シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

ラインについて

2010年05月10日 00時18分38秒 | カジキ
     
     【SALTIGA Z6500H DOGFIGHT 多分最強のスピニングリールです。】    


今日は丸一日時間があったので、今シーズンのカジキ様とのお付き合いの仕方を考えてみました。

前にも書きましたが、今年は僕の慣れ親しんでいるスピニングタックルでやってみたいと思ってます。
以前からやりたくてウズウズしてましたが、いよいよ自主解禁です。(笑)

カジキに本格トライしてから2シーズン、50lbクラスのトローリングロッドにレバードラグリールという、極めてスタンダードなタックルでやってみました。
僕にとってカジキの世界はまるで未知の領域だったので、先ずはその世界の完成された釣法を体験し、そこから自分なりのスタイルに移行してみようと考えました。 
お陰様で、多くのチームが楽しんでおられるカジキ釣りの醍醐味を味わう事ができたし、悩み所なども見えてきました。 何より他艇に乗せて頂いても、基本動作ぐらいはお手伝いできる様になったかなぁ、と思ってます。(笑)


一通り体験したので、いよいよシーブレスタイルにアレンジ開始です。
まず、スタンダップファイトの利点である、”自由度の高いロッドワーク” を生かすには、何と言っても巻き取りスピードの速いスピニングがマッチする筈です。
ファイティングチェアーのように、ギンバルノッチを効かせたファイトなら、やっぱり両軸のウィンチファイトが総合的には適している様に思いました。

もう一点、使用するラインクラスによって釣りの中身が全然変わってきます。
ここは多いに悩む所です。

これ以上の大物釣りはそうそう無いのだから、ドラグを目一杯上げて、思いっきりパワーファイトで挑んでみたいという想い。
逆に、これ程フィッシュウェイト対ライン強度比の高いゲームは他に無いのだから、ライトタックルによる超テクニカルなゲームも魅力的。
 
どちらも捨てがたい魅力ですなぁ・・・。
ってことで、両方行っちゃおうかな。
どちらのタックルにヒットするかで、釣り方も即座に変わるって言うのも面白いかも。
これもまた、シーブレ流か?(笑)

     
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まず、パワーファイトと言っても、スタンディングならドラグは10kgまで。
大型GTで最終的に12~13kgのドラグ掛けた経験もありますが、僕が思うに10kg以上は少々危険ゾーン。ロッドブレイク、ラインブレイクの際は後ろにスッコケます。勿論体のバランスを崩した瞬間海へドボンも。 止めた方が良いと思います。
どのみち、100kg超えるカジキでは、たとえ20kg、30kgのドラグ掛けても走りは止まりません。ドラグがアッチッチになるだけで無駄ってもんです。
ドラグは7~8kgに設定し、ファイト中は必要に応じてハンドドラグで勝負。これもスピニングならではのテクニックです。
相手がバテバテになってきたらチョイとドラグを高めて寄せに掛かる感じかな。 
この場合、ラインは迷わずPEの5号。 ナイロンラインという選択は無いです。
思い切ったファイトをしても、ラインブレイクは絶対に無いと思います。

一方、昨今話題のライトタックル。
今の所、カジキ相手では30lb以下がライトタックルと言われています。
PEなら2号ってところでしょうか。
ウーン結構細いですね。直線強度的には充分ですが、PEの場合ライン強度が一様に出ないという特性があります。強い部分もあれば弱い部分もある。これは撚り糸の宿命でアングラーのテクニック以前の問題。 いかんともしがたい部分です。
ギリギリのゲームを挑むには不向きかなぁ・・・?
それに、PEで2号以下となると300m以下の切り売りばかりで、連結糸となると選択肢が極端に少ないのが実情です。

     
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ナイロンラインなら強度は一様に出るし、16lbぐらいから豊富にラインナップされており選択にはあまり困らない。
どのみち、スピニングの場合はボートのフォローと一体のファイトだから、操船次第では20lbぐらいでも獲れそうな気もしますがどうなんでしょ???
敵はカジキというよりも、ウォータープレッシャーとの戦いになりそうですね。
試しにやってみますかね・・・!?

コメント (11)
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