今回は、懐かしのビンディングsilvretta 500の取付けです。
ボクが山スキーを初任給で購入したのは26年前。当時はFRITSCH ディアミールが殆どの山屋さんンが使っていたのに対し、ボクはsilvretta 505(Easy Go)を使っていました。その後、TLTとかテレマークに移行しましたが。そんな事も有り、silvretta社のビンディングは当時404とか300とか、回想するととても懐かしいです。
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silvretta 500取付け完了!404よりだいぶ軽くなりました。
更に言うと、大学生の頃初めて使った山スキーは長細板のブラックダイヤモンドの板にEMERY ALTITUDE CHRONO LIGHTという、今では考えられない解放値の調整は幅広の輪ゴムだった。そして今はクライミングギヤのメーカーのPETZL社も山スキーのビンディングをラインナップしていた。
カミさんは当時NAXO社(今は無い)のビンディングを使っていたりと、混沌とした山スキービンディングを目の当たりにして、ようやく落ち着いたのはDYNAFIT TLT。これを使い始めたのは2000年。とても軽く今では地雷専用の板として現役で使用している。
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古い穴を掃除してエポキシ打ってP栓打った後、鑿で表面をキレイ(平滑)にします。
そんな中、今回は懐かしのsilvretta 500。いつも通り気合を入れて取り付けさせてもらいました。依頼主は青森県のYさん。このビンディングは冬用登山靴にも対応できるため、山岳警備隊でも使われているとか(今は分からないけど)そんなマニアックなビンディング取付け依頼です。
板はアトミックのBC板に404が付いていたので、それを外して穴埋め後、500を取付けしました。
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古い穴と近づかないようにビンディングの位置を決めます その後正確に毛描きます。老眼鏡に感謝!
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ビスの位置決めをしてポンチング! 先行穴など3本のドリルを使ってボール盤でビス孔を打ちます
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正確にビス孔を開けました 一旦ビスを打って雌ネジの冷間圧造。そしてトップシートを平滑化
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ビンディングの後端が中心に来るよう調整して締めます。 出来上がり!ヒールリフターは2段階!(昔はクライミングサポートと言っていた)
工程はいつも通りで行い本日、東北の地へ発送しました。南は大阪から滋賀、岐阜、福井、石川、富山、長野、青森と全国からビンディング取付けに困った方々から最後の砦として、我が工房に依頼が有ったり、取り付け方法について質問などの問い合わせが有ったりと、DIYで取り付けている方々からのメールが有ったり、ブログで公開していて良かったなと思っています。
でも・・・最近老眼が進んできて、細かい作業が出来なくなり、老眼鏡を新調しました。これが素晴らしく、細かい作業の効率が上がりました。視力は昔から両眼とも2.0(公称)あるのですが・・・。
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