今年の北海道獣医師大会&産業動物獣医学会は北見工業大学のキャンパスを借りて行われた。
オホーツクの先生方をはじめ開催の労をとられた先生たちのご努力のおかげで、ローカル色のある楽しい学会だった。
3泊と長かったこともあって、職場の仲間と懇親を深めることもでき、その点でもたいへん有意義だった。
この地域から参加した獣医師も、ほとんどが研究発表も行い、それもそれぞれに工夫と努力がされていて感心させられた。
たいしたもんだ。
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長距離を走って帰ってきたら、馬運車が何台も止まっている。
どうした?と覗いたら、開腹手術が始まるところだった。
仕方がないので手伝う。
先の手術の1歳はまだ覚醒室で立てない。
その間に、予定の腕節血腫の1歳馬を診察する。
続いて、肢軸異常の当歳馬の診察。
そして、中手骨骨折の子牛の診療依頼を私が受けたので、仕方なく5時過ぎまで待つ。
入院厩舎には疝痛馬が2頭入っていた。
おかしいな、もう9月になると言うのに・・・・・・
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学会が終わった日、北の大地の水族館に寄った。
水族館の魚ってシュールで面白い。
誰かに似てるような気がしたりするんだな、これが。
でも、手遅れになったら悔やまれますね。
カラフトマス!どちら様でしょ?
別所ですが、この夏初めてアルビノのイトウを見ました。水族館、いいですよねー。
水族館は良いですよね~
水の中を覗けること自体が楽しいのかもしれません。そして魚や生き物がいる!
3学会は道内を巡回しているのですね。
道東となればいつもにも増して産業動物獣医師のボリュームは増えるのでしょう。
広いといえども3泊とは移動手段が限られているのがその理由ですか。
食べ過ぎといえば簡単なのでしょうけれども、草の組成や腸内細菌叢の変化など要因も多様なのでしょう。
色々調査されている方面も多いと思いますが、大規模解析できる時代ですし発症個体と同居している馬の消化物を調べたらわかることがありそうですね。
全体の変化ですとか、発症の有無に至る相違は出てくると思うのですよね。
手術に至らない症例との相違も含めて、現場獣医師の芋づるが期待される部分だと思います。
そういうところに割ける時間と人はどこに頼れば良いのでしょうねー
もはや金があっても買えなくなりつつありますよね。
疝痛多発はなんでしょうね。夏の疲れが出る頃なのかもしれません。
やってみなければわからないことも多いでしょうけれども、そのリスクを負う気概があるのはさすが開拓魂の道民?
全国大会が巡業止めたのは残念ですね。
夏の疲れなら何食べてもなるでしょうけれども、青草飽食なら例年食べ尽くす草が伸び続けるですとか、施肥と気候の相性で草の組成がそもそもおかしいとか色々ありそうですね。
乳牛とか暑熱対策で換気や水槽に大金つぎ込む癖に塩自由摂取させないとか頭いかれているんじゃ無いかと思う事例もあります。
人の都合で夏の疲れというわけにもいかないと思うのですよ。
日獣の年次大会も、東京ばかりではつまらないですよね。冬ですから北国や日本海側はやめた方が良いですが、全国の大きな地区割りで分担するのが良いのではないでしょうか。
昼夜放牧って、人は楽なんですよ。馬房掃除は簡単に済むし、飼いつけ回数は1回だけだし、馬の出し入れはゆとりがあるし、etc.その分を馬の観察や放牧地管理に回せばいいんですけどね・・・・・