4月12日(土)
雪山は、新雪期(12月)、厳冬期(1、2月)、春山(3、4月)、残雪期(5、6月)と分けられ、山域や高さによってその時期も一ヶ月ぐらい前後する。
八が岳や南ア、上越国境ではそろそろ残雪期。一方北アは春山解禁といった感じかな。(厳冬期の北アはほぼ無理)
今週は、満を持しての北アルプス 唐松岳。
この山は、ずいぶん前から今シーズン中に行こうと決めていた。
その理由は、周辺に気になる山が数多く存在するから。それらの山々を直に見たとき、僕は登りたいと思うか、それとも無理と感じるのか? 自身に訊いてみたかった。
そのため、今回は眺望が何より必要なので、晴天確実な土曜に決行とした。
安曇野に前泊し、朝一で八方尾根スキー場のゴンドラリフトに乗りこむ。
さらにクワッドリフト2本を乗り継いで、スキー場の最上部まで行きます。
ここからはひたすら八方尾根を登り詰め、後立山連峰の主稜線へ出るというコースです。
どうやら最高の天気を引き当てたようだ。
途中までは大小のケルンがいくつもあって、広い尾根を逸脱しないよう目印となっている。
この丸尾根でホワイトアウトしたら怖いだろうな。
早くも尾根の左手に五竜岳がお出ましです。五竜の左後には鹿島槍も見える。カッコ良すぎです。
尾根の右手には白馬岳(白馬三山)。ガキの頃から好きな山です。
白馬と唐松の間には不帰のキレット。
登山者だけでなく、スキー、スノボを担いで登る連中が多数いる。登山者より多いかも。なんか凄い雰囲気です。
この蒼と白のコントラストはたまりません。
今日は快晴無風で、歩くと暑いぐらいです。
この辺が丸山。左に唐松岳のピークが見えてきた。
スノーハイカーはここらで引き返します。
シュカブラ(雪紋)が目を楽しませてくれる。
森林限界を超えると険しさがグッグッと増してきました。この辺でストックからピッケルに持ち替える。
雪質はほぼ真冬の状態。キュと締まってアイゼン歩行が心地よい。
だんだん尖がってきました。
唐松岳のピークがよく見えます。結構な崖ですね・・・
主稜線に到達。
西側の視界が一気に開け、そこにはボスキャラ”剣岳”登場!
ンーーー! 測量士(の資格だけ)の血が騒ぐぞー!!!
ここからは主稜線を辿って唐松岳山頂までもう一息。
立派な雪庇が出来てます。怖え~
視界不良のときは絶対来たらダメですね。
唐松岳登頂!
頂上は狭くてやや混みあってます。
改めて山頂からの「剣岳」でーす!
剣岳をドアップにして見ました。
アハハ、、、冬は無理。(そもそも冬期登山禁止エリアだし)
「五竜岳」
カッコイイな! 唐松岳から続く縦走路を目で追っちゃいます。行けそう!?
不帰のキレット越しの「白馬岳」
スーパーアップダウンの連続です。
東側には妙高、戸隠、黒姫の山々。
足元には唐松山荘が雪に埋まってた。
剣と五竜を背景に記念写真撮ってもらいました。シアワセ!
山頂にはスキー屋さんも結構居ますけど、、、この辺にはスキー場ありませんが・・・
ドロップイン!
ちょっと、あなた達という人は・・・
この谷を滑り降りるというか、滑り落ちるというか、、、
アルペンスキーの根っこはこれなんですね。スキーの見方が変わりました。スゲーです。
いつまで居ても飽きない山頂ですが、そろそろ降ります。
同じルートでも、登りと下りでは見え方がぜんぜん違いますね。
登りではあまり気にならなかった八方尾根最上部のリッジ。けっこう細いですよ、これ。
足元をアップで。幅30cmの両側は・・・
岩岩です。
気を付けて下山を続けます。
今年の雪山はこれで終了かな。度々後ろを振り返っちゃいました。
比較的安全な所まで降りてきました。
あとはのんびり下ります。
もういっぺん五竜岳。
奇麗だなぁ・・・
午後の日差しが雪面に影を作り出します。
ずいぶん降りてきました。
こんな景色を一日中見ながら歩けるなんて最高でしょう。良いコースだと思います。
雪山の帰りはいつもだけど、下界というか人間界が近づくと、ちょっと寂しくなります。
それだけ雪山の世界は魅力的だってことなんでしょう。
下りのリフトに乗りながら、ゲレンデで滑るスキーヤーが少し色褪せて見えてしまった。
バックカントリーなんて一般の感覚じゃやらないだろうが、ハイリスク承知でチャレンジする姿は素直にカッコ良いよ。
無謀と無茶の違いは押さえないといけないけどね。
昨秋からなんとなく再開させた山歩きだけど、20年の歳月を飛び越えて一気にここまで復活しちゃいました。
半年後には、再び雪山シーズンが始まります。
さて、この先どうするかは僕にもワカリマセン。思うようにやるだけです。
多少の無茶は許してください。
海も好きだけど、山も好きだなぁ。
