シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

富士山のぼり隊 【予行演習 富士山1~6合目編】

2015年05月31日 23時48分16秒 | 山遊び
5月31日(日)

何の話からこうなったか良く覚えてないが、娘とカミさんが「この夏、富士山に登る!」という流れに。
もちろん、僕がガイドすることもセットでの話。

夏の富士山といえば、激混みだし、山登りとしても微妙な存在。 僕としてはあまり興味が無いのだが・・・
取りあえず何処かの山を登ってみて、基礎体力調査と、本当に富士山に挑戦するのかを試してみようとなった。
土曜日に軽登山靴を購入。そしたら、翌日の雨予報が好転したので、ほな明日どこかへ行ってみようかと急遽決まった山行です。

僕が選んだコースは、富士山の1合目から5合目までのオールドコース。
軽登山靴だけあれば、あとはあり合わせの道具でも何とかなるでしょう。

今回1~5合目間を歩いておけば、仮に夏に頂上を目指す時は5合目スタートとなるので、結果的に富士山の1合目から頂上まで全部制覇したことにもなるしね。

8時40分 吉田口1合目の馬返し駐車場を出発。
山開き前のこの時期に富士山登る人は殆ど居ませんから、ガラガラです。


このルートは、江戸時代以降に富士山信仰で賑わった由緒正しき登山道であり、かつては各合目に茶屋があった。
自動車道が五合目まで開通した以降は、ほぼ全ての登山者は5合目スタートとなり、馬返しからのコースは完全に忘れ去られた。
今は訪れる人も無いひっそりとした森林コースです。


かつて賑わった小屋も、閉ざされてから何年経つのやら。廃屋を通り過ぎ、もはや自然に還るがままになってます。
かなりシュールな光景が、登る道すがらに現れます。




世界遺産か、、、たしかに遺跡に見えなくもない。

お二人は、ゆっくりしたペースながらもへこたれずに登り、昼前には5合目の佐藤小屋に到着。
せっかくだから森林限界を超えて、富士山の荒涼とした風景を見せておこうと思い、もうチョット上に行けば富士山の頂上が見えるよって言ったら、行くって。

森林限界を超えて富士山の頂上が見えました。
雪は殆ど残っていません。今年の雪解けは本当に早いですね。
6合目の登山指導センターはまだ閉ざされてます。。。


夏に登るであろう一般登山道をもう少し登ります。
開山前なので誰~れも居ません。雲が間近に沸き立ち、荒涼としたワイルドな光景が広がっています。
人っこ一人居ない富士山ってのも、かなり貴重な体験かも。


本日の最高到達点、雲海荘です。6合目チョイ上。標高は2400mぐらいですかね。


お疲れ様でした。若さで乗り切っちゃった感じです。
巨大な落石防護柵が不気味ですね。
止まると寒いし、浮石も多そうなので長居は無用。5合目まで降ります。


五合目の佐藤小屋まで戻り昼食。 そのまま登りと同じルートを下山。
14時半に車に無事帰着しました。

1合目馬返しの標高が1440mだから、今日は6時間で1000m登って、1000m下りました。

休憩込みでこのペースなら、なんとかなるかな・・・


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