真夜中のドロップアウトカウボーイズ@別館
ピンク映画は観ただけ全部感想を書く、ひたすらに虚空を撃ち続ける無為。
CALENDAR
2009年8月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
前月
翌月
ENTRY ARCHIVE
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月
2023年06月
2023年05月
2023年04月
2023年03月
2023年02月
2023年01月
2022年12月
2022年11月
2022年10月
2022年09月
2022年08月
2022年07月
2022年06月
2022年05月
2022年04月
2022年03月
2022年02月
2022年01月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年09月
2021年08月
2021年07月
2021年06月
2021年05月
2021年04月
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
RECENT ENTRY
美姉妹肉奴隷
新妻・乱れ姿/楽天TV戦
美乳若妻と巨乳女将 蕩けるお宿
スワップ診察室 蜜しぶき/ex.DMM戦
昼下りの情事 すゝり泣き
痴漢と覗き 奥さんのすけべ汁
誘惑ママさん レッツラ性春!
夜這ひ海女/ex.DMM戦
パーフェクト・キス 濡らしてプレイバック
好色美容師 肉体の報酬/ex.DMM戦
RECENT COMMENT
ドロップアウト@管理人/
本番熟女 急所責め
通りすがり/
本番熟女 急所責め
ドロップアウト@管理人/
い・ん・び/ex.DMM戦
はる/
い・ん・び/ex.DMM戦
ドロップアウト@管理人/
実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!
植木等/
実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!
ドロップアウト@管理人/
実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!
植木等/
実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!
ドロップアウト@管理人/
三十路家政婦 いかせ上手
通りすがり/
三十路家政婦 いかせ上手
RECENT TRACKBACK
CATEGORY
あ行
(129)
荒木太郎
(74)
池島ゆたか
(113)
小川欽也
(80)
か行
(310)
加藤義一
(68)
小林悟
(69)
さ行
(303)
関良平
(3)
関根和美
(101)
た行
(113)
竹洞哲也
(77)
友松直之
(23)
な行
(60)
中村和愛
(6)
新田栄
(127)
は行
(103)
浜野佐知(的場ちせ)
(133)
深町章
(129)
ま行
(28)
松岡邦彦
(31)
森山茂雄
(11)
や行
(116)
山﨑邦紀
(62)
主に渡邊元嗣と、わ行
(138)
一般映画、雑記
(89)
索引
(20)
BOOKMARK
m@stervision
説明無用、日本最強のピンクス。但し、もう建物をお出になられた
新約ピソポソ
2007年九月で消滅した旧本館より継続して使用中の掲示板です
エクセスフィルム
全面刷新したエクセス公式サイト
駄楽ひまなときブログ
行きつけのお店のブログ、下戸なのに。しかも閉めたんだけどね
ツイッタ
戯れに呟いてみたりもする
友松直之のブログ
友松直之監督のブログ、激しくエモーショナル
影への隠遁Blog
山﨑邦紀監督のブログ
To Live and Die in Tokyo
歴戦のピンクス、キルゴア二等兵氏のブログ
こびりつき映画記
サイボク氏のブログ、ピンク映画に関するエントリー多し
BATTLE BABES HC
SHIN氏のブログ、ピンク映画啓蒙運動も展開中
横浜のロマンポルノファンのブログ
そのまんまです
MY PROFILE
goo ID
dropoutcowboys
性別
都道府県
自己紹介
福岡市在住のピンクス。ピンクスとは、ピンク映画愛好の士、を意味する造語である。
仮名遣ひは正仮名を使用。
SEARCH
このブログ内で
ウェブ全て
URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
艶会コンパニオン いけない濃厚接待
竹洞哲也
/
2009年08月24日
「
艶会コンパニオン いけない濃厚接待
」(2008/製作:Blue Forest Film/提供:オーピー映画/監督:竹洞哲也/脚本:小松公典/撮影監督:創優和/助監督:山口大輔/編集:有馬潜/録音:シネキャビン/監督助手:江尻大/撮影助手:丸山秀人/照明助手:宮永昭典/スチール:佐藤初太郎/音楽:與語一平/現像:東映ラボテック/協力:松木文・加藤映像工房/挿入歌:『ピンクの空に月』 作詞・作曲・唄:キョロザワールド/出演:アゲハ・上原優・倖田李梨・ Aya・久保田泰也・吉岡睦雄・世志男・太田始・岡田智宏・サーモン鮭山・当方ボーカル)。出演者中、岡田智宏と当方ボーカル(=小松公典)は本篇クレジットのみ。
寂れた港町の宿にて、宴会部長の棚橋翔(吉岡)が全日本マッスル商事からコンパニオンの武藤慶子(倖田)と、
三ヶ月弱前の前作
