王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

接待タクシー 財務省ほか502名金品受領

2008-06-07 07:58:51 | 社会
接待タクシー、財務省383人金品受領(朝日新聞) - goo ニュース

数日前から「居酒屋タクシー」なんて言葉が活字になりその心は「深夜タクシーに乗るとつまみや缶ビールが出る」タクシーの事らしかった。 でもそれが何?

昨日昼TVニュースを見ていると民主党の長沼氏の照会に対し「財務省他中央官庁の官僚が金品を受け取っていた事実を政府が明らかにした」 この結果を受けて福田総理が(おや何時日本にお帰りだったのだろうと思ったが)「公務員は国民から疑惑を抱かれる様な事をしていけない」みたいな返答をしていた。

財務省の383人が飛びぬけているが目下502人で延べ12400回以上の接待を受けている。
爺の友人が昨夕くれた「夕刊フジ」によれば「接待の中身は? 現金、商品券、図書券、ビール券等の金券、クオカード、米、ビールやおつまみ」に及ぶ様でそのうち財務省の主計局係長(祭まま在住)は一人だけで総額187万5000円。総件数のうち商品券や図書券の金券が20万7500円相当、米などの物品は16回、ビールやおつまみの提供は1万2400回以上、お歳暮などの提供は13回に上ったそうだ。

これではタクシー会社はよほど連日乗ってもらわないと利益が出ない。

爺だってそう考えるのであるから警視庁捜査二課が「水増し請求で運転手からキックバック(割戻し)を受けている可能性あり」として「会計責任者を被害者とした詐欺容疑で内偵を始めた」らしい。
官僚のタクシー代は税金から出ているのだからそもそも「この接待は国民に対するおちょくり」であろう。

厚労省は調査中でまだ増えることは間違えがない。


朝日新聞:
中央省庁の公務員が深夜に公費でタクシーを使って帰宅する際、運転手から金品を受け取っていた問題で、財務省は5日、提供を受けた職員が383人いたと発表した。現金が1人、金券が18人、ビールなどの物品が364人。公費で個人的に利益を得ていた形だ。国家公務員倫理規程に違反する可能性があり、悪質な例は処分を検討する。

 この問題は、長妻昭衆院議員(民主)が全省庁にタクシーの利用状況の調査を求めた結果、発覚した。(以下省略)
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