世の中に「業界」というものができてしまっていると、既存勢力が「既得権益」を失わず、「寡占」状態を目指したり、維持できるような「仕組み」までが造られ、機能してしまう。
その業界の中で、その仕組みに逆らって自分のやり方を貫くのはとてもたいへんだ。
これは自転車業界で流れに逆らおうとしている自転車店主、自転車ライターの本。
ご本人によれば、革命家にして、モデル、作家、自転車乗りということだが、本気で革命を目指しているとは思えず、そうそうモデルがつとまるとも思えず、輝かしい自転車競技歴があるわけではない。
自転車(ロードレーサーと呼ばれる自転車ロードレース用の)選びとか、ロードレーサーの乗り方について書かれた本なのだが、How to本ではなく、人と趣味のあり方についてとか、台湾製と中国製の違いとか、恋愛についてとか、も書かれているところがこの本のカナメなのだろう。
例えば、
「人はかならず一生のうちで二人の”生涯愛し続けることのできる異性”と出会うことになっている。」
などと書かれている。
このオッサン何者?
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この本に書かれているような世の流れに逆らう主張がなりたつのは、その中に真実があるか、あるいは真実があるように見えるからなのだろう。
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ただ、やはり自転車の本だ。
自転車と競技的な乗り方の基礎知識や経験がないとこの本のほとんどの部分には興味が持てないし、つまらないだろう。
また、ロードレーサー選びやロードレーサーの乗り方のHow to本としてはかなり内容に偏りがあり、多くの人がもろ手を挙げて賛同できるようなものではない。
私はかつてトライアスリートだったので興味深く読めた。
またロードレーサーやトライアスロンバイクに乗りたくなったが・・・・やめておく。
(キラキラ光るピンクのカヴァーはこの本の怪しさとマッチしてなかなかよろしい。本屋で見かけたら、そのカヴァーの裏も見てみると良い。買うか買わないかは自己責任でどうぞ;笑。)
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今日は、1歳馬の大腿骨骨嚢胞の関節鏡手術。
当歳馬の咽喉頭内視鏡検査。
競走馬のTieback後の内視鏡検査。
1歳馬の喉頭内視鏡検査。
繁殖雌馬の喉頭麻痺による呼吸困難。
立位で永続的気管切開をした。
来週予定した関節固定術の器具を借用に行く。
アドバイスをくれたDr.Richardsonに返事を書かなきゃ。
来週の講義と講演と、来年の症例報告の抄録も書かなきゃ。
年末や来年のことを予定するには、もう早くはないこのごろとなり、また寒さへ向かう季節でもありますので、ご多忙とはおもいますが、ご自愛なさってください。
いつもお忙しくご活躍の様子、感嘆しております!
親戚(血縁はありません)に、自転車の部品メーカーに勤めている人がいて、趣味はロードレースだそうです、一度うちまで自転車で突然来たことがあり(普通なら自転車で行こうとは思いつかないキョリです、丁度あったソーキそばを食べて帰りはりました…)わたしはそのときレース用自転車を初めて見て、タイヤの細さとペダルに足を固定するのに驚きました。練習のため高野山まで行ってると言っていたようにおもいます…記憶があやふやですがとにかく信じられない遠さだったような…自転車の機動性は思っていた以上にすごいのかなと思いました。。
私は、いまだに子供乗せつきママチャリ愛用者です、荷台にお米10キロや箱ビールもぽんと載せられて大変機能的だとおもっています^^/
(ほとんど歩道を走っております^^;)
hig先生は手術のうえに、講義、講演も多いですね(拝聴したいですけれど!)どうぞおからだご自愛ください。
はとぽっけさんもトライアスロンフィニッシャーでしたか!ママチャリでは完走できないでしょう。機材を選び、フォームを考え、トレイニングを積み重ねる。自転車は面白いスポーツですよね。
ご親戚はセミプロですね。自転車というかロードレーサーは鍛えた人が乗るとすごいですよ。パンクしなければですけど・・・
それと、車や信号や歩行者が多いところでは結構危ないですよね。お気をつけて。