王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

地震の不明者捜索 自衛隊撤収

2008-06-23 08:33:05 | 社会
自衛隊「大変残念」 地震の不明者捜索、撤収(朝日新聞) - goo ニュース

報道によれば岩手宮城内陸地震による災害救助に派遣されていた自衛隊の撤収が地震発生から9日目に当たる昨日決定されたそうです。
当初の孤立した村落からの住民の避難がざっと片付いてからは「行方不明者の捜索」に全力をあげていました。

TVでは山の崩壊を何度も見ましたし特に「駒の湯温泉」の土石流による被害は何ともひどいものでどこから手を付けて良いのかと見える物凄さでした。

行方不明者のご家族や関係者はやりきれないお気持ちと思いますが「何とか生きている内に救出する」という点では難しい時点になりました。
すでにお亡くなりになった方の関係者を含めてお悔やみ申し上げます。  合掌

後は地元の警察と消防関係者が捜索に当たるとの事ですが5-600名?の自衛隊員が捜索して見つからないものをそれぞれ「専業」を持っている方々を少数それに当ててどうするのでしょう?
TVで見てる限りあの土と岩の量。東北地方に来た梅雨の雨。
地元の県知事、市町村長は「薄情」とか「冷たい」と非難は受けても自衛隊と併せ「行方不明者捜索打ち切り」を決める事が仕事でないかと思った次第。

その為には7日を目処に「捜索の縮小」10日目の捜索状況を見て「捜索打ち切り」等、関係者に先が見える様、当局の考えを伝えた方が何となく腑に落ちたかも知れません。

一部のせき止め湖の放水に大型重機が数台活躍してました。あれでも作業は遅々たるものですから土石の多さが分かりました。
後は現地に重機が入れる道路の修復が終わるまで待っていて頂くのが現実的判断でしょう。
そうなる前に一部残る警察消防の捜索の方は二次被害に会わぬよう気をつけてください。
お願いします。


朝日新聞:
「自衛隊撤収」の知らせに、行方不明者の家族や知人、現場で捜索を続けてきた隊員にも無念の思いが広がった。捜索は警察や消防が引き継ぐが、今後本格的な雨が予想される被災現場での活動は一層の難航が予想される。

 22日夕方、宮城県栗原市の「駒の湯温泉」で行方不明者の捜索にあたった陸上自衛隊第6師団第6特科連隊には、まだ「捜索打ち切り」の決定が伝わっていなかった。連隊関係者は「ご家族は了承されたのでしょうか。われわれは何も聞いていません。粛々と作業を進めるだけです」。(以下省略)
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