忙しい夏

きのうは午前中、馬の子宮筋腫の摘出。

3cm大だった昨年はそのまま受胎し、径7cmになっていた今年は何度か交配したが受胎しなかったそうだ。

きょうは径10cmだった。

正中切開の開腹手術。

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続いて、朝に連絡が来た子牛の中手骨骨折。

綿包帯を巻いて、副木を内と外に当てて、伸縮性包帯で締めて来院。

（伸縮性包帯で副木を固定するのはRichardson先生は否定しておられる。まあ、主に成馬の場合だろう。

伸びるが、固定を締め付けるほどの弾力はないので、ずれる原因になるからだ。）

副木は蹄先より長く、肢はわずかに浮いている。

応急処置としては完璧だ。

中手骨近位骨幹の横骨折だが、粉砕もしていた。

フルリムキャストを巻いた。

ストッキネットを2重に使い、

キャストトップと、腕節の橈骨遠位と副手根骨、そして球節の副蹄部をエバウールシート（外科用フェルト）で保護し、

キャストライトを転がすように巻いてモールディングした。

小さな皮膚損傷があったので、その部分は毛刈して、ヒビテンアルコールで清拭して、10%ポピドンイオジンを噴霧しておいた。

数日、抗生物質を投与してもらう。

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午後、5歳競走馬のTieback&cordectomy。

術前の内視鏡検査で、左披裂軟骨はまったく外転しなかった。

グレード4だ。

喉頭部超音波検査でも左背側披裂輪状筋は完全萎縮。

Securos Equine Tieback Kit で手術した。

Laserで左右声帯も切除した。

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4時から、1.5ヶ月の黒毛和牛の腹部膨満症例の開腹手術。

4胃から小腸上位の閉塞だった。

肉付きの悪い子牛だ。

ロボット哺乳に耐えられなかったのではないだろうか・・・・

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手術予定は混んでいる。

土日も関節鏡手術予定を入れているが、もう再来週までいっぱい。

喉なり、関節鏡、プレート除去、etc.

夏は暇であるべきだ！

子供の夏休み短縮にも私は反対だ！

エアコンを棄て、森や海に出かけよう！

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フランス人なんてサマーヴァケーションのために1年を生きている奴も多いと聞く。

冬休みの方が長い北国の人たちはちがうかもしれないが、

夏休みってのは、とくべつなんだよ。