雪山は、新雪期(12月)、厳冬期(1、2月)、春山(3、4月)、残雪期(5、6月)と分けられ、山域や高さによってその時期も一ヶ月ぐらい前後する。
八が岳や南ア、上越国境ではそろそろ残雪期。一方北アは春山解禁といった感じかな。(厳冬期の北アはほぼ無理)
今週は、満を持しての北アルプス 唐松岳。
この山は、ずいぶん前から今シーズン中に行こうと決めていた。
その理由は、周辺に気になる山が数多く存在するから。それらの山々を直に見たとき、僕は登りたいと思うか、それとも無理と感じるのか? 自身に訊いてみたかった。
そのため、今回は眺望が何より必要なので、晴天確実な土曜に決行とした。
安曇野に前泊し、朝一で八方尾根スキー場のゴンドラリフトに乗りこむ。
さらにクワッドリフト2本を乗り継いで、スキー場の最上部まで行きます。
ここからはひたすら八方尾根を登り詰め、後立山連峰の主稜線へ出るというコースです。
どうやら最高の天気を引き当てたようだ。
途中までは大小のケルンがいくつもあって、広い尾根を逸脱しないよう目印となっている。
この丸尾根でホワイトアウトしたら怖いだろうな。
早くも尾根の左手に五竜岳がお出ましです。五竜の左後には鹿島槍も見える。カッコ良すぎです。
尾根の右手には白馬岳(白馬三山)。ガキの頃から好きな山です。
白馬と唐松の間には不帰のキレット。
登山者だけでなく、スキー、スノボを担いで登る連中が多数いる。登山者より多いかも。なんか凄い雰囲気です。
この蒼と白のコントラストはたまりません。
今日は快晴無風で、歩くと暑いぐらいです。
この辺が丸山。左に唐松岳のピークが見えてきた。
スノーハイカーはここらで引き返します。
シュカブラ(雪紋)が目を楽しませてくれる。
森林限界を超えると険しさがグッグッと増してきました。この辺でストックからピッケルに持ち替える。
雪質はほぼ真冬の状態。キュと締まってアイゼン歩行が心地よい。
だんだん尖がってきました。
唐松岳のピークがよく見えます。結構な崖ですね・・・
主稜線に到達。
西側の視界が一気に開け、そこにはボスキャラ”剣岳”登場!
ンーーー! 測量士(の資格だけ)の血が騒ぐぞー!!!
ここからは主稜線を辿って唐松岳山頂までもう一息。
立派な雪庇が出来てます。怖え~
視界不良のときは絶対来たらダメですね。
唐松岳登頂!
頂上は狭くてやや混みあってます。
改めて山頂からの「剣岳」でーす!
剣岳をドアップにして見ました。
アハハ、、、冬は無理。(そもそも冬期登山禁止エリアだし)
「五竜岳」
カッコイイな! 唐松岳から続く縦走路を目で追っちゃいます。行けそう!?
不帰のキレット越しの「白馬岳」
スーパーアップダウンの連続です。
東側には妙高、戸隠、黒姫の山々。
足元には唐松山荘が雪に埋まってた。
剣と五竜を背景に記念写真撮ってもらいました。シアワセ!
山頂にはスキー屋さんも結構居ますけど、、、この辺にはスキー場ありませんが・・・
ドロップイン!
ちょっと、あなた達という人は・・・
この谷を滑り降りるというか、滑り落ちるというか、、、
アルペンスキーの根っこはこれなんですね。スキーの見方が変わりました。スゲーです。
いつまで居ても飽きない山頂ですが、そろそろ降ります。
同じルートでも、登りと下りでは見え方がぜんぜん違いますね。
登りではあまり気にならなかった八方尾根最上部のリッジ。けっこう細いですよ、これ。
足元をアップで。幅30cmの両側は・・・
岩岩です。
気を付けて下山を続けます。
今年の雪山はこれで終了かな。度々後ろを振り返っちゃいました。
比較的安全な所まで降りてきました。
あとはのんびり下ります。
もういっぺん五竜岳。
奇麗だなぁ・・・
午後の日差しが雪面に影を作り出します。
ずいぶん降りてきました。
こんな景色を一日中見ながら歩けるなんて最高でしょう。良いコースだと思います。
雪山の帰りはいつもだけど、下界というか人間界が近づくと、ちょっと寂しくなります。
それだけ雪山の世界は魅力的だってことなんでしょう。
下りのリフトに乗りながら、ゲレンデで滑るスキーヤーが少し色褪せて見えてしまった。
バックカントリーなんて一般の感覚じゃやらないだろうが、ハイリスク承知でチャレンジする姿は素直にカッコ良いよ。
無謀と無茶の違いは押さえないといけないけどね。
昨秋からなんとなく再開させた山歩きだけど、20年の歳月を飛び越えて一気にここまで復活しちゃいました。
半年後には、再び雪山シーズンが始まります。
さて、この先どうするかは僕にもワカリマセン。思うようにやるだけです。
多少の無茶は許してください。
海も好きだけど、山も好きだなぁ。
北アの厳冬期は、ホワイトアウトと超強風地帯なので、
好天時を狙った短距離アタックが良いところでしょう。
厳冬期は行っちゃダメですね。