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山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

山スキー ビンディング取付け

2023年12月16日 | 山の道具たち
 カミさんの板が左。Kさんの板が右です。Pon2oonの新品を入手したそうです。

仕事やら試験勉強やらで最近忙しく、山に登るモチベーションも下がりつつなる中、今シーズンも山スキーのビンディング取付け依頼が舞い込んでいます。今回ご依頼頂いたのは、滋賀県のKさん(インスタのフォロワーさん)です。先日の忘年会の時に会場が敦賀市の民宿だったので、そこでスキーとビンディング、取付け手数料として地ビールを頂きました。
 
 ジグを用い長軸方向の中心線とブーツセンターを毛描きます   ブーツとビンディングを置いてビスの位置を決めます。

板はカミさんの板と同じK2 Pon2oon169、ビンディングはG3 ZED9です。カラーリングも黒に緑と板とビン共に同じ配色でカッコいいです。しかし、合わせる兼用靴のサイズがそれぞれ違うので、何処にセンターをもっていくか、ヒールピースの調整幅の中に収めるかとか、考えさせられましたが、何時もながらの職人の技!でいつも通りとても正確に取り付ける事が出来ました。そして、先日、雪の中22時頃に遥々我が家まで引き取りに来てくださいました。
 
 毛描線に来ているか確認    ドリルで穴を開ける前にポンチング!(刃先が中心に来るように)

 
 スキーアイゼンのアタッチメントは緩み止め剤で   ボール盤で先行孔、専用キリで掘ります

 ボール盤で直角に正確に穿つことが出来ました。

この板で雪山を思う存分楽しんでいただけたらと。興味のある方は連絡ください!只今岐阜県のIさんからNTNビンディングのインビス加工をしています。これもなかなか取付けには手ごたえが有ります(難易度が高い)
 
 一旦ビスを空打ちして冷間圧造タッピング   その後ビスを抜いてトップシート上に盛り上がった部分を鑿で削り表面をフラットにします(重要)

 
 2液混合エポキシを打って本締め!   トゥーピースに靴を付け、ヒールセンターがスキーの中心に来るよう本締めします(職人技要する、重要)

 出来上がりました!カッコいいね!

ビンディングのDIY取付けに興味のある方は是非ともボクのブログのアーカイブを見て下さい!きっと自分で出来るようになる筈です!

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