殺を背景に難しい舵取りが頼政権に求められます。
日本に取っては、従来の延長でホッとしたところでしょうか?

写真:当選確実となり笑顔の頼清徳氏(左)と副総統候補の蕭美琴氏(13日、台北で)=大原一郎撮影© 読売新聞 

読売新聞:
【台北=園田将嗣、田村美穂台湾総統選は13日、投開票が行われ、与党・民進党の頼清徳(ライチンドォー)】(64)が、最大野党・国民党の侯友宜(ホウヨウイー)新北市長(66)、台湾民衆党の柯文哲(クォーウェンジョオー)前台北市長(64)を破り、初当選した。有権者は頼氏が掲げる中台関係の「現状維持」を選んだ。中台統一を掲げる中国が反発し、台湾海峡を挟み緊張が高まる可能性がある。
 頼氏は13日夜、勝利宣言し、「台湾海峡の平和と安定を守るのが使命だ。(中台関係の)現状を維持する」と語った。
台湾の中央選挙委員会(選管)によると、頼氏の得票数は558万6019票で 、侯氏の467万1021票、柯氏の369万466票を上回った。有権者数は約1950万人で、投票率は71・86%だった。頼氏は5月20日に総統に就任する。総統の任期は4年で、2期まで可能だ。
1996年に総統選の直接選挙が導入されて以来、同一政党が3期(1期4年)連続で政権を担うのは初めて。台湾の独自性を強調する民進党政権の継続は、中台は別だと考える「台湾人意識」の定着を示した。
 頼氏は自身を「実務的な台湾独立工作者」と称したことがある。選挙戦では「独立」色を封印し、蔡英文(ツァイインウェン)政権が進めた中国との統一でも独立でもない「現状維持」路線の継承方針を示したことで、有権者の不安感を和らげた。
 頼氏は今後、中国との対話の糸口も模索する考えだが、対立局面の打開は難航しそうだ。中国政府の台湾政策担当部門は13日夜、開票結果を受け、「民進党は決して主流の民意を代表できない」とする談話を発表した。「今回の選挙が両岸(中台)関係の基本的枠組みを変えることはできず、祖国統一の大勢を妨げることはできない」と主張した。
 中国側は今後、台湾周辺での軍事演習を頻繁に行うなど圧力を高める可能性がある。頼氏は、米国との安全保障分野などでの関係強化をさらに進め、日本や欧州とも連携を深めて中国に対抗していく方針だ。
 一方、侯氏は対中融和姿勢を掲げたが、中間層の支持が広がりを欠いた。柯氏は昨秋、侯氏側との総統候補の一本化協議が決裂後、失速したとみられていたが、予想外に健闘した。
 選管によると、13日に行われた立法委員(国会議員、定数113)選は、国民党52議席、民進党51議席、民衆党8議席、無所属2議席となった。立法院では民進党は過半数を割り込み、第1党も国民党に譲り渡した。
台湾総統選確定票
頼清徳氏 5,586,019
(40.05%)
侯友宜氏 4,671,021
(33.49%)
柯文哲氏 3,690,466
(26.46%)
(台湾・中央選挙委員会確定。カッコ内は得票率)
 頼清徳氏 1959年10月、台北県(現・新北市)生まれ。台湾大学卒、米ハーバード大大学院で修士号を取得。内科医として勤務後、憲法改正機関「国民大会」(廃止)の国民代表、立法委員(国会議員)、台南市長、行政院長(首相)を歴任し、2020年から副総統。昨年1月から民進党主席。
(引用終わり)
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