真夜中のドロップアウトカウボーイズ@別館
ピンク映画は観ただけ全部感想を書く、ひたすらに虚空を撃ち続ける無為。
CALENDAR
2007年9月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
前月
翌月
ENTRY ARCHIVE
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月
2023年06月
2023年05月
2023年04月
2023年03月
2023年02月
2023年01月
2022年12月
2022年11月
2022年10月
2022年09月
2022年08月
2022年07月
2022年06月
2022年05月
2022年04月
2022年03月
2022年02月
2022年01月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年09月
2021年08月
2021年07月
2021年06月
2021年05月
2021年04月
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
RECENT ENTRY
むちや振り開花中 浮気つ娘と火照り妻
宇能鴻一郎の伊豆の踊り子/ex.DMM戦
堕ちてゆく人妻 覗かれた情事/Vシネ
セックスドキュメント 連続婦女暴行魔/楽天TV戦
快感メモリー 私が、い~っパイ
快楽温泉郷 女体風呂/ex.DMM戦
美姉妹肉奴隷
新妻・乱れ姿/楽天TV戦
美乳若妻と巨乳女将 蕩けるお宿
スワップ診察室 蜜しぶき/ex.DMM戦
RECENT COMMENT
ドロップアウト@管理人/
本番熟女 急所責め
通りすがり/
本番熟女 急所責め
ドロップアウト@管理人/
い・ん・び/ex.DMM戦
はる/
い・ん・び/ex.DMM戦
ドロップアウト@管理人/
実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!
植木等/
実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!
ドロップアウト@管理人/
実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!
植木等/
実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!
ドロップアウト@管理人/
三十路家政婦 いかせ上手
通りすがり/
三十路家政婦 いかせ上手
RECENT TRACKBACK
CATEGORY
あ行
(131)
荒木太郎
(74)
池島ゆたか
(113)
小川欽也
(80)
か行
(310)
加藤義一
(68)
小林悟
(69)
さ行
(303)
関良平
(3)
関根和美
(101)
た行
(113)
竹洞哲也
(77)
友松直之
(23)
な行
(60)
中村和愛
(6)
新田栄
(127)
は行
(105)
浜野佐知(的場ちせ)
(133)
深町章
(129)
ま行
(28)
松岡邦彦
(32)
森山茂雄
(11)
や行
(117)
山﨑邦紀
(62)
主に渡邊元嗣と、わ行
(138)
一般映画、雑記
(89)
索引
(20)
BOOKMARK
m@stervision
説明無用、日本最強のピンクス。但し、もう建物をお出になられた
新約ピソポソ
2007年九月で消滅した旧本館より継続して使用中の掲示板です
エクセスフィルム
全面刷新したエクセス公式サイト
駄楽ひまなときブログ
行きつけのお店のブログ、下戸なのに。しかも閉めたんだけどね
ツイッタ
戯れに呟いてみたりもする
友松直之のブログ
友松直之監督のブログ、激しくエモーショナル
影への隠遁Blog
山﨑邦紀監督のブログ
To Live and Die in Tokyo
歴戦のピンクス、キルゴア二等兵氏のブログ
こびりつき映画記
サイボク氏のブログ、ピンク映画に関するエントリー多し
BATTLE BABES HC
SHIN氏のブログ、ピンク映画啓蒙運動も展開中
横浜のロマンポルノファンのブログ
そのまんまです
MY PROFILE
goo ID
dropoutcowboys
性別
都道府県
自己紹介
福岡市在住のピンクス。ピンクスとは、ピンク映画愛好の士、を意味する造語である。
仮名遣ひは正仮名を使用。
SEARCH
このブログ内で
ウェブ全て
URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
やりたいOL 純ナマで激しく
関根和美
/
2007年09月26日
「
やりたいOL 純ナマで激しく
」(2007/製作:関根プロダクション/提供:オーピー映画/監督:関根和美/脚本:関根和美・水上晃太/撮影:下元哲/照明:代田橋男/編集:フィルムクラフト/録音:シネキャビン/助監督:水上晃太/スチール:小櫃亘弘/撮影助手:和田琢也/照明助手:桑原郁蔵/選曲:梅沢身知子/効果:東京スクリーンサービス/現像:東映ラボ・テック《株》/出演:瀬名ゆうり・坂井あいり・谷本舞子・天川真澄・牧村耕次)。脚本の二人は、ポスターでは水上晃太の名前が先。
