UFにはファイティングチェアーやバトルステーションを取り付ける場所が無い。
この問題を何とか解決するべく、ファイティングチェアーに替わる”ファイティング台”を、先週試作してみた。
使用法は、船首側のキャビンの平らな部分に置いてファイトすることを前提にしている。
あれこれと考えてみたが、何よりも強度があり壊れない構造でなければならない。
その結果、実にシンプルな構造に行き着いた。
2枚の板の間にスペーサーを入れ、ギンバルピンを通すだけ。
使用する素材は木材だが、強度を出すため必要以上に厚い部材を用意した。
あと、直径40mm、長さ10cmぐらいのアルミパイプを用意し、ギンバルピンで串刺しにする。 常に上を向かせるために、竿を入れない側にオモリを着ければOK。
これで、竿の上下方向への動きに対しては対応できるはずだ。
もう一つ解決しなければならないのが、左右への回転。
もう一枚下へ板を用意して、間にシート用の回転座金を入れてみるつもり。 この部品は注文したがどの程度の強度があるのかまだ不明。 クルクルとスムーズに回らない方が良いので、どのように抵抗を出すかが難しいかも。
シートと船体との固定方法は、検討の結果置くだけでも大丈夫との結論に達した。
ファイティング時の力の掛かり方、つまり竿先から入力された力が、どう変換されて最終的にシートと足から船に逃げて行くのか。 応力の伝達機構を図解で解いてみた。
足を普通の椅子に座るように直角に下へ降ろしてファイトした場合、シートには前後の力が大きく掛かってしまい、シートの固定は絶対条件。
足を前方に出して船べりなどに踏ん張れば、シートへの前後の力は極端に減少し、置いておくだけでも、体重による摩擦抵抗だけで移動しないことがわかった。
一応、摩擦抵抗を増すために底面へゴムシートでも張ってやろうと思う。
試作品が出来たら、実験してみよう。
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