馬医者修行日記

サラブレッド生産地の大動物獣医師の日々

迎春2022 仕事はじめは子牛の膀胱破裂

2022-01-06 | 日常

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

元旦には初詣をはしごすることができました。

おみくじの文言にも素直になれるのが新年なのかもしれません。

                 -

私は5日が仕事はじめ。

何ごともなく、と思っていたら、夜になって新生黒毛子牛の膀胱破裂が来院。

5日齢。

腹囲膨満のわりには飲欲もあり、それなりに元気。

4日間3リットルずつ飲んでいたので、10リットルほど腹腔に溜まっている。

かなり抜いてから手術台で半仰臥。

膀胱は大きく破裂していた。

子牛はカテーテルが入れられない(入れにくい、だけ?)。

尿カテーテル留置は必須ではないのかもしれない。

                /////////////////

今年も、筋トレに出かけることができました。

1日目はそれなりに滑れたが、徐々に雪が降り始め・・・・

翌日は、ホワイトアウトの中、ハザードランプを点けながら、命がけで帰ってくるのが精一杯。

たどり着いた苫小牧の街中はスケートリンクの様。

無事に帰って来られたのはご利益かもしれません;笑

 

 



2 コメント

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Unknown (はとぽっけ)
2022-01-06 19:41:22
 お正月の休暇も筋トレ。年明け早々子牛を究明
 膀胱破裂しても、比較的元気なようで、初期には見落としそう。

 崖を上ったり急な階段を走ったりして元朝参りで運動不足を補っていたのは、今では懐かしい。
 オラ君もたくさん遊べましたか?無事に帰れてよかったですね。
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>はとぽっけさん (hig)
2022-01-07 06:22:59
子牛は膀胱破裂することが珍しいので、類症鑑別に入れないと思います。教科書に書かれているかどうか知りません。

相棒はドライブ正月でした。でも、たくさんなぜてもらえました。
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