朝のゴミ出しに出た化粧品販売員の緑川夏美(瀬名)が、新聞配達に汗を流す篠原潔(牧村)に「お早う」と気軽に声をかける、目上だろ。挨拶されるのに慣れてゐないのか、篠原はぎこちなく返す。夏美は、恋人の武田信也(天川)と同棲―半同棲?―してゐた。弁当を作る手を遮り、信也は朝から夏美を求める。昼下がり、仕事が上手く行かない夏美は、公園のベンチで弁当を開ける。矢張り、信也に邪魔された料理は失敗してゐた。重なる苦さを、夏美は噛み締める。それではここで、第二のツッコミ。第一に関しては、最終的に後述する。公園ベンチのショット、上がらぬ売り上げにションボリする夏美は、気を取り直すかのやうに鏡を取り出すと、口紅を直す。それから、おもむろに弁当を取り出す・・・
紅を引いてから飯を食ふなよ
、真逆にもほどがある。尻を拭いてから、用を足すやうなものであらう。関根和美は一体何年、何本映画を撮つてゐるのか。だから瀬名ゆうりも、明らかにおかしいと思つたならば進言すべきだ。
前作「
巨乳看護師 白衣をもみもみ
」(2006)に引き続き登場の“トランジスタ重戦車”坂井あいりは、夏美の親友・竹内未来。塞ぎ気味の夏美を見かねた信也は、未来を家に招き一席設ける。食ひ意地が張り呑み助であるといふ未来のキャラクター造型が、当て書きされたやうにしか見えない。潰れた未来を、信也は仕方なく送つて行く。だが然し、それは未来の策略であつた。部屋に辿り着くや、未来からの強引なアプローチで二人は寝る。何時も何時も夏美から彼氏自慢ばかりされてゐたことに対する、女の復讐であつた。二人の浮気を知つた夏美は傷つく。公園のベンチで途方に暮れる夏美に、篠原は新聞勧誘の声をかける。それどころではない夏美に対し、篠原はいふ。新聞だけでなく、「幸せも配達します」と。
と、ここで関根和美が如何にも思はせぶりな含みを持たせた牧村耕次の表情を押さへておいたりなんかしてみせるので、阿呆な私は、思はず今作は何程かの特殊能力を有した新聞配達員が、主人公に幸福をプレゼントする類のファンタジーなのかしらん、などと滅茶苦茶な勘違ひをしてしまつた。ここから先、映画が折り返し地点を通り過ぎた辺りから、関根和美の“裏”十八番、繋ぎが不鮮明なまゝ矢継ぎ早に繰り出され続ける、夢オチ妄想オチがたて続けに映画を襲ふ。一体何が劇中世界に於ける現実で、何処までが虚実なのかが途端に全く判別し難くなつて来る。山﨑邦紀を“ピンク映画界のデビット・リンチ”と称する方もあるが、夢か現実か判らない映画を撮るといふ意味では、関根和美こそがピンク界のリンチの名により相応しいやうな気がする。リンチさん、殴らないで下さい。
明後日と一昨日とを行つたり来たりする物語に何とかしがみついてゐると、あらうことか、全ては情緒不安定な夏美の妄想であつた、などといふあんまりにも程がある地点に、映画が一旦は不時着しかける。ここで火を噴くのが、2007年の日本映画界を震撼させる究極の終末兵器、そもそもそれも如何なものかといふ話なのだが、いきなり登場する信也の婚約者・若松知世役の谷本舞子。最短距離で最も判り易く説明するならば、福岡三区選出衆議院議員の、
太田誠一に顔も体もソックリな女
である。天川真澄との濡れ場では、上と下とで殆ど体型が変らない阿鼻叫喚を展開。それでは皆さん、声を揃へて御一緒に、1・2・3、
何処からこんな女連れて来たんだよwwwwwwwwww!
エクセスの無茶振りには平素十分慣らされてゐるつもりではあつたが、久々に度肝を、あるいは尻子玉を抜かれた破壊力である。映画の出来が悪いとか、詰まらないだとかいふ次元の出来事では最早ない。繰り返すが最終的に後述するが、そもそも今作に際して関根和美が立てたコンセプトは、さういふ地平にはなかつたのだ。
唖然を通り越し愕然とさせられたまゝに、映画は一応はピンクの客層に南風を吹かせたと思へなくもない、無理からながらひとまづの結末を迎へる。それもこれも、最早さて措き。冒頭夏美が台所で弁当を作つてゐるシーンから顕著であつたのだが、瀬名ゆうりも坂井あいりも、「君等は一体何時の昭和の、何処の片田舎の場末のホステスなのだ!」といふハチャメチャなアイラインの引き方をしてゐる。谷本舞子に関しては、太田先生登場の衝撃に根こそぎ持つて行かれてしまひ、化粧にまで目が行かなかつた。即ち、前時代的なメイクに何処から連れて来たのか判らない、紛ふことなき最重量級の重戦車。昨今ほど(一応、あるいは最低限)洗練されてもゐない、女が脱いでゐればとりあへず誰でも文句がいへなかつた時代の昭和ピンクへのバッド、あるいはマッドな時間旅行を、今回関根和美は企図したのではなからうか。正直にいふと、さうとでもいふことにしておいて呉れ、でないととてもではないがやつてられない。今年も、関根和美は色々な意味で楽しませて呉れさうだ。色々といふか、色モノといふか。
コメント (
0
)
|
Trackback ( 0 )
goo ブログ
編集画面にログイン
ブログの作成・編集
gooおすすめリンク
おすすめブログ
【コメント募集中】スタッフの気になったニュース
@goo_blog
【お知らせ】
ブログを読むだけ。毎月の訪問日数に応じてポイント進呈
【コメント募集中】goo blogスタッフの気になったニュース
gooブロガーの今日のひとこと
訪問者数に応じてdポイント最大1,000pt当たる!