から幸にも再びウェイトを戻したAya(役名不明)を呼び、坊主頭+黒縁メガネ+ボーダーのタンクトップで揃へた三兄弟(画面右から当方ボーカル、岡田智宏、そして江尻大>本人様より御教示を受け訂正)を接待してゐる。三馬鹿兄弟は、吐き気を催すほどらしい慶子の女陰のグロテスクさに悶絶する。といふネタは以降にも繰り返すか蒸し返される―禿げた毛ガニのやうらしい―が、兎にも角にもナニが如何に異形なのか映し出す訳には行かないだけに、些か以上に通り辛い。同じくコンパニオンのひばり(アゲハ)は、思ひ出を胸に一人歩いてゐた夜の海岸で、御丁寧にも服を脱ぐとその下に水着を着て入水自殺しようとしてゐた、諏訪間豊子ことトロ子(上原)と出会ふ。着衣の方が死亡率も高まるであらうトロ子を前に、ひばりが「何が、したいんだ?」といゝ感じで突き放しつつ不可解を露にする台詞は笑かせる。
依然松浦祐也は不在のまゝ―三馬鹿兄弟長兄のアテレコには参加―に久保田泰也は、ひばりの幼馴染で旅館の後取り兼板前・垂木鳥雄。世志男は、元プロレスラーで現在は全日本マッスル商事の雇はれ店長・淵正樹。淵現役時代の元マネージャーである慶子とは、以来の腐れ縁にもあつた。久し振りに観た割に髪を伸ばすと妙に若返つても見える太田始は、トロ子が一旦は自死を志した原因でもある無職DV元夫・林一也。サーモン鮭山は、ひばりを姐さんと慕ひパニオン稼業に足を踏み入れたトロ子の、初陣の相手客。調子に乗り過ぎて、ひばりにシメられる。客要員もう一人は、恐らくスタッフの何れかか。「忘れることで始まる」といふ男に対し、女は「忘れないことでしか、生きて行けない」と返す。実はセフレ感覚で男女の仲にもあるひばりと鳥雄は、事後そんなクサい遣り取りを交す。ひばりの両親は早くに亡く、ひばりは漁師の兄・小島聡美(岡田智宏の二役)と二人で暮らして来た。ところが漁に出て遭難し、既に死亡したものとされてゐる兄の帰つて来るのを、ひばりは待ち続けてゐた。ガンが発覚したものの、現役復帰の断念を強ひられる手術を拒む淵に慶子が胸を痛める一方、トロ子は差し入れられた弁当の旨さに惚れ、俄かに鳥雄に想ひを寄せる。
慶子が、以前は熱海で
アワビといふ源氏名のホテトル嬢として働き本名は小百合である
、といふ過去を明らかにする件からも、「ホテトル嬢 癒しの手ほどき」(2006/主演:青山えりな)の明白な続篇ではなくとも最低限姉妹作とはいへよう今作は、一言で片づけると欲張りすぎた一作。逐一イイ台詞を書かうとしすぎ、女優三本柱に関してもそれぞれドラマを盛り込みすぎる。といふと、過去にまるで同じやうな感想を書いた思ひが脳裏を過るのは、
決して気の所為ではない
。全く同様の感触を懐いたのだから仕方がない、などといつそ開き直つてしまふが、何はともあれ、兎にも角にも映画に軸が通らない。挙句、ラスト・ショットの天候にも恵まれぬ主演―の筈の―女優のパートが一番弱いとあつては、要は、構成を失敗してゐると難じざるを得ない。トロ子と鳥雄の恋物語は濡れ場の要まで含めよしとしても、徒にプロレスに拘泥してもみせる慶子と淵の件のオーバー・ウェイトが、主だつた敗因ではなからうか。代りにといつては何だが、素直にひばりに尺を割くべきだ。尤も、何やかにやの匙加減に加へ、アゲハ自体に関しても、絶妙につゝけんどんな他人との距離感は光るものの、自身の問題に対処する突進力には欠けもする。それならばさういふ覚束ない主演女優を側面から誰が支へるのかといふと、久保田泰也はアゲハに劣るとも勝らず心許なく、最終的にはトロ子とくつゝいてしまふ。世志男のエモーションは、一貫してプロレスラーとしての復帰への執念か、慶子にかゝりきり。「ホテトル嬢 癒しの手ほどき」に於ける、サーモン鮭山に相当するポジションの不在が響く。一応劇中最後の濡れ場はひばりと棚橋のものではあるのだが、それまで二人の間に積み重ねられた何某かが限りなく皆無なだけに、所詮木に接いだ竹では映画が全く締まらない。王道の人情映画を志向した節は確かに窺へるにせよ、これではピンクとして成功してゐるとはいへまい。それと、人間を描くのに一杯一杯であるといふのも判らぬではないが、折角地方ロケを張つてゐるのだからもう少しのんびり風景を追つて、風情を伝へようとしてみせてもよくはなからうか。少なくともその点に於いては、
師匠
の伊豆映画の方が長じてゐるやうに映る。
そんな今作最大の飛び道具としては、岡田智宏を挟んでゐる時点でそんな訳がないのに、不思議なまでに本当の兄弟に見える三馬鹿の超強力なビジュアル。上野俊哉のバカ兄弟シリーズの向かうを張る、三馬鹿兄弟シリーズを観てみたくもなつてみたり。待てよ、色男一人に三の線二人といふと、素直に馴染む岡田智宏のサミュエルから流して、小松公典をマイケル、強引に江尻大をリッキーに当てはめれば
ピンク版ホイ三兄弟
が完成するぞ!
最後に、蛇足がてら折角なので纏めておくと。プロレス者である小松公典の趣味をダイレクトに反映してか、最も判り易いところから
小島聡
美を始めとし、諏訪間豊子は現在諏訪魔の諏訪間幸平。武藤慶子がいふまでもなく社長の武藤敬司。淵正樹は生え抜きの渕正信に、ここは少し変則的だが林一也はカズ・ハヤシ、までが全日本プロレス所属のプロレスラーから。棚橋翔は新日本の棚橋弘至、垂木鳥雄はフリーランスで全日参戦の、TARUこと多留嘉一から、名前を取つてゐるにさうゐない。
コメント (
2
)
|
Trackback ( 0 )
goo ブログ
編集画面にログイン
ブログの作成・編集
gooおすすめリンク
おすすめブログ
【コメント募集中】スタッフの気になったニュース
@goo_blog
【お知らせ】
ブログを読むだけ。毎月の訪問日数に応じてポイント進呈
【コメント募集中】goo blogスタッフの気になったニュース
gooブロガーの今日のひとこと
訪問者数に応じてdポイント最大1,000pt当たる!