閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

花々・樹木篇

2021-04-02 14:28:00 | 日々

今年はカリンの花が、これまででいちばん多い。
東京にいたとき、ベランダの植木鉢に種をまいて…考えてみれば、あれから40年近くたっている。
そろそろひとつくらい実がなるといいなあ。
カリンは、ジャムなどにするにはかたくて切るのが大変だし、変色しやすく渋味もあるので難しいけれど、熟した実を部屋に置くだけでもいい香りが漂う。


庭の南側の斜面にはヤマツツジがふえた。
ツツジには毒があるから鹿も食べない…と言われているが、ツツジと名のつくものがすべて毒というわけではないし、ヒトに効く毒が鹿にも効くとは限らない。ここのヤマツツジは、あきらかに鹿が入らなくなってから咲くようになったのだから、やっぱりそれまでは食べていたに違いない。
10年以上、新芽が出ては食われ、また出ては食われ、咲くどころか満足に伸びることもできなかった。それでも枯れもせず生き残っていたのだから、植物というのは強いものだ。


散った桜、残っている桜、赤い新芽、緑の新芽。それらに金色の光をふりかけた春色ミックス。

 

イタヤカエデの実生苗。この子は2年目か3年目かな。種子は風で飛ぶので、ほうっておくと、こんなのが庭じゅうに生えてしまう。

 

こちらはイロハモミジの枝先。
葉が開き始めると同時に、小さい花が咲く。

 

横から見たところ。

 

そうそう、あれはどうしたかな、と見にいったら、咲いていました。ヒサカキ。
葉の陰に下向きで目立たない。花があると思って見なければ見過ごしてしまう。
秋に熟す黒い実も地味だが、野鳥には人気があるらしい。

 

ヒサカキの花と、キブシの花(↑)は、なんとなく似ている気がするけれど、べつに親戚でも何でもない。花びらの数も違うし、時期も違う。つぼ型の小花があつまっているところだけが同じ。

 

このあたりではいちばん新芽が赤い山桜。花か葉か、遠目にはよくわからない。

 

コナラの柔らかな白緑色の新芽も、連日の暖かさでたちまち開いてしまった。

 

モクレンも、もう葉っぱ。

 

本日のにゃんこ。

クレちゃん、足のってるんだけど。

 

本日の「いいね!」


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