王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

中村さん 解放される

2008-06-16 07:57:23 | 海外
解放の中村さん、日本側が保護=外務副大臣と父親現地へ-イラン(時事通信) - goo ニュース

イラン東南部で昨年10月地元の麻薬密売グループに誘拐され人質となっていた横浜国大生中村さん(23歳)が解放されました。

爺も誘拐されたとき一文を書いていました
気が短くてせっかちな爺には8ヶ月も掛けて交渉を続けると言うペルシャの商人風の交渉術?にただただ敬服します。
犯人グループは誘拐後イラン当局の追及を恐れ隣国のパキスタンに逃げ込んだと言うのですからその解放交渉は複雑極まりなかったであろうと想像します。

一説ではイランの決断で犬猿の仲である隣国のパキスタン当局に依頼して犯人グループの頭目を拘束。その結果急転直下中村さんの解放に繋がったとか。
日本は両国に借り分が出来ました。

爺は今朝「朝ズバッ!」でテヘランで関係者に迎え入れられる中村さんと空港をたつ中村さんの父親の映像を見ました。
関係者が喜んでいる時に無粋ですが爺は一言:
ボランテアーで海外の人を助けるのも良いが世界中には外国人が一人それが白昼でも男でも言葉も分からず歩き回るのは危険な場所があるという事です。
中村さんが誘拐された地区は日本の外務省から「危険な旅行先」と警告が出ていた場所とか。最もそれも読まないでパック旅行をしていたのでしょう。
これが台北、シンガポールやバンコックの街中でしたらその国の治安に問題と言えるでしょう。中村さんは大胆と言うより不注意でした。
うぶな日本人はくれぐれも気をつけなければいけません。

昨日横浜国大の学長?が解放を喜ぶ会見をTVで見ました。喜ぶのは良いとして復学と精神的ケアに最大限の支援をする様な趣旨。学校を代表して学術研究中の事件でも有るまいにもう少し抑えた発言が大人の対応に思えましたよ。

大人の部分は編集の都合でカットされていたら爺の注文のつけすぎです。

当人は帰国後何と発言するでしょうか?
理由はどうあれ日本人一人を救出した日本の外務当局に座布団一枚。


時事通信:
【テヘラン15日時事】イラン南東部の古都バムで昨年10月に武装勢力に誘拐され、14日に解放された横浜国立大4年、中村聡志さん(23)は15日、南東部のザヘダンから首都テヘランの空港に到着、在イラン日本大使館はイラン側から中村さんの身柄の引き渡しを受け、無事保護した。中村さんは、現地時間16日午前にテヘラン入りする小野寺五典外務副大臣、中村さんの父淳貴さんと面会するなどした後、帰国の途に就く見通し。(引用終わり)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする