シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

盤洲シーバス ボート編

2007年11月10日 22時57分00秒 | シーバス
11月9日

昨夜のウェーディングの余韻が残ったまま、仮眠から覚めれば朝の気配。
次は、かねてからやってみたいと思っていた、干潟周辺のシャローを日中にボートから狙うシーバスだ。
今回は地元のチャーターボート、オアシスにお世話になった。

乗船場所の見立漁港は干潟を掘り込んで作られており、広々として整備が行き届き、チョットしたマリーナのような雰囲気だ。
船の真横に車が駐車できるのは、釣り人にとっても実に有り難い。

ボートは2艘有って、メインはUF26CC。ベイシーバス狙いにはこれ以上の船は無いだろう。もう一艘は和船タイプの38フィート。広いデッキは5人が楽に投げられる。
今回我々は38フィートを二人でチャーター。超広々で、サイドキャストだって可能だ。

5時半出船。
干潮時に港の外側に広がっていた干潟は、今は水没し一見ただの海になっている。
ボートは干潟を掘り込んである水路を伝って外海へ出る。

出て直ぐ、アクアラインの脇で鳥山ブンブン。いきなりボルテージが上がる。
K氏はトップで快調にヒットを続けている。まさに入れ食い。
僕はミノーをチョイスしてしまい苦戦、ポツポツしか来ない。
しかし、このポイントはフッコ以下のマメサイズばかりが高活性で、デカイのが来ない。
このまま続ければ、50匹や100匹は釣れてしまいそうだが、我々は乗船前キャプテンに小型の数釣ではなく、大型狙いをお願いしていた。

キャプテンも心得ていて場所移動。
干潟の縁端を示す竹竿の外側にボートを止め、ブレイクラインに沿って流す。
その竹ざおまでは、以前ウェーディングで来たことのある場所だ。同じポイントを陸からとボートから狙っているわけだ。
ボートの真下の水深は3~4m。ルアーの着水点だと1m程度だろう。シャローの釣りは緊張感があって大好きだ。
たまにヒットするがサイズが上がらない。

   
   【海面に出ている竹竿から先は、大潮の干潮時には露干する】

キャプテンから、最近大型がよく出るという海苔棚周りへ移動が告げられる。
ここは海苔漁師の小船や、地元の釣り師が操る小船がたくさん居る。その合間にシーバスボートも3、4艘混ざってキャスティングを繰り返している。

水深は8.5m。鳥が方々で騒いでいる。ベイトフィッシュが追われている証拠だ。
海苔棚の淵に向けてミノーを引くと、60cm~70cmのシーバスがコンスタントにヒットしてくる。
色々とルアーローテしてみたが、タイドミノースリムのイワシホロが好調だった。ツゥイッチを入れたときのダートアクションはこちらの意図通りに動き、明らかにバイトを誘発していた。
魚が抜けるとヒットが一段落。再び回ってくるとヒットが続くという、完全回遊パターン。

9時を過ぎた頃に食いが落ちてしまった。キャプテンはシーバスは底の方に沈んでしまうという。これにはバイブレーションを引き続けるパターンが有効とのこと。
他のボートも海苔棚から離れたオープンスペースで、四方八方にバイブレーションを投げている。
湾ベイトやレンジバイブをセットしフルキャスト、着底、リトリーブを繰り返す。
結構我慢の釣りで、僕的には余りバイブレーションは好きではない。

キャプテンからダメ元でシャローをやってみようということで、再び干潟のブレイクラインへ。
少し深いレンジを引きたかったのでゾンクをセットする。
再びシャローポイントということで緊張感が高鳴る。
暫らく経ってゴンとヒット。重量感のあるファイトの後上がってきたのは70オーバー。
嬉しい1匹だった。

最後に朝一の鳥山ポイントへ行くが鳥は姿を消している。ブレイクライン寄りのシャローでラストを飾る一本をキャッチして終了となった。
トータルで30匹ぐらい。僕的にはちょうど良い数だ。

オアシスさんは地元だけあって地形を熟知しており、シャローポイントの責め方が上手かった。 納得できる操船でした。
また一つ、面白い釣りを発見してしまったな。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

盤洲シーバス 干潟編

2007年11月10日 22時12分53秒 | シーバス
11月8日(木)

以前よく通った、千葉内房の干潟ウェーディングスタイルのシーバス。
4、5年振りにやってみようと思い立った。
翌早朝にシーバスボートのチャーターを入れてあるので、前夜に現地入り。大潮周りなので夜中に潮が引くため、干潟に入るにはベストなタイミングだったからだ。

この釣りは、夜中に潮位が下がった干潟を、膝、腰ぐらいまで水に浸かりながらどんどん沖へ釣り歩いて行き、干潟を流れる潮のヨレやミオ筋、ブレイクラインをキャスティングで狙う、かなりマニアックな釣りだ。盤洲は大潮周りの干潮時には1km以上沖まで干上がるのだ。
帰りは潮が上げて来るに従い、岸へ向かって釣りながら退却してくる。
爆釣の時などついつい帰るタイミングが遅くなり、時として胸近くまで浸かりながら帰る事もあったっけ。(あれはちょっとヤバかった)

干潟は生物の宝庫で、シーバスにとっても絶好のフィーディングスポット。驚くほど浅い海をシーバスが泳ぎ回っている。
腰まで浸かった状態で気配を完全に消し去りシーバスの回遊を待つ。ヒットしてからは目線の高さでシーバスがエラ洗いする。こっちも水に浸かっているので魚との距離感は限りなくゼロに近く、迫力と濃密度がたっぷりの釣りだ。

万全の装備と、きちんとした知識が無いと危険な釣でもある。中には真っ暗で広大な干潟の中で迷子になってしまうアングラーも居るそうだ。
危険要素が多いので、単独釣行は基本NG。
翌朝のシーバスボートに同行するK氏に、このウェーディングの話をすると是非経験してみたいとのことで、やりましょう!ということになったのだ。

ところが、K氏が仕事の都合で到着が遅れるとのこと。到着時間と潮位の関係を考えると、干潟入りするにはタイミングが遅すぎる感じ。
一人で入るのは危ないので、今回のウェーディングシーバスは中止とした。

何もしないのもつまらないので、干潟の雰囲気を味わいつつ安全にシーバスが狙える小櫃川の河口干潟に一人で入った。

フル装備を施し、昔の記憶を辿って地形を思い出しながら干潟に入る。
久々に触れる干潟の感触や匂いが懐かしい。
完全に干上がっている干潟を2~300m歩き、小櫃川から流れ出る流心に向かってキャストを繰り返す。

正味1時間ぐらいしか竿を振れなかった。
1回、弾くようなバイトが有ったきりで、それ以上のシーバスからのコンタクトはなかった。
ウエダソルティープラッガー86にセットしたルアーはアイマコモモ。昔のまんまだ。
それだけで僕はもう、満足しきってしまった。

潮が上げる前に、早々に干潟を後にする。
干潟の匂いはいいなぁ・・・
またチャンスがあったら来たいものだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする