真夜中のドロップアウトカウボーイズ@別館
ピンク映画は観ただけ全部感想を書く、ひたすらに虚空を撃ち続ける無為。
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福岡市在住のピンクス。ピンクスとは、ピンク映画愛好の士、を意味する造語である。
仮名遣ひは正仮名を使用。
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破廉恥町内会 ‐主婦悶絶‐
新田栄
/
2011年11月17日
「
隣の不倫主婦 午後三時の淫汁
」(2003『破廉恥町内会 ‐主婦悶絶‐』の2011年旧作改題版/製作:サカエ企画/提供:Xces Film/監督:新田栄/脚本:岡輝男/企画:稲山悌二《Xces Film》/撮影:千葉幸男/照明:高原賢一/編集:酒井正次/スチール:佐藤初太郎/助監督:加藤義一/音楽:レインボーサウンド/監督助手:北村隆/撮影助手:池宮直弘/ヘアーメイク:ASAMI/効果:中村半次郎/録音:シネキャビン/現像:東映ラボ・テック/出演:山口玲子・林由美香・酒井あずさ・竹本泰志・岡田智宏・兵頭未来洋・丘尚輝)。
高橋のぞみ(山口)は御近所の仲根美佐代(林)と、山梨県は甲州市の塩山温泉を訪れる。酒屋の息子・水原瞬(岡田)が仕切る近所の商店街の福引で、一等の温泉旅行を美佐代が見事引き当て、仲良し主婦二人での温泉旅行と洒落込んだ寸法。番頭の田口淳一(丘)が回すライトバンで、のぞみと美佐代は旅館「宏池荘」に。早速二人して湯に浸かり、のぞみは疎い町内の噂話に美佐代が花を咲かせがてら、林由美香がピンク映画初陣の山口玲子を巧みにリードし百合の花も軽く咲かせる。新田栄実は一流の流麗な開巻は、進行自体は全くつゝがなくもあれ、問題なのは、女の裸が銀幕に載るまでのイントロダクションがそこそこ長い間、かなり壮絶な画質のキネコである点。ハード・キネコは以降も繋ぎの場面に際して、そこかしこで散見される。今にして思へば、それでも撮るだけマシとさへいへるのかも知れないけれど、何れにせよ、あまりも何も褒められた筋合にはないのは、改めていふまでもなからう。各部屋の客が宴会場に集合しての夕食、のぞみは驚く。何と瞬が、といふか瞬も、一人で宏池荘に宿泊してゐたのだ。瞬の右隣に見切れ、一頻り普通に飲み食ひしてゐるのは新田栄。ある意味、今作の本質を何気に表したカットであるともいえようか。要は、福引からインチキで、美佐代と瞬の湯煙不倫のダシに、のぞみは塩山温泉まで連れて来られたものだつた。のぞみを瞬が取つた清々しく狭い一人部屋に押し込むや、美佐代と瞬は主目的を華麗に開戦。不貞腐れたのぞみが、それならば私も火遊びをと自暴自棄気味に混浴風呂に突入するものの、折悪しくそこには新田栄しかゐなかつた。よくいへば、ストイックなギャグではある。なほも一人きりの湯船で粘り、漸くお目当てのイケメンが現れたと喜んだのも束の間、すつかりのぼせたのぞみは昏倒してしまふ。裸を他の人間の目に晒したくはなかつた、とかいふ底の抜けた方便で担ぎ込まれた、先刻の若い男・松田文哉(兵頭)の部屋でのぞみは意識を取り戻す。のぞみの裸身を称へて松田いはく、「大理石のやうにスベスベで、水晶のやうに透明で」。これ見よがしに石ころや―図書館から借りて来た―専門書の転がる部屋に泊まる松田は、鉱石の研究で山にやつて来た大学院生であつた。まあ超絶に、どうでもいゝ枝葉でしかない。最終的には、幹が途中でヘシ折られるのだが。当然その場の勢ひで松田と一戦交へつつ、翌日のぞみは流石に改悛し、亭主への土産物でも買ふかと町に繰り出す。ところが再び、更に一層のぞみは仰天する。北海道に出張中の筈の夫・和馬(竹本)が、美佐代と同様に―但しこちらは恐らく純然たるラックで―福引一等の温泉旅行をゲットした、山川怜子(酒井)と如何にも男女の風情で連れ立つて歩いてゐたのだ。
小川欽也の
伊豆映画
と並ぶ、ピンク映画に於ける特殊ジャンル、
新田栄の温泉映画
。一切の誇張もなく本当に全ての役者が宏池荘に揃つてからの、以降が別の意味でといふか逆の意味でといふべきか、兎にも角にも凄まじい。美佐代×瞬、和馬×玲子、そしてのぞみは松田との再戦ではなく、新たに再度風呂場で強制調達した田口と。三つの濡れ場が特に交錯するでもなく、ただ単に連ねられるのみでエンド・マークまで一直線。相変らずろくでもないキネコの宏池荘外景に、同じ町内三人の主婦の、破廉恥な嬌声がアンアン被せられるラスト・ショットは、底の抜け具合がグルッと一周して寧ろ感動的。簡潔にいふならば、劇映画としての体裁がひとまづ整つてゐたのは起承転結の転部までで、残りの物語はほぼ放棄。皆で温泉に繰り出して、ついでに一本拵(こさ)へて来るか、そのくらゐの大らかな心構へでなければ、凡そ撮り得まいと思はせるに足るルーズな問題作。ところがこれで不思議なのが、山口玲子×林由美香×酒井あずさ、三本柱は奇跡的に超強力であるだけに、これで裸映画としては妙な充実度を誇りもするのはピンク映画の醍醐味の一つに、正方向に数へ得るのではなからうか。
冒頭、公衆浴場入口の札と建物外景まで持ち出しておきながら、どうも宏池荘の風呂場が
水上荘
のものに見えたのは、流石に考へ過ぎか。因みに、二つの宿の位置関係としては、宏池荘の3㎞強北東に、水上荘が存する